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2009/10/29 Thu *無法、天に通ず / Thin Lizzy

20091029western


何故だか。
どうしてだか。
自分でも解らないけれど。
小心者で。
臆病なくせに。

いつも。
どこかで。
根本的に。
どうにかなる。
どうにでもなる。
そう信じてる。

それがどうしたと。
人がどうであれ。
世がどうであれ。
外れていようが。
逸れていようが。
自分は自分。
それでいいんだと。
何故だか。
どうしてだか。
腹は括れている。

『Vagabonds Of The Western World』'73年リリース。
かって『西洋無頼』なる邦題が冠されていたシン・リジィの3rdアルバム。
デッカ在籍時最後のアルバム、そしてトリオ編成のシン・リジィとしても最後のアルバムです。
後にその流麗なツイン・リード・ギターを旗印として世界を席巻するシン・リジィですが。
そのどこか哀愁を帯びた美しく詩情豊なメロディーは既にこのアルバムでも十分に堪能できるのです。
アイリッシュであることに拘り、誇りを持ち続けたフィル・リノットならではの世界がここにもあるんです。
それを見事に描き上げているところにトリオ時代のシン・リジィの高度で個性的なサウンドの凄さを感じますが。
なかでも太く歪んだギターでリフを刻み、ソロを奏でるエリック・ベルの、そのギターに魅せられます。
シン・リジィと言えばレス・ポールを思い浮かべますが。ここでのベルはストラトかな。実にいい音で鳴いています。
このアルバムを最後に脱退してしまうベル、最後の畢生のプレイがこのアルバムで聴けるのです。
そして。シン・リジィのアルバムに針を落とすといつも。フィルの、あの笑顔、人懐っこそうなあの笑顔が浮かんで。
歌心溢れるならず者、フィルのその勇姿とその生涯に思いを馳せてしまうのです。

何故でも。
どうしてでも。
自分でも解らないけれど。
小心者で。
臆病だからこそ。

いつも。
どこかで。
根本的に。
どうにかなる。
どうにでもなる。
そう信じている。

それがどうしたと。
人がどうしようが。
世がどう言おうが。
廃れていようが。
乗っていなかろうが。
自分は自分。
それでいいんだと。
何故でも。
どうしてでも。
腹は決まっている。

自分の心に。
自分の思いに。
それだけに忠実に。
それだけに殉じて。
その声だけを聞いて。
その命ずるままに。

外れたら外れただけの。
逸れたら逸れただけの。
覚悟さえあれば。
それでいいのだと。
腹は括れている。
腹は決まっている。

だから。
今日も一人。
流れる雲の如し。
一人で歩いて、一人で動いて。
大丈夫。
無法、天に通ず。

ビクビク、ドキドキの連続でも。
それは顔に出さない様に。
ならず者でいるのも楽じゃない。
でも、好きなんだからしょうがない(笑)。

大丈夫。
無法、天に通ず。

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