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2009/10/28 Wed *その日の為に / David Bowie

20091028ziggymovie


いつか来る。
その日の為に。
必ず訪れる。
その日の為に。

何は伝えられたか。
何を未だ伝えていないのか。
何は遺せているか。
何を未だ遺せていないのか。

残された日々は。
許された時間は。
十分なようで。
心もとなくて。

何よりも。
その心構えが。
その決意が。
いまここにあるのかと。
いまここで揺るぎはしないのかと。

『Ziggy Stardust: The Motion Picture』'83年リリース。
'73年7月3日、ジギー・スターダストの最後のステージを収めたデヴィッド・ボウイの2枚組ライブ・アルバム。
英国ツアーの最終日だったこの日は最初から映像と音源の収録は決まっていたものの。
ジギーの引退と封印はその日になって突然ボウイの口から語られたものだったそうです。
常に変化を求め続けるボウイのことですので。おそらくはジギーと言うキャラクターに殉ずることを嫌って。
自らの手で。誰にも止められない形で。しかも劇的に終わらせる“その日”の為に備えていたんだろうなと。
アルバム『The Rise And Fall Of Ziggy Stardust~』のナンバーは意外に少なかったりもするのですが。
ヴェルヴェットの「White Light/Whight Heat」のカヴァーも含んだジギー・ツアーの模様はよくわかるかなと。
やっぱり個人的には。ボウイはこの頃のグラムでハードでロッカーだった時代が一番好きだったりします。
映像が暗かったり、マイクのトラブルで音質に問題があったりで収録された当時は映像も音源もお蔵入となって。
'83年になってボウイがRCAとの契約消化の為に倉庫から引っ張り出してきて陽の目を見ることになりました。
その際にボウイがリミックスを施して。ヴォーカルの一部にオーヴァー・ダヴも行ったとも言われています。
この日はジェフ・ベックがゲストだったのですが。演奏が気に入らずに、参加したナンバーの収録を拒んでいます。
一説ではその日着ていた衣装がカッコ悪くて映像に残るのを恐れたとかも言われています・・・

いつか来る。
その日の為に。
必ず訪れる。
その日の為に。

未だ伝えていないものを。
遅滞なく伝える為に。
未だ遺せていないものを。
漏れなく遺す為に。

残された日々を。
許された時間を。
生かせる様に。
使いきれる様に。

何よりも。
その心構えを。
その決意を。
いまここに明らかにと。
いまここで揺るぎないものにと。

その日々を。
その時間を。
共に楽しみながらも。
いまからは。
その日に向って。
伝える者も、伝えられる者も。
遺すものも、遺される者も。
その日を見据えて。
その日の為に。

まぁ、まだまだ。
笑いながら。楽しみながら。
ではあるけれど。

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