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2009/08/16 Sun *下町暮らし / Petula Clark

20090816downtown


都心ではある。
朝晩タワーに挨拶してるし。
六本木とか。
麻布十番とか。
徒歩圏内だし。
ちょっとその気になれば。
青山とか。
恵比寿とか。
有楽町とかも歩いていけるし。
便利と言えば便利で。
だから。
離れられなかったりするけれど。
勿論、それだけでは無い。
無いんだな。

『Downtown』'66年リリース。
'64年にリリースされ大ヒットしたタイトル曲をフューチャーしたペトゥラ・クラークのアルバム。
ペトゥラは'50年代から活躍していた英国の国民的歌手で。当時は主婦業に専念していて半リタイア状態で。
そんなペトゥラをプロデューサー兼作曲家のトニー・ハッチが口説いて復帰させたのですが。
その時のペトゥラの出した条件が、“私のためだけにある様な曲じゃなきゃいや”の一言だったとか。
で、生まれたのが畢生の名曲であるタイトル曲だったと。いやぁ、嘘か真か。でもいい話だなと。
とにかくもう本当に。珠玉のポップ・ナンバーで。街を歩きながらふと思い出して口ずさむこともしばしばです。
ペトゥラの明朗な歌声との相性もピッタリで。トニーのこの曲に、ペトゥラにかけた思いの強さが偲ばれます。
アルバムの他の曲もいいのですが。やっぱりタイトル曲。ブリティッシュ・ガール・ポップを代表する1曲です。
当時既に30代半ばだったペトゥラ。ガールかどうかは微妙だったりもしますが・・・まぁ、いいかなと。
ダスティ・スプリングフィールド、サンディ・ショウ、シラ・ブラック、ルル、マリアンヌ・フェイスフル・・・
スウィンギング・ロンドンに咲き誇った百花繚乱のガール・シンガー達。その甘く切ない世界が好きなんです。
ペトゥラも。そうペトゥラの歌声もそんな世界へと自分を誘ってくれるのです。堪らないなぁ。

下町でもある。
朝晩タワーに見守られて。
昔からの街並。
昔馴染みの顔。
しっかりと息づいている。
ちょっと買い物ついでに。
お裾分け。
笑顔と笑顔。
ぶらぶらと歩けば。
知った顔とすれ違い。
こっちでも。
笑顔と笑顔。
だから。
離れられなかったりするんだな。
所詮、そんなもんだろう。
それでいいんだな。

夜の帳が下りる頃。
ぽてぽて歩いて。
こんばんは。
またまた。
笑顔と笑顔。
お言葉に甘えて。
御呼ばれにきましたよ。

下町暮らし。
いいんだな、これが。

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