カテゴリー「006 Raggae」の記事

2018/09/10 Mon *生きているうちが / Steel Pulse

20180910tributetothemartyrs


死んでしまえば。
そこまで。
そこでおしまい。
そうだな。
そうなのだろうな。

だが。
ただ生きている。
それでいいのかと。
そいつも。
また思わないでもない。

別に。
生きることに。
特段の。
意味も意義も。
欲しいとも思わないが。

それにしても。
あまりにも。
表層的で。
欺瞞と偽善に満ちていて。
何よりも。そいつを許容してしまっている。

ならば。
あのあまりにも。
濃密だった時間に。
殉じてしまうのも。
ありなのではないかと。

そんな声に。
耳を傾けて。
その言葉のままに。
終わらせるのも悪くはないと。
思わないでもない。

『Tribute To The Martyrs』'79年リリース。
UKレゲエ・グループ、スティール・パルス。
その2枚目となるアルバム。当時の邦題は『殉教者に捧ぐ』だったかな。
ジャケットのデザインの関連性からしても。1stアルバムの成功、その勢い。
それに乗って制作、リリースされたアルバムかなとも思われます。
結成されたのは'75年だったかな。ロック・アゲインスト・レイシズムでの活動。
その姿勢を評価されて、バーニング・スピアの紹介でアイランドと契約したと。
その逸話からもわかる通りに。一貫して社会的なメッセージを発信していて。
そこらは、同じ時代のパンク・ムーブメントとの関連性も強いなと。
レゲエならではの明るさ、陽気さはそのままで。リズム、ビートに生硬さもあり。
そしてヴォーカルが時に息をつかせぬ様に迫る辺りはUKレゲエならでは。
その成立、その発展の過程においてパンクと同じ土壌、社会背景があったと言うことが。
この独自のスタイルを生んだのだろうなと。故に例によってロックに寄り過ぎと。
そんな批評もある様ですが。恐らくは生まれた時からレゲエもロックも等しく聴いていた。
その結果として生まれたものだとしたら。それは素晴らしい共感、共鳴だと思いますが。
「Jah Pickney - R. A. R.」では。白人主義のナショナリズムを激しく非難し。
「Tribute To The Martyrs」では黒人の先達、英雄や殉教者を称えて、意思を継ぐのだと。
その強い決意を表明しています。対象の中にはかのマーカス・ガーヴェィも含まれていて。
その影響の大きさを改めて知ることもできます。死者を必要以上に崇め、奉る。
そんなことには懐疑的なのですが。遺された意思を継いで、そして生きていくと言う。
その並大抵ではない行為への決意を表明し、実践したその姿勢には共感を覚えるかな。
また、それをあくまでも。レゲエならではの生命力に溢れたリズム、ビートに乗せていると。
そこがね、闘い続けると同時に。生きる事への強い肯定にも通じている気がして。
そんな闘いの日々と同時に、生を謳歌しようと言う強さを感じさせるスティール・パルス・・・焦がれてしまうかな。

死んでしまえば。
そこまで。
その先などありはしない。
そうかもしれない。
そうなのだろうな。

だが。
いま生きている。
この先に何があるのかと。
そいつも。
また思わないではいられない。

別に。
生きることに。
特別な。
価値も値打ちも。
必要とも思わないが。

それにしても。
相も変わらず。
画一的でで。
抑圧と諦念に満ちていて。
何よりも。そいつを受容してしまっている。

ならば。
あのあまりにも。
濃厚だった時間に。
殉じてしまうのも。
悪くはないのではないかと。

そんな囁きに。
耳を奪われて。
その言葉のままに。
終わらせてもいいのではないかと。
思わないでもない。

諦めたら。
そこで。
終わり。
笛が鳴らされて。
そこまでだと。

もういいと思ったら。
そこで。
終わり。
エンド・ロールが流れて。
そこまでだと。

そこまで。
そこでおしまい。
それは分かっている。
それは承知している。
それでも。

生きている。
ただ。
それだけのことに。
そこまで拘って。
何があると言うのかと。

それは。
表層的で。
欺瞞と偽善に満ちた。
この世界を。
許容してまでのものなのか。

それは。
画一的で。
抑圧と諦念に満ちた。
この世界を。
受容してまでのものなのか。

生きているうちが花なのよ。
死んだらそれまでよと。
逝ってしまった連中を。
美化する気も、特別視する気も無いけれど。
ふと揺らぎを感じたりもする。

生きているうちが、
花であるとは。知りつつも。
死んだら。
それまでとは。知りつつも。
それでも。

花の散り際。
それにふと誘われる。
それを思わずにはいられない。
己が弱さと。
向き合う、それさえも楽しめればな・・・



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2018/09/09 Sun *形など、形式など / Burning Spear

20180909marcusgarvey


形なんて。
形式なんて。
そんなものに。
何の意味がある。
意味などない。

そんなものに。
拘る。
そんな暇があるのなら。
その時間を。
別なところへ。

例えば。
何を。
言いたいのか。
伝えたいのか。
そいつに。

ゆっくりと。
じっくりと。
時間を掛けて。
思いを巡らす。
それがいい。

例えば。
自分達は。
何処から来て。
何処へ行こうとしているのか。
そんなことに。

思いを巡らせて。
その時。
何を感じるのか。
何を言葉にしたくなるのか。
そんなことを。

『Marcus Garvey』'75年リリース。
バーニング・スピアの記念すべきメジャー・デビュー・アルバム。
今回、載せているのはそのアルバムのジャケット違いのジャマイカ盤です。
バーニング・スピアとはウィンストン・ロドニーと言うシンガーの渾名で。
その渾名をそのまま芸名として使い続けている・・・のですが。
このメジャー・デビュー・アルバムの時だけは三人組のコーラス・グループ。
ウィンストン、ルパート・ウェリントン、デルロイ・ハインズによるグループとしての。
そのグループとしての名前としてバーニング・スピアが使われていたのですね。
既に二枚のアルバムをウィンストンがバーニング・スピア名義でリリースしていたのに。
世界進出に辺り何らかの思惑があったのか。恐らくはウェイラーズを意識したのかなとも。
さて。その渾名、芸名の通りに。燃える様に熱く、槍の如く真っ直ぐなバーニング・スピア。
無骨なルーツ・レゲエのリズム、ビートに乗って。強いメッセージを歌うそのスタイル。
見事なまでに徹底してラヴ・ソングは無く。あくまでも社会や宗教に関しての。
己の信念に従ったメッセージを、熱く鋭く、そして温かく優しい歌声に乗せて届けると。
今でも第一線で活動を続け。何でもグラミー賞を十数回受賞しているらしいのですが。
その過程において。勿論、若干の変化や進化はあるものの。基本は、根底は変わらないと。
それこそ。グループがソロになろうが。そんな形、形式の違いなど問題としないのです。
アルバム・タイトルであり、「Marcus Garvey」「Old Marcus Garvey」の主題でもある。
黒人民族主義運動の主導者であり、ジャマイカの英雄の一人でもあるマーカス・ガーヴェィ。
アメリカの公民権運動にも影響を与えたと言われるマーカスの思想に多大な影響を受けて。
今も黒人の権利や自由に関して歌い続けているバーニング・スピア。
そうです。時は流れ。時代は変わっても。支配や抑圧や隷属は形を変えて続いている。
ならば。こちらも。形などに、形式などに囚われずに。闘い方を変えていくだけ。
根底にある思い、志。そんなものが変わらなければ。それでいいのだと思うのです。

形なんて。
形式なんて。
そんなものに。
意味などない。
忘れてしまえ。

そんなものに。
囚われる。
そんな隙があるのなら。
その時間を。
別なものへ。

例えば。
何を。
語りたいのか。
遺したいのか。
そいつに。

ゆっくりと。
じっくりと。
時間を割いて。
思いを馳せる。
それがいい。

例えば。
自分達は。
何を探して。
何を求めて彷徨っているのか。
そんなことに。

思いを馳せて。
その時。
何が湧き上がってきて。
何を歌にしたくなるのか。
そんなことを。

形は。
見える。
見えるから。
分かりやすい。
それは良くも悪くも。

形式は。
成っている。
成っているから。
組みやすい。
それは良くも悪くも。

形に。
形式に。
拘って。
落とし穴に嵌る。
その前に。

形に。
形式に。
囚われて。
身動きできなくなる。
その前に。

何を。
言いたいのか。
伝えたいのか。
そいつを。
ゆっくりと。
じっくりと。

何を。
語りたいのか。
遺したいのか。
そいつを。
ゆっくりと。
じっくりと。

何処から来て。
何処へ行こうとしているのか。
何を探して。
何を求めて彷徨っているのか。
そいつに力を与えたいのなら。

形なんて、形式なんて・・・どうでもいい。


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2018/09/08 Sat *徒然なるままに / Jimmy Cliff

20180908followmymind


何だ。
かんだと。
少しばかり。
追われ気味の。
そんな日々の中で。

ふっと。
凪が訪れたかの様に。
忙中閑ありと。
その隙間に。
ふっと湧き上がる。

あんな思い。
こんな思い。
胸の内を。
頭の中を。
漂い始める。

追うとはなしに。
追いながら。
思いが巡っては。
また消えていく。
その後をフラフラと。

徒然なるままに。
時を。
日を。
ただ。
過ごしている。

こんな時間が。
こんな一日が。
心を亡くすのを妨げて。
いつかの。いつかの日の。
可能性へと変わる。

『Follow My Mind』'75年リリース。
ジミー・クリフのリプリーズ移籍第一弾となったアルバム。
この辺りから活動の拠点を米国へと移したことになるのかな。
この次のアルバムがかの『In Concert – The Best Of Jimmy Cliff』だったかと。
このアルバムはジャマイカ録音と、ロスアンゼルス録音からなっていて。
この構成が暫くジミーのスタジオ・アルバムの基本路線となった筈で。
それだけ、このアルバムの録音と制作が自信になった、心地よかったのかなと。
そう言いつつも。基本的に従来と大きく変わってはいあにのですけどね。
実に。こう、その飄々とした風で。弾む様に、囁く様に歌っていて。
そして。その中に。決して変わることの無い、揺らがない闘争精神みたいなものがあると。
その軸になるもののブレの無さ。それこそがジミーの本質であるのですよね。
そこを見失ったり、見損なったり、そこに触れようとしなくなると。
どうにもジミーのレゲエは、歌は軽すぎる、ポップにすぎる。もはやレゲエじゃないと。
勘違いも、見当違いも甚だしい批評が出てくるのですよね。まぁ、どこにも原理主義者。
そんな輩はいるので。ジミー自身も気にはしていないのでしょうけどね。
ルーツ・レゲエに根差した部分と、ソウルの影響を顕わにした部分と。そのバランスの良さ。
その片方、一方だけに寄りすぎない。その泰然自若とした身のこなし、それ故のしなやかさ。
だからこそ、その歌声に宿る何ものにも屈しない、属しない強さ。それがジミーの魅力です。
徒然なるままにではないですけれど。そんな柳に風な姿勢こそが。その実のところは。
大木よりも強く、倒れないのだと。そんなことを自然に教えてくれるジミーなのです。
ロスアンゼルス録音にはジェシ・エド・ディヴィスやジム・ケルトナーも参加していて。
そのレゲエ、ソウル、そしてロックまでもが自然に交わっていく様を耳にしていると。
これこそが。本当の意味でのクロス・オーヴァーな音楽かなとも思わされます。
「No Woman No Cry」のカヴァーの開かれた感じ。その飄々として、徒然な様に。
同じメッセージでも。伝え方は一つではないのだと。当たり前の事に改めて気づかされもするのです。

何だ。
かんだと。
思う以上に。
煽られ気味の。
そんな日々の中で。

ふっと。
目に飛び込んだかの様に。
忙中閑ありと。
その間隙に。
ふっと流れ来る。

あんな思い。
こんな思い。
胸の底で。
頭の奥で。
さ迷い始める。

つかずとも。
離れずに。
思いが回っては。
また帰ってくる。
その背をフラフラと。

徒然なるままに。
時を。
夜を。
ただ。
過ごしている。

こんな時間が。
こんな一夜が。
心が滅すのを妨げて。
いつかの。
いつの夜かの。可能性を再生する。

いま。
この時は。
誰かのことは。
忘れてしまおう。
思いの外に置いておこう。

いま。
この時は。
誰かのことも。
忘れてしまおう。
思いの外に置いていこう。

ただ。
凪の中で。
胸の内を。
頭の中を。
その思いを、その後を。

ただ。
目の中で。
胸の底の。
頭の奥の。
その思いの、その背を。

そうして。
ただ。
徒然なるままに。
時を。
日を過ごしてしまおう。

そうして。
ただ。
徒然なるままに。
時を。
夜を過ごしてしまおう。

心を亡くさずに。
心を滅ぼさずに。
いつかの。
いつかの日、いつかの夜の。
可能性に賭けるために。

徒然なるままに。



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2018/09/07 Fri *根っ子 / The Mighty Diamonds

20180907therootsisthere


根っ子。
そいつが。
何で。
何処にあるか。
それさえ。

そのことさえ。
忘れなければ。
感じることが出来れば。
たいがいの日は。
どんな日でも。

なんとか。
やれる。
やり過ごせる。
そして。
なんとか、かんとか。

跳ねてでも。
転がってでも。
這い蹲ってでも。
次へと。
明日へと。

進める。
辿り着ける。
まぁ。
そいつの繰り返しで。
ここまで来たのさ。

だから。
根っ子。
そいつだけは。
心の片隅でもいい。
常に感じていたいのだ。

『The Roots Is There』'82年リリース。
ジャマイカのヴォーカル・トリオ、マイティ・ダイアモンズ。
その9枚目くらいのアルバムかな。ダヴも含めるともう少し増えるかと。
何か。このアルバム。リリースの背景が複雑と言うか。戦略的なものなのか。
どうやら別々のレコード会社から、同タイトルで二種類リリースされたみたいで。
収録されているナンバーも半数近く異なれば、曲順もまるっきり異なっていると。
恐らくはジャマイカ向けと、それ以外で売り方を変えてきたのだろうなと。
それで。今回載せているのがどうやら、それ以外向けのアルバムだと思われます。
残念ながら。ジャマイカ向けは聴いたことが無いので。何とも言い難いのですが。
選曲的には。かなりマイルドなナンバーを多く収録しているらしいです。
爽やかなコーラス、ハーモニーが魅力のマイティ・ダイアモンズ。それもありかなと。
あのレゲエのリズム、ビートに乗った三人の歌声は実に心地良いものがあるのです。
愛を謳い上げる一方、激しいラスタファリズムの主張も歌っているマイティ・ダイアモンズ。
コアな?レゲエ・ファンがこちらのアルバムを評価しない一番の理由。
それは間違いなく、あの「Ebony And Ivory」のカヴァーが収録されていることだろうと。
確かに。流石にこれは甘さに過ぎると言うか。流石にこれは無いかなとも思いますが。
まぁ、元々が大したナンバーでも無いので。魔が差したのだと言うことで勘弁してあげても。
「The Roots Is There」などでは、まさしくルーツなレゲエを聴かせてくれているので。
この頃、結成以来十数年を経ても。そのルーツ、その根っ子を忘れてはいなかったのだと。
その足下の確かさ、立ち返るべき場所を見失っていないこと。そこが強みであり。
だから息の長い活動を続けられたのだろうなと思いもするのです。
何をやろうと、何が起きようと、何処へ行こうと。忘れずに感じられるものがある。それが大切なことなのです。

根っ子。
そいつが。
如何に。
大切であるか。
それさえ。

そのことさえ。
覚えておけば。
呼び起こすことが出来れば。
たいがいの事は。
どんな事でも。

なんとか。
出来る。
してみせる。
そして。
なんとか、かんとか。

拳を握りしめて。
唇を噛み締めて。
目を真っ赤にしながらも。
先へと。
明日へと。

行ける。
扉を開けられる。
そう。
そいつを繰り返しながら。
ここまで来たのさ。

だから。
根っ子。
そいつだけは。
心の奥底でもいい。
常に触れていたいのだ。

ちょっと。
調子に乗って。
策を弄したら。
策に溺れてしまった。
そんな日もある。

よしと。
気合を入れたら。
肩透かしを食らって。
腰が砕けそうになった。
そんな日もある。

まさかの。
悲しい知らせに。
思わず涙が溢れそうになって。
グラスを傾けて誤魔化した。
そんな日もある。

そんな日が。
そんな事が。
あっても。
重なっても。
それでも、まだ。

なんとか。
やれる。
出来る。
してみせる。
とにもかくにも。
どうしても、こうしても。

次へと。
明日へと。
先へと。
明日へと。
扉を蹴破る。

だから。
根っ子。
そいつだけは。
心の片隅に、奥底に。
常に感じて、触れていたいのだ。

それが例え、甘さに過ぎたとしてもね。



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2018/09/06 Thu *昇らせるのは / Third World

20180906thirdworld


沈んでも。
それで終わりではない。
再び。
そして、何度でも。
昇るだろう。

ただ。
そう、恐らくは。
再び。
昇らせるのは。
それが出来るのは。

他の誰でもない。
自分達。
それ以外には。
ありはしない。
そんなところ。

勿論。
一人じゃない。
共にある。
共にあろうとする。
そんな人達。

その。
思いが。
寄り添って。
集まって。
漲り始める。

そんな。
熱い力みたいなもの。
それが。
それだけが。
再び、昇らせるのだろう。

『Third World』'76年リリース。
サード・ワールドのメジャーからのアルバム。
このアルバム以前にジャマイカでは数枚のシングルをリリースしていて。
その後、ボブ・マーリー&ウェイラーズのワールド・ツアーに際して。
その中の英国ツアーでオープニング・アクトを務めることとなって。
その際にアイランド・レコードに見初められてこのアルバムの制作に至ったのだとか。
さて。以前に他のアルバムを載せた際にも書きましたが。いつの頃からか。
その姿勢も、サウンドも随分と柔軟・・・軟弱になってしまって。
結果として商業的な成功を得たのとは裏腹に評価を下げてしまったサード・ワールド。
自分も、サード・ワールドに興味を失ってしまってから随分と長い時間が経つのですが。
少なくとも。このアルバムを含む初期のサード・ワールドの骨太な姿勢、そしてサウンド。
そこには灼熱の太陽、そして陽気な海風の如き魅力があったなと思っています。
既にこの頃からポップに過ぎる。ソウルに接近し過ぎとの批評もある様ですが。
それを言ったら。ボブだって。十分にポップだし。ロックに接近していたかなと。
要は貫く姿勢とか、守る矜持はそのままに。それを伝える、広めていく過程においては。
ポップであることが、ソウルやロックに接近することが有効であればやっていいのだと。
それをやることで。より広い世界に、より多くの人にレゲエが伝わればいいかなと。
その点において。ボブのツアーに同行した。そこにサード・ワールドの道があったのだとね。
色分けすることに意味はありませんが。バーニー・ウェイラーやピーター・トッシュでなく。
ボブの側こそがサード・ワールドの立ち位置であり。そこで輝いていたのですよね。
メジャーになる前のヒット曲らしい、「Sun Won't Shine」をこのアルバムでもやっていて。
この曲におけるコーラスとか、リズムとか。その辺りの構成はファンクにも通じていて。
自らを、その信じるところを、その輝きを。それを昇らせようと言う強い意志を感じるのです。歌詞とは裏腹に・・・

陰っても。
それで終わりではない。
再び。
そして、何度でも。
輝くだろう。

ただ。
そう、恐らくは。
再び。
輝かせるのは。
それが出来るのは。

他の誰でもない。
自分達。
それ以外には。
ある筈もない。
そんなところ。

勿論。
独りじゃない。
響き合う。
響き合おうとする。
そんな人達。

その。
思いが。
積み重なって。
集って。
放ち始める。

そんな。
強い力みたいなもの。
それが。
それだけが。
再び、輝かせるのだろう。

難しいことは。
考えなくていい。
そんなに。
特別なこと。
そんなものでもない。

難しいことを。
やろうとしなくていい。
そんなに。
複雑なこと。
そんなものでもない。

ただ。
また。
未だ。
輝かせたいと。
そう願うだけ。

ただ。
また。
未だ。
昇らせたいと。
そう祈るだけ。

そんな。
願いを。
伝えて。
皆を。
寄り添わせるだけ。

そんな。
祈りを。
広めて。
皆を。
集わせるだけ。

その。
簡単で。単純な。
願いを。祈りを。
諦めないと。
誓うだけ。

再び。
輝かせるのは。
昇らせるのは。
そんな陽気でしぶとい。
自分達だけなのさ。



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2018/06/15 Fri *あの灯 / The Wailers

20180615cathafire


あの日。
灯された。
あの灯は。
いまも。
胸の中。

時に。
揺らぎ。
時に。
細く。
それでも。

消えることの。
無いままに。
微かに。
確かに。
灯り続けている。

そう。
あの日。
感じた。
その思いは。
変わることなく。

いまも。
己を。
支え。
そして。
歩ませている。

そう。
あの灯。
その照らす。
その指し示す。
処へ向かって。

『Catch A Fire』'73年リリース。
ウェイラーズの世界デビューとなったアイランドからの1stアルバム。
既にジャマイカでは長い活動を続け、人気も博していたウェイラーズ。
しかしながら、なかなか世界へと打って出る機会を得られずにいたのですが。
「Stir It Up」をカヴァーした米国のジョニー・ナッシュなる歌手に誘われて。
初の英国ツアーへと。そしてアイランドのクリス・ブラックウェルの知己を得て。
契約を獲得。ジャマイカへ帰国してこのアルバムを制作、いよいよ世界へと。
今ではよく知られた話ですが。ボブ・マーリーから送られたテープを聴いたクリス。
そのままでは成功は難しいと判断。ギターやキーボードを加えたり、テンポを弄ったりと。
オリジナルの録音にかなり手を加えていて。その辺りには賛否両論ある様ですが。
ボブ自身は聴きやすくなったと評価していたとも。また当時の状況を考えれば。
それでも、十分に刺激的と言うか。未だ世界的には、レゲエなど未知の音楽だったわけで。
そんな世界に刺激、衝撃を与えつつも、浸透させていくには実に効果的だったのかなと。
ボブ、ピーター・トッシュ、バーニー・ウェイラー、バレット兄弟からなるウェイラーズ。
そのゆったりと揺れながらも、鋼の様に引き締まったリズムは聴く者を驚かせ、躍らせ。
ボブ、ピーター、バーニーに。リタ・マーリーとマーシャ・グリフィスがサポートする。
その繊細で豊潤な歌声とハーモニーも聴く者を驚かせ、そして口ずさませたと。
そう。間違いなく。このアルバムは世界の多くの人々の胸の内にレゲエの火を灯したのです。
メッセージの強い戦闘的なナンバーと、男女の性愛を描いた大らかなナンバーの同居。
それもこのアルバムをより豊かにしている要素で。前者が主にピーター、後者が主にボブと。
その作風の違いには。後のピーター(とバーニー)とボブの歩みが予見されたりもします。
目を逸らすことなく真摯に世界と対峙しながら、同時に陽気に愛を求めて生きる事を望む。
それは相反するものでなく。誰もが志向すべき、そして誰もが胸の奥に持っているものだと。
そんな自然な理をも、世界の多くの人々に感じさせたと。些か大袈裟に過ぎますが、そんなアルバムです。

あの日。
灯った。
あの灯は。
いまも。
胸の奥。

時に。
揺らめき。
時に。
暗く。
それでも。

消すことなど。
出来ないままに。
微かに。
確かに。
灯り続けている。

そう。
あの日。
誓った。
その願いは。
変わることなく。

いまも。
己を。
照らし。
そして。
向かわせている。

そう。
あの灯。
その燃える。
その光り輝く。
その場所へと。

あの日。
あの時。
出会わなければ。
易しかった。
そうかもしれない。

あの日。
あの時。
感じなければ。
楽だった。
そうかもしれない。

あの日。
あの時。
灯されなければ。
選ばなかった。
そうかもしれない。

でも。
出会ったのだ。
そして。
信じて。
しまったのだ。

でも。
感じたのだ。
そして。
願って。
しまったのだ。

でも。
灯されて。
そして。
選んだのだ。
決めたのだ。

歩もうと。
向かおうと。
そう。
闘おうと。
愛そうと。

いまも。
いつも。
これからも。
あの灯。
胸に秘めたままに。



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2018/06/14 Thu *公正であれと / Peter Tosh

20180614equalrights_2


絶対。
そんなものは。
この世界に。
存在しない。
そんなところ。

そして。
同様に。
公平なんてものも。
この世界の。
どこにも存在しない。

どれだけ。
規則やら。
制度やら。
そんなものを。
整備したところで。

そいつを。
扱うのが。
心と言う。
厄介なものを抱えた。
そんな我々である限り。

意識的にしろ。
無意識にしろ。
何らかの。
意図が。意思が。
働いてしまうもの。

そう。
この世は。
相性の良し悪し。
好き嫌い。
そいつで動いている。

『Equal Rights』'77年リリース。
ピーター・トッシュの2枚目となるソロ・アルバム。
当時の邦題は『平等の権利』で。平和でなく平等の権利が欲しいと。
痛烈なメッセージをストレートに投げかけてくるピーター。
そんなピーターを支えるのは自らが参加したワード・サウンド&パワー。
そしてウェラーズ時代からの盟友であるバーニー・ウェイラーもサポートしています。
A面頭はあの「Get Up, Stand Up」で。このナンバーがピーターにとって。
そしてバーニーや、ボブ・マーリーにとっても如何に重要であったかがわかるかなと。
「I Am The I Am」「Stepping Razor」「Equal Rights」「Apartheid」と。
タイトルを連ねているだけで。少しばかり息苦しくなる様なストレートさで。
この妥協を許さない、己の信念を決して曲げることの無い姿勢、それこそがピーターだと。
それが故に。ボブと別れ。ジャマイカに残る道を選んだのだろうなとも思えます。
どちらがいい悪いではなく。ピーターのメッセージ、歌声は常に現場にあってこそだと。
さて。いい塩梅に腰の落ちた、リズム、ビート。明るく穏やかに、強靭に繰り返され。
それに乗って、そのメッセージを自らに語りかける様に、確かめる様に歌うピーター。
その、意外とも思える程の丁寧な歌声に。故にその思の強さを感じて背筋が震えます。
そして、また同時にそんなピーターの歌声には得も言われぬ色気が漂っているのです。
痛烈ながらも。あまりにストレートに過ぎて。言ってしまえば蒼いと、蒼臭いと。
何を理想ばかり語っているのだと。相手にされないそんな恐れもあるメッセージを。
それでも。歌い続けること、伝え続けること、闘い続けることを止めなかったピーターです。
この世には絶対などないことに望みを賭け、この世に公平などないことを知り尽くし。
それでも求める権利、公正であることを訴え、闘い、負けることも恐れず筋を通して。
アルバム全体を貫くピーターの些かも揺るがない強い意志に惹かれて止まないのです・・・

絶対。
そんなものは。
この世界に。
存在しない。
そうなのだ。

そして。
同様に。
公平なんてものも。
この世界の。
どこを探しても見当たらない。

どれだけ。
規定やら。
仕組やら。
そんなものを。
構築したところで。

そいつを。
用いるのが。
心と言う。
面倒なものを抱えた。
そんな我々である限り。

意識的にしろ。
無意識にしろ。
何らかの。
志向が。嗜好が。
働いてしまうもの。

そう。
この世は。
相性の良し悪し。
好き嫌い。
そいつで決まっている。

だから。
意識して。
己に。
課さねばならない。
ものがある。

だから。
意識して。
己を。
律さねばならない。
ものがある。

だから。
意識して。
己で。
守らねばならない。
ものがある。

厄介で。
面倒で。
そんな心を。
持っている。
そいつを自覚して。

そう。
意識して。
相性の良いものも。
相性の悪いものも。
同じ様に。

そう。
意識して。
好きな人も。
嫌いな人も。
同じ様に。

接すること。
触れること。
感じること。
振るえること。
受け容れること。

そう。
己に。
語りかけるのだ。
言い聞かせるのだ。
公正であれと。



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2018/06/13 Wed *鎮魂歌 / Bunny Wailer

20180613tribute


失われた。
もの。
時間。
そいつは。
取り戻せない。

そいつに。
囚われ。
そのまま。
悲嘆の内に。
澱んだまま。

それが。
どれ程。
無為であるか。
それは。
重々承知で。

それが。
誰の為でなく。
他ならぬ。
己が為。
平静を保つ為。

その。
偽善に。
自己憐憫に。
気づかぬわけでも。
嫌気がささぬでも。

無いけれど。
囚われた。
その心が。
鎮魂歌を口ずさむ。
それは止められない。

『Tribute』'81年リリース。
バーニー・ウェイラーによるボブ・マーリーに捧げられたアルバム。
ボブが亡くなった直後に録音され、同種のアルバムとしては最も早く世に出た一枚。
ボブ、ピーター・トッシュと共にウェイラーズのオリジナル・メンバーであったバーニー。
ウェイラーズがその活躍の場を世界へと移してく段階でピーターと共に離脱。
バーニーは、より強く、より深いジャマイカ、ラスタファリズムへの拘りがあったとも。
尤も。険悪になる様な離脱劇では無く、ボブとの関係はその後も友好的なものだったと。
それ故に。ボブの早すぎる死はバーニーにとっては大きな衝撃であったと思われて。
間を置くことなく、ボブに対する鎮魂歌としてこのアルバムに取り組んだのかと。
録音にはスライ&ロビー、そしてアイ・スリーからマーシャ・グリフィスも参加していて。
それ以外にも多くのメンバーが参加していて。恐らくは録音ごとにメンバーが異なった。
兎に角、急いで録音、リリースする為に空いているメンバーに声を掛けて進めたのかと。
選曲的にはウェイラーズが世界進出する前、メジャー・デビュー前のナンバーから。
ボブ・マーリー&ウェイラーズとなってからのナンバーまで。幅広くて。
恐らくはバーニーが、歌い継いでいきたいボブのナンバーを思いつくままに選んだかなと。
その独特なヴァリトンで、時に熱く、時に穏やかに。語りかける様に歌うバーニー。
そう、まるで。ボブに、そして自分自身に向けて語りかけているかの様なのです。
恐らくは。このアルバムを制作し、歌うことで。何とか心の平静を保っていたのかなとも。
「I Shot The Sherriff」「No Woman No Cry」「War」「Time Will Tell」そして・・・
「Redemption Song」における情緒的なピアノをバックにした優しい歌声は素晴らしいと。
後にピーターも亡くなり、唯一のオリジナル・ウェイラーとなってしまったバーニー。
それ故か、この後もたびたびボブやウェイラーズのナンバーをカヴァーしていて。
揶揄されることも多い様ですが。それだけボブ、そしてピーターの存在が大きかったのだと思いたいかな・・・

失われた。
人。
場所。
そいつは。
取り戻せない。

そいつに。
囚われ。
そのまま。
沈鬱の内に。
沈んだまま。

そこに。
最早。
意味は無いと。
それは。
重々承知で。

それは。
誰の為でなく。
他ならぬ。
己が為。
平安を保つ為。

その。
虚飾に。
エゴイズムに。
気づいていても。
嫌気がさしていても。

それでも尚。
囚われた。
その心が。
鎮魂歌を口ずさむ。
それを止める術もない。

とうに。
失われ。
二度と。
戻ることなど。
あり得ない。

とうに。
消え去り。
二度と。
戻るところなど。
ありはしない。

とうに。
崩れ去り。
二度と。
帰ることなど。
ある筈もない。

どれ程の。
時間。
月日。
歳月。
それさえも無力。

どれ程の。
喜び。
楽しみ。
愛情。
それさえも敵わず。

どれ程の。
望み。
繋がり。
希求。
それさえも届かず。

自己憐憫に。
エゴイズムに。
過ぎなくとも。
鎮魂歌。
そいつが止まぬ夜がある・・・



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2018/06/11 Mon *他流試合 / Toots Hibbert

20180611inmemphis


道場に。
乗り込んで。
竹刀を合わせて。
いざ。
他流試合。

その。
表情。
その。
仕草。
何を考えているか。

読もうにも。
なかなかに。
難しく。
そうなれば。
そこはそれ。

一歩、踏み込んで。
何なら。
必要以上に。
床を踏み鳴らして。
誘ってみる。

出てくるか。
合わせにくるか。
それとも。
様子見で。
動かないのか。

さて。
どうくるか。
少し緊張しつつも。
大いに楽しんでいる。
そんなところ。

『In Memphis』'88年リリース。
トゥーツ・ヒバートの(恐らく)初めてのソロ・アルバム。
メンバーの相次ぐ脱退でトゥーツ&メイタルズを解散させることとなって。
さてと。トゥーツ本人の発案だったのか、レコード会社の企画だったのか。
何しろ、ジャマイカのオーティス・レディングとも称されたトゥーツです。
だったら、ソウルの本場メンフィスに乗り込んで録音させたら面白いだろうと。
そんなところだったのか。スライ&ロビーを引き連れて旅立ったと。
僅か十日ほどだったとも言われていますが。アーデント・スタジオにて。
レゲエとソウルの、幸福な出会いでもある他流試合が行われたのでした。
ティーニー・ホッジス、エディ・ヒントンにメンフィス・ホーンズも参加して。
更にジム・ディッキンソンに至ってはプロデュースまで担当すると言う。
乗り込んだ方も、迎え撃つ方も。何とも豪華で凄腕揃いの録音となったのでした。
収められているのは一曲を除いては。ソウルの名曲のカヴァーで。
その選曲が、また、何とも実に的を射ていると言うか、ツボにはまると言うかで。
オーティスの「I've Got Dreams to Remember」「Hard to Handle」を始めとして。
ジェイムス・カーで知られる「Love Attack」「Freedom Train」なんて渋いところも。
「Love and Happiness」「Love the Rain(I Can't Stand The Rain)」「Precious, Precious」と。
アル・グリーン、アン・ピーブルズ、オーティス・クレイなんかが並ぶところは。
トゥーツはハイが好きだったのかなと。想像を逞しくしてみたくもなります。
ただの企画もの、カヴァー集に終わっていないのは。ジャマイカとメンフィス。
それぞれの強者達が楽しみながらも、真剣に刃を交えているからで。
特に、スライ&ロビーの強靭なレゲエもビートと、呼応するメンフィス・ホーンズなんてね。
そして、それらに乗って、従えて。朗らかで豊かに響くトゥーツの歌声が何とも魅力的なのです。

中段に。
構えて進んで。
切っ先を合わせて。
いざ。
他流試合。

その。
佇まい。
その。
動き。
何を思っているのか。

察しようにも。
なかなかに。
侮れず。
そうなれば。
そこはそれ。

一歩、退いてみて。
何なら。
少しばかり。
肉を切らせてみて。
窺ってみる。

乗ってくるか。
そのまま切り込んでくるか。
それとも。
軽快して。
踏みとどまるのか。

さて。
どうなるか。
少し警戒しつつも。
素直に楽しんでしまう。
そんなところ。

普段。
顔を出さない。
そんな。
処に。
足を運んで。

殆ど。
顔を合わせない。
そんな。
人達と。
言を交えて。

偶さか。
考えることもある。
そんな。
思いを。
口に出して闘わせる。

静かな。
熱気と。
僅かな。
緊張を。
孕んだ処で。

読めそうで。
読めない。
したたかで。
しなやかな。
人達に交じって。

交差して。
すれ違い。
ぶつかり。
共鳴しようとする。
思いがぶつかり合う。

さて。
どう転がるのか。
不安が無いとは言えないが。
明らかに楽しさが勝っている。
そんなところ。

他流試合。
そいつは。
どうにも。
面白くて、楽しくて。
しかたがない。

ここが俺の本籍なのは置いておいてね・・・



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2018/06/10 Sun *直に、生に / Aswad

20180610liveanddirect


思い。
直に。
生に。
故に。
感じて。

便利な様で。
その実。
曖昧な。
ものに。
隔てられた。

そんな。
社会に。
時代に。
踊らされずに。
馴らされずに。

貫こうと。
守ろうと。
思うなら。
時を。
惜しまずに。

その場で。
直に。
見て。
聞いて。
触れて。

感じること。
その時。
己が。
胸の震え。
それが物語る。

『Live And Direct』'83年リリース。
ブリティッシュ・レゲエ、UKレゲエを代表するアスワド。
その(恐らくは)7枚目にして、初めてのライヴ・アルバム。
同年のフェスで収録されたもので。アスワドが最も脂が乗っていた時代。
その最後の輝きが捉えられているアルバムとも言えるかも。
選曲的には自らの代表曲や、オリジナル・アルバムでは聴けないカヴァーもあって。
それらが骨太で熱い、アスワドらしいサウンド。まさにライヴ、そしてダイレクトだと。
観客の盛り上がる様も生々しくて。その律情感の高さが背筋にきます。
アスワド、レゲエに限ったことではありませんが。やはり生、ライヴはいいなと。
特に、英国の社会問題に言及するなど。社会派としても知られていた時期のアスワド。
そのメッセージは、ライヴの場でこそ、より多くの人々に届けられたのだと思います。
アフリカへの回帰、ラスタファリズムを歌ったナンバーとかは尚更だったかと。
興味深いのは、ロッカーズ、ダンス・ホールなナンバー、サウンドに挑んでいることで。
これもまた時代の潮流の中で。如何にしてメッセージ、思いを届けるか。
そのことに苦心し、心を砕き、工夫を重ね、挑戦を選択した結果だったのかとも。
この数年後には、段々とポップなサウンドへとシフトを始めて。
それ以前とは比較にならない商業的な成功を手にするものの。
終にはレゲエとは言えない。そんなサウンドへと変遷して大きく評価を落としてしまい。
今では、特にレゲエ・ファンからはその存在を軽視されているアスワドですが。
それが故に、一番輝いていた、その時代の生々しいライヴがこうして遺されている。
そのことには今更ながら感謝をしたくなります。アスワドと観客。その双方が。
思いを共有して、共鳴して、共振している。その瞬間を感じられる幸福なアルバムです。

願い。
直に。
生に。
故に。
感じて。

便利な様で。
その実。
大切な。
ものを。
忘れてしまう。

そんな。
空気に。
潮流に。
染まらずに。
流されずに。

譲るまいと。
誇ろうと。
思うなら。
労を。
惜しまずに。

その気を。
直に。
見て。
聞いて。
触れて。

感じること。
その時。
己が。
心の動き。
それが物語る。

そう。
思いも。
願いも。
その。
本当のところ。

そいつは。
その場で。
直に。
生に。
それしかない。

そいつは。
その気を。
生に。
直に。
それしかない。

社会に。
時代に。
踊らされていると。
馴らされていると。
気づいたのなら。

空気に。
潮流に。
染まっていると。
流されていると。
気づいたのなら。

時を。
惜しまずに。
労を。
惜しまずに。
そうしてみる。

その時。
己が。
胸の震え。
心の動き。
それが物語る

直に。
生に。
思いも。
願いも。
そこにしかない。



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