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2007/02/22 Thu *匂い / Keef Hartley Band

20070222timeisnear


論理的じゃない。
理屈に合わない。
そうかもしれない。
それも大事かもしれない。
でも。なによりも。
醸し出されるものを。漂ってくるものを。
それを信じてみたくなる。
その匂いを信じてみたくなる。

『The Time Is Near』'70年リリース。
アートウッズ、ブルースブレイカーズでの活動を経て自らのバンドを結成したキーフ・ハートリー。
ギター、ヴォーカルのミラー・アンダーソン、トランペットのヘンリー・ロウザー。飛車角たる存在を従えて。
ミラーのソウルフルな歌声に重厚なホーンが絡みついて、タイトなリズムも爽快な3rdアルバム。
ブルースとソウルとジャズが見事に融合されて。何ともスリリングなサウンドへと仕立てられています。
兎にも角にも。ミラーの歌声とホーンの丁々発止のやりとりが実に鮮やかで刺激的なのですが。
その上に、腕におぼえありのミラーのギターが彩を添えていて。ハートリーの刻みが隠し味になっていて。
そんなこのバンド、キーフ・ハートリー・バンドでしか出せない音が、醸し出す雰囲気が、匂いが大好きなのです。
特にミラーの歌声にはもう。理屈ぬきで心を震わせられる、かきたてられる何かが漂っているのです。

論理は解らない。
理屈も知らない。
そうなんだけれど。
それじゃ駄目なのかもしれない。
でも。なによりも。
醸し出されたものを。漂ってきたものを。
自分の嗅覚で捉えた。
その匂いを信じてみたくなる。

雨の匂いを感じた様に。
春の匂いを感じた様に。
あいつの匂いを感じた様に。
あの娘の匂いを感じた様に。
さぁ、大きく息を吸いこんで。
直ぐそこまできている。
直ぐそこに迫っている。
その時の匂いを捉えよう。
その時の匂いを信じよう。

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