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2008年7月

2008/07/30 Wed *7月の / Uriah Heep

20080730lookatyourself_2


7月の朝。
空気を吸い込んで。
ふうっ。
一駅歩いてみようか、なんて。
なんでそう思い立ったのか。
まぁ。いいか。
少しばかり早足で歩きながら。
7月の風の中。
街を。人を。感じながら。
己が向う先を。
己が歩みを。
見つめてみる。

『Look At Yourself』'71年リリース。
このジャケットと『対自核』なる邦題があまりに印象的なユーライア・ヒープの3rdアルバム。
独特の様式美により構築した世界を描くヒープですが。それが初めて完成をみたのがこのアルバム。
確かに。タイトル曲で始って「July Morning」で終わるA面はかなり完成度が高くて。
ギターとハモンドが印象的なリフを刻み、美しいメロディーを奏で。ヴォーカルにコーラスが絡みついて。
今聴くと。やはり時代を感じさせるものの。その仰々しくも儚いブリティッシュ・ハードの匂いがいいなと。
ツェッペリンにもパープルにも肩を並べることは無く。B級な感じもありますが。そこもいいかなと。
中学生の頃に初めて聴いたのが年上の女性の部屋で。雪の降る寒い日だったので。
夏、7月と言うより冬のイメージが強かったりするのですが・・・どうでもいい話ですね(苦笑)。
それにしても『対自核』って。意味の解らない邦題ですが・・・実は言い得て妙だったりして、結構好きです。

7月の夕。
暮れ残った陽を見上げて。
さてと。
また一駅歩いてみようか、なんて。
なんでそんなふうに思うのか。
まぁ。そんな日もあるか。
のんびり、ゆっくり歩きながら。
7月の陽の中。
街が。人が。消えていく。
己が帰る先を。
己が歩みを。
振り返ってみる。

7月のある一日。
何処へ。
何故。
見つめてみる。
振り返ってみる。
己が歩みを。
己が・・・

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2008/07/29 Tue *稲妻 / Lightnin' Hopkins

20080729lightnin


あっ。
いま。
光った。
ぴかっと。
間違いじゃないよな。

あっ。
やっぱり。
光ったんだ。
ぴかっと。
間違いなく。

一瞬。
眩い光の中。
人も物も。
反転して。
ネガの中。

稲妻が。
見えない何かを。
隠れている何かを。
照らし出す。

『Lightnin' Strikes』'62年リリース。
テキサス・ブルース・マン、ライトニン・ホプキンスの『Mojo Hand』と並ぶ代表的なアルバム。
アコギで、エレキで。いつもの様に泥臭いブルースを唸るライトニンです。
唸る。そう正に唸っているとしか表現できないのです。しかもあの濁声で。ほんと独特の濁声です。
間違っても美声ではないし。どろどろ、ドロドロ、泥泥です。でもそれが心地良いから不思議です。
いや、不思議でも何でもないか。美しいものが必ずも落着かせてくれるか、安らがせてくれるかと言うと。
決してそんな訳では無いのは。よくある事と言うか。えてして美しくないもののほうが良かったりして。
美しく覆い隠された建前だけでは解らない。裏側の本音が見えたほうが安心できたりするものだったり。
そんな。どろどろ、ドロドロ、泥泥した世界を稲妻と共に照らし出してしまう様なライトニンのブルースです。

あっ。
いま。
光った。
ぴかっと。
間違いないよな。

あっ。
やっぱり。
光ったんだ。
ぴかっと。
間違いなく。

一瞬。
眩い光の中。
人も物も。
反転して。
ネガの中。

一瞬。
眩い光の中。
過去も未来も。
反転して。
ネガの中。

稲妻が。
見えない何かを。
隠れている何かを。
照らし出す。

稲妻が。
見えなかった思いを。
隠していた思いを。
浮かび上がらせる。

稲妻に。
照らし出された世界を見下ろしながら。
稲妻が。
浮かび上がらされた思いを見つめてみる。

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2008/07/28 Mon *逆療法 / Blue Cheer

20080728bluecheer


言ってもどうにもならんが。
暑い。暑い。暑い。
何をしていても。
何もしていなくても。
汗が吹き出る。喉が渇く。
暑い。暑い。暑い。
思考停止。志向も停止。
何にもしたくない。
何にもしたくならない。
目の前が霞みそう。
頭の中が溶け出しそう。
暑い。暑い。暑い。

『Vincebus Eruptum』'68年リリース。
アメリカン・ハード・ロック・トリオ、ブルー・チアーのデビュー・アルバム。
ブルースをベースにサイケに彩られて・・・なんて能書きよりも。
とにかくひたすら。ゴリゴリゴリと。煩く、騒がしく、暑苦しく。
まったくもって。どこをどう捉えても。切り取っても。涼しさの欠片もありません。
エディ・コクランの「Summertime Blues」のカヴァーが1曲目なのですが。
その暴力的ですらある苛立たしさ、暑苦しさはかのフーのヴァージョンを凌駕しています。
聴いているともう。何もかも放り投げて。ただひたすらに、手当たり次第に・・・
暴れて、壊してって気分になります。危なくてしかたないです。それが甘美だったりします。
で、何故か。このアルバムに針を落としたくなるのは決まってクソ暑い夏の日だったりするのですが。
いや、そんな夏の日だからこそ聴きたくなるのかもしれませんが(苦笑)。

言ってもどうにもならないなら。
もっと。
暑く。暑く。暑く。
何をしていても。
何もしていなくても。
どうせ。
汗が吹き出る。喉が渇く。
もっと。
暑く。暑く。暑く。
思考停止。志向も停止。
何にもできない。
何にもできるわけがない。
目はとっくに霞み。
頭の中には何も残ってない。
もっと。
暑く。暑く。暑く。

日の当たるところを歩く。
熱いコーヒーを飲む。
熱い料理に舌鼓を打つ。
熱い物語に心を打たれる。
暑苦しいロックに身を委ねる。
これで。どうだ。
夏バテなんかにならないぞ。

逆療法・・・

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2008/07/26 Sat *噛合って、重なり合って / The Rolling Stones

20080726steelwheels


噛合って。
重なり合って。
何かに動かされ。
何かが動き出して。
これまでも。
これからも。

今夜も。
昨夜も。
誘い合って。
呼び合って。
このひと時を。
同じ思いで。
同じ鼓動で。

『Steel Wheels』'89年リリース。
今に続く活動再開の幕を開けたローリング・ストーンズのアルバム。
今となっては想像も出来ませんが。当時はミックとキースの間が最悪だったみたいで。
まぁ、スープの冷めない距離で生まれた二人ですから。ちょっと拗れた痴話喧嘩だったのでしょうが。
ミックがソロ活動に感けているのに愛想が尽きたキースまでもがソロ・アルバムを出して。
おいおい本当にこれでストーンズ終りかよって、いやいや本当に心配していたのでした。
だからこそ。このアルバムのリリースがどれほど嬉しかったか。やったじゃん、帰ってきたぜってね。
「Mixed Emotions」の力強さに噛合って再び駆動し始めたストーンズの、ミックとキースの鼓動を感じて。
「Almost Here You Sigh」での繊細な吐息に新たに重なり合ったミックとキースの思いを感じるのです。
素直じゃないから(苦笑)、ロニーを介して誘い合って呼び合って。再び転がり始めたミックとキースなのです。

噛合って。
重なり合って。
何かに動かされ。
何かが動き出して。
これまでも。
これからも。

今夜も。
昨夜も。
誘い合って。
呼び合って。
このひと時を。
同じ思いで。
同じ鼓動で。

初めて会っても。
久し振りに会っても。
約束していても。
偶々であっても。
同じ思いがあれば。
同じ鼓動があれば。
噛合って。
重なり合って。
さぁ。
再び転がり始めよう。

昨夜。
そして今夜。
皆に。ありがとう。


2008/07/26 UP'n Downでのセット・リスト

001. 2120 South Michigan Avenue/The Rolling Stones
002. Confessin' The Blues/The Rolling Stones
003. Poison Ivy/The Rolling Stones
004. Mona(I Need You Baby)/The Rolling Stones
005. (I Can't Get No ) Satisfaction/The Rolling Stones
006. 19Th Nervous Breakdown/The Rolling Stones
007. As Tears Go By/The Rolling Stones
008. Say You Will/Mick Jagger
009. Lonely At The Top/Mick Jagger
010. Don't Tear Me Up/Mick Jagger
011. Hot Stuff/The Rolling Stones
012. Dance/The Rolling Stones
013. Dance Little Sister/The Rolling Stones
014. Brown Sugar/The Rolling Stones
015. Miss You(Special Disco Version)/The Rolling Stones
016. Saint Of Me(Deep Dish Club Mix)/The Rolling Stones
017. Ruthless People/Mick Jagger
018. Dancing In The Street(Steve Thompson Mix)/David Bowie And Mick Jagger
019. State Of Shock/Jackson 5(with.Mick Jagger)
020. (You Gotta Walk)Don't Look Back/Peter Tosh(with Mick Jagger)
021. God Gave Me Everything/Mick Jagger
022. Ruby Tuesday/忌野清志郎
023. Under My Thumb/The Rolling Stones
024. Honkey Tonk Women/The Rolling Stones
025. Gimmie Shelter/The Rolling Stones
026. Street Fighting Man/The Rolling stones
027. Jiving Sister Fanny/The Rolling Stones
028. Almost Here You Sigh/The Rolling Stones
029. Shattered/The Rolling Stones
030. Waiting On A Friend/The Rolling Stones
031. All Down The Line/The Rolling Stones
032. Roughjustice/The Rolling Stones
033. Start Me Up/The Rolling Stones

ミックの65回目の誕生日を祝って。
そして清志郎にも1曲・・・

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2008/07/19 Sat *今夜は思いきり / 沢田研二

20080719omoikirikizana


暑いけど。
風が心地良くて。
何よりも。
空が青くて。
ここで。
常夏の南の島で。
今夜は。
いつもと同じで。
いつもと違う夜を。
思いきり。

『思いきり気障な人生』'77年リリース。
阿久悠と大野克夫によるナンバーで固められた沢田研二、ジュリーのアルバム。
この年の暮れにはレコード大賞を手にした絶頂期のアルバムですから悪いわけがありません。
レコード大賞受賞曲である「勝手にしやがれ」を筆頭として。
「さよならをいう気もない」「憎みきれないろくでなし」「サムライ」と。
ヒット曲満載で。ベスト・アルバム的な側面を見せつつも、アルバムならではのジュリーの世界があります。
何かに怯えて。何かが憂えて。何かを求めて。それでも。それだから。思いきり・・・
思いきりつっぱって。思いきり走り続けて。思いきりカッコつけて。思いきり強がって。思いきり・・・
思いきり気障にきめてみせる。そんなジュリーがここにいます。そんなジュリーが好きなのです。
そんなジュリーだから「あなたに今夜はワインをふりかけ」なんてナンバーも様になる、画になるのです。
このナンバーが昔から大好きで。DJで回したこともあるし、今回のツアーでは一緒に歌えて嬉しいなと。
今夜も、南の島で。ここ沖縄で。思いきり歌ってしまいました(笑)。
還暦を迎えて。何だか若く、軽くなった様に思われるジュリー。これからも思いきり気障にきめてくれればなと。

暑いけど。
風が心地良くて。
何よりも。
空が高くて。
ここで。
常夏の南の島で。
今夜は。
いつもと同じで。
いつもと違う夜を。
思いきり。

心の片隅に。
怯えも。
愁いも。
乾きも。
あるけれど。
それでも。
それだから。
今夜は。
今夜から。
これからも。

思いきり。
カッコつけて。
強がって。
気障にきめて。
貴女の前では・・・

思いきり。
甘えてる様にしか思えない?
それは、その、ね(苦笑)。

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2008/07/14 Mon *日はまた昇るだろう / RCサクセション

20080714intoruble


日はまた昇るだろう。

あの日。
あの時。
本気で怒っていた。
本気で立ち向かっていた。
権力。圧力。横暴。
盲信。追従。雷同。
理不尽で陰湿な総てのものに。

屈しはしない。
黙りはしない。
下ろしはしない。
自由でいる為に。
自分である為に。
大切なものを守る為に。
闘わなくてはならないのだと。
膝を折っては駄目なのだと。
諦めては駄目なのだと。
教えてくれた。

日はまた昇るだろう。

『コブラの悩み』'88年リリース。
『Covers』の発売中止騒動の渦中に行われた日比谷野音でのライブを収めたRCサクセションのアルバム。
あの日。会場の片隅に自分もいたのですが。とにかく尋常でない清志郎のテンションと怒りを目の当たりにして。
改めて事の重大さを思い知らされ。なにものにも屈しない。決して逃げないその姿に涙が毀れました。
権力に横暴な圧力をかけられても。妄信的に追従するやからがいても。訳も解らず囃し立てるやからがいても。
信ずるものがあるならば。守るものがあるならば。譲れないものがあるならば。闘わなければいけないのだと。
例え本当の事なんか言えない世界で、あきれて物も言えないって思っていても。
諦めなければ。歩き続ければ。いつの日にか。また日は昇るのだと。清志郎は教えてくれたのです。
あの日。あの時。自分の背中に蹴りを入れてくれた忌野清志郎と同じ時代、同じ国に生きてるなんて。
なんて素敵じゃないか!といつも今も思っているのです。だから今度も。日はまた昇ると信じているのです。

日はまた昇るだろう。

あの日。
あの時。
本気で泣いていた。
涙が止まらなかった。
権力。圧力。横暴。
盲信。追従。雷同。
理不尽で陰湿な総てのものに。

屈しはしなかった。
黙りはしなかった。
下ろしはしなかった。
自由でいる為に。
自分である為に。
大切なものを守る為に。
闘い続て。
病にも闘いを挑んで。
諦めずに。膝を折らずに。
そして勝ったのだと。
その姿に。
胸が熱くなった。
心が震えた。

だから。

日はまた昇るだろう。

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2008/07/13 Sun *郷愁 / The Beatles

20080713magicalmysterytour


日曜日の昼下がり。
穏かに時間が流れてる。
微かに聴こえるのは。
洗濯機の回る音と誰かの鼻歌。
遅めのランチの支度をしながら。
冷えたギネスをグラスに注いで。
お気に入りのレコードに針を落とす。
流れ出すメロディー。
明るく楽しく。切なく懐かしく。
一緒に口ずさみながら。
フライパンにオリーブオイル。
ニンニクとハムを炒めて。
今日はナポリタンにしようか。
何だか懐かしいね。

『Magical Mystery Tour』'67年リリース。
同名のTV映画の挿入曲をA面に、シングル盤でリリースしていた曲をB面に収めたビートルズのアルバム。
英国でリリースされた同名の2枚組EPを拡大したもので米国キャピトルの制作によるものです。
『Sgt.Pepper's~』と並んでビートルズのカラフルでサイケな側面を一番象徴しているアルバムかも。
個人的に『Revolver』まで。そして『The Beatles(ホワイト・アルバム)』からはモノクロのイメージがあって。
勿論それも好きですが。このちょっと身体に悪そうな(?)人工的な総天然色のビートルズもすきなのです。
「I Am The Walrus」「All You Need Is Love」「Penny Lane」・・・そしてそして。
「Strawberry Fields Forever」・・・砂糖菓子のように甘く美味しく。でも儚く切なくて。
絶対にいつかどこかで目にした世界。でもその世界を彩っていた色や匂いはもう夢でしかないし。
その世界の姿さえも実は歪んでいるのかもしれなくて。それでも抑えきれない郷愁を禁じえない。
そんな誰もが持っているであろう。胸の内の大切な何かを甘美に夢幻に目の前に描きだしてくれているのです。

日曜日の夕暮れ時。
穏かに時間が過ぎていく。
何処かから聴こえるのは。
ラジオの音と誰かの話し声。
迎え火の準備をしながら。
暮れなずむ空を見上げながら。
あの人達の笑顔を思い出す。
流れ出すメロディー。
明るく楽しく。切なく懐かしく。
頭の中で口ずさみながら。
焙烙の上におがらをおいて。
マッチで火をつけて。
外から内へと跨いで。
何故だか懐かしいね。

お帰りなさい。
あなたも。あなたも。あなたも。あなたも。
今日だけは。今宵だけは。
その世界へ。
あの懐かしい世界へ。
郷愁。

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2008/07/12 Sat *思うまま、気の向くまま / Teardrops

20080712rakugaki


土曜日の昼下がり。
開け放った窓から。
温かな陽射しが差し込み。
心地良い風が吹きぬける。
遅めのランチを済ませたら。
冷えたギネスを飲みながら。
レコードに針を落として。
読みかけの本のページを捲る。
好きな時に。好きな事を。好きな様に。
誰も。何も。
遮る事も。止める事も。変える事も。
出来はしない。
フワフワと。フラフラと。思うまま。

『らくガキ』'89年リリース。
山口冨士夫率いるティアドロップスのメジャー・デビュー・アルバム。
針を落とした瞬間から唯一無比のその強烈な存在感に瞬殺されてしまいます。
重心の低く、そして強靭なバネを有したそのビートは恐らく冨士夫ちゃんだけが弾きだせるものです。
触れるだけで切れてしまいそうな剃刀の鋭さと、総てを薙ぎ倒す斧のような剛力を合わせもっているのです。
当時の雑誌のレビューで、聴いたら失禁ものとかってのがありましたが・・・
背筋がビリビリ痺れて、身体が震えて、闇雲に叫びだしそうになる。そんな危険な魅力に満ち溢れています。
リリース前後の数年間、ティアドロップスのライブには何度も足を運びました。
その都度に冨士夫ちゃんのギターとその存在感にとことん打ちのめされて。またのめり込んで。
ボ・ガンボスのライブにゲストで出てきたのを偶然目撃したこともありましたが・・・
目撃と言えば、新宿のJAZZ喫茶で取材だか打合せだかをしている冨士夫ちゃんの隣席に座った事があって。
平日の昼間からバーボンのロックをダブルで飲ってるその姿には何者をも寄付けないオーラが漂っていました。
恐らく。それが冨士夫ちゃんにとっては自然な姿で。思うまま。気の向くまま。転がって、ロックして・・・
現在は闘病やら事故の後遺症やらで厳しい状況にあるようですが。
きっとまた。近いうちに。思うまま。気の向くまま。ロックしてくれるだろうと信じているのです。

土曜日の昼下がり。
開け放った窓の外。
雷鳴が轟き。
激しい雨が叩きつける。
ゆっくりと窓を閉めて。
二本目のギネスを注ぎながら。
レコードを裏返して。
読み終えた本を閉じて。
胸の内を過ぎる想いを追ってみる。
好きな時に。好きな事を。好きな様に。
誰も。何も。
遮る事も。止める事も。変える事も。
出来はしない。
フワフワと。フラフラと。気の向くまま。

思うまま。
気の向くまま。
転がりながら。
これからも。
いつまでも。
そんな日々を。
思うまま。
気の向くまま。
らくがき、できたらいいな・・・
子供の頃の様にね。

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2008/07/10 Thu *アドレス / The Rolling Stones

20080710twelvebyfive


引越して3ヶ月。
一緒に暮らし始めて2ヶ月。
毎日の風景にも。空気にも。
慣れてきた様で。
まだまだ新たな発見もあって。
ただただ。
この部屋で過ごす時間が。
この街で過ごす日々が。
大切で。大好きで。

『12×5』'64年リリース。
憧れのチェス・スタジオでのレコーディングも含むローリング・ストーンズの米国での2ndアルバム。
チャック・ベリー、マディ・ウォーターズ、ボ・ディドリーが好きで好きで大好きだったストーンズですから。
そりゃぁ、もう。嬉しいなんてものではなかったのではないかと。感極まったりなんかして。
特にキースとブライアンのちょっと恥ずかしげで、でも喜色満面な様子が目に浮かんできたりします。
チャックとボがスタジオに顔を出したとか出さないとか、マディが壁にペンキを塗ってたとか塗ってないとか。
そんなロック伝説(?)もまた楽しかったりします。マディがレコーディングに参加したって説も・・・
で、その思いの丈をストレートに表現したのが「2120 South Michigan Avenue」だったりします。
憧れの地でのセッション、楽しくてしかたがないセッション。それをそのまま収めてしまったナンバー。
そのタイトルにはそう、チェス・スタジオのアドレスが冠されているのです。いいなぁ。
憧れのスタジオで過ごす時間、憧れの地での2日間。大切で。大好きで。そんな思いが伝わってきます。
頭から「Around And Around」で。「Confessin' The Blues」に「Empty Heart」と続いて。
ウィルソン・ピケットやソロモン・バークの「If You Need Me」なんかもあって。
この若き情熱のままにただただひたむきに演っている、楽しんでいる“黒い”ストーンズ、好きなんです。

引越して3ヶ月。
一緒に暮らし始めて2ヶ月。
毎日の風景にも。空気にも。
慣れてきた様で。
まだまだ新たな発見もあって。
ただただ。
この部屋で過ごす時間が。
この街で過ごす日々が。
大切で。大好きで。

東京タワーにも毎日挨拶できて。
気の置けない馴染の店にも歩いていけて。
新たに馴染んでしまいそうな御機嫌な店もあって。
何よりも。
幼い頃から。
大切で。大好きな。
人達の。相方の。
吐息が。匂いが。
感じられるこの街だから。

新しい一歩に。
最初の一歩に。
この街のアドレスを冠することができて。
良かったなと思うのです。

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