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2007/06/28 Thu *だいじょうぶ / Free

20070628fireandwater_1


仕事を終えて。
夜の路上に立つ。
夜空を見上げて。
深呼吸一つ。
夜の匂いがした。
闇の香りがした。
よしっ。
だいじょうぶ。

小さなことも。
大きなことも。
いろいろあったけれど。
今日もまぁまぁうまくいった。
今日もまぁまぁ楽しかった。
だいじょうぶ。

『Fire And Water』'70年リリース。
やはりフリーと言ったら、このアルバムだろうと。畢生の傑作にして代表作たる3rdアルバム。
静から動へ。動から静へ。その抑揚の、緩急の鮮やかさ。抑制と爆発の見事な対比。
正にタイトル通りに。天をも焦がす炎と。それを静かに映しだす水面の如く。実に見事な陰影に富んでいます。
初めて自らの手で制作も手がけて。自分達の魅力を余すところ無く表現してみせたフリー。
大半の作品はポール・ロジャースとアンディ・フレーザーによるもので。その充実振りには目を見張りますが。
ポール・コゾフもまたそのギターで。思いの丈を吐き出すか如く。青白い炎を燃え立たせています。
タイトル曲も「Mr.Big」も。そしてやはり・・・「All Right Now」が。このキャッチーで明快なナンバーで決まりかなと。
何はなくても。この曲さえあれば大丈夫と。そう思わせるだけの闇雲な説得力がそこにあるのです。
それにしても。このアルバムリリース時点で。ロジャースとサイモン・カークが20歳。コゾフが19歳。
フレイザーに至っては17歳(!)だったのですから。何とも言葉を失ってしまうのですが。
ここで頂点を極めたが故のその後の失速と迷走振りはさもありなんだったのかもしれません・・・

信号を渡って。
待ち合わせた場所へ。
貴女の笑顔を見つめて。
深呼吸一つ。
髪の匂いがした。
甘い香りがした。
よしっ。
だいじょうぶ。

小さなことも。
大きなことも。
いろいろあるけれど。
今夜も楽しいに決まってる。
今夜も幸せに決まってる。
だいじょうぶ。

何はなくても。
この夜があれば。
貴女がいれば。
だいじょうぶ。

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