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2009/12/18 Fri *誰のせいでも / Keith Richards

20091218notgulty


どうも旦那。
なんだお前か。
お久しぶりで。
そうだったかな。
どうです一杯?
おっ気が利くじゃねぇか。
で、どうなんですか。
なにがどうなんだ。
いや、来年辺りどうかなと。
まぁ、ぼちぼちっとな。
ぼちぼちですか。
ぼちぼちだな。

あっ、そうだ。
なんでぇいきなり。
お誕生日おめでとうございます。
おっ、そうだったな。ありがとうよ。
6回目のぞろ目ってのはどんなもんです?
まぁ、もうここまでくるとなぁ、どうってこともねぇな。
そんなもんですかい。
そんなもんよ。
で、やっぱりこれからも?
ん?なんのことだ。
いや、だからですよ、あれですよ。
あぁ、あれか。あたり前だろう。
じゃぁ、まだまだ。
転がり続けるに決まってんだろうが。

『Not Guilty』'80年リリース。
キース・リチャーズの様々なスタジオ・セッションを集めたブートレッグ。
(何故かキース・リチャード名義になっていますが)
このタイトルとジャケットのアイ・パッチ姿のキースは手を替え品を変替え数え切れないほど使われています。
このタイトルはあれですかね。例のトロント裁判の判決を受けてブートレッグ業者が考えたんですかね。
中身の方はキースのファンであればよくご存知のもので。特に特筆すべきものでは無いのですが。
「We Had It All」とか「Let's Go Steady」とか「Nearest Of You」とかとか。お馴染のナンバーが並んでいます。
まぁ、あのキース節とでも言うべき。味のある、ヘタウマなギターとヴォーカル。それもリラックスしきってますから。
とても万人向けでとは言えず。もうキースならなにやっても許しちゃうと。なに弾いても、なに歌ってもと。
キースならではのロックン・ロールがブルースが感じられればいいんだって。そんなファンだけに価値があるかな。
個人的にはこのジャケットだけで。そこに漂うものだけで。一生ついていきますぜって人間なんで(笑)。
だってね。そのギター、その歌。そしてその佇まい。これ以上のものがこの世のどこにあるって言うのでしょう。
キースに魅せられて。キースの虜になって三十数年。完全に道を踏み外していますが何の悔いもありません!

ところで旦那。
なんでい。
時には思い出したりするんですかい?
なにをだよ?
いや、その。ブライアンさんのこととか。
ブライアン、そんな奴もいたなぁ。
そんなもんですかい。
馬鹿野郎。お前には解んないんだよ。
す、すいません。
まぁ、いいやな。古い曲をこう、なんだよ。
なんですかい。
「No Expectations」なんて爪弾いてると、不意にな、そのなんだ。
もう一杯いきますか。
あぁ、解ってるじゃねぇか。

あっ、そうだ。
なんでぇいきなり。
テイラーさんが今年来てたんですよ。
おっ、そうかい。元気でやってりゃいいやね。
正直テイラーさんとはどうだったんですかい?
そりゃぁ、どうもこうも。どうにもこうにもだな。
なんなんですかそりゃ?
一緒に組んでな、弾いてみなきゃ解らないだろうな。
そりゃ、そうでしょうけど。
ただなぁ、上手かったよ。抜群に上手かった。
ですよね。今でも上手いですもんねぇ。
あぁ、ただ問題はそれだけじゃないってことだ。
深いですねぇ。もう一杯いきましょう。
なんだ、悪い奴じゃないなお前も。

で、ロニーの兄貴なんですけど。
まぁ、しかたあんめぇ。
しかし40歳以上も歳の差があってねぇ。
なんでぇ、そっちの話かい。
流石と言うか、羨ましいと言うか。
・・・
あっ、すいません。で、兄貴とは。
そりゃ、あれだよ。ほら、あの。
もう、今更聞くまでも無かったすかね。
だから。お前も知ってるんだろう。あれだよ。
二人とも下手糞だが・・・
二人揃えば最強だってな・・・言わせるんじゃねぇよ。
いま、照れました?
馬鹿野郎、からかってんのか。
ささ、もう一杯。
やっぱりお前、悪い奴だな。

旦那。
悪いっていうなら。
そのギターで。
その佇まいで。
その沁みついた。
その匂いたつ。
ロックン・ロールで。
ブルースで。
人を魅了して。
人を惑わせて。
道を踏み外させた。
そんな旦那の方が。
よっぽど。
悪い。
罪深い・・・

なんてね。
ロックン・ロールに。
ブルースに。
出会わなかったら。
魅了されなかったら。
惑わされなかったら。
道を踏み外してなかったら。
面白くもなんともない人生だったろうから。
感謝してますよ。
旦那。
本当にね。

それに。

感じたのは。
痺れたのは。
選んだのは。
自分だからね。
誰のせいでもありゃしない・・・ってね。

旦那は。
悪くない。
旦那は。
無罪ですね、やっぱりね。

キースの旦那。
66回目のお誕生日。
おめでとうございます!
これからも。
一生ついていきます!

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コメント

あはは!ありそうな会話だよ。旦那には、カッコ悪くなってもいいから、よぼよぼになるまでやって欲しい。もうひとりの旦那には、いつまでもカッコ良く、なんて。

投稿: イトウ | 2009-12-21 15:39

旦那と炬燵に入って差し向いで飲んでる夢を見たことがあって(笑)。
とにかく旦那にはいつまでも弾き続けてほしいなと思うばかりです。

投稿: TAC | 2009-12-23 14:49

旦那と炬燵で差向い!
すごいシチュエーション!僕もミックの後ろでギターひいてる夢をみたことあるよ。夢のぬ中で焦りまくり。恐れおおいよなぁ、まったく。

投稿: イトウ | 2009-12-24 18:40

夢の中では何故かキースの旦那はどてら着込んで熱燗飲んでました(笑)。
その昔、ジミヘンに彼女を奪われるなんて夢を見たこともありました(爆)。

投稿: TAC | 2009-12-25 02:54

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