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2008/07/12 Sat *思うまま、気の向くまま / Teardrops

20080712rakugaki


土曜日の昼下がり。
開け放った窓から。
温かな陽射しが差し込み。
心地良い風が吹きぬける。
遅めのランチを済ませたら。
冷えたギネスを飲みながら。
レコードに針を落として。
読みかけの本のページを捲る。
好きな時に。好きな事を。好きな様に。
誰も。何も。
遮る事も。止める事も。変える事も。
出来はしない。
フワフワと。フラフラと。思うまま。

『らくガキ』'89年リリース。
山口冨士夫率いるティアドロップスのメジャー・デビュー・アルバム。
針を落とした瞬間から唯一無比のその強烈な存在感に瞬殺されてしまいます。
重心の低く、そして強靭なバネを有したそのビートは恐らく冨士夫ちゃんだけが弾きだせるものです。
触れるだけで切れてしまいそうな剃刀の鋭さと、総てを薙ぎ倒す斧のような剛力を合わせもっているのです。
当時の雑誌のレビューで、聴いたら失禁ものとかってのがありましたが・・・
背筋がビリビリ痺れて、身体が震えて、闇雲に叫びだしそうになる。そんな危険な魅力に満ち溢れています。
リリース前後の数年間、ティアドロップスのライブには何度も足を運びました。
その都度に冨士夫ちゃんのギターとその存在感にとことん打ちのめされて。またのめり込んで。
ボ・ガンボスのライブにゲストで出てきたのを偶然目撃したこともありましたが・・・
目撃と言えば、新宿のJAZZ喫茶で取材だか打合せだかをしている冨士夫ちゃんの隣席に座った事があって。
平日の昼間からバーボンのロックをダブルで飲ってるその姿には何者をも寄付けないオーラが漂っていました。
恐らく。それが冨士夫ちゃんにとっては自然な姿で。思うまま。気の向くまま。転がって、ロックして・・・
現在は闘病やら事故の後遺症やらで厳しい状況にあるようですが。
きっとまた。近いうちに。思うまま。気の向くまま。ロックしてくれるだろうと信じているのです。

土曜日の昼下がり。
開け放った窓の外。
雷鳴が轟き。
激しい雨が叩きつける。
ゆっくりと窓を閉めて。
二本目のギネスを注ぎながら。
レコードを裏返して。
読み終えた本を閉じて。
胸の内を過ぎる想いを追ってみる。
好きな時に。好きな事を。好きな様に。
誰も。何も。
遮る事も。止める事も。変える事も。
出来はしない。
フワフワと。フラフラと。気の向くまま。

思うまま。
気の向くまま。
転がりながら。
これからも。
いつまでも。
そんな日々を。
思うまま。
気の向くまま。
らくがき、できたらいいな・・・
子供の頃の様にね。

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