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2008/11/14 Fri *怒れるジジイに / The Who

20081114kidsandpunks


言葉を失い。
目頭が熱くなって。
慌てて。
拳を天に突き上げて。
声にならない叫びを上げる。

これだ。
これだ。
これだ。

これを。
観たかった。
聴きたかった。
感じたかった。

どうだ。
どうだ。
どうだ。
どんなもんだい!

『Meaty,Beaty,Big & Bouncy』'71年リリース。
デヴュー曲「I Can't Explain」から'70年の「The Seeker」迄のシングル中心に編集されたザ・フーのアルバム。
リリース当時は初めて在籍していた三つのレーベルでの音源が纏めて聴けることになったアルバムでした。
フーのこの手のアルバムにはよくあることですが。このアルバムでも既出とは異なるヴァージョンがあって。
「Magic Bus」がちょっと長かったり、「I'm A Boy」にはフレンチ・ホルンみたいな音が入っていたりします。
個人的にはなんと言ってもメンバーがガキの頃の自分達を見ているって構図のこのジャケットが大好きで。
裏ジャケットでは逆にガキの頃のメンバーが大人になった自分達を見ていたりするのですが。
どっちもどっち。このガキが。このオヤジが。なんて言いつつも。愛情が感じられたりもして。如何にもフーだなと。
とにかく。奇跡的に駄作のないフーのナンバーの中でも勢いと輝きにおいては群を抜いている。
そんな初期のビート・ナンバーを中心に選りすぐられているので。悪いわけが無く。ひたすらにカッコいいのです。
「The Kids Are Alright」「I Can See For Miles」「My Generation」「Pinball Wizard」「Substitute」・・・
圧倒的な存在感と表裏一体の危ういまでの性急さ。いつもフル・ヴォリュームで駆け抜けていくのです。
これが。これが。これが。ロックなのです。どうだ。どうだ。どうだ。どんなもんだい!と叫んでしまうのです。

言葉を失い。
目頭が熱くなって。
慌てて。
拳を天に突き上げて。
声にならない叫びを上げる。

これだ。
これだ。
これだ。

これを。
観たかった。
聴きたかった。
感じたかった。

どうだ。
どうだ。
どうだ。
どんなもんだい!

この圧倒的な圧力。
この強靭に弾むビート。
臓腑を抉られる如く。
急きたてられるが如く。
いまそこに。
奴等がいる。
いまここに。
自分がいる。

初めて手にしたエレキ・ギター。
ピートの真似をしてボディにナンバー・ステッカーを貼った。
雨に煙るブライトンをモッズ・パーカーで歩き回った。
いつもフーが聴こえていた。

奴等の様に。
怒れるガキだった。
奴等の様に。
怒れるオヤジになっちまった。
ここまできたら。
奴等の様に。
怒れるジジイになってやる。
ロックなジジイになってやる!

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