2009/10/15 Thu *奴等がやってくる! / AC/DC

20091015ifyouwantitblood


奴等がやってくる。
ついに。ついに。
奴等がやってくるのだ。

秋が終り。
冬来たりなば。
春遠からじ。

奴等がやってくる。
もう。そこまで。
足音が近づいてきている。
奴等がやってくるのだ。

もう。
今から。
血が沸き。
肉が踊る。
大声で叫びながら。
鉦や太鼓を鳴らしたくなる。
だって。だって。
奴等がやってくるのだ。

『If You Want Blood You've Got It』'78年リリース。
このタイトルとジャケットだけでも最高に御機嫌なAC/DCの初めてのライブ・アルバム。
ヤング兄弟の故郷であるスコットランドはグラスゴーでのライブで収録されたとも言われています。
スタジオ録音も勿論素晴しいのですが。このアルバムに針を落とす度にやっぱりAC/DCはライブだよなと。
とにかく圧倒的。もう野放図にやりたい放題。向ってくるものを総て薙ぎ倒してぶっ飛ばしています。
触れれば血が出る刃の如くに切れまくるリフ。ガンガン、ズンズン腰を突き上げ揺り動かすビート。最高です。
無骨で泥臭いボン・スコットのヴォーカルのやさぐれ具合も御機嫌で。正にロックン・ロールここに極まれりです。
理屈も理由も要らない。ロックン・ロールが大好きで。ロックン・ロールに殉じてしまう。それでいいではないかと。
首を振り、足を踏み鳴らし、拳を突き上げて叫ぶ。それだけでいいんだよと。もう、どんなもんだいってところです。
飲みたい、吸いたい、やりたい、ぶっ壊したい・・・ロックン・ロールなんてそんなガキの熱き思いの産物で。
今も「Problem Child」のままで「High Voltage」で「Whole Lotta Rosie」のロージーの様なネェちゃんが大好きで。
そんなロックン・ロール馬鹿、ロック馬鹿にとっては本当に至極、至福の時間を過ごせるアルバムなのです。

奴等がやってくる。
ついに。ついに。
奴等がやってくるのだ。

秋が終り。
冬来たりなば。
春遠からじ。

奴等がやってくる。
もう。そこまで。
熱気が吹きつけてくる。
奴等がやってくるのだ。

もう。
今から。
胸が騒ぎ。
魂が震える。
大砲をぶっ放して。
高らかに咆哮しながら駆け出したくなる。
だって。だって。
奴等がやってくるのだ。

奴等がやってくる。
ついに。ついに。
奴等がやってくる。

ロックン・ロール馬鹿、万歳!
ロック馬鹿、万歳!
奴等がやってくる!

2010年3月、AC/DC来日。
へへっ。
Tシャツとパンフも絶対買うんだ。

奴等がやってくる!

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2009/04/08 Wed *狂愚 / AC/DC

20090408highwaytohell


思えば。
此処までも。
今までも。
そうだった。
そうしてきた。

多いとか。
大きいとか。
決まってるとか。
立派だとか。
完成してるとか。
安定してるとか。

そんなことは。
どうでもよくて。
そんなんじゃ。
面白くなくて。

楽しめるか。
笑えるか。
のめり込めるか。
思い込めるか。
燃えるか。
とどのつまりは。

好きかどうか。
それだけで。
選んで。
歩んで。
此処まで。
今まで。

『Highway To Hell』'79年リリース。
初めて地元オーストラリアを離れてイギリスで制作されたAC/DCのアルバム。
ロバート・ジョン・“マット”・ランジによるプロデュースが当たって。シンプルでラウドで。
それでいて実に聴きやすいサンドに仕上がっていて。初のミリオン・セラー・アルバムとなりました。
凄いのは聴きやすいと言っても、決して軟弱になった訳でなく。怒涛のR&R馬鹿っ振りはそのままなとこで。
今やロック・アンセムともなったタイトル曲に始って「Girls Got Rhythm」とか。
「If You Want Blood (If You Want It)」とかとか。もうタイトルからして御機嫌なナンバーが詰まっています。
切れまくるリフと下半身直撃のビート。そこに込められたR&Rへの愛情。狂おしいまでに愚かで。
もう。このアルバム。そしてAC/DCを聴く度に。楽しくて。燃えてきて。笑えてきて・・・ただただ好きなんです。
やっぱり。これだよなと思わせてくれます。これを好きになれなかったらR&Rとは縁が無いと思うしかないかな。
そして。昨年久々のアルバム『Black Ice』もリリースされて。これまた久々の来日も待たれるのですが。
このアルバムが遺作となってしまったボン・スコットの歌声と勇姿を生で聴きたかった、観たかったなと改めて。

思えば。
此処までも。
今までも。
そうだった。
そうしてきた。

多いとか。
大きいとか。
決まってるとか。
立派だとか。
完成してるとか。
安定してるとか。

そんなことには。
背を向けて。
そんなものには。
尻をひん剥いて。

楽しんで。
笑って。
のめり込めんで。
思い込んで。
燃えて。
とどのつまりは。

好きなんだからと。
それだけで。
選んで。
歩んで。
此処まで。
今まで。

今度も。
また。
それだけで。
選んで。
歩んで。
狂おしいまでに。
愚かなまでに。
ひたすらに。

当たればデカイ。
が、リスクも高い。
でも。
好きなんだ。それだけなんだ。

狂愚。

迷わず行けよ、 行けばわかるさ(笑)。

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2009/03/06 Fri *杓子定規 / AC/DC

20090307acdc74jailbreak


決まりですから。
みんな同じですから。
前例がありませんから。
なにかあったら困りますから。
ずっとこれでやってますから。
守らないといけませんから。

なんで?
どうして?
なんのため?

とにかく。
決まりですから。

馬鹿じゃね~の。

『'74 Jailbreak』'84年リリース。
結成10周年を記念してリリースされたAC/DCのミニ・アルバム。
オーストラリア盤の『High Voltage』『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』にのみ収録されていた5曲を収録。
荒削りで。意外にブルージーなデビュー当時のAC/DCの姿が垣間見える貴重な編集盤となっています。
ブルース・クラシック、「Baby Please Don't Go」のカヴァーもあったりして。
このナンバーでは貴重なアンガス・ヤングとマルコム・ヤングによるツイン・リード・ギターも聴けます。
原石のカケラを拾い集めただけのアルバムですが。既に光を放ち始めているのを感じることができます。
アルバム・タイトルの如く。囚われること、縛られることを嫌い、拒絶する。自由奔放なロックン・ロールです。
インナーに印刷されたアンガスとボン・スコットのツー・ショットが涙を誘ったりもします。
アンガスは、一生ボンとロックン・ロールし続けたかったんだろうなと・・・

決まりですから。
みんな同じやり方で。
前例に沿って薦めて下さい。
独自の手法とかは認められませんから。
ずっとこれしかやってませんから。
破ってはいけませんから。

なんで?
どうして?
なんのため?

わかりません。
決まりですから。

馬鹿じゃね~の。

均一。均質。
ただの無機質。
無味乾燥。
同じ顔。同じ声。同じ台詞。

馬鹿じゃね~の。

なんでも。
かんでも。
杓子定規。

そんなものに。
囚われてたまるか。
縛られてたまるか。

そんなもの。
ぶち破ってしまおう。
逃げ出してしまおう。

闘志満々。
闘魂メラメラ(笑)。

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2008/10/15 Wed *ぶっちゃけ / AC/DC

20081015letthereberock


ぶっちゃけ。
好きなんだから。
しかたない。

否定しようとも。
無視しようとも。
遠ざけようとも。
結局は。
どうしようもない。
好きなんだから。

身も蓋もないが。
その匂いが。
危なく。甘く。切なく。
そんな匂いを纏ったものが。
好きなんだから。

『Let There Be Rock』'77年リリース。
今ではお馴染のバンド・ロゴが初めて誇らしげにジャケットを飾ったAC/DCの4thアルバム。
アルバム・タイトル(邦題は『ロック魂』)からして。もうひたすらにロックへの、R&Rへの愛に溢れています。
このひたすらな。ひたむきな。ロックへの、R&Rへの確信的な愛情の発露、爆発こそがAC/DCの総てです。
ただただ。真正直に。馬鹿馬鹿しいほど真正直に。楽しく、激しくリフを刻み、ブギを極めてみせる。
これほど楽しくR&Rを聴かせてくれるバンドは世界中探したってそうざらにあるものではありません。
難しい理屈や、凝り固まった思考なんかどうでもよくて。精神と身体の命じるままに突っ走ればいいのだと。
そんな大人気ない、青臭い心意気に。時に失笑しながらも。心底痺れてしまっている自分に気づくのです。
だってねぇ、先のことなんかどうでもよくて。いまこの一瞬に総てをかけて。
己が求めるもの、己の好きなものに。笑いながら殉じられるなんて最高にカッコいいじゃないですか。
なかなかここまで確信的にはなれない。思い切れない、信じられない自分を知っているから、尚更ね。
タイトル曲、「Problem Child」「Hell Ain't A Bad Place To Go」そして「Hole Lotta Rosie」・・・
あぁ、ボン・スコットやアンガス・ヤングの様に(?)生きたいなと思うのです。
ぶっちゃけ。綺麗なお姉ちゃんと。ギネスとジャックと。御機嫌なR&R・・・それだけでいいんじゃないかと(笑)。
危なく。甘く。切なく。そんな匂いだけを追っかけて生きられれば十分じゃないか、なんてね・・・

ぶっちゃけ。
好きなんだから。
しかたない。

否定したこともないし。
無視したこともないし。
遠ざけようしたこともないし。
正直。
どうしようもない。
好きなんだから。

身も蓋もないが。
その匂いから。
危なく。甘く。切なく。
そんな匂いを纏ったものから。
逃れられる術がない。
逃れようとも思わない。
好きなんだから。

ぶっちゃけ。
因果なもんだなと。
時には思わなくもないけれど。

ぶっちゃけ。
好きなんだから。
しかたない。
どうしようもない。
危なく。甘く。切なく。
綺麗なお姉ちゃんと。ギネスとジャックと。御機嫌なR&R・・・
だけではなくて、ね。

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2008/08/08 Fri *武士は食わねど / AC/DC

20080808dirtydeeds


そりゃね。
食わなきゃならないから。
ある程度はね。
我慢もするし。
妥協もしよう。
だけどさ。
ものには限度があるんだな。
どんなことでも。
なんでも。
請負うと思ったら大間違い。
筋が通ってないだろう。
理に適ってないだろう。
なにより。
意思に反しているだろう。
悪いけど。
断らせてもらうよ。

『Dirty Dees Done Dirt Cheap』'76年リリース。
ヒプノシスが手掛けたジャケットが少しばかり不似合いなAC/DCの欧米での2ndアルバム。
いや、ヒプノシスは嫌いじゃないんですがAC/DCにはアート感覚なんていらないんじゃないかと(笑)。
タフでラフで。そしてワイルドでシンプルなR&R。これこそが我等のAC/DCですから。それだけですから。
とにかくワイルドでダーティなボン・スコットのヴォーカルが最高で。やっぱりこうでなきゃと。
マルコム・ヤングがこれでもかと刻むリフとの相性も抜群で。やっぱりAC/DCはボン時代に限るかなと。
ロック・スターを夢見て下積みを重ねた遅咲きの野生児だったボン。その思いの丈が、意志が熱くて。
数年後に泥酔した結果、夭折してしまったことも含めて。R&Rに殉じた気高さを感じてしまったりもするのです。
諦めず。媚びず。屈せず。吠えて。噛みついて。走り続けて。笑い飛ばして。そのままに・・・カッコ良いなぁ。

そうさ。
食っていくだけだったら。
どうにでも。
なるんだ。
できるんだ。
だけどさ。
心に嘘はつけないからね。
どんなことでも。
なんでも。
請負うと思ったら大間違い。
筋を通そう。
理を守ろう。
なにより。
意思の指し示すままに。
悪いけど。
進ませてもらうよ。

武士は食わねど高楊枝。
なんて。
勿論、ちゃんと食いはするけどね。
この胸のうちにある。
矜持だけは。
譲りはしない。
譲れはしない。

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2007/11/22 Thu *飛び道具 / AC/DC

20071122forthoseabout


わかりました。
うちの核弾頭をレンタルしましょう。
じゃぁ、頼んだよ。

頼んだよって。
核弾頭ねぇ。
まぁ、当たらずも遠からずだけど。
そりゃね。
飛び道具だって自覚は無きにしもあらずだけど。
いいんですね。いっちゃいますよ。
いったらとことん。とことんですよ。

『For Those About To Rock』'81年リリース。
ブライアン・ジョンソンをヴォーカリストに迎えての2作目、そして初の全米1位に輝いたAC/DCのアルバム。
とかくメタルの範疇で語られがちなAC/DCですが。いやそれも間違いではないのですが。
それよりもなによりも。R&Rだなと。R&R大好きなんだろうなと。それをいつも感じさせてくれます。
ベースには常にブルースやR&Bがあって。それを独自のブギーに昇華させて。
ひたすらに。ただひたすらに。ブギーで突っ走る。その一途な姿にはいじらしささえ感じてしまうのですが。
とにかく。アルバムの頭に配されたタイトル曲から、もう号砲一発。火を噴いて飛び出していくその砲弾には。
ありったけの。はちきれんばかりのR&Rへの愛情が込められているのです。それが嬉しいのです。
個人的にはより飛び道具っぽくて危なかったボン・スコットのヴォーカルの方が好きではありますが。

心強いよ。
最強の援護射撃になるよ。
じゃぁ、頼んだよ。

頼んだよって。
この核弾頭は。
たまさか暴発しかねませんけど。
そりゃね。
飛び道具にだって安全装置はありますけど。
いいんですね。いっちゃいますよ。
いくときは。いっちゃいますよ。

他の誰も飛べないから。
他の誰もいけないから。
それを周りも。実は自分も。
解っているから。
いっちまえと。
そんな飛び道具を演ずるのが。
結構、好きだったりする。

信頼が無ければ。
飛ばせられないし。
愛情が無ければ。
飛んでいけないしね。

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2007/05/16 Wed *ゾクゾク / AC/DC

20070516powerage


ビリビリ。
きたぞ、きたぞ。
体に電流が走って。
頭に血が上って。

ビリビリ。
きたか、きたか。
そう、きたか。
そう、でるか。
上等じゃないの。

ビリビリ。
言ってることが違うよね。
口にしたことを忘れたの。
それはそれで。
いたしかたないことも。
ままあるけれど。
限度ってものもあるんだし。
仁義に悖っちゃいけないよな。

ビリビリ。

『Power Age』'78年リリース。
初のアメリカ・ツアー後に録音されたAC/DCの(オーストラリアのみの最初の2枚を除いた)4thアルバム。
イギリスに続いてアメリカへも上陸を果たして。ますます意気軒昂で。少し余裕も出てきたか。
無理に力まずに。ごくごく自然体に近くなったかなと。故にそのシンプルでラフで。意外とクリアで。
そしてなんと言っても。ハードにドライブするそのブギーが迫力満点に聴くものへと迫ってくるのです。
アルバムの構成もなかなか見事で。緩急もあり(と言っても基本的に総てハード・ブギーですけど)。
そして起承転結をも感じさせて。A面からB面へと段々と高揚してきて。最後には思わず叫んでしまうと(笑)。
いや、本当に。ビリビリと電流が走り。そしてゾクゾクと刺激に背筋が震える。そんなAC/DCなのです。

ゾクゾク。
きたぞ、きたぞ。
背筋が刺激に震えて。
口唇に緊張感が漲って。

ゾクゾク。
きたか、きたか。
そう、きたか。
そう、でるか。
上等じゃないの。

ゾクゾク。
言ったこと。
口にしたこと。
違ってるって教えてあげよう。
思い出させてあげよう。
一筋縄じゃいかないけれど。
あの手も。この手も。
大手からも。搦め手からも。

ゾクゾク。

理不尽で。
筋違いで。
仁義に悖って。
そんな。
仁義無き戦い(?)の予感に。
ゾクゾクしたりして。

結構、嫌いじゃなかったりするのです(苦笑)。

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