カテゴリー「015 Queen」の記事

2018/06/27 Wed *ドカドカと / Queen

20180627newsoftheworldukorg


ドカドカと。
傲慢に。
わがもの顔で。
傍若無人に。
それくらいで丁度いい。

不安など。
微塵も。
感じさせず。
気取らせず。
そこが肝要。

胸の内など。
誰に。
見せる必要がある。
そいつは。
しまっておけばいい。

何ものも。
恐れずに。
何もかも。
承知していると。
そんな顔で。

鬱屈などとは。
無縁だと。
思わせて。
先頭に立って。
旗を振る。

ドカドカと。
世界に知らしめるのは。
そんな。
フェイクで構わない。
騙すのも策の内。

『News Of The World』'77年リリース。
クイーンの通算6枚目となるオリジナル・アルバム。
そして転機と言うか。大きく舵を切ったとも言えるアルバム。
何にしろ。そのストレートなこと、分かり易いこと。それが特徴。
その実。楽曲の幅は今までになく広いものではあるものの。
そして壮大なスケールであることも。変わりないものの。
従来の如何にも英国的な。ある意味で隠微でもあった複雑な華麗さは内に秘められて。
よりシンプルに、ストレートに。そして大らかなサウンドへと変わり身を見せていて。
そこは明らかに。米国、そして世界へと。その視線を据えたことが明らかかなと。
勿論、その本質にあるもの。底流として流れているものは変わっていないのでしょうが。
それを、世界に向けて大いに発信し、そして確実に届け、響かせる。その一点に絞ったかと。
それを象徴するのがA面頭からの「We Will Rock You」「We Are The Champions」の連発。
もう明らかに決めに来ているなと。そう思えてならないのです。確信犯なのですよね。
敢えて。特に従来からのファンから批判を受けることも覚悟した上で。
ドカドカと。傍若無人に聴く者の胸倉を掴みに出て。そして力業で共に歌わせてしまおうと。
その狙いが如何に正しく、そして当たったかは。それこそ今や世界中が証明しているのです。
言うまでもなく。鬱屈や屈折。それ故の狂気などは内包したまま。それは隠し味にして。
ドカドカと。踏み荒らして。屈服させた後に。密かに忍ばせると言う手法で。
そう。あまりに頭の2曲のインパクトが強烈で。その影となっていますが。
「Spread Your Wings」「Get Down Make Love」「It's Late」「My Melancholy Blues」と。
粒ぞろいの佳曲を揃えているところ。その戦略の巧みなところはクイーンだなと。
まぁ、あまりにも大らかすぎる。大味に過ぎる面が無いわけでもありませんが。
このアルバムでの。ドカドカとした女王様具合。それこそがクイーンを世界へと勇躍させたのですよね。

ドカドカと。
驕傲に。
見下しながら。
傲慢不遜に。
それくらいで丁度いい。

憂鬱など。
微塵も。
漏らさず。
悟らせず。
そこが肝心。

心の底など。
誰に。
開く必要がある。
そいつは。
眠らせておけばいい。

何ものにも。
屈せずに。
何もかもを。
従えていると。
そんな態で。

屈折などは。
無意味だと。
感じさせて。
先頭を駆って。
鬨を上げる。

ドカドカと。
世界に響かせるのは。
そんな。
ヴァニティで構わない。
誑かすのも手の内。

あぁ。
そうさ。
本当は。
そんなものじゃない。
それがどうした。

あぁ。
そうさ。
真実は。
そこにはない。
それがどうした。

不安も。
憂鬱も。
秘めたまま。
隠したまま。
それでいい。

鬱屈も。
屈折も。
知られず。
感じさせず。
それでいい。

ドカドカと。
傲慢に。
わがもの顔で。
傍若無人に。
それでいい。

ドカドカと。
驕傲に。
見下しながら。
傲慢不遜に。
それがいい。

ドカドカと。
踏み潰して。踏み荒らして。
旗を振り。鬨を上げ。
知らしめてやれれば。
後はどうとでも。そんなもの。



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2018/03/03 Sat *ハートに風穴 / Queen

20180303sheerheartattackukorg


胸を。
心を。
撃てないのなら。
その気も無いのなら。
なんなのだと。

何故。
そこにいる。
息をしている。
生きている。
語れるのかと。

漠然と。
漫然と。
それも。
いいだろう。
そんな時もあるだろう。

でも。
いつでも。
のべつ幕なし。
のんべん。
だらりん、と。

悪いが。
そんな澱みに。
そんな馴合いに。
構っている。
暇などありはしない。

ハートに風穴。
その心意気。
そこ覚悟。
細やかでいい。
抱いていたいのだ。

『Sheer Heart Attack』'74年リリース。
クイーンのターニング・ポイントとなった3rdアルバム。
前作で一つの極みに達したとも言えるクイーン。
特にサイド・ブラックにおけるフレディ・マーキュリーの才能の覚醒。
それは見事と言えば、あまりにも見事なものだったと今にして痛感するのですが。
商業的成功と言う観点からすると満足のいくものではなかったのかなとも。
確かに難解と言えば難解。変態的と言えば変態的に過ぎたのかもですが。
そこで。達した極みから下りることなく。よりキャッチーにわかりやすくと。
そう。理想は理想。でも。表現は表現。そして芸能は芸能であると。
クイーンが英国の国民的バンドとなり、そして更には世界中で愛されたその要因は。
それが総てだとは言いませんが。芸能としての完成度の高さ、親しみやすさがあったかなと。
その境地を切り拓いた、思い切ったのがこのアルバムだったのかと思うのです。
その象徴が「Now I’m Here」であり。そして何と言っても「Killer Queen」だったと。
ブライアン・メイによる「Now I'm Here」必殺のブリティッシュ・ハード・ロックですし。
フレディによる「Killer Queen」がセンチメンタルでメランコリック、そしてキャッチーで。
誰もの胸に迫り、残り、そして口ずさませてしまう。そのメロディ、その構成。
実際のところ、「Killer Queen」でクイーンを意識したと言う人はかなりの数でしょうし。
それほど熱心なクイーンのファンでなくても「Killer Queen」は知っているかなと。
かなりバラエティに富んだナンバーが収録されていて。懐の深さを感じさせつつ。
「Killer Queen」を始めとしてロックと言えないナンバーを一気に聴かせてしまう。
そこにこの時期のクイーンの勢いと力量を感じます。まさに胸に風穴を空けられるなと。
そうそう。疾走感に溢れたロジャー・テイラーの「Sheer Heart Attack」が。
この時点ではボツになったのは。激し過ぎて穴が大きくなり過ぎると危惧されたのかな・・・

胸を。
心を。
貫けないのなら。
その気にもなれないのなら。
なんなのだと。

何故。
ここにいる。
立っていられる。
笑っていられる。
語れるのかと。

曖昧に。
模糊に。
それも。
悪くはない。
必要な時もあるだろう。

でも。
いつでも。
どんな時でも。
止め処無く 。
だらだら、と。

悪いが。
共に沈んで。
傷の舐め合いを。
している。
遑などありはしない。

ハートに風穴。
その心意気。
そこ矜持。
一握りでいい。
抱いていたいのだ。

何も。
伝えないのか。
伝えたくないのか。
それで。
構わないのか。

何も。
しないのか。
流されるままなのか。
そこに。
安住してしまうのか。

誰かを。
待つだけ。
頼るだけで。
そのまま。
無為に時を過ごすのか。

漠然も。
漫然も。
破れるのは。
己の思い。
それでしかない。

曖昧も。
模糊も。
崩せるのは。
己の望み。
それでしかない。

澱みに。
沈み込み。
馴れ合いに。
癒されてしまう。
その前に。

胸を。
心を。
撃て。
貫け。
ハートに風穴。

空けてみせろ。



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2017/12/21 Thu *だから今夜も / Queen

20171221queenrocks


もう。
理由も。
理屈も。
そんなものは。
どうでもいい。

そう。
言い訳も。
照れ隠しも。
そんなものは。
止めてしまおう。

あぁ。
素直に。
正直に。
なってしまおう。
認めてしまおう。

これが。
こいつが。
感じたかったのだと。
それだけなのだと。
それしかないのだと。

これを。
こいつを。
求めていたのだと。
それが総てなのだと。
それが唯一なのだと。

だから。
今夜も。
ここで。
こうして立っているのだと。
そう宣言しよう。

『Queen Rocks』'97年リリース。
アルバム・タイトル通りにロックなナンバーを集めたクイーンの2枚組編集アルバム。
ブライアン・メイに言わせると、ドライヴに最適なクイーンのアルバムだとか。
ロックなナンバー・・・と言うことで過半数がブライアンの手によるナンバーになっていて。
この偏りは如何なものかとも思いますが。まぁ、企画が企画ですからね。致し方ないのかな。
結果として。ブライアンのギターを、これでもかと堪能できるアルバムとなっています。
もしフレディ・マーキュリーが存命だったら、異なる性格、異なる結果となっていたかも。
まぁ、フレディが健在だったら。そもそもこの手の企画自体が必要とされなかったかな。
さて。元々、クイーンはブリティッシュ・ハード・ロックの新世代として世に出てきて。
特に3rdアルバム辺りまでは、レッド・ツェッペリンの後継者みたいな感じもあって。
そこまでがクイーンなのだと言う頑なファンも実は結構多かったりもするのですよね。
勿論、その範疇に収まらなかったからこそのクイーンであったとも言えるのですが。
だからこそ、ハードにロックするクイーンの姿を忘れたくないなと言うか。
時に、そんなハードなクイーンを集中して聴きたくなる時もあるのですよね。
そして、また。その実。クイーンの根底、骨格にはそんなロックなナンバーが常にあったと。
そんな姿を再認識する為にも。このアルバムは結構大きな意味があったかなと思うのです。
ブライアンとロジャー・テイラーはハード・ロックが大好きだったわけですしね。
フレディのシャウトも、ハード・ロックの新たな水平線を目指すには相応しかったと。
ガツンとクイーンにロックを、クイーンのロックを注入するには最適なアルバムなのです。
A面頭の「We Will Rock You」「Tie Your Mother Down」「I Want It All」の連発なんて。
もう震えが来るくらいにカッコいいのですよね。直球と言えばあまりに直球ですが。
いやいや。無理もないとは言え。フレディの死後、その姿がやや歪められている感もあって。
だからこそ。こんなクイーンの聴き方もあっていいなとね(一般的な評価は低い様ですが)。

もう。
道理も。
筋合も。
そんなものは。
どうでもいい。

そう。
申し訳も。
自己弁護も。
そんなものは。
止めてしまおう。

あぁ。
率直に。
真直ぐに。
なってしまおう。
認めてしまおう。

これに。
こいつに。
震えたかったのだと。
それだけなのだと。
それしかないのだと。

これは。
こいつは。
逃しはしないと。
それが総てなのだと。
それが唯一なのだと。

だから。
今夜も。
ここで。
こうして踊っているのだと。
そう宣言しよう。

そうさ。
きっと。
どこか。
おかしいのだろう。
それがどうした。

そうさ。
きっと。
どこか。
ずれているのだろう。
それでどうした。

そうさ。
きっと。
どこかが。
間違っているかもしれない。
それがどうした。

そうさ。
きっと。
どこかで。
外れてしまったかもしれない。
それがどうした。

そうさ。
きっと。
だから。
面白くて仕方がないのさ。
それでいい。

そうさ。
きっと。
だから。
楽しくて仕方がないのさ。
それがいい。

そうさ。
ロックが。
そいつが。
好きなんだ。
大好きなんだ。

だから。
今夜も。
ここで。
このままで。
そのままで。



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2016/12/20 Tue *走馬燈の様な / Queen

20161220adayattheracesukorg


走馬燈の様に。
レースの。
競走馬の様に。
今年の。
一年間の。

あれや。
これや。
気づくと。
瞼の裏に。
脳裏に駆け巡る。

あぁ。
もう。
今年も。
そんな時期に。
なってしまったのだなと。

あれはしたし。
これもしたし。
でも。
あれはやってないし。
これもやってないし。

あそこには行った。
ここにも行った。
でも。
あそこには行ってないし。
ここにも行ってないし。

巡る。
思いを。
胸に抱いて。
年の瀬の街を。
歩いていく。

『A Day At The Races』'76年リリース。
『華麗なるレース』なる邦題でも知られるクイーンの5thアルバム。
アルバム・タイトル、ジャケットから『A Night At The Opera』と比較されることが多く。
マルクス兄弟の映画からのタイトルの引用、フレディのデザインによるイラスト。
クイーン自身も商業的な意味も含めてそこは意識的にやっているのだろうなと。
実際に特に日本では、その2枚のアルバムがクイーンのアルバムとしては認知度が高いと。
自分にとっても、初めてリアル・タイムで聴いたアルバムなので思い入れがあるかな。
当時はラジオでも、このアルバムからのナンバーがよく流れていましたからね。
クイーンにとっては初のセル・プロデュースによるアルバムでもあるので。
よくよく聴いてみると。『A Night At The Opera』とは手触り、肌触りが異なってもいて。
やや装飾が少なくなって。剥き出しとまでは言わないまでも素の部分が多いかもと。
ここらは今だから感じられると言うか。今になってわかってきたと言うか。
結局のところ『A Night At The Opera』はそれまでにない成功をもたらしはしたものの。
クイーン自身にとっても冒険だったと言うか、妥協の産物でもあったのだろうなと。
だからこそ。完全に元には戻せないにしても。揺り戻しを掛けたくなったのだろうなと。
「Tie Your Mother Down」「Somebody To Love」「White Man」辺りのナンバー。
そこに顕著に感じられる生々しさ、肉体性。定着を余儀なくされることとなったイメージ。
それへのせめてもの反抗、覚悟を決めた上での最後のガス抜きに聴こえなくもないかなと。
この時に、フレディ、ブライアン、ロジャー、ジョンの脳裏に過った思いはなんだったのか。
そんなことを考えてみたくもなりますかね。特にここ数年は、そんな感じかな。
「Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」は日本のファンへのプレゼントだと言われて。
そう信じて聴いてきましたが。そこにもクイーンの複雑な思いを感じもするかな。
そうは言っても。結局は洋楽を聴き始めたころの思い出が走馬燈の様に巡ったりするのですけどね。

走馬燈の様に。
レースの。
競走馬の様に。
今年も。
一年間の。

なんだ。
かんだ。
無意識に。
瞼の裏に。
脳裏に駆け巡る。

あぁ。
もう。
今年も。
そんな時期だと。
押し詰まってしまったのだなと。

あれはできた。
これもできた。
でも。
あれはできてないし。
これもできてないし。

あいつには会えた。
こいつにも会えた。
でも。
あいつには会えてないし。
こいつにも会えてないし。

巡る。
思いを。
胸の内で反芻して。
年の瀬の街で。
グラスを乾している。

今年も。
相変わらずで。
譲らずに。
曲げずに。
折れずに。

わが道を。
行った。
己が思いを。
通した。
誰の言うことも聞かず。

遊んで。
暴れて。
恋をして。
無茶をして。
走り続けた。

今年も。
相変わらずで。
計算して。
流して。
受け入れて。

道を。
譲った。
思いを。
閉じ込めた。
己の心の声も聞かず。

手を汚して。
心に嘘をついて。
大人しい振りをして。
騙して。
走り続けた。

今夜くらい。
走馬燈の様な。
糾なえる。
あても。これも。
忘れた振りをして。

大好きな。
恋している。
歌声に。
身を委ねても。
許されてほしいかな(笑)。



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2016/03/01 Tue 形として、成果として / Queen

20160301theworksukorg


思っているだけでは。
考えているだけでは。
呟いているだけでは。
何も始まらないし。
何も動き出しはしない。

思うことも。
考えることも。
呟くことも。
実は大事だったりするのだけど。
そこで止まっていては駄目なのだな。

思うところを。
考えていることを。
言葉にして。
きちんと伝えて。
そこから始まる。そこから動き出す。

そうなのだよな。
地下生活者じゃないのだから。
事をなそうとしたら。
否でも周囲を巻き込んで。
動かさなきゃならないのだから。

取りあえず。
きちんと。
言葉にして。文章にして。
意図を明らかにして。
自ら実践してみて。

耳目を引きつけ。
着目させ。
少しだけ感嘆させ。
そうして。
壮大な作品を創り始めるのだ。

『The Works』'84年リリース。
米国での所属をエレクトラからキャピトルへと変えたクイーンの初めてのアルバム。
当然、日本でも移籍となって。ワーナー・パイオニアから東芝EMIへと。
どうも。クイーンはワーナー・パイオニアのイメージが強くて違和感があったなぁと。
そんな思い出が付き纏うのですが。英国では一貫してEMI所属だったのですよね。
さて。前作である『Hot Space』がものの見事に大コケしてしまったクイーン。
起死回生を図らざるを得ず。その手段として取ったのが原点への回帰だったと言うことで。
実に、そこかしこに。過去のアルバムやナンバーの影が見え隠れしていたりするのですね。
あれ、このフレーズはとか。このリズムはとか。このギターはとかですね。
煮詰まっていたが故に、もう開き直るしかなかったのでしょうが。それが良くも悪くも。
クイーンらしさとして前面に出ているアルバムで。それを再起とするか、懐古とするか。
そこらで。評価が大きく分かれてしまうのかも知れないかな。
ただ懐古ではありながら。新しい部分もあって。メンバーのエゴも前面に出てきていて。
これはシングル・カットされるナンバーの印税を巡っての争いが発端で。
実は空中分解に近いくらいにメンバー間の亀裂は深かったそうなのですが。
それが故に。俺がやりたいのはこれだと。こいつをやるのだと夫々が個性を発揮していて。
それが「Radio Ga Ga」や「I Want To Break Free」「Hammer To Fall」「It's A Hard Life」
個性的なヒット曲として表出したと。思う、考えるだけでなく。口にして行動に移したと。
商業的成功も収め、やや惰性になりつつあったものが。緊張感から久し振りに本気になって。
更に、あのライヴ・エイドでの圧倒的存在感で完全復活を果たすわけですからね。
災い転じて福をなすと言うか。やはり形として、成果として残さなきゃ駄目だってことかな。
ただ。その緊張感と剥き出しのエゴ故に、何回か針を落としていると凭れる感じもあって。
ラストの「Is This The World We Created…?」に託されたフレディの心情もわかるかな。

思っているのならば。
考えているのならば。
呟いているのならば。
何かを始めてしまおう。
何かを動き出させよう。

思うことで。
考えることで。
呟くことで。
大事なのだとわかったのならば。
そこから先へと歩みを進めよう。

こう思っているのだ。
こんなこと考えているのだ。
言葉にして。口に出して。
主張して。会話して。
そこから始めよう。そこから動きだそう。

そうなのだよな。
隠遁者じゃないのだから。
事をなそうとしたら。
嫌がる周囲をも巻き込んで。
その気にさせなきゃならないのだから。

取りあえず。
明確に。
文言にして。宣言して。
意思を明らかにして。
自ら率先してみて。

周囲を振り向かせ。
括目させ。
少しだけ吃驚させ。
そうして。
壮大な成果を育て始めるのだ。

そもそも。
誰もが。
今の。この。
現状を。世界を。
望んではいなかっただろう。

だったら。
大人しく。
群れ集って。
陰で。
あれこれ言ってないで。

現状を打破して。
世界を破壊して。
その手に。
その心に。
自由を得る闘いを始めればいい。

誰かが。
口火を切らねば。
誰かが。
声を上げねば。
画を描かねばならないのなら。

取り敢えず。
切って。
上げて。
描いて。
大袈裟に拳を突き上げてやろう。

それに。
乗っかって。
形にしてくれれば。
成果を上げてくれれば。
もうけもの。

先ずは。
愚痴を。
鬱憤を。
聞くだけ聞いて。
そいつを意見に、意思に転嫁させて。

旗を上げて。
旗を振って。
後は下書きを描いたら。
勝手に。
皆が描いてくれれば。それでいい。

兎に角。成果を残しにかかろう。



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2015/11/24 Tue *夢、幻の如くなり / Queen

20151124anightattheoperaukorg


一夜。
今夜限り。
夢幻の宴を。
儚き祝祭を。
繰り広げん。

過ぎてしまえば。
あの夜も。
この夜も。
この先に訪れる夜も。
夢、幻の如くなり。

さりとて。
日々に。
その営みに。
追われる中にては。
夢も幻も。遠くにあり。

その。
欠片さへも。
感じている。
追っている。
余裕さへも無く。

なれば。
偶に。
この魔の時に。
夢幻の宴へと。
誘われん。

回る回転木馬。
煌めく灯り。
歓声と嬌声。
眩いばかりの光の向こうへ。
いざ行かん。

『A Night At The Opera』'75年リリース。
クイーンの4枚目にして代表作、最高傑作とも言われるアルバム。
最高傑作かどうかに関しては異論も多々あるとは思われますが。
少なくともクイーンが英国を制覇して、米国でも認知されたのはこのアルバムからで。
このアルバムの成功なしに、クイーンを語ることができないのは確かだと思われます。
3枚のアルバムをリリースした時点で。商業的な成功の規模は別として。
音楽的には、ほぼやりたいことはやり尽した感があったと思われて。
逆に言えば。デビュー前からの構想、アイデアを一旦は総て出し尽くしてもいたのかなと。
もっと正直に言ってしまえば。正統派のブリティッシュ・ハード・ロック・バンドとしては。
既に。2枚目の『Queen Ⅱ』で完成を見てしまったとも言えるのではないかと。
では。どうすると。ブリティッシュ・ロックとしての本流、原点からは外れることなく。
多種多様な要素を取り入れることで幅を広げる、更にはそれを華やかに彩って展開させる。
それがクイーンの出した結論であり。その為に当時としては常識を超える製作費を投入し。
開発されたばかりの24トラックのレコーダーまでをも駆使して総力を挙げて臨んだと。
元々、フレディー・マーキュリーを始めとして個性豊かで、志向性も異なっていた4人が。
その個性と志向性を前面に出して、それぞれがその類まれなる才能を解き放ってみせたと。
華麗にして芸能の人、フレディ。ギター・マニアックなブライアン、ハード・ロックなロジャー。
そしてポップでダンサンブルなジョンと。4人がその本性を表してみせたと。
それでいて。統一感を失わず、コンセプト・アルバムも言えるほどの起承転結も鮮やかに描いてみせたのは。
上り調子だったが故の一体感と、やはり類まれなフレディの個性が支柱になっていたからなのでしょう。
この眩いばかりに煌びやかで。一方で儚さをも漂わせる。まさに夢幻の宴の世界はクイーンだからこそのもの。
それも。厳密に言えば。このアルバムでのみ成し得たものであると。
その集大成が「Bohemian Rhapsody」であることは周知のところであると思います。

一夜。
今夜限り。
夢幻の宴に。
儚き祝祭に。
身を投じん。

終ってしまえば。
あの夜も。
この夜も。
この先に訪れる夜も。
夢、幻の如くなり。

さりとて。
時の流れに。
その早さに。
追われる身としては。
夢も幻も。遠くにあり。

その。
一端さへも。
感じられる。
触れられる。
機会さへも無く。

なれば。
偶に。
この魔の刻に。
夢幻の宴へと。
投じよう。

回る走馬灯。
煌めく輝き。
歓喜と狂喜。
妖しいばかりの光の向こうへ。
いざ行かん。

夢、幻の如くなり。
振り返れば。
人の生など。
その程度の。
ものなれば。

一夜。
今夜。
振り返る。
その時が。
訪れるその前に。

夢に溺れ。
幻に遊び。
舞い踊り。
宴の中に。
その生を感じたい。

煌めけば。
煌めくほど。
輝けば。
輝くほど。
我を忘れ。

妖しければ。
妖しいほど。
婀娜なれば。
婀娜なほど。
我を滅し。

その。
眩くも。
妖しい。
光が。
消えるその時まで。

悦びに溺れ。
歓びに遊び。
舞い踊り。
歌い奏で。
宴の中に生と死を感じたい。

夢、幻の如くなり。



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2015/10/13 Tue *区切り / Queen

20151013queengreatesthitsvoltwo


区切り。
そのきっかけなど。
何でもいいのだ。
ただ。
その時期が来た。それだけのことだ。

万物流転。
流れぬものなど。
転がらぬものなど。
この世の中に。
存在はしない。

諸行無常。
行かぬものなど。
無くならぬものなど。
この世の中に。
存在してはならない。

根なし草故。
その理は。
他の誰よりも。
その身をもって。
実感している。

一抹の寂しさ。
そう。寂しさ。
そして。怒りも。
所詮は。その程度のもの。
直ぐに。忘れてしまう。

現に。
既に。
目は。耳は。
心は。
もう。次へと向かっている。

『Greatest Hits Vol.Ⅱ』'91年リリース。
後期クイーンのヒット曲、代表曲を集めた2枚組ベスト・アルバム。
英国でのリリースが'91年の10月だったと言うことで。
結果的に1ヶ月後に他界したフレディ・マーキュリーの遺作とも位置付けられ。
英国では当然の様にチャートの1位を獲得。今も売れ続けているアルバム。
『Hot Space』から『Innuendo』までのアルバムから選ばれた全17曲。
それ以前のスタイル、サウンドから大きく変化した、まさしく後期クイーン。
その軌跡を凝縮したアルバムで。言わば芸能のクイーンの集大成とも言えるかと。
ブリティッシュ・ハード・ロックの新世代、貴公子として鮮烈にデビューしたクイーン。
しかし。恐らくはその世界は最初の3枚のアルバムで頂点を極め。
より芸術的にと幅を広げ始め、更にはその世界をも逸脱してより広い世界を目指したと。
その過程に於いて。初期からの熱狂的なファンは離れていき。それどころか。
クイーンの内部においても混乱と対立を引き起こしながらも。米国や南米も制覇した時代。
その生い立ちからして多様性と多義性をその身の内に宿していたで、あろうフレディー。
そのブラック・ミュージックへの憧憬をポップな楽曲に昇華させたジョン・ディーコン。
後期のクイーンを牽引していたのは明らかにフレディーとジョンだと思われて。
根っからのロック好きなブライアン・メイとロジャー・テイラーとの間には溝もあったかと。
それが楽曲のクレジットや、シングル曲の選択における確執を生み。
更にはアパルトヘイト時代の南アフリカでライヴを行ったことにより、人気も急落してと。
それがライヴ・エイドでの圧巻のパフォーマンスで起死回生の復活を遂げて。
その後のツアーでも行く先々で熱狂を巻き起こして。しかし、そこでフレディーの発病。
他の3人がそれを告げられて制作した『The Miracle』からはクレジットはクイーンで統一。
このアルバムにも収められている「I Want It All」など素晴らしいナンバーを含むも。
ツアーは行われず『Innuendo』の録音に入り、そして「The Show Must Go On」を。
そのまさにスワン・ソングとも言える絶唱を遺して。フレディーは、旅立ったと。
混迷から、再起、そして終末へと。後期クイーンの区切りを見事に捉えたアルバムなのです。

区切り。
その意味合いなど。
何でもいいのだ。
ただ。
それが到来した。それだけのことだ。

万物流転。
流れぬものなど。
転がらぬものなど。
ただ澱んでいくだけ。
ただ苔むしていくだけ。

諸行無常。
逝かぬものなど。
滅びぬものなど。
この世の中に。
存在する筈もない。

河原乞食故。
その様は。
他の誰よりも。
その身をもって。
実感している。

一抹の切なさ。
そう。切なさ。
そして。悔しさも。
所詮は。その程度のもの。
直ぐに。消えてしまう。

現に。
既に。
手は。足は。
魂は。
もう。次へと向かっている。

現に。
既に。
もう。
心も。魂も。
懐かしいと感じている。

言葉は過去形となり。
視線は過去の映像を捉え。
過ぎ去ったもの。
終ったものとして。
心も。魂も。扱っている。

そこには。
若干の感傷はあれども。
それ以上の感情は入り込めない。
区切りがついた。
その瞬間に。総ては過去となる。

そこには。
若干の回顧はあれども。
それ以上の思慕は残らない。
区切りをつけた。
その瞬間に。総ては未来へ向かう。

だからこそ。
区切りは区切りとして。
存在しなければならない。
明確でなければならない。
そこに。区切りの意味がある。

復活と再生。
再生とその終焉。
それを過去として語り。
それを過去として目にし。
また新たな区切りへと歩み始める。



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2014/11/24 Mon *豊光の先へ / Queen

20141124queenlivekillersukorg


豊かで。
眩い。
光を。
纏い。
放ちながら。

更に。
その先へと。
向かう。
それが。
総て。

望んだものだったのか。
望まれたが故だったのか。
今となっては。
知る術もなく。
ただ遺されたのは。

豊かで。
眩く。
気高く。
しかし。
哀しみの滲むその光跡だけ。

『Live Killers』'79年リリース。
クイーンにとって初のライヴ・アルバム。
2枚組に渡って初期から中期までのヒット曲、代表曲がこれでもかと。
因みに日本盤は鮮やかなレッドとグリーンのカラー・レコードが話題を呼びましたが。
英国オリジナル盤は通常のブラック・ヴィニールでプレスされています。
1stアルバムから『Jazz』までのアルバムから選曲されていて。
その意味ではベスト・アルバム的な意味も帯びていたのだと思われます。
'79年の欧州ツアーの音源から編集されていて。数曲カットされらのみでほぼ完全収録。
同年に行われた日本公演もほぼ同じ選曲、曲順だったとのことです。
いきなり「We Will Rock You」のロック・ヴァージョンで始まるのがカッコ良くて。
今でも、このロック・ヴァージョンには思い入れがあったりもします。
ジャケットにもある様に大量のバリライトを用いたステージもカラフルで豪華なもので。
どこかに。メンバーの中でも一区切り、あるいは集大成的な意識があったのかも知れません。
実際に翌年にリリースされる『The Game』から音楽性が大きく変化しているので。
特に、そのルックスの変貌でもファンを驚かせることになるフレディには何か覚悟があったのかも。
このアルバムを聴いていると。ライヴ故のラフさはあるものの。その完成度は高く。
中期のクイーンは既に。やりたいこと、やえることをやり切って飽和状態にあったのかなと。
初期の3枚のアルバムと、当時のライヴだけでもブリティシュ・ハード・ロック史に名を刻んだであろうと。
そこから、更に世界を拡げて「Bohemian Rhapsody」に辿り着いたら。普通はそこで終わりかなと。
それでも。更なる光を放ち続けようと。何処までも光を身に纏いその中心に居続けようとした。
勿論、ファンに求められている意識もあったでしょうが。こと、フレディに関しては。
常にそうあらなければならない。独自の世界を切り拓きつつ、スターでい続けねばならない。
そんな業を背負って。光を放ち続け、光と共に去って行ったのかなと。そんな感傷的な気分にもさせられます。

圧倒的で。
華やかな。
光を。
纏い。
放ちながら。

更に。
その向うを。
目指す。
それが。
総て。

自らの意志によるものだったのか。
使命感に駆られてもいたのか。
今となっては。
考えても詮無く。
ただ遺されたのは。

圧倒的で。
華やかで。
誇り高く。
しかし。
寂しさの滲むその航跡だけ。

生まれた時からの。
天命に殉じたのか。
自ら育んだ。
宿命を全うしたのか。
いずれにせよ。

他者とは異なる。
唯一無二の。
己と。
向き合い。
格闘しながら。

傷口から。
血を流しながら。
その代償として。
身に纏った。
光を放ち、与え。

アーティストとして。
芸能の人。
傾奇者としての。
運命を受け入れ。
全うした。

そして。
豊光の先へ。
旅立っていった。
そんな人間が。
いたことを決して忘れることは無いだろう・・・



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2014/03/25 Tue *持続できない / Queen

20140325flashgordon


ほんの。
ひと時。
その。
一瞬ならば。
煌くことも。

あると言えば。
あるんだけど。
それが。
本当に。
その瞬間だけで。

直ぐに。
消えてしまって。
何処かへ行ってしまって。
あの煌めきは。
なんだったのだろうと。

持続できない。

『Flash Gordon』'80年リリース。
同名映画のサウンド・トラック盤として制作されたクイーンのアルバム。
A面頭の「Flash's Theme」とB面ラストの「The Hero」以外はインストなので。
純粋なクイーンのオリジナル・アルバムとしては物足りないと言うか無理があるかな。
でもクイーンのディスコグラフィでは他のオリジナル・アルバムと同列に並べられてるし。
「Flash's Theme」なんかの壮大で大袈裟ですらある感じは如何にもクイーンですしね。
確かシングルとしてもそこそこヒットしたんですよね。ベスト・アルバムとかにも入ってるし。
ライヴとかでもやってた記憶があるから。メンバーも気に入ってはいたのかなとは思いますが。
多分に前作である『The Game』でようやく全米制覇を成し遂げて。その勢いでやっちゃったかなと。
アメコミを原作として。ジョージ・ルーカスも映画化したかったと言う作品ですからね。
ここはいっとけみたいな感じだったのかなと。ただ誤算だったのはこの映画こけたんですよね。
既にあの『Star Wars』が世に出た後ではあまりにも分が悪かったんだろうなと。
しかもねぇ。知る人ぞ知るだと思いますがパロディで『Fresh Gordon』ってのがあって。
『Flash Gordon』自体も十分にB級なんですが、その上を行くB級ポルノので。
どうにも。特に日本ではそのイメージが強くて・・・クイーンも選ぶ作品を誤ったかな。
まぁ、インストでは初期のハードなクイーンに立ち返ったかのブライアン・メイノ活躍が新鮮ですが。
でも。まぁ、クイーンの歴史の中ではあまり語られることも無く。
「Flash's Theme」の瞬間の煌きだけが残ったアルバムですかね。残念ながらね。

ほんの。
ひと時。
その。
一瞬ならば。
閃くことも。

あると言えば。
あるんだけど。
それが。
本当に。
その瞬間だけで。

直ぐに。
忘れてしまって。
何処かへ消えてしまって。
あの閃きはは。
なんだったのだろうと。

持続できない。

確かに。
煌いたし。
閃いたし。
それは。それで。
間違いなくて。

その瞬間は。
その煌きは。
その閃きは。
その時は。
最高で。最強で。

なんだけど。
直ぐに消えて。
何処かへ行って。
何処かへ消えて。
あれは何だったのかと。

その一瞬は。
世界は手の中で。
世界の頂上で。
笑っているんだ。
幸せなんだ。

でもね。
そう。
まさしく。
閃光の如くで。
持続できないんだよなぁ(苦笑)。



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2014/02/02 Sun *境界線 / Queen

20140202queensecondukorg


こちら側。
あちら側。
どちら側に。
いま。
いるのだろう。

こちら側。
あちら側。
どちら側。
いま。
見ているのだろう。

曖昧なのか。
曖昧にしているのか。
その。
境目が。
解らない。感じられない。

何処にいる。
何処を見ている。
曖昧模糊。
灰色の霧の中。
彷徨っている。

『Queen Ⅱ』'74年リリース。
クイーンがいよいよその本領を発揮し始めた2ndアルバム。
華麗で絢爛で目くるめくサウンド。その世界が姿を現したと。
A面をサイド・ホワイトとし、ブライアン・メイの作品(1曲だけロジャー・テイラー)で纏めて。
B面をサイド・ブラックとし、フレディ・マーキュリーの作品だけで纏めてと。
ジャケットなどのデザインにもそのコンセプトを反映させて徹底させています。
1stアルバムで鮮烈に輝かせたブリティッシュ・ハード・ロック・バンドとしての血脈と資質。
それをより一層色濃く感じさせながら。更にドラマティックにダイナミックにと。
多重録音を駆使したであろうブライアンのギターと、4人によるハーモニーが見事の一言です。
特に。B面。サイド・ブラック。フレディがその総てを注ぎ込んで妥協なく創り上げたであろう世界。
緩急自在な展開で聴く者を瞬時にして掌中にし。そのまま一気に引き摺り込んでしまう魅力。
美しさや妖しさが交互に入り乱れ。天使と悪魔が乱舞するかの如き世界。
そんな世界が一分の隙もなく構築されていることに驚きを隠せません。とんでもないなと。
フレディの何たるか、クイーンの何たるかは。このサイド・ブラックにこそあると思ったりもします。
うん。このサイド・ブラックは『Abbey Road』のB面に匹敵するんじゃないかなぁ・・・
勿論、フレディの世界を共に構築しうる3人がいてこそのクイーンであったのですが。
その本質はやはりフレディの世界だったかと思うと。そのまま境界線を越えて。
サイド・ブラックを究めたクイーンも聴きたかったかな。そうしなかったから世界的成功を得たのでしょうけどね・・・

こちら側。
あちら側。
どちら側を。
いま。
望んでいるのだろう。

こちら側。
あちら側。
どちら側を。
いま。
目指しているのだろう。

漠然としているのか。
漠然とさせているのか。
その。
境目に。
届かない。触れられない。

何処に行きたい。
何処を望んでいる。
漠然とした不安。
灰色の霧の中。
彷徨っている。

手探りで。
進みながら。
一歩一歩。
踏み出しながら。
見極めようと。

こちら側。
あちら側。
どちら側に。
あるのだろうかと。
いられるのだろうかと。

ありたいのだろうかと。
いたいのだろうかと。
見たいのだろうかと。
行きたいのだろうかと。
望んでいるのだろうかと。

その。
境目。
その。
境界線。
何処にあるのか。

見えていないのか。
見ていないのか。

境界線。



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