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2008/03/04 Tue *三人 / Beck, Bogert & Appice

20080304bba


三人。
微妙。
絶妙。

丸くは収まらない。
どこかとんがってて。
どここ歪があって。

それでも。
自然に。
立ち位置が決まって。
演じる役柄も決まって。
お互いとお互いの。
間に。
風が吹き始めれば。
あっ・・・

『Beck,Bogert & Appice』'73年リリース。
ベック、ボガート&アピスの1stにして唯一のスタジオ・アルバム。
念願かなってティム・ボガート、カーマイン・アピスと組むことが叶ったジェフ・ベック。
ベックが猫(だったかな?)を避けようとして交通事故を起こしていなければもっと前に実現していたはずでした。
まぁ、でもそのブランクのお陰で。あの第二期ジェフ・ベック・グループとカクタスが存在したわけですから。
それはそれで良かったのかなと。結果的にはこうして無事合流を果たした訳ですからね。
自らが望んだ最強のリズム隊と組んだベック。実に伸び伸びと水を得たが如く弾きまくっていますが。
ボガートとアピスもガンガンと自己主張していますので。リード奏者が3人いる様な展開になったりして。
それでもギリギリのラインでバラバラにならないのは。お互いがお互いを認めた上での絶妙な連携かなと。
楽曲も提供しているプロデューサー、ドン・ニックスの手腕によるところも勿論あったでしょうし。
そのニックスの「Sweet Sweet Surrender」とかインプレッションズの「I'm So Proud」とかに顕著に表れた。
ベックの米国南部への、ソウルへの憧憬と接近。それが若干このトリオの焦点を暈してしまったかなとも。
それはそれで凄く好きなんですけどね。ひたすらハードなベック、ボガート&アピスも聴いてみたかったかな。

三人。
微妙。
絶妙。

丸くは収まらない。
どこかとんがってて。
どここ歪があって。

それでも。
自然に。
立場が違っても。
役割が異なっていても。
お互いとお互いの。
間に。
想いが漂い始めれば。
あっ・・・

一緒に歩いている様で。
目を離すと歩調が乱れてしまう二人とも。
別々に歩いているようで。
気づくと我先にとぶつかり合ってる二人とも。
お互いとお互いの。
間に。
何かが生まれる三人になれればいいなと。

三人が。
三本の矢となり。
三叉の槍となれれば。
いいなと思うのです。

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