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2008/12/26 Fri *また逢おう / 萩原健一

20081226angelgate


年の瀬。
押詰って。
やっと時間を作って。
やっと時間を合わせて。
数ヵ月越しの。
打ち上げを。

待ち合わせて。
挨拶・・・なんかいらなくて。
早く飲もう。
早く食べよう。
早く・・・話そう。

懐かしくて。
でも。
とても自然で。
変わらない。
その視線。
その言葉。
その空気。
そうだった。
この三人で。
過ごした時間が。
築き上げたものが。
好きだったんだ。

『Angel Gate』'79年リリース。
萩原健一、ショーケンのソロ・アルアム“Nadja”シリーズの3枚目となるアルバム。
柳ジョージ&レイニー・ウッドや井上尭之、大野克夫、そして速水清司等をバックにして。
その後に繋がるショーケンの歌が、ロックがこのアルバムから誕生したのではないかと思われて。
あの「大阪で生まれた女」とか柳ジョージによる「本牧綺談」とか。
いしだあゆみとデュエットした「ア・ブランニューデイ」そして速水清司による名曲「さよなら」と。
その後ツアーでも定番となったナンバーも収められていて。ショーケンの歌にもあの色香が漂ってます。
そのツアーで収録された2枚組ライブ・アルバム『熱狂雷舞』はもうまごうことなき傑作だったりして。
どうしても。ショーケンの魅力はその圧倒的なライブにあり、ライブが勝っているのですが。
このアルバムは「さよなら」のオリジナル・ヴァージョンが聴ける。その一点だけで価値があるかなと。
誰かと一緒に過ごす時間の親愛さと、別れる時の寂しさ、再会を約す切なさを見事に描き歌っています。
数あるショーケンの名唱の中でも個人的には一二を争う素晴しさだと思います。胸に迫ります。
PYGの盟友ジュリーがまだまだ走り続けているのですから、ショーケンにもまた歌ってほしいなと思うのです。

年の瀬。
押詰って。
仕事はさっさと納めて。
他のお誘いは後回しにして。
数ヵ月振りの。
再会の時を。

落ち合ったばかりなのに。
時間が駆け抜けていく。
あんな話も。こんな話も。
あんな思いも。そんな思いも。
いっぱい・・・話そう。

もどかしくて。
でも。
とても愛しくて。
揺るがない。
その視線。
その言葉。
その空気。
そうだよね。
この三人にしか。
過ごせなかった時間が。
築き上げられなかったものが。
かけがえがなかったんだ。

それがあるから。
それをわかってるから。
それを信じてるから。
これからも。
その視線で。言葉で。空気で。
共に。時間を過ごし。何かを築き。

今夜は。
これでお別れだね。
逢えて良かったです。
この三人でしめられて良かったね。
また逢えるさ。
そう。話も残ってるし。
きっとね。
では。
良いお年を。


別れる時が来たよ
でもすぐにまた逢えるさ
そんなに 長いあいだじゃない
そうさ 話も残ってるしね
また逢おう きっとだよ
おぼえておいて

僕の可愛い娘よ
さよなら
僕の可愛い娘よ
さよなら

「さよなら」

歳の離れた。
息子と娘の様な。
そんな二人と時を過ごして。
そんな二人と思いを確かめて。
そんな二人と再会を約して。
そんな仕事納めの夜も。
そんな誕生日も(笑)。
悪くはないねと。

また逢おう。きっとだよ。

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