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2006/11/30 Thu *こんな夜だから / Sonny Boy Williamson Ⅱ

20061130downandoutblues


おいおい。
今になって。
なんなんだ。
それも。
そんなあやふやな。
そんな状況じゃ。
右か。左か。
前か。後か。
判断できないじゃない。
う~ん。
こんな夜に。
こんな気分の夜になるなんて。

『Down And Out Blues』'59年リリース。
路上生活者を写したジャケットも強烈な印象を残すサニー・ボーイ・ウィリアムスンⅡ世のアルバム。
ちなみによく誤解されるようですがジャケットの人物はサニー・ボーイではありません、念の為。
語りかける様に。そして歌う様に。何とも生々しく表情豊なブルース・ハープを吹きながら。
これまた語る様な独特のぶっきら棒な様で温かさが滲み出ている歌声を聴かせるサニー・ボーイ。
実に何とも味わい深く。そして一度味わってしまったら病みつきになってしまう魅力があります。
サニー・ボーイ、実は相当したたかな人物だったらしく。その逸話には事欠かないのですが。
そもそも芸名からして有名なブルース・マン、サニー・ボーイ・ウィリアムスンⅠ世から頂いたもので。
と言うか、本名はライス・ミラーなのですが勝手にサニー・ボーイを名乗って(成りすまして)活動していて。
で、ばれたのですがⅠ世が亡くなったこともあってⅡ世として区別されながらも名跡を継いだ(?)とか。
あのロバート・ジョンソンが毒殺された酒場に居合わせた・・・と言うのも箔を付ける為の真っ赤な嘘だったり。
まぁ、そんなある意味とても人間臭いところが、情感に溢れていて陽気ですらあるブルースを生んだのかも。
そのしたたかさ、逞しさ、しぶとさ。そして明るさが教えてくれるものが確かにあるなと思うのです。

やれやれ。
まぁ仕方がない。
そんなもんだろう。
こうなりゃ。
そんなあやふやな。
そんな状況でも。
右か。左か。
前か。後か。
やってみるしかないだろう。
え~い。
こんな夜だから。
そんな気分に呑まれそうな夜だから。

何だか急に。
突き落とされた様な。
落ちぶれ果てた様な。
そんな気分に負けない様に。
したたかに。しぶとく。明るくいこう。

例えそれが。
強がりでも。
ハッタリでも。
まぁ、何とかなるはずだから。
とりあえず明日の為に。
今夜はいい夢を見ながら寝てしまおう(笑)。

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