« 2007/05/21 Mon *羽があれば / Hummingbird | トップページ | 2007/05/23 Wed *消去法のヒーロー / T.Rex »

2007/05/22 Tue *情熱と冷静のあいだ / Steve Winwood

20070522stevewinwood


面白いし。
手応えはあるし。
燃えてもいる。
それは確かで。
自分の顔にも。
誰かの顔にも。
表れていて。
自分の胸の内も。
誰かの胸の内も。
熱くなっていて。
それを。
楽しんでいる。

『Steve Winwood』'77年リリース。
そのキャリア十数年にして初となったスティーヴ・ウィンウッドのソロ・アルバム。
実はトラフィックの最初の解散時にもソロ・アルバムを制作しかけて結局トラフィックが再編されたことも。
スペンサー・デイヴィス・グループの頃からその黒い歌声に代表される熱さが魅力だったウィンウッドですが。
時を経るにつれて。一種のバランス感覚が働く様になったのか。時に妙に醒めている顔が覗く様になって。
その振幅の大きさと、絶妙な揺れ具合が独特の世界を感じさせる様になったかなと。
このアルバムではクールな肌触りの歌声や鍵盤の響きと、ホットなリズムとの対比が実に見事で。
その時に沈み、時に浮き上がる。その狭間にあるかの世界が心地良くて。聴けば聴くほど嵌っていくのです。
それにしてもウィリー・ウィークスのベースとアンディー・ニューマークのドラムスが弾き出すリズムは絶品で。
このコンビのきっかけを演出したロン・ウッドは本当に偉かったとつくづく思ったりもします。

面白いし。
手応えはあるし。
燃えてもいる。
それは確かでも。
誰にも見えない。
もう一人の自分が。
別の表情を浮かべている。
誰にも覗けない。
もう一人の自分の胸の内は。
凪いだままだったりする。
それも。
楽しんでいたりする。

嘘じゃない。
嫌いじゃない。
好きだ。

本気じゃない。
嫌い・・・でもないけど。
好き・・・でもない。

情熱と冷静のあいだ。
気づくと。
いつもそこに立っている。

|

« 2007/05/21 Mon *羽があれば / Hummingbird | トップページ | 2007/05/23 Wed *消去法のヒーロー / T.Rex »

001 British Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/15171228

この記事へのトラックバック一覧です: 2007/05/22 Tue *情熱と冷静のあいだ / Steve Winwood:

« 2007/05/21 Mon *羽があれば / Hummingbird | トップページ | 2007/05/23 Wed *消去法のヒーロー / T.Rex »