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2009/08/20 Thu *三人寄れば・・・ / Cream

20090820freshcream


顔合わせ。
ちょっと緊張。
少しだけ探り合い。
ゴールは同じ。
目標は一つ。
視線を探り合い。
言葉を探り合い。
互いの立場。
互いの背景。
互いの技量。
目の動き。目の輝き。
言葉の端々。言葉の行間。
まぁ、だいたい。こんなとこかな。
見えてくる。読めてくる。
強いところ。弱いところ。
得意なことろ。不得手なことろ。
信用できるところ。危惧されるところ。
まぁ、そんなに。悪くはないかな。

三人寄れば。

『Fresh Cream』'66年リリース。
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー、つわもの3人が寄ったクリームの1stアルバム。
未だピート・ブラウンもフェリックス・パパラルディも関与していない、本当に新鮮なクリームがここにいます。
収められたナンバーの半数が未だブルースのカヴァーだったっりもして。ブルース・ロックの残り香が強くて。
ブルースとベイカーは既に自らの手によるナンバーを提供しているものの、クラプトンは未だ書いていなかったり。
新しい時代の扉を開けて駆け抜けていったクリームの、その姿をこのアルバムに見ることは難しいのですが。
しかし。ブルース・カヴァーを演りつつも。その大胆で斬新なアレンジや、その演奏の迫力、音圧の凄さと。
間違いなく。なにかの萌芽がそこに感じられるのです。勿論、まだ完成してはいなくて。定まってはいなくて。
3人が手探りで。お互いを探り合い、窺っている様も垣間見えるのですが。そこに絶妙な緊張感もあって。
手が合った瞬間、歯車が噛み合った瞬間、刺激し合いながらも手を携えて力強く前進し始めるのです。
数少ないクリームのアルバムの中でも地味であまり語られることも無いアルバムなのですが。だからこそかな。
何かが始まる瞬間。同じゴールを、一つの目標を目指して3人で走り始めた瞬間の新鮮なスリルを感じるのです。

顔を合わせて。
緊張感を保ちつつ。
手を携えて歩き出す。
ゴールは同じ。
目標は一つ。
目と目を見交わし。
言葉を交わし。
互いの動き。
互いの息遣い。
互いの思い。
目が動く。目が輝く。
声が聞こえる。言葉が届く。
まぁ、初めは。こんなもんかな。
読みどおりだったり。それ以上だったり。
強いところ。弱いところ。
得意なことろ。不得手なことろ。
信用できるところ。危惧されるところ。
まぁ、補い合えば。それだけでなく。
刺激しあえれば。

三人寄れば。

文殊とまではいかなくても。
せめて千人力・・・百人力・・・十人力くらいはね。

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