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2009/09/20 Sun *彼岸の入りに / Otis Redding

20090920theimmortal_2


いい天気。
今日も青空を背に。
タワーに見守られて。
静かに眠っている。

お彼岸。
お墓参り。
忘れない。
こういうことは。
昔気質で。
しっかりしてるんだ・・・
なんてね。

昔は。
命日とかお盆とか。
お彼岸とか。
そんな意識も無くて。
お参りなんてしたことも無く。

まぁ。
大人になった。
歳をとったってことかな。
なんてね。

『The Immortal』'68年リリース。
オーティス・レディングの死後、遺された作品を集めてリリースされた2枚目のアルバム。
'67年12月10日。あの運命の日を前に11月末から12月7日まで僅か3週間の間に。
その残された時間を知ってか知らずか。40曲以上を録音していたというオーティスです。
夏に喉の手術をして。手術後の不安を振り払うかの如く歌い続けるオーティスの姿が目に浮かぶ様です。
声は出るようになったものの。やはり少し掠れていて。それが妙に物悲しくさせたりもするのです。
スロー・バラードだけでなく。ミドルでもアップでも。その歌声に哀感が滲み出るのがオーティスの魅力ですが。
その歌声。力強く、艶のあるその歌声。その歌声に微妙な影が差してしまった。そのことがなんとも言えず。
「I've Dreames To Remember」とか「Hard To Handle」とか「Amen」とか素晴しいナンバーもあるのですが。
どうしても。あまり積極的に針を落とすことは無かったのですが。勿論、今も他に聴くべきアルバムもあるし。
でも。それはそれで。病を乗り越え。新たな歌声で新たな世界を開こうとしていた、オーティスの。
そのオーティスの。歩んでいこうとしていた道を、その道程や、行き先を聴きながら想像してみるのもいいかなと。
誰かが。旅立ってしまった誰かが遺してくれたものに思いを巡らせながら語りかけてみるのもいいかななんて。
死後勝手に発売されたアルバムって。あまり好きじゃないんですが。大人に・・・歳をとったってことでしょうか。
そして。やはり素晴しいオーティスの歌声。アルバムのタイトル通りに。決して朽ちることはないのです。

いい天気。
今日もタワーの上に。
青い空が広がっている。
見えているのかな。

お彼岸。
お墓参り。
忘れずに。
会いにきたよ。
昔と違って。
しっかりしてるだろ・・・
なんてね。

今は。
命日とかお盆とか。
お彼岸とか。
そんなの関係なくて。
いつもどこかで。そばに。

まぁ。
大人になった。
歳をとったってことかな。
なんてね。

お寺なんて。
お墓なんて。
どうでもよくて。
心の何処かで。
思ってればいいと。
それだけでいいと。
そうだったんだけど。

まぁ。
偶には。
こうして。
会いにきて。
思い巡らせて。
語りかけられるのなら。
お墓参りも悪くはないなって。
そんな風に・・・ね。
あっ。
笑ったでしょ。酷いな。
まぁ。
いいけどさ。
そう、いいんだ。

東京タワーの。
その足下で。
静かに眠っている。
祖父。祖母。伯父。叔母。
愛されてたかな。
愛していたかな。
思いは。
朽ちない・・・ね。

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