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2009/08/28 Fri *お控えなすって / Jimmy Rogers

20090828chicagobound_2


お控えなすって。
そう。
お控えなすって。
そうそう。
これからは。
そっちが主役なんだから。
そうそう。
そろそろ。
そっちが看板張るんだから。
そうそう。
これからは。
こっちが一歩下がって。
こっちが露払いして。
そっちを立てるから。
だから。
お控えなすって。

『Chicago Bound』'70年リリース。
マディ・ウォーターズ・バンドの大政みたいな存在だった(?)ジミー・ロジャースのアルバム。
因みに。オーティス・スパンが吉良の仁吉で、リトル・ウォルターはやっぱり森の石松かなと。
まぁ、兎にも角にも。マディを、そしてウォルターを影に日当に助けて。しっかりと脇を固めていた。
そんなあくまで親分を立てる立場に徹していたロジャースですが。自らが主役になることもあって。
このアルバムには'50年から'56年までにシングルとしてリリースされた14曲が収録されています。
普段お世話になってるお礼とばかりに。マディ、ウォルターらがこぞってバックに回っていたりします。
主役になっても。看板を張っても。どこか飄々とした感じのする歌声とギターを聴かせるロジャース。
特に力むでもなく。特に叫ぶでもなく。それでいて実になんともブルージィだったりして。
このさり気なさと控え目な立ち位置。それでいて聴けば聴くほど沁みてくる味わいの深さ。
間違いなくここにも。バンド・スタイルでのシカゴ・ブルースの最良の形の一つが捉えられています。
R&B的な感覚もある「Walking By Myself」なんて。この控え目のダンディズム。実に粋であります。

控えていよう。
そう。
控えて。控えて。
そうそう。
これからは。
あっちが主役なんだから。
そうそう。
そろそろ。
あっちに看板張らせるんだから。
そうそう。
これからは。
こっちが一歩下がって。
こっちが脇に回って。
あっちを立たせるんだから。
だから。
控えていよう。

あっ。
だからね。
それはこうで。
これがこうなって。
だから。
こうすればいいんでしょ。
ほら。
これでいいですか。
あっ・・・

お控えなすって。
って言ったのは自分なのに。
控えているのって苦手なんだよな。
なかなか粋にはなれないね(苦笑)。

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