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2007/10/14 Sun *ここを最後に / Otis Redding

20071014dockofthebay


ここを最後に。
そう。ここを。
光り輝く塔のふもとの。
心安らぐ。
心地良い風の吹き抜ける。
この街を。
最後と決めよう。
流れ流れて。
辿り着いた。
ここを最後に。

『The Dock Of The Bay』'68年リリース。
その。あまりにも突然で。あまりにも悲しすぎる。その死後にリリースされ大ヒット曲となった。
その。タイトル曲(「(Sittin' On)The Dock Of The Bay」)を目玉に編集されたオーティス・レディングのアルバム。
喉の手術を経て。以前よりも掠れたその声を生かして。なんとも切なく、哀感に溢れるタイトル曲。
それまでのオーティスの世界とは明らかに一線を画して。ともすれば軽さも感じさせるのですが。
それでも。だからこそ。胸に迫る。胸を打つ。この曲。この声。それだけで。それだけで。いいのです。
故郷ジョージアを遠く離れて。サンフランシスコに辿り着き。ここを最後の地にしよう・・・
まるで来る運命の時を知っていたかの様な、その歌詞に。胸の奥の何かを掴まれる思いがして。
いつかの日。降り注ぐ陽光の下で眺めたサンフランシスコの港の穏かな波の煌めきに思いを馳せるのです。

I left my home in Georgia
Headed for the Frisco Bay
I had nothin' to leave for
Looled like nothin' gonna come that way
So I'm just gonna sit on the dock of the bay
Watchin' the tide roll in
Sittin' on the dock of the bay
Wastin' time...

ここを最後に。
そう。ここを。
光り輝く塔のふもとの。
心安らぐ。
心地良い風の吹き抜ける。
この街を。
最後と決めよう。
流れ流れて。
辿り着いた。
ここを最後に。

あの故郷でもなく。
あの心躍る街角でもなく。
住めば都と言うけれど。
他のどこでもなく。
いま。ここにある。ここにいる。
ここを最後に。
そう。ここを。
この街を。
最後と決めよう。

握った手に力を込めて。
立ち止まって語りかける。
肩越しに。
光り輝く塔が微笑んでいる。

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