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2008/11/26 Wed *穴馬 / George Harrison

20081126darkhorse


こいつはちょっと厄介だね。
でもなにか提案しないと駄目ですよね。
そうだね。でも下手は打てないよ。
代替案とかあればいいんですかね。
そうだね。発想が変わっても辿り着ければね。
あの。だったら。
うん?なにかあるの。
まぁ、本筋では無いんですけど。
ふ~ん。ちょっと見てみようか。
じゃぁ、簡単に説明を・・・
うん、うん。へぇ~、なるほど。
おっ、おう、おう。えっ、ちょっと、ちょっと待って。
やっぱり、駄目ですかね。
いや、ひょっとすると、うん、ひょっとするとね。

『Dark Horse』'74年リリース。
新たに設立した自らのレーベル名をタイトルに冠したジョージ・ハリスンのソロ・アルバム。
しかしジョージ自身はアップルとの契約が残っていた為に、このアルバムは当然アップルからのリリースでした。
(ジョージ自身のアルバムがダーク・ホース・レーベルからリリースされるのは'76年の『33 1/3』からです)
この当時のジョージはレーベルの設立以外にも、ラヴィ・シャンカールのプロデュースや自身のツアーの準備。
更には私生活ではパティを巡るエリック・クラプトンの三角関係が本格化(?)して別居に至ったりと。
あまりにも慌しくて。ちょっとやっつけ仕事気味だったり。ツアー・リハーサルの影響で声は枯れていたりと。
そんなマイナス面もあるのですが。それでもジョージ特有の、切なくも温かな味わいは健在です。
そしてそこに一味加えているのがウィリー・ウィークスとアンディ・ニューマークによるリズム・セクションです。
彼らの色気のある弾けるビートが、ややもすると枯れ過ぎそうになるジョージのサウンドに潤いを与えています。
特にロン・ウッドとの共作によるナンバー「Far East Man」の味わい深さは絶品です。心に沁みます。
ロンのヴァージョンも素晴しくて。そちらにもウィリーとアンディ、そしてジョージも参加していました。
それにしても。ビートルズ在籍時代からのその立ち位置を考えた時、自らのレーベル名に、そしてアルバムに。
敢えてダーク・ホースと名づけるそのセンス、そのシニカルなユーモアのセンスが如何にもジョージで、好きです。

こいつはちょっと面白いかもね。
でもあくまでこいつは脇役ですけど。
そうだね。でもひょっとしらひょっとするかもよ。
ひょっとしますか。
そうだね。一発風穴を開けてくれるかも。
もし。そうなったら。
うん。そこから一気に捲くれるよ。
まぁ、落馬する可能性も高いですけど。
でも。当たったら大きいじゃん。
じゃぁ、準備しときますか。
うん、うん。やろうよ。やってみようよ。
でさ、でさ、どうせならさ、ちょっと捻ってさ。
やっぱり、捻りますか。
そう。意表をついた隠し味で勝負してみようよ。

意外な穴馬を手に入れた夜。
走ってくれるか、くれないか。
ちょっと勝負を掛けながら楽しくて。

本命、対抗、掻き分けて・・・くれるかなぁ(笑)。

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