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2009/06/04 Thu *顔で笑って / Freddy King

20090604sings


顔で笑って。

心で。心で・・・ね。
何を感じているのか。
何を思っているのか。
何故、笑っていられるのか。
何故、その笑顔が腑に落ちないのか。
実のところ。解らなかったり。
本当のところは。解りたくなかったり。
楽しくないわけじゃない。
ときめかないわけでもない。
だけど。けれども。
それだけじゃない。それだけではすまされない。

こんな時。
歌でも歌えればいいのだけれど。

『Sings』'61年リリース。
B.B.キング、アルバート・キング、そしてフレディ・キング。
ブルース界3大キングの一人、フレディ・キングの1stアルバム。
まぁ、なんと言ってもこの笑顔。実に楽しそうにレスポールを奏でるフレディではあります。
フレディと言えば「Hideaway」などの軽快なインストの印象が強かったりもするのですが。
実は豪快なギターと、ちょっと線が細い感じのヴォーカル。そのバランスの絶妙さも魅力だったりして。
このアルバムはタイトル通り、そんな歌ものばかりなのですが。
そのなかでも特に。ギターは思いっきり絞って、ヴォーカルには情念込めてみたいな。
そんなスロー・ブルースが、こう実に切実に響いて身悶えさせられたりするのです。
「Have You Ever Loved A Woman」なんてのはもう。その歌詞の内容とも相俟って悶絶ものです。
顔で笑って。心では。泣いているのか。それとも何かを密かに滾らせているのか。う~ん・・・
そして改めて。クラプトンやピーター・グリーンに対する影響力の大きさを感じたりもするのです。

顔で笑って。

心に。心に・・・ね。
何を描いているのか。
何を願っているのか。
何故、笑おうとするのか。
何故、その笑顔に影が差すのか。
実のところ。よく解ってる。
本当のところは。痛いほど解ってる。
楽しんでしまえる。
ときめきに任せてしまうこともできる。
だけど。けれども。
それはおかしい。それだけは許されない。

こんな時。
歌でも歌えればいいのだけれど。

こんな時。
歌でも聴こえてくればいいのだけれど。

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