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2009/05/11 Mon *ダウナー、アッパー / The Rolling Stones

20090511beggarsbanquet


落着く。
それだけ。

理屈でなく。
理論はなく。
説明も出来ず。
その気もなく。
ただ。
ここにいると。
こうしていると。
ひたすら。
弛緩して。

落着く。
それだけ。
それだけがいい。

『Beggars's Banquet』'68年リリース。
原点回帰したローリング・ストーンズのアルバム。
(この本来のジャケットでリリースされたのは'84年でした)。
今更ここで何かを語ってもしかたなくて。
その素晴しさは針を落とせばわかる。それだけ。なんだけど。
実質的なブライアン・ジョーンズにとってのラスト・アルバムにして傑作。
原点である米国南部に、ブルースに回帰しつつも、更に深化し続けるストーンズの凄味があって。
単なるカヴァーを超えて。自分たちなりのブルースを見つけ転がり続けるストーンズ。
呪術的な「Sympathy For The Devil」、いつも、いまも煽り立てられる「Street Fighting Man」の危うさ。
なんとも艶かしい「Stray Cat ablues」そして切なく哀感溢れる「No Expectations」も総てが素晴しい。
これだけのアルバムはそうあるものではないと。それだけの実りの豊かさと懐の深さがあまりにリアルで。
時に心落着き。時に心焦がされ。聴くほどに、聴くたびに。様々な表情を見せ、語りかけ忍び込んでくる。.
時に "I've Got No Expectaions" 、時に "I Hear The Sound Of Marching,Charging Feet Boy" と。
なんだか。そのどちらもが。ただの思い込みであり、間違いのない事実でもあり。
で、今夜辿り着く先は、転がりつく先は・・・そうだよなと。どちらであろうとそこにこそ真実が蠢いている・・・

焦がれる。
それだけ。

理屈でなく。
理論はなく。
説明も出来ず。
その気だけ。
ただ。
ここにいても。
こうしていても。
ひたすら。
膨張して。

焦がれる。
それだけ。
それだけがいい。

落着く。
焦がれる。
誰かで。
誰かに。
どちらもが。
思い込み。
でも。
どちらもが。
事実。

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