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2009/01/30 Fri *世界を超えて / John Mayall & The Bluesbreakers

20090130bluesdimension


特殊である。
特異である。
個性的である。
思考も。言語も。
視点も。手法も。
違っている。
そうだよな。
そうだけど。
その世界に拘ること。
その世界を守ること。
それは大切だけど。
誰かを相手にするのなら。
誰かに伝えねばならぬのなら。

世界を超えて。

『Blues Dimension』'69年リリース。
'67年にリリースされた英国盤『Hard Road』と同内容のジョン・メイオール&ブルースブレイカーズの日本盤。
邦題『ブルースの世界』と独自のジャケット(と裏ジャケットの解説)が如何にもな雰囲気を醸し出しています。
エリック・クラプトンに代わってピーター・グリーンを新たに迎えたブルースブレーカーズとしての3rdアルバム。
どうしてもクラプトン、そしてクラプトンが遺した前作と比較される運命にあるグリーンとこのアルバムなのですが。
言うまでも無くその知名度においては全く勝負にならないのですが。内容はと言うとなかなかどうして。
昂ぶる何かを内に秘めたかの如き緊張感漲るサウンドと。繊細な感情を搾り出すかの如き泣きのフレーズと。
後にフリートウッド・マックで完成を見るグリーンの、その個性的なギター・スタイルが既に開花しつつあって。
そこから生み出される特異な世界の魅力に吸い寄せられ、惹きつけられてしまいます。
特にグリーンのオリジナルである「The Supernatural」の美しさは何だかもう、冒し難いものさえ感じさせて。
邦題「神秘なる世界」のままで。正に“緑神”誕生の瞬間がここに刻まれているのかと震えてしまうのです。
ただ。最近また隠棲してしまったとも言われるグリーンのその後の余りに痛々しい孤高とも言える歩みを思うと。
その、自らの世界に拘り続けるしかなかったグリーンの限界と悲劇を感じてもしまうのですが・・・

特殊である。
特異である。
個性的である。
思考も。言語も。
視点も。手法も。
違っている。
そうだよな。
そうだから。
その世界に拘ること。
その世界を守ること。
そのことにのみ囚われず。
相手となる誰かに向き合おう。
相手となる誰かに伝えよう。

世界を超えて。

躊躇う気持。譲れない気持。
そして。恐れる気持。
簡単でないことは解ってる。
それでも。
先ずは。気持だけでも。

世界を超えて。

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