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2007/07/03 Tue *あの森で、あの庭で / The Rolling Stones

20070703beggarsbanquet


あの森で。
クリストファー・ロビンや。
熊のプーさんやロバのイーヨも。
遊んだであろう。
緑に覆われて。
木漏れ陽が差し込むあの森で。
ブロンドの天使は。
何を見て。何を聴いて。
何を感じ。何を想っていたのだろう。

『Beggar's Banquet』'68年リリース。
迷いの時代を通り抜け原点回帰したローリング・ストーンズの傑作アルバム。
儚げなブライアン・ジョーンズの微笑が印象に残るフランス盤を今回は載せてみました。
このアルバムに関してはもう多くを語る必要は無いと思われて。
ただ針を落として。そのサウンドに身も心も任せて。酔いしれてしまえば。それでいいと。
憧れの米国南部を見据えて。あらゆるものを吸収し消化し。自らのものとして。
ここから。このアルバムから。今に続く。迷い無きストーンズの歩みが始ったと。
その陰で。消え去ろうとしているブライアンの姿もまた感じとられるのですが。
ここに。このアルバムに至る歩みに於いてブライアンが成してきたことは間違いなく大きかったと。
「No Expectations」でのブライアンが奏でるスライド・ギターの響きに胸震わせながら思うのです。

あの庭で。
クリストファー・ロビンや。
熊のプーさんやロバのイーヨも。
寝転んだであろう。
芝生が敷き詰められて。
陽だまりに光が踊るあの庭で。
ブロンドの天使は。
何を見て。何を聴いて。
何を感じ。何を想っていたのだろう。

手にしたものを。
失ったものを。
出会った人々を。
去っていった後姿を。
歩んできた道程を。
進むべき道標を。
今は遠くにある喧騒を。
今ここにある静寂を。
戯れてしまった何かを。
愛するべきだった何かを。

あの森で。あの庭で。
ブロンドの天使が。
見たものに。聴いたものに。
感じたものに。そしてその胸の内に。
届かぬ想いを巡らせてみたくなる。
そんな夜が今年も更けていく。

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