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2007/06/29 Fri *錨を上げて / Queen

20070629queen


錨を上げて。
さぁ、漕ぎ出そう。
新しい世界へ。
見慣れた港の。
その先に広がる大海の。
更にその先にあるはずの。
見知らぬ、未知の。
でも。きっと。
楽しいことが起きるであろう。
楽しいことが待っているであろう。
その世界を目指して。
時は来たりた。

『Queen』'73年リリース。
小説家でも映画監督でも。そしてミュージシャンも。実はその処女作に。その何たるかが総て語られている。
そんなありふれた、しかしかなりの確率で的を得ていると思われる仮説が当てはまるクイーンの1stアルバム。
フレディー・マーキュリーのヴォーカルも。ブライアン・メイのギターも。そしてクイーン・サウンドそのものも。
殆どその総てがこのアルバムでその何たるかが披露されていて。後はその変奏曲だったのかとさえも。
それくらい既にデビュー時に於いて完成度が高いバンドだったのだと改めて思うのですが。
前身となったバンドにフレディーが加入してからこのアルバムのリリースまでに3年という月日が流れていて。
その出港までの準備期間に積込まれ熟成されたものがかなりあったのではないかと思われます。
当然、その間に海図を睨みながら航路や航法に関しても相当に検討を重ねていたに違いなくて。
その何たるかを、手の内を曝け出しつつも。その魅力で惹きつけつつも。まだまだ触りだよと。続きがあるよと。
その次を、まだ開かれていない指の内を。覗いてみたくなる、開いてみたくなる仕掛けもなされていて。
そのしたたかさもまた。デビュー時に於いて綿密にその先を読んでいた戦略的なバンドだったのだなと。
次作のラストを飾る「Seven Seas Of Rhye....(輝ける7つの海)」のインスト・ヴァージョンでアルバムを〆るあたり。
かなりの確信犯とも思われて。この女王様はなかなかに一筋縄ではいかないお方だったのです。

錨を上げて。
さぁ、漕ぎ出そう。
新しい世界へ。
見慣れた港の。
その先に広がる大海の。
更にその先にあるはずの。
見知らぬ、未知の。
でも。きっと。
楽しいことが起きるであろう。
楽しいことが待っているであろう。
その世界を目指して。
時は来たりた。

時は来たりた。
錨は上げた。
帆は張った。
航路は示した。
航法も触りは教えた。

さぁ、後は。
どこまで漕げるか。
どうやって漕ぐか。
考えて。考えて。
盗んで。盗んで。
ほら、少し進めば。
まだ知らないことが。
なんだか楽しそうなことが。
見えそうだろ。待ってそうだろ。
続きを見たいと。先へ進みたいと。
思えてきただろう。

錨は上げさせた。
後はどう漕がせるか。
漕ぎ続けさせるか。
したたかに。
確信犯的にね。
綿密に先を読んで・・・はいないかもしれないけれど(苦笑)。

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