« 2007/06/21 Thu *踊り続けよう / Jim Capaldi | トップページ | 2007/06/23 Sat *表と裏 / The Rolling Stones »

2007/06/22 Fri *しぶとく / The Who

20070622oddsandsods


転んでも。
ただでは起きない。
そりゃそうだろう。
こんなところで。
転んだまま。
跪いたまま。
俯いたまま。
それじゃ、しょうがないだろう。
土でも。草でも。空気でも。
何でもいいから掴んで。握り締めて。
立ち上がったら。
何もなかった顔をして。
前よりも自信のある顔をして。
しぶとくいこう。

『Odds & Sods』'74年リリース。
切れ込み(破れ目?)の入った特殊ジャケットとメンバーの不敵な面構えが印象的なフーのアルバム。
映画版『Tommy』の制作に忙しくて新作が制作できず。さりとてレコード会社との契約でアルバムは必要で。
結局ジョン・エントウィッスルがそれまでの未発表曲等を選曲やリミックスして編集盤をリリースすることに。
ハイ・ナンバーズを名乗っていた初期のナンバーから幻となった『Lifehouse』に収められるはずだったナンバーも。
時代も制作の背景も異なるナンバーがそれこそ寄せ集められているのですが。不思議と違和感は無くて。
ここらはジョンのセンスに依るところと。フーならではの、ピート・タウンゼンドの世界観が背景にあるからかなと。
社会との、世界との埋めがたい距離と消せない違和感。それらを目の前にしながら徒手空拳で立ち向かう。
そんな馬鹿馬鹿しくも悲壮な青臭さと。青臭いが故のしたたかさ。それこそがフーだったりするのです。
そんなフーだから「Long Live Rock」なんて、ベタベタで。だからこそ感動的なアンセムが歌えるのです。
(アルバムと「Long Live Rock」の邦題が「不死身のハードロック」ってのは・・・まぁ、いいか)

ピンチでも。
簡単には参らない。
そりゃそうだろう。
こんなところで。
転んだまま。
跪いたまま。
俯いたまま。
それじゃ、しょうがないだろう。
頭をフル回転。心を奮い立たせて。
何でもいいから掴んで。思い込んで。
心を決めたら。
何でもないよって顔をして。
チャンス到来って顔をして。
しぶとくいこう。

ロックと同じ様に。
こっちもしぶとく。
不死身の様に。
なんどでも。なにがあっても、ね。

|

« 2007/06/21 Thu *踊り続けよう / Jim Capaldi | トップページ | 2007/06/23 Sat *表と裏 / The Rolling Stones »

001 British Rock」カテゴリの記事

012 The Who」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/15547375

この記事へのトラックバック一覧です: 2007/06/22 Fri *しぶとく / The Who:

« 2007/06/21 Thu *踊り続けよう / Jim Capaldi | トップページ | 2007/06/23 Sat *表と裏 / The Rolling Stones »