カテゴリー「006 Raggae」の記事

2017/11/20 Mon *寒さのせいだけでなく / Third World

20171120jouneytoaddis


身を焦がす。
それ程の。
熱さに。
熱に。
触れてみたいと。

こんな。
寒い日は。
そんな。
灼熱の地へと。
思いを馳せてみる。

この道を。
進んで。
あの海を。
渡れば。
そんな地があると。

知っている。
ならば。
いっそ。
脱出して。
目指してみようかと。

せめて。
空想の中で。
その思いだけは。
灼熱の。
熱の下へと。

例え。
身を焦がしても。
この寒さと。
このもどかしさから。
逃れられるなら。

『Journey To Addis』'78年リリース。
サード・ワールドの3枚目となるアルバム。
当時の邦題は『エチオピアの道』と言ったのだとか。
比較的早い時期に全世界的な活動を始め、成功も手にした。
そんなサード・ワールドの特徴は、その汎用性と言うか。
ソウルやファンク、果てはポップやディスコまで取り込んだそのサウンド。
特に'80年代以降は、もうレゲエではないところまで行ってしまったかと。
このアルバムでも。オージェイズのカヴァー等もやっていて。
その兆しはあるのですが。未だその根っこにはルーツ・レゲエへの拘りもあって。
その塩梅がこのアルバム辺りではいい感じで。洗練され過ぎるその一歩手前。
その辺りで鳴っている様なリズムとビートが心地よかったりします。
アルバム・タイトルにもなっている「Journey To Addis」と言うナンバー。
スカタライツのナンバーの改作らしいのですが。そのやや長尺なインストを。
だれることなく緊張感をもって聴かせるところに。その技量の確かさも感じます。
エチオピアの首都、アディスアベバへの旅なるナンバーを演奏そしている。
そこにはラスタの思想が表されていて。サード・ワールドの硬派な一面が窺えます。
ハイレ・セラシエと言うのも。結局はただの独裁者に過ぎなかったわけですが。
それでも、その黒き皇帝の支配する、太陽に肌を焼かれた神の末裔が起こした国。
そんなエチオピアへの強い思い、回帰したいとの思いの強さが支えになっていた。
そうでもしなければ、信じなければ生きていくことが出来なかった人々がいた。
それは形を変えれば。世界中の至る所で同じ様な状況があったわけで。
故に、サード・ワールド、果てはレゲエが世界中で支持されたのも自然の事だったかと。
その身を焦がす様な思いに。心を惹かれるものがあるのです。

心を焦がす。
それ程の。
熱さに。
熱に。
抱かれてみたいと。

こんな。
寒い夜は。
そんな。
灼熱の国へと。
思いを飛ばしてみる。

この道を。
真っ直ぐに。
あの海を。
越えれば。
そんな国があると。

聞いている。
ならば。
いっそ。
逃亡して。
目指してみようかと。

せめて。
想像の中で。
その思いだけは。
灼熱の。
熱の源へと。

例え。
心を焦がしても。
この寒さと。
この愚かしさから。
逃れられるなら。

そう。
この寒さから。
この夜から。
この日から。
逃れられるなら。

そう。
このもどかしさと。
この愚かしさと。
そんな諸々から。
逃れられるなら。

この道を。
いって。
あの海を。
渡って。
彼の地へと。

知っている。
聞いている。
思いを馳せる。
思いを飛ばす。
彼の地へと。

せめて。
空想の中で。
創造の中で。
灼熱の。
熱の下へ、源へと。

身を焦がす。
心も焦がす。
熱さに。
熱に。
焼かれてみたいと。

身も。
心も。
魂も。
灼熱に。
焦がし尽くしてしまいたいと。

寒さのせいだけでなく。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/11/19 Sun *何者でもなく / Judy Mowatt

20171119omlyawoman


何者でもなく。
勿論。
何様でもなく。
そう。
ただそこにいる。

それだけの。
身ひとつの。
心ひとつの。
一人の男でいよう。
一人の人間でいよう。

何にも。
寄らず。
何にも。
染まらず。
何処にも属さず。

一人で。
立てる。
一人で。
乗れる。
そんな者でいよう。

誰かの。
意図でなど。
踊りたくはない。
指図でなど。
歩きたくもない。

大地に根を張り。
風にそよぐ。
柳の様に。
したたかに、しなやかに。
ここにいよう。

『Only A Woman』'82年リリース。
ジュディ・モワットの4枚目となるソロ・アルバム。
アイ・スリーズのメンバーとして知られるジュディですが。
何でもスタジオで意気投合したリタ・マーリーとマーシャ・グリフィスに声を掛けて。
一緒に歌い、活動をすることを提案したのはジュディだったのだとか。
そんな三人のステージをテレビで偶々目にしたのがボブ・マーリーで。
バーニー・ウェイラーとピーター・トッシュを失ったマーリーの誘いを受けて。
レコーディングやツアーに参加することになってアイ・スリーズとなったのだそうです。
ボブとの出会い、そして活動はジュディにとってとても大きなものだった様で。
ソロ活動を続けていくうえでも影響を受け、そして支えとなっていたのが窺えます。
アイ・スリーの中でも音楽的才能、そして美貌に一番恵まれていたジュディ。
それが故に、マネージメントやレコード会社の期待も大きかった様で。
ボブ亡き後の、レゲエ界のスター、ディーヴァに仕立てようとの思惑もあったと思われ。
2枚目にあたる『Black Woman』のジャケットにはかなりの作為が感じられもします。
恐らく、その事に不服だった、疑義を感じていたジュディ。自らのレーベルを立ち上げて。
そのレーベルからリリースしたこのアルバムのジャケットはごく自然な姿で。
ボブ、そしてラスタファリアンが愛用していた帽子を被り、真っ直ぐな澄んだ瞳も印象的で。
内容も、自然で。そして真っ直ぐに伸びやかな歌声を聴かせてくれています。
何者かに躍らせるのでもなく、何者かが敷いた線路の上を歩むのでもなく。
ただの一人のシンガーとして、一人の女性として歩もうとするジュディの意思表示かなと。
そんな意思を抱き、歌に乗せて表す。そこにボブの大きな影響を感じるのです。
そして。ロッド・スチュワートでも知られる「Trade Winds」での凛とした歌声に。
激しい風にも、嵐にも。折れることなくそよぎながら立ち向かうジュディが見えるようで。心、奪われるのです。

何者でなくていい。
勿論。
何様でなくていい。
そう。
ただそこにいるそれでいい。

それだけの。
身ひとつの。
心ひとつの。
一人の男でいい。
一人の人間でいい。

何にも。
拠らず。
何にも。
侵されず。
何処にも縛られず。

一人で。
立ち向かえる。
一人で。
泳いでいける。
そんな者でいい。

誰かの。
意図でなど。
歌いたくはない。
指図でなど。
歩みたくもない。

大地に根を張り。
風にそよぐ。
柳の様に。
したたかに、しなやかに。
ここにいられればいい。

何者にも。
ならない。
何様にも。
なりはしない。
それでいい。

何にも。
寄らずに。
拠らずに。
不安と。
闘いながらでも。

何にも。
染まらずに。
侵されずに。
焦燥に。
苛まれても。

何処にも。
属さずに。
縛られずに。
孤独が。
身に沁みても。

誰かの。
意図になど。
指図になど。
惑わされることなく。
迷わされることなく。

踊るなら。
歩くなら。
歌うなら。
歩んでいくなら。
一人でと。

一人で。
立ち。
立ち向かい。
乗り。
泳ぐ。

風の中の。
嵐の中の。
柳の様な。
したたかで、しなやかな。
そんな者であれればいい。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/11/18 Sat *クールでいこう / Black Uhuru

20171118chillout


焦るな。
熱くなるな。
いまは。
その時ではない。
落ち着こう。

少しの間。
何も思わず。
何も考えず。
時が流れるままに。
任せて。

風に吹かれて。
冷めるのを。
待ってみる。
それくらいの間は。
あっていい。

何かを。
決めるには。
その熱さが。
邪魔をする。
そんな時もある。

だから。
意図的に。
意識して。
熱が冷めるまで。
ゆっくりと。

自然に。
自明に。
その状態が。
訪れるのを。
待ってみよう。

『Chill Out』'82年リリース。
ブラック・ウフルーのメジャーで3枚目のアルバム。
通算では5枚目となるアルバム。ライヴ・アルバムを含めると4枚目、6枚目だったか。
メンバーの変遷が激しかたブラック・ウフルーですが。
リード・シンガーにマイケル・ローズ、女性コーラスにピューマ・ジョーンズ。
この2人を擁していた時代が、世間で最も知られるところのラインアップで。
マイケル、ピューマ、そしてオリジナル・メンバーのダッキー・シンプソン。
この3人体制による、メジャー、アイランドでのアルバム群がやっぱり秀逸かなと思います。
デビュー以来、長いこと低迷と言うか、いま一つ浮上できない状態が続いていて。
それを一変させたのがマイケル、ピューマ、ダッキーと。それを支えたスライ&ロビーで。
このアルバムでもスライ&ロビーがプロデュースに、そしてバッキングに大活躍していて。
その強靭で柔軟なビート、リズムの上で自由に、そしてクールに歌う3人がカッコよく。
そのカッコよさが、精力的なライヴ活動と共に世界中に伝播していったのも当然かなと。
ローリング・ストーンズ、特にキースも例外ではなかったらしく。
このアルバムのリリースと前後してストーンズの欧州ツアーのオープニング・アクトにと。
そんなジャマイカから全世界への飛躍の時代を象徴するアルバムとも言えるのです。
その勢い、その艶やかさ。その刺激的でありながら、実に自然な歌声。堪りません。
更に特筆すべきは。スライ&ロビーの時代の先端をいくサウンド作りを生かしながらも。
徒に最先端のサウンドに走るでもなく、必要以上にロックなどにおもねるでもなく。
ルーツ・レゲエに拘り続けているところで。その拘りの強さがまたブラック・ウフルーで。
結果、華やかさには欠ける部分があったとしても。骨太なその姿勢を失うことは無いところ。
アルバム・タイトル通りに、冷静で自己を見失わない。そのクールな眼差しが一番の魅力かもしれません。

焦るな。
醒めるな。
いまは。
その時ではない。
揺れてみよう。

少しの間。
何も思わず。
何も考えず。
砂が落ちるままに。
任せて。

風を感じて。
温まるのを。
掴んでみる。
それくらいの間は。
あっていい。

何かを。
下すには。
その冷たさが。
邪魔をする。
そんな時もある。

だから。
意図的に。
意識して。
熱が上がるまで。
ゆったりと

自然に。
自明に。
その状態が。
やってくるのを。
待ってみよう。

熱くなる。
そこには。
それなりの。
理由も。
あるけれど。

醒めている。
そこにも。
それなりの。
理屈も。
あるけれど。

そのまま。
その一時の。
揺れのまま。
動きのまま。
決断するのは。

危うさに。
脆さに。
過ぎる。
そんな時もある。
だから一呼吸。

焦るな。
熱くなるな。
いまが。
その時。
落ち着こう。

焦るな。
醒めるな。
いまが。
その時。
揺れてみよう。

自然に。
自明に。
その状態が。
訪れるのを。やってくるのを。
待ってみよう。待っていよう。

焦るな。見失うな。クールでいこう。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/11/17 Fri *連結器 / Various Artists

20171117taxiconnectionliveinlondon


連結器。
固すぎず。
緩すぎず。
そいつが。
肝心なのだけど。

その。
具合。
塩梅。
匙加減。
そいつが難しい。

ついつい。
締め付けすぎて。
ふと。
締め忘れて。
異音で気づいて。

どこが。
どう。
おかしいのかと。
点検して。
気づいても。

なかなか。
元には。
いいポイントには。
戻らない。
戻せない。

それでも。
走る分には。
支障はないかもしれないが。
ただ。
走るだけ、そいつに意味はない。

『Taxi Connection Live In London』'86年リリース。
レゲエ界、最強のリズム・セクションであるスライ&ロビー。
一説では二人が関わったナンバーは二十万曲以上もあると言われて。
今も現役で精力的に活動している、そんなスライ&ロビーが設立し率いていたレーベル。
それがタクシーで。数多の才能を発掘、育成し輩出していたと。
そんな才能の売り出し、ショー・ケースの一環としてレーベル名を冠したツアーを挙行。
アルバム・タイトル通りにロンドン公演の模様を収録したライヴ・アルバムです。
アイニ・カモーゼ、ハーフ・パイント、イエローマンが同行していたらしく。
代わるがわるヴォーカルを務めています。他にも同行者がいたのもですが未収録です。
ミックスのせいか、やや臨場感に欠けるのが惜しまれるのですが。
それでも、スライ&ロビーの強靭なリズムに支えられて躍動するシンガー達。
その熱さと色気に痺れる瞬間がたびたび訪れるアルバムではあります。
しかし、それにしてもスライ&ロビーの弾き出す、叩き出すリズムとビート。
その強力であること、魅力的であること。レゲエの枠など飛び越えて世界有数だなと。
実際に、ジャンルを問わずに世界中のミュージシャンと共演していて。
このアルバムが収録されたのとほぼ同時期に上田正樹のアルバムとツアーに参加していて。
そのライヴを渋公で観たのですが。そのド迫力と怒涛のうねりにブッ飛ばされて。
正直、キー坊の歌声はすっかり忘れましたが。スライ&ロビーの音は今でも刻まれています。
シンセ・ベースとシンセ・ドラムをいち早く取り入れるなど、進取の気質にも富んでいて。
それが故に、何でもありと言った感じも強くて。時にその姿が見え辛くもなりますが。
このアルバムに針を落とすと。その本質、最強のリズム・セクションとして姿。
そして。それを武器とした。様々なアーティストのコネクション、連結点としての姿がありありと見えるのです。

連結器。
締めすぎず。
緩めすぎず。
そいつが。
肝要なのだけど。

その。
具合。
塩梅。
匙加減。
そいつが面倒で。

ついつい。
固くなりすぎて。
ふと。
緩めっぱなしで。
異音で我に返って。

どこが。
どう。
おかしいのかと。
点検して。
見つけても。

なかなか。
元には。
そのポイントには。
帰らない。
帰せない。

それでも。
続ける分には。
支障はないかもしれないが。
ただ。
続けるだけ、そいつは面白くない。

繋げる。
繋がる。
その瞬間。
その時。
それだけならいいけれど。

繋がって。
繋がり続ける。
いつまで。
どこまで。
そいつは難しくて。

固すぎず。
緩すぎず。
その。具合。
塩梅。匙加減。
そいつが掴めなくて。

ついつい。
締め付けすぎて。
ふと。
締め忘れて。
異音で気づいても。

一度。
軋んだもの。
一度。
乱れたもの。
そいつは戻せない、返せない。

ただ。
走るだけ。
ただ。
続けるだけ。
それだけならばと思っても。

それでは。
意味もない。
何より。
それでは。
面白くもない。

連結器。
どうにも。
そいつの。
具合が悪い。
上手く作動しない。

面倒くさいなぁ(苦笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/11/16 Thu *力技 / Toots And The Maytals

20171116live


心。
いつも。
いつでも。
晴れ晴れと。
浮き立つ。

それなら。
いいのだが。
そうも。
いかないのが。
浮世の常で。

好もうと。
好むまいと。
重しが。
足枷が。
課せられたりもして。

おいおいと。
やれやれと。
もう。
面倒だから。
このままにと。

そうも。
いかないのも。
これまた。
浮世の常で。
浮かばなきゃならないと。

力技。
そいつを。
頼みに。
心。
晴れ晴れと浮き立たせよう。

『Live』'80年リリース。
トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズのライヴ・アルバム。
同年の応酬ツアーのロンドン、ハマースミスで録音された音源です。
スカの時代からメイタルズとして活動していて。
同時代の多くのコーラス・グループがR&Bの模倣から抜け出せない中。
いち早く、独自の音楽性を発揮し、魅力的な歌声を聴かせることに成功して。
スカの隆盛、更にはレゲエの誕生においても並々ならぬ貢献を果たしたのだとか。
その評価の高まりと共に活動もジャマイカだけでは収まるものではなくなって。
一説ではアイランド・レコードも獲得を狙ったが果たせずに。
代役として契約したのがあのウェイラーズだったのだとか。
尤も、その直後にメイタルズも契約。トゥーツ・アンド・メイタルズとなったと。
そして精力的に世界に打って出て、レゲエを世界中に知らしめたのですね。
その最大の魅力は、フレデリック・トゥーツ・ヒバートの太い歌声にあって。
レゲエ界のオーティス・レディングとも称されるソウルフルな歌声が堪りません。
そう。トゥーツの歌声は実にソウルフルで、ファンキーで、黒いのですよね。
ボブ・マーリーとかと比較しても圧倒的に黒いかなと。
その点では、ある意味でレゲエらしくないとも言えなくはないのですが。
その黒さ、そしてその熱さ。それが特にライヴにおいて世界を虜にしたのだろうなと。
このアルバムでも。冒頭から、煽りに煽って。その歌声で惹きつけて盛り上げると。
その歌声に宿る黒くて熱い力。その力感、力技に否が応でも乗せられてしまうのです。
「Pressure Drop」「Monkey Man」「Funky Kingston」などなど。
その魅力的なナンバー総てがトゥーツのオリジナルでもあって。何たる才能かとも。
レゲエ、ソウル、ロック・・・そんなジャンルを超える極上のパフォーマンスが捉えられているアルバムです。

心。
いつも。
いつでも。
清々しく。
浮き上がる。

それなら。
困らないのだが。
そうとも。
限らないのが。
浮世の常で。

望もうと。
望むまいと。
重荷が。
手鎖が。
科せられたりもして。

あらあらと。
いやはやと。
もう。
難儀だから。
このままにと。

それで。
済まないのも。
これまた。
浮世の常で。
浮かばなきゃならないと。

力技。
そいつを。
頼みに。
心。
清々しく浮き上がらせよう。

時に。
無理を通して。
道理を引っ込めて。
そうまでして。
そこまでしてでも。

取り敢えず。
取り急ぎ。
やってしまう。
そこまで。
もっていってしまう。

そうして。
生気を。
取り戻して。
精気も。
奮い起こして。

そうして。
立ち上がって。
伸びをして。
扉を開けて。
外へと出ていく。

そうして。
声を張り。
ステップを踏んで。
心。
浮き上がらせる。浮き立たせる。

時に。
無理だと思っても。
理屈とかではなくて。
そうまでできる。
そこまでできる。

そんな。
頼める。
拠れる。
力技がある。
それで救われることもある。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/07 Thu *生き延びよう / Bob Marley & The Waillers

20170907survival


生き抜け。
生き延びろ。
何が何でも。
どうしても。
何がどうでも。

相も変わらず。
難儀なことだらけ。
それどころか。
状況は。
悪化の一途を辿っている。

表面は。
綺麗に。
無味無臭に。
装われたその裏で。
悪い奴等が蠢いていやがる。

断ち切られて。
切り離されて。
不安に襲われそうになる。
その隙をついて。
止めを刺そうと狙っている。

騙されるな。
誤魔化されるな。
取り込まれちゃ駄目だ。
忘れてしまっては駄目だ。
目を覚ますのだ。

生き抜こう。
生き延びよう。
何がどうなっても。
どうであろうと。
何をどうしても。

『Survival』'79年リリース。
ボブ・マーリー&ウェイラーズのアイランドでの8枚目のスタジオ・アルバム。
(厳密には初めの2枚はウェイラーズ名義なので6枚目と言うことですが)
コンスタントにアルバムを制作、リリースしていたボブですが。
このアルバムは久し振りにジャマイカで録音されたアルバムだったのだと思います。
政治的な争いに巻き込まれ。暴漢に襲われて負傷してジャマイカを離れていたボブ。
恐らくは、その離れている間に初めてアフリカを訪れたことで心境に変化が生じたのかと。
アフリカと言うのはラスタファリズムではザイオン、理想郷と呼ばれている土地です。
ジャマイカ、そして世界の体制や仕組みに異論を唱え、抵抗の声を上げ。
ザイオン、理想郷への回帰を説き、歌ってきたボブにとってはエポック・メイキングで。
勿論、大きな喜びもあったでしょうが。同時に現実を突き付けられたのだとも思われて。
まだまだ植民地時代の呪縛から解き放たれていないその土地、大地をも開放しなければと。
そう。アフリカの人々、同胞に向けて歌い、鼓舞することを決意したのではないかと。
故に敢えて。ジャマイカに戻り。危険に身を晒しながらも原点回帰して取り組んだと。
「Wake Up And Live」「Babylon System」「So Much Trouble In The World」等と並んで。
「Zimbabwe」「Africa Unite」と。明らかにアフリカに向けて歌われたナンバーがあって。
サウンド的にも、リズムの変化、そしてブラスの多用と。アフリカン・ミュージックに接近。
言わば、アフリカン・レゲエとでも言うべきサウンドに乗って歌い、鼓舞しているのです。
そのボブの思いが届いたのか。アフリカを訪れたと言う事実も影響してか。
一説ではこのアルバムはアフリカで最も愛されているボブのアルバムなのだとか。
そしてこのアルバムの影響が、後のアフリカン・ミュージックにも感じられるとのことで。
厳しい現実を目の当たりにしながらも。諦めることなく覚醒と開放を呼び掛けたボブの。
そんなアフリカ、同胞に向けた強い愛情を感じることのできるアルバムとなっています。

生き抜け。
生き延びろ。
何が何でも。
どうしても。
何がどうでも。

相も変わらず。
難儀なことだらけ。
それどころか。
状況は。
悪化の一途を辿っている。

表面は。
綺麗に。
無味無臭に。
装われたその裏で。
悪い奴等が蠢いていやがる。

断ち切られて。
切り離されて。
不安に襲われそうになる。
その隙をついて。
止めを刺そうと狙っている。

騙されるな。
誤魔化されるな。
取り込まれちゃ駄目だ。
忘れてしまっては駄目だ。
目を覚ますのだ。

生き抜こう。
生き延びよう。
何がどうなっても。
どうであろうと。
何をどうしても。

理不尽で。
頑迷で。
強固な。
仕組みが支配する。
そんな世の中で。

立ち回りの巧い。
そんな奴等が。
手も汚さずに。
甘い汁を吸っている。
そんな世の中で。

生きていくのは。
生き抜くのは。
生き延びるのは。
想像を絶するほど。
難しいけれど。

巧妙で。
陰湿な。
罠が張り巡らされて。
逃れられない。
そんな世の中で。

止まらない。
止められない。
血を吐き続けるマラソンを。
走らされている。
そんな世の中で。

生きていくのは。
生き抜こうとするのは。
生き延びようとするのは。
想像など及ばないほど。
難しいけれど。

生き抜こう。
生き延びよう。
何がどうなっても。
どうであろうと。
何をどうしても。

そうさ。共に。生き抜こう。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/06 Wed *駄目なものは駄目 / Steel Pulse

20170906handsworthrevolution


駄目なものは駄目。
大概のことは。
よっぽどのことでなければ。
どうでもいいけれど。
許されないものと言うのはある。

別に。
文化であろうが。
なかろうが。
そんなことは。
どうでもいいし。

別に。
一線を越えていようが。
一戦を交えていようが。
そんなことも。
どうでもいいし。

下種だろうと。
何だろうと。
その覚悟があるのなら。
好きにすればいいし。
そんなものだし。

でも。
どうしたって。
越えてはいけない。
やってはいけない。
そんなものもある。

だから。
駄目なものは駄目と。
許せないものは許せないと。
恐れずに。
口にしなければならない時もある。

『Handsworth Revolution』'78年リリース。
ブリティッシュ・レゲエの先駆者、スティール・パルス。
アルバム・タイトルにあるハンズワースと言うのはバーミンガムにあるゲットーで。
ジャマイカからの移民も多い地区で、スティール・パルスの出身地でもあります。
そのゲットーから革命を宣言して勇躍シーンに現れたスティール・パルス。
クラプトンの件の発言に端を発したロック・アゲインスト・ザ・レイシズムにも呼応して。
クラッシュやストラングラーズを始めとするパンク・バンドとも連携して。
多くのパンクスの支持を集めて。精力的に活動し、メッセージを発信することとなります。
英国で生まれて。英国に暮らして。英国でレゲエをやる。そこにある、起こるもの。
ジャマイカ産のレゲエとはまた異なる、そして根は同質の厳しさ。
人種であったり、信仰であったり。もっと言えば単に肌の色や、髪型であるとか。
そんな些細で下らない。もっと言えば謂れのない理由による差別や抑圧。
それらへの、激しく、鋭く、揺らぐことの無い異議、抗議、抵抗が歌われているのです。
それもあってか。このアルバムに漂う張り詰めた緊張感はかなりのものがあります。
何しろ「Ku Klux Klan」なるナンバーを正面から歌ってしまうその度胸と言うか覚悟。
想像するに。かなりのリスクもあったかと思われるのですが。それでも毅然と立ち向かう。
そのスティール・パルスの姿勢が、クールとも思われる硬質なビートにも反映しているかと。
そこが硬すぎるとの評価、批評もある様ですが。その硬さ、ビート、サウンドの硬さは。
スティール・パルスの意思の固さ、決意の固さの表れなのだろうなと。そこに惹かれるかな。
別に。怒ればいいとも思いませんし、常に難しい顔で、強面でいるのがいいとも思わないし。
でも。だから。どうしても許せないもの、絶対に駄目なもの。そんなものに直面した時には。
毅然として。恐れずに。表現しなければいけないのだと。そんな筋の通し方を教えてくれるアルバムなのです。

駄目なものは駄目。
大抵のことは。
よっぽどのことでもなければ。
どうでもいいけれど。
許されないものと言うのもある。

別に。
純粋であろうが。
なかろうが。
そんなことは。
どうでもいいし。

別に。
法に触れようが触れまいが。
倫理的に問題があろうが無かろうが。
そんなことも。
どうでもいいし。

先生だろうと。
何様だろうと。
その覚悟があるのなら。
好きにすればいいし。
そんなものだし。

でも。
どうしたって。
越えてはいけない。
やってはいけない。
そんなものもある。

だから。
駄目なものは駄目と。
許せないものは許せないと。
曖昧にしないで。
口にしなければならない時もある。

理不尽に。
無理矢理に。
誰かを。
踏みにじる。
それは駄目だろう。

強制して。
抑圧して。
誰かを。
排除する。
それは許されないだろう。

謂れもなく。
差別して。
誰かを。
貶める。
それは駄目だろう。

尻馬に乗って。
付和雷同して。
誰かを。
追い詰める。
それは許されないだろう。

駄目だと。
許されないと。
気づいているのに。
気づかない振りをしている。
それは駄目だろう。

駄目だと。
許されないと。
わかっているのに。
己をごまかして口を閉ざしている。
それは許されないだろう。

駄目なものは駄目。
許されないものと言うのはある。
気づいている。
わかっている。
ならば・・・今のままでは駄目だろう・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/05 Tue *生命の使い方 / Jimmy Cliff

20170905iamtheliving


生命の使い方。
なんて言うと。
些か。
大袈裟に過ぎると。
そんなところだが。

誰と。
何処で。
何を食べるか。
何を飲むか。
例えばそう言うこと。

何を見て。
何を聞いて。
何を読んで。
何を感じるか。
例えばそう言うこと。

そうして。
何を思い。
何を抱き。
どう表すのか。
例えればそう言うこと。

だから。
そう。
些細に思えても。
小事に思えても。
歩き方一つで。

生命に。
何を感じ。
何を思い。
ここまできたのかが。
見えてきたりもする。

『I Am The Living』'80年リリース。
ジミー・クリフの14枚目(?)のスタジオ・アルバム。
当時の邦題は『生命の躍動』なる些か大仰なものでした。
ジミーはジャマイカが独立した時からシンガーとして活動を始めたので。
言わば、レゲエの歴史よりもキャリアが長いくらいのベテランなのですが。
その印象としてはとにかく、若い、瑞々しい、躍動感に溢れていると言ったところ。
その明るさ、その陽気さ。それがあまりにも洗練され過ぎているとして。
泥臭さを求めるレゲエ・ファンからは敬遠されることもある様ですが。
(国内盤のライナーもその文脈で次作に期待したいとか書かれているし・・・)
確かに何を歌っても感動的なソウル・バラードに近づいてしまう様なところもあって。
それがジミーと言うシンガーの魅力でもあり、限界でもあるのかもですが。
元々、カリブ海を渡ってきたR&Bやソウルに影響されてレゲエが生まれたことを思えば。
先駆者たるジミーが、よりソウル・シンガーに近い立ち位置で表現するのは自然なことかと。
直接的なメッセージソングや発言が少ない(伝わらない)せいか。
どうにもノンポリにも見られがちな様ですが。それは明らかに感じ方が偏狭に過ぎるかと。
全身全霊で、生きること、生命の踊ること、その喜びを歌うジミー。
その姿勢こそが、ポジティブで、そしてラディカルなメッセージそのものなのですよね。
実はこのアルバムを伴ってジミーは南アフリカ共和国でツアーを行っているのです。
当然のことながら批判の嵐に晒されることになったそうなのですが。
既にスターであったジミーはそれも承知の上、ソウェトの虐げられた民衆の前で歌い。
ツアーの合間にはネルソン・マンデラが収監されている監獄に近い丘の上でも歌ったと。
リスクを背負っても。己が信じるままに、己を待っている人達の為に歌う。
その後、アパルトヘイトが廃止された南アフリカには一度も訪れていないと言うジミー。
歌うこと、その歌で何をどう伝えるのかと言うこと。生命の使い方を知っているのだと思うのです。

生命の使い方。
なんて言うと。
確かに。
肩に力が入り過ぎ。
それはそうなのだが。

誰と。
何処で。
何を食べたいのか。
何を飲みたいのか。
例えばそう言うこと。

何を見ようとするのか。
何を聞こうとするのか。
何を読もうとするのか。
何を感じとろうとするのか。
例えばそう言うこと。

そうして。
何かを思い。
何かを抱き。
何をどう表していこうとするのか。
例えればそう言うこと。

だから。
そう。
些末に思えても。
細事に思えても。
佇まい一つで。

生命に。
何を感じ。
何を思い。
どこへ向かおうとするのかが。
感じられたりもする。

日々。
追われて。
毎日。
流されて。
その繰り返し。

何年も。
何十年も。
繰り返し。
積み重ね。
そうだとしても。

その中で。
迷い。
悩み。
考え。
選択してきたのだ。

その中で。
目にして。
耳にして。
触れて。
選び取ってきたのだ。

何を。
感じたのか。
そして。
何を。
思い、抱いたのか。

どう。
表したいのか。
そして。
誰と。
共有、共感したいのか。

歩き方一つ。
佇まい一つ。
そこに。
己の生命の使い方。
そんなものがある。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/04 Mon *夏の終わりに / Various Artists

20170904frombambamtocherryohbaby


夏の終わりに。
祭りがある。
明るく。
朗らかに。
何よりも楽しく。

海に繋がる。
運河の畔で。
潮風を感じながら。
楽しめる。
そんな祭りがある。

飲み物。
食べ物。
色んな屋台がある。
何を飲もうか。
何を食べようか。

古着や。
アンティークも。
売られている。
何か見つかるかも。
何を手に取ろうか。

ワークショップや。
足湯もある。
何にチャレンジしようか。
ゆったり、のんびり。
疲れを癒そうか。

おや。
あの角の奥から。
賑やかな音楽が。
弾む音楽が。
聴こえてくる・・・祭りがある。

『From Bam Bam To Cherry Oh ! Baby』'72年リリース。
ジャマイカで毎年行われていた(行われている?)ソング・フェスティヴァル。
その入賞曲を集めたオムニバス・アルバムで、全部で10曲が収録されています。
時期的には'66年~'72年の間に入賞したナンバーから選ばれたアルバムなのかな。
レゲエの前身とも言われるロックステディからアーリー・レゲエの時代ですかね。
レゲエの勃興期、緩やかに揺れながら、弾みながら熱く上り詰めていく。
そんな時代の空気が詰め込まれた様なアルバムで。ある種の、いなたさ・・・も魅力です。
ジャケットに写っているのは競技場?こんな会場でフェスティヴァルが行われていたのか。
ジャケットの右上には何とジャマイカ航空のマークが入っていたりもして。
このフェスティヴァル、このアルバムに対する力の入れ様が感じられたりもします。
まだまだ洗練とは無縁な。むしろ原始的とも思える大らかなエネルギーを感じて。
それ故に。そこに可能性を見出して。盛り上げていこうとの姿勢が好ましいのですよね。
トゥーツ&ザ・メイタルズやデスモンド・デッカーと言う大物も収録されていて。
特にメイタルズは3曲も選ばれているところが貫禄と言うか。流石だよなと。
ロックステディの時代からシーンをリードし続けているメイタルズならでは、かなと。
そして。日本で一番知られているのがエリック・ドナルドスンの「Cherry Oh! Baby」で。
そう。ストーンズが『Black And Blue』でカヴァーしたことで知られていて。
そのオリジナル・ヴァージョンが聴けるという事で。このアルバムは重宝されていた様な。
キースの選曲だったとも言われていますが。キースもミックも大好きだったのだろうなと。
それくらいに完コピに近いかな。エリックの癖のある歌い方まで真似していますからね。
このアルバム。原盤は英国盤ですから。キースもミックもこのアルバムを聴いていたかも。
その「Cherry Oh! Baby」も含めて。揺れて、弾む感じが横溢なのが、何とも堪らないアルバムなのです。

夏の終わりに。
祭りがあった。
明るく。
朗らかに。
何よりも楽しくと。

海に繋がる。
運河の畔で。
潮風を感じながら。
楽しめた。
そんな祭りがあった。

飲み物。
食べ物。
色んな屋台もあって。
あれも飲んだ、これも飲んだ。
あれも食べた、これも食べた。

古着や。
アンティークも。
あれもこれも買った。
手に取ってみたら。
あれもこれも欲しくなった。

ワークショップや。
足湯にもチャレンジした。
ゆったり、のんびり。
時を過ごした。
疲れも癒された。

そう。
あの角の奥から。
賑やかな音楽が。
弾む音楽が。
聴こえてきて・・・祭りがあった。

夏の終わりに。
青い空の下。
明るい陽気の中。
心地よい風に吹かれて。
祭りがあった。

ふわふわと。
ゆらゆらと。
皆の気持ちが。
皆の思いが。
揺れて。弾んで。

何か。
いいねと。
心地いいねと。
楽しいねと。
滲んで。溢れて。

食べて。
飲んで。
遊んで。
癒されて。
笑って。

歩いて。
寝転んで。
見上げて。
安らいで。
落ちて。

音楽が。
リズムが。
ビートが。
響いてきて。
踊りだしてしまう。

夏の終わりに。
青い空の下。
明るい陽気の中。
心地よい音楽に吹かれて。
祭りがあった。

揺れて。
弾んで。
楽しさが横溢な。
夏の終わりに。
祭りがあった。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/02 Sat *ルールブック / Original Soundtruck

20170902rockers


俺が。
ルールブックだ。
そうだ。
そう言うことだ。
決めるのは俺だ。

他の。
誰でもない。
他の。
何ものでもない。
俺が決めるのだ。

意志があり。
矜持があり。
覚悟があり。
自信があれば。
それでいい。

見た目とか。
形とか。
やり方とか。
決まりとか。
そんなものには依らないのだ。

口にする以上。
言い切る以上。
伴う。
危険も、結果も。
自分自身が背負うのだ。

そうだ。
そう言うことだ。
決めるのは俺だ。
俺が。
ルールブックだ。

『Rockers』'79年リリース。
今や伝説とも言えるレゲエ・ムービーのサウンドトラック・アルバム。
多くのアーティストが本人役で出演していましたが。
このアルバムにもその殆どが何らかの形で参加、収録されています。
本国、ジャマイカで公開されたのが'78年で。米国や日本では'80年公開かな。
日本ではボブ・マーリーの来日とこの映画の公開でレゲエが市民権を得た・・・
そこまではいかなくても。その知名度を上げるのに貢献したのは間違いないかなと。
ジャマイカでも、ルーツ・ロック、レゲエが一番元気だった、勢いのあった時代であり。
その空気を、匂いをそのままに、生々しく描いた映画であり、そのサントラですから。
この映画、このアルバムでレゲエに一気にはまってしまった人も多かっただろうなと。
ピーター・トッシュに、バニー・ウェイラーに、バーニング・スピアに・・・
ジュニア・マーヴィンもいれば、サード・ワールドもと。もうクラクラしてきますが。
このアルバムで歌声を知って。個別のアルバムを探したアーティストも多いのですよね。
ジャマイカの日常を風刺とユーモアを交えながら、鋭くも生き生きと描いた映画。
そこで歌われる、奏でられるレゲエの持つ、陽気で逞しい生命力が眩しかったなと。
当時、レゲエが何故パンクと共鳴し合ったのか。その答えはこのアルバムにもあるのです。
そう。何故レゲエなのにロッカーズなのか。世界で一番カッコ良くて、尖がっている。
そんな音楽を欧米ではロックと呼んでいると。ジャマイカではどうなのだと。
ジャマイカで一番カッコ良くて、尖がっているのは自分達がやっている音楽じゃないかと。
だったら、俺達のやっているのはロック、俺達はロッカーズなのだと。そう宣言したのです。
スタイルとか、ジャンルとか、カテゴリーではなくて。思いや、誇りが決めるのだと。
そんな自然で当然なことを気づかせてくれる、ロックなレゲエ・アルバムなのですね。

俺が。
ルールブックだ。
そうだ。
そう言ってしまうのだ。
決めるのは俺だと。

他の。
誰かじゃない。
他の。
何ものでなどない。
俺が決めるのだと。

意志を持ち。
矜持を抱き。
覚悟を決めて。
自信はあるぞと。
それでいい。

格好とか。
形式とか。
手法とか。
規則とか。
そんなものには拠らないのだ。

口にした以上。
言い切った以上。
伴う。
危機も、責任も。
自分自身が背負えばいい。

そうだ。
そう言ってしまうのだ。
決めるのは俺だと。
俺が。
ルールブックだ。

誰かに。
何ものかに。
言われたくない。
言われたくもない。
そうだろう。

誰かに。
何ものかに。
決めさせない。
決められたくもない。
そうだろう。

誰が。
どう見ようと。
誰に。
どう見えようと。
関係ない。

誰が。
どうやろうと。
誰も。
やっていなくても。
関係ない。

格好も。
形式も。
手法も。
規則も。
自分の意思と矜持次第。

何が。
カッコ良くて。
尖がっていて。
それをやるのか、やらないのか。
決めるのは俺なのだ。

ルールブックは俺なのだ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧