2007/04/07 Sat *変則的 / Beck, Bogert & Appice
いつもと違う。
いつもと異なる。
ちょっと変則的だけど。
まぁ、こんな顔合わせも。
偶にはいいかもしれませんね。
じゃぁ、一杯。
そうですね、一杯。
先に飲ってますよ。
ちょっと待っててよ。
三人だけのささやかな宴の始り。
『Beck,Bogert&Appice Live』'74年リリース。
前年の大阪公演から収録されたベック、ボガート&アピスのライブ盤・・・のダイジェスト盤(?)。
前年にリリースされた13曲収録の2枚組を8曲収録の1枚にしてしまった変則的なアルバムです。
もともと日本だけのリリースで曲順も実際の演奏順とは異なっていたのですが。
それを更に曲順を変更して。ジャケットも変えてと(もう1種類存在します)。まぁ、やりたい放題で。
当時の権利関係のルーズさとか、う~ん、ベックの人気の程が伺えるとも言えるのでしょうか。
本来なら第一期ジェフ・ベック・グループの後に結成されるはずだったベック、ボガート&アピス。
そのタフでラフでハードなサウンドは、どうにも機を逸してしまった感じが拭えなくはあるのですが。
でも、お互いが譲らないで。夫々がフロントで弾きまくる。そんなぶつかり合いが爽快だったりします。
ガチンコで、ボコボコになるまで殴りあう。そんな非プロレスな総合格闘技な3人の戦いが楽しめます。
だからこそ、2枚組じゃキツイ時もあるので。この変則的なアルバムの存在は貴重だったりもするのです。
いつもと違う。
いつもと異なる。
ちょっと変則的だけど。
まぁ、こんな顔合わせも。
偶にはいいものですね。
じゃぁ、もう一杯。
そうですね、もう一杯。
もうお酒無くなっちゃったよ。
買ってくるから待っててよ。
三人だけのささやかな宴も盛り。
いつもと違う。
いつもと異なる。
ちょっと変則的な。
話もしたりして。
想いを語ったりもして。
じゃぁ、もう一杯。
そうですね、もう一杯。
あれ、二本目も空いちゃったよ。
三人だけのささやかな宴も終り。
誰もが口には出さないけれど。
誰もが感じてる不在の大きさを。
愛しく噛締めながら。
ちょっと変則的で。こちらも愛しい。
そんな夜を抱きしめていたのです。
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