2009/10/17 Sat *バンドが街にやってくる! / Creedence Clearwater Revival
時々。
そう時々。
いい頃合いに。
見計らった様に。
やってくる。
あっ。
そろそろ。
生の音が聴きたいな。
そろそろ。
ロックン・ロールが足りなくなるな。
そんな時に。
ふらっと現れて。
力強いロックンロールと。
御機嫌なブギを。
ぶちかましにやってくる。
そんな。
いかしたバンドを。
知っている。
『Willy And The Poorboys』'69年リリース。
なんと同年3枚目のリリースとなったクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)のアルバム。
それだけ当時のCCRが勢いがあって、また絶大な人気をはくしていた証とも言えるかもしれません。
このアルバムからは「Down On The Corner」「Fortunate Son」と2曲のシングル・ヒットも生まれています。
夕暮れ時にどこからともなく表れて街角で演奏して皆を楽しませる、ウィリー&ザ・プアボーイズ・・・
「Down On The Corner」の歌詞にも歌われたその架空のバンドにジャケットで扮している(?)CCRですが。
その姿勢や信念は正しくCCRそのものだったりします。皆で楽しくご機嫌にロックン・ロール、それだけです。
カントリーの匂いも漂わせつつ。黒く、粘っこく。そして骨太で痛快なロックン・ロールを聴かせてくれる。
それ以上の何かが必要でしょうか?それ以上の何かを求めましょうか?まぁ、それは野暮ってもんでしょう。
映画《ダイ・ハード》の最新作かなんかでブルース・ウィリスがCCRをダサいと言った若僧に激怒してましたが。
そうだよねと。このシンプルでパワフルなロックン・ロールをダサいとは何事かと我が意を得たりでした。
ふらっと現れて(かどうかは兎も角)。御機嫌なライブで身も心も躍らせてくれるバンドだった筈のCCR。
そんなバンドの、そんな音楽が消えてしまったりしたら・・・そんな世の中楽しくもなんともないよなと思うのです。
まったく。
本当に。
狙った様に。
見透かした様に。
やってきて。
あっ。
これこれ。
この音が聴きたかったんだ。
そうそう。
ロックン・ロールが欲しかったんだ。
こういうのがさ。
風と共に現れて。
力強いロックンロールと。
御機嫌なブギを。
今夜もぶちかましてくれる。
そんな。
いかしたバンドを。
知っている。
そんな。
いかしたバンドが。
僕の友達なんだ。
あなたの街に。
やってきたなら。
是非駆けつけて欲しい。
絶対に御機嫌な夜になるから。
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コメント
これも大好きなアルバムだなぁ。今ごろこれも回してるかな?次回は遊びに行くよ。
投稿: イトウ | 2009-10-21 20:58
もちろん回しましたよ!
次回は12月16日にSTONES NIGHTやります。是非!
投稿: TAC | 2009-10-22 22:34