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2009/02/05 Thu *聴こえるかい / Leon Russell

20090205asongforyou


今は。
その美しい翅を。
静かに。
穏かに。
暫し休めて。
不安も。
苛立ちも。
遠くに忘れて。
その心のままに。
その思いのままに。
安らかに過ごして。
その時を待って。

『Leon Russell』'70年リリース。
デニー・コーデルと共に設立したシェルター・レーベルからリリースされたレオン・ラッセルの1stアルバム。
スワンプ・ロック勢のまとめ役として既にその名が知れ渡っていたレオンの満を持してのソロ・デヴュー。
ロンドン録音のこのアルバムにはデラニー&ボニーを始めとするそのスワンプ・ロック勢に加えて。
ミック・ジャガーにチャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン。ジョージ・ハリスンにリンゴ・スター、エリック・クラプトン・・・
米国南部に焦がれる英国勢が大挙して参加。レオンを支援、否、レオンに教えを乞うている感じです。
サイケの時代を通り過ぎ。原点回帰しながら次の何かを探していた彼等にとってスワンプ・ロックが。
そしてレオンの存在自体が一つの道標となったのは間違いないのではないかと思われます。
(収録されなかったミック参加の「Get A Line On You」を聴けばストーンズが如何に影響されたかは明白です)
熱く泥臭くうねるスワンプ・サウンド。そしてゴスペルの香りも感じさせるレオンの歌声に心痺れるのですが。
その白眉がやはり「A Song For You」レオンの奏でるあのピアノ。そしてあの声が歌いだす・・・
いつでも。どこでも。それだけで。胸を衝かれ。息を呑み。そしていつもどこか。身の内で聴こえているのです。

今は。
その真直ぐな瞳を。
静かに。
穏かに。
暫し閉じて。
怖れも。
焦燥も。
彼方に置いて。
その心のままに。
その思いのままに。
安らかに過ごして。
その時を待って。

再び。
その翅が羽ばたき。
その瞳が光を湛え。
そして。
その唇が。
その喉が。
新たな歌を歌い始める。
新たな詩を奏で始める。

その日を。
その時を。
今夜も信じてる。
いつまでも待っている。
その翅を。
その瞳を。
その唇を。
今夜も思ってる。
いつまでも待っている。

聴こえるかい。
これが。
俺の「A Song For You」なんだ。

元気だしていこうぜ!

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