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2009年12月

2009/12/30 Wed *転がり続けよう / The Rolling Stones

20091230nostoneunturned


さてさて。

本当に。
いよいいよ。
今年も押詰りました。

年々。
一年が早くなるよなんて。
何となく。
今年も変わらなかったこと。
今年も変われなかったこと。
やり残したことの多いこと。
そんなことの言い訳の様でもあり。

勿論。
何も変わらなかったわけでもなく。
何もやらなかったわけでもなく。
それなりに。
ぼちぼちっと。
転がってはいるけれど。

それもまた。
毎年のことであり。
毎年の繰り返しに。
慣れてしまって。
甘えてしまっている様でもあり。

『No Stone Unturned』'73年リリース。
所謂“Jumpin' Jack Photo Session”(?)の1枚をジャケットに用いたローリング・ストーンズの編集アルバム。
そうあの「Jumpi' Jack Flash」のシングル盤のジャケットに用いられた写真のアウト・テイクを使っています。
ブライアン・ジョーンズが中央に陣取り。更に全員が後ろを向いていることがアルバムの内容を象徴していて。
'60年代、デッカ時代のシングル盤のB面だった曲を中心に編集されていて。その7曲を含めて。
EPにのみ収録されていた曲。未発表だった曲と。全12曲が英国では初めてアルバムに収録されたのでした。
ストーンズに去られた後、毎年の様に手を変え品を変え編集アルバムをリリースし続けたデッカですが。
5枚目にして初めて。そのアートワーク、タイトル、そして内容と意図の感じられるアルバムだったかなと。
まぁ、そのぶん地味とも言えるし。今となっては各曲とも様々な編集盤で聴けたりするのですが。
個人的にはこのジャケット(と裏ジャケット)のカッコ良さ、センスの良さだけで。それだけで価値があるかなと。
「I Wanna Be Your Man」のB面だった「Stoned」なんて御機嫌なインストの存在を忘れがちだよなとか。
「Have You Seen Your Mother, Baby,~」のB面だった「Who's Driving Your Plane?」もブルージーでいいなとか。
その実。結構“裏”ストーンズを楽しむにはなかなか重宝だったりもしますが。ジャケとタイトルかな、やっぱり。

さてさて。

本当に。
いよいいよ。
新しい年がまたやってくる。

また。
一年、早いんだろうなんて。
何となく。
来年も変わらないだろうこと。
来年もも変われないだろうこと。
やり残すことがあるであろうこと。
そんなことの言い訳の様でもあり。

勿論。
何も変わらないわけでもなく。
何もやらないわけでもなく。
またもや。
ぼちぼちっと。
転がってはいるのだろうけど。

それもまた。
毎年のことであり。
毎年の繰り返しに。
慣れてしまって。
甘えてしまっている様でもあり。

まぁ。
ひっくり返されない。
回されない。
転がされない。
そんなものなどないのだから。

なんとかなるさと。
気楽に考えながら。
なんとかしなきゃと。
あらゆる手を尽しながら(leave no stone unturned)。
兎にも角にも。
転がり続けよう。

今年はこれにて仕舞いです。
来年もご贔屓に。
それでは、良いお年を。

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2009/12/28 Mon *先のことは / 加藤和彦

20091228sorekarasaki


実は。
今年は。
ちょっとした。
勝負どころ。
正念場だったので。

珍しくも。
結構。
真面目に。
立ち向かってみた。

負けるわけには。
逃がすわけには。
いかなかったので。

案を練り。
策を弄し。
人を動かし。
事を動かし。

酸いも甘いも。
硬も軟も。
清濁併せ呑み。
裏技も。
ギリギリの線も。
駆使し。歩いて。

兎にも角にも。
狙い通りに。
落した。手に入れた。

だから。
先のことは。
今は。
今日は。
今年のうちは。
忘れてしまおう。

『それから先のことは・・・』'76年リリース。
サディスティック・ミカ・バンド解散後の第一作となった加藤和彦のアルバム。
そしてこのアルバムが安井かずみと組んだ初めてのアルバムでもありました。
ジャケットの真っ赤なスーツとアディダスのスニーカーと言うこの時代としてはあまりにもお洒落な加藤さん。
このポラロイド写真もかずみさんによるものだったりします。インナー・バッグに写ってるかずみさんもお洒落で。
常に日本のロックの最先端を歩んできた加藤さんと、歌謡曲のど真中で華麗に泳いでいたかずみさん。
そんな2人の出会いと、共に歩み始めたことは運命の様で必然の様で。幸福な出会いだったのだろうなと。
当時の評価はともかく。グラムでファンクなサディスティック・ミカ・バンドである意味頂点を極めて。
ここらでまた。新たな世界へ向って歩みだそうと言う。そんな意味合いも十分にあったであろうこのアルバムで。
歌謡曲的なのに。どこかエキゾティックですらある浮世離れしたかずみさんの詞が果たした役割も大きいかなと。
(勿論、加藤さんの独特な世界観が逆にこの後かずみサさんの世界を変えるに果たした役割も大きいとも)
マッスル・ショールズのミュージシャン達の生み出す芳醇なサウンドと相俟って。
とても心地の良い、静かで穏かで。そしてとても味わい深い新しい加藤さんの世界がここに出来上がっています。
それにしても。“それから先ののことは明日と言う日につられてゆくだろう”と歌った加藤さん。
どうしても。そんな心持ちで今も。軽やかに歩いてくれていたら良かったのになと。そんなことをどうしてもね。

実は。
今年は。
ちょっとした。
勝負どころ。
正念場だったので。

珍しくも。
結構。
本気で。
やってみたりした。

負けたくなかったし。
逃がしたくなかったし。
考えたくも無かったので。

言葉を操り。
手を回し。
人を誘い。
事を転がし。

成るのであれば。
使えるものは。
何でも使って。
裏口だろうと。
抉じ開けてでも。
入り込み。飛び込み。

兎にも角にも。
狙い通りに。
落した。手に入れた。

だから。
先のことは。
今は。
今日は。
今年のうちは。
忘れてしまおう。

大体さ。
いつも70%くらいなのに。
今年は80%くらいまで。
やってしまった。
頑張ってしまった。
これが普通だと思われたらさ。
困るんだよね。
もっと静かに穏かにさ。

だから。
先のことは。
いつか。
明日か。
年明けか。
なる様になっていくだろうって。
今は。
今日は。
今年のうちだけでもね。

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2009/12/26 Sat *俺もロッキンローラー / 内田裕也

20091226rockandrollstation


相も変わらず。
毎日毎日。
毎時間毎時間。
一瞬一瞬。

考えているのは。
思っているのは。
唯一事。
ロックンロール。
本当にそれだけだったりする。

寝ても醒めても。
仕事も。
遊びも。
日常も。
非日常も。
ロックンロール。
本当にそれでしかなかったりする。

耳元で。
頭の中で。
胸の奥で。
ロックンロール。
いつもそいつが鳴っている。

『ロックンロール放送局 Y.U.Y.A 1815KC ROCK'N ROLL BROADCASTING STATION』'73年リリース。
日本を代表する唯のロックンローラー、内田裕也の実質的なソロとしては初となるアルバム。
内田裕也&1815ロックンロールバンド名義となっていますが。1と8、1と5を足すとロックになるとか。
響きや語呂がいいから決めたみたいな感じで。ジョークで決めたんだみたいな話もありますが。
面子は流動的ながらこのアルバムにはフラワー・トラヴェリン・バンドやクリエイションのメンバーが参加していて。
そんな面子が叩き出すハードなサウンドで奏でられるロックンロールがカッコいいのなんのって。凄いです。
で、一番凄いのがそんな面子を集めて。そんな面子を従えてロックンロール歌っちゃう、やっちゃう裕也さんで。
「ビー・バップ・ア・ルーラ」「ジョニー・ビー・グッド」「ハート・ブレイク・ホテル」「のっぽのサリー」「トラブル」と。
そのレパートリーも含めて。今年2月の沢田研二、ジュリーとのジョイント・ライブと何ら変わりが無いのです。
このアルバムのリリースから36年。今もなにひとつ変わることの無い、出来ない唯のロックンローラーなのです。
本当にロックンロールが総てで。総てがロックンロールで。この迷いの無さ、この一本気なところ。
かっての自叙伝《俺はロキンローラー》そして近刊の《俺は最低な奴さ》そのどちらも最高に痛快なのですが。
やはりそんな物語よりも。このアルバムで、ライブで聴ける裕也さんの歌声に痺れて背筋に電気が走るのです。
余談ですが《俺は最低な奴さ》を読んでると。裕也さんって本当にジュリーが大好きなんですね(笑)。

相も変わらず。
毎日毎日。
毎時間毎時間。
一瞬一瞬。

感じているのは。
信じているのは。
唯一事。
ロックンロール。
本当にそれだけだったりする。

何かをする時。
何かを選ぶ時。
基準は。
決め手は。
ロックンロール。
本当にそれでしかなかったりする。

耳元で。
頭の中で。
胸の奥で。
ロックンロールかどうか。
いつも自分がそう囁いている。

ロックンロールじゃなきゃ駄目なんだ。
ロックンロールしていたいんだ。
だから。
何かをする時。
何かを選ぶ時。
何処かへ歩き始める時、駆け出す時。
思わず口にしていたりする。
ロックンロールってね。

そんなこんなで三十数年。
今日また一つ歳を重ねましたが。
これから先も。
相も変わらず。
毎日毎日。
毎時間毎時間。
一瞬一瞬。

ロケンロール!

裕也さん。
俺もロッキンローラーの一人でいていいですよね(笑)。

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2009/12/25 Fri *走馬灯 / J.Geils Band

20091225flashback


走馬灯。

終りだね。
終りですね。
早かったね。
早かったですね。

今年も。
あんなこと。
こんなこと。
あそこ。ここ。
あの人。
この人。

何か変わったかな。
何か生まれたかな。
何かを手に出来たかな。
何かを・・・

走馬灯。

『Flashback』'85年リリース。
バンドにとって3枚目、EMI移籍後は初となるJ.ガイルズ・バンドの編集アルバム。
無骨なダンディズムに溢れた黒光りするサウンドで鳴らしていたJ.ガイルズ・バンドですが。
EMI移籍後はかなり洗練されて。根本は変わらないもののポップでキャッチーな側面が強くなりました。
ライブで鍛え抜かれたつわもの揃いのバンドなので。サウンドには変わらずに弾ける様なバネがあって。
そんなサウンドに乗って。相変らずセクシーなピーター・ウルフのヴォーカルが聴けるのは御機嫌だったのですが。
例の「Centerfold」の突然変異的な大ヒット。あれがね。結果的には良くなかったんじゃないかなと。
いや、悪い曲ではなくて。リズムをとりながら一緒に口ずさんではしまうのですけどね。けどね。
あまりにポップで。あまりにキャッチーで。バンドとして商業的には初めてとも言える大成功を収めたものの。
その成功に。その美酒に。セス・ジャストマンなんかは酔いすぎちゃったんじゃないかと思うんですけどね。
で、味をしめて。どんどんポップに。売れ線にって。結果ピーターの脱退と言う致命傷を負うわけで。
何だろうな。やっぱりJ.ガイルズ・バンドには見開きページ(Centerfold)の様な華やかさは似合わなかったと。
このアルバムでも心惹かれるのはまだまだ黒光りしてる『Sanctuary』からの2曲だったりする訳で。
唯一のピーター抜きのアルバムからは1曲も選ばれていないことからしても。
手にしたものと失ったものと。その両方の大きさを自らもよく解っている気がしないでもないんですけどね。
いつの日か。ピーターも復帰しての再結成とか・・・もうありえないんでしょうけどね。

走馬灯。

お疲れ様。
お疲れ様でした。
また来年も。
宜しくお願いします。

去年も。
あんなこと。
こんなこと。
あそこ。ここ。
あの人。
この人。

何か変わったかな。
何か生まれたかな。
何かを手に出来たかな。
何かを・・・

走馬灯。

今年を振り返り。
去年を思い出し。
来年に思いを巡らす。

何か変わるかな。
何か生まれるかな。
何かを手に出来るかな。
何かを・・・

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2009/12/24 Thu *クリスマス気分で / Booker T. & The MG's

20091224inthechristmasspirit_2


クリスマス・イブ。

である。
あるからして。
何はともあれ。
何は無くとも。
何があっても。

クリスマス気分で。

お買い物。お買い物。
肉だ。ハムだ。
チーズだ。パスタだ。
勿論、ワインだ。

二人で。
両手一杯で。
何だか。
嬉しいね。楽しいね。

クリスマス気分で。

『In The Chiristmas Spirit』'66年リリース。
スタックス初のクリスマス・アルバムだったブッカー・T&ジ・MGズの4thアルバム。
収められている全12曲、総てがお馴染のクリスマス・スタンダードをMGズ流に聴かせてくれます。
他のオリジナル・アルバムと比較すると確かに楽曲面での面白みにはやや欠けるものの。
そこはMGズですので。あのリズム、あのグルーヴ。さり気なくも実にカッコいいサウンドは変わりません。
恐らく。クリスマスだからと言って。クリスマス・ソングの録音だからと言って。何ら特別なこともせずに。
普段どおりにスタジオで当たり前の様に極上の演奏を決めてみせるスティーヴさん達なのです。
それでいて。端々にちょっと遊んでみましたみたいな洒落た味わいを感じさせてくれるところもあって。
もうなんとも楽しくも心憎い、一味違うクリスマス・アルバムに仕上がっているのです。
クリスマス気分にさせてくれる数あるクリスマス・アルバムの中でも外せない1枚なのです。

クリスマス・イブ。

なんだから。
だからして。
何はともあれ。
何は無くとも。
何があっても。

クリスマス気分で。

お料理。お料理。
ハムは厚切りにして。
お肉は塩胡椒して。
バターでソテーかな。
あっちの肉はじっくり煮込んでね。
チーズは・・・齧っちゃえ。
パスタはツナとキャベツでトマト・ソース。
半分はホワイト・ソースで焼いてもいいね。
さぁ、ワインを開けよう。

二人の。
食卓一杯に。
何だか。
嬉しいね。楽しいね。

クリスマス・アルバムに。
とっかえひっかえ針を落としながら。

クリスマス気分で。

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2009/12/23 Wed *豚も・・・ / Jimi Hendrix

20091223inparis


豚も。
美味ければ。
得も言われず。
空にも昇る心地で。
あぁ。
どこか虹の彼方にでも。
行ってしまいそうだと。

それは。
大袈裟すぎるにしても。
味にも鮮度にも。
拘りが感じられる。
そんな。
豚が。
とても美味しくて。
とても幸せになったりする。

『Live In Paris』'89年リリース。
ブートレッグ・メーカーの老舗にして大御所だった(?)スウィンギング・ピッグ・レーベル。
その“スウィングする豚”からリリースされたジミ・ヘンドリックスのパリでのライブ・アルバム。
もうとにかく。ジミが恐らくは精神的にも肉体的にも一番充実していたであろう時期のライブですので。
凄いの凄くないのって。いや、凄いんですけどね。しかし。本当にジミってのはやっぱり別格だったんだなと。
モンタレーでもオープニングを飾っていた「Killing Floor」で幕を開けるのですが。幕が上がった瞬間、その刹那。
元はハウリン・ウルフによるブルースだったこのナンバーに切り刻む鋭いカッティングによって疾走感を与えて。
そのままグングン加速して。最後まで一気呵成に。実にパワフルでダイナミックな生命感を与えています。
なんとも腰にくるジミのギター、そしてサウンドですが。スロー・ブルースもまた壮絶なまでに生々しくて。
こんなものを聴かされたら。そりゃ豚も狂喜乱舞して踊りだそうってもんです。いや本当に。
「Drivin' South」などという。渡英してのデビュー後では非常に珍しいナンバーを演っていたりもして。
虹の彼方のどこかにあった(笑)スウィンギング・ピッグ・レーベル侮り難し、いや素晴しかったなと。
ストーンズ、ビートルズ、ザ・フー、ツェッペリンなどなど。この豚さんには随分とこっちも踊らされたものでした。
ちなみにこの日のジミのライブは数年後にオフィシャルのボックスの中の1枚としてCD化もされましたが。
ジャケットの“スウィングする豚”も誇らし気なこのアナログ盤にね、やっぱり愛着があったりもするのです。

豚も。
美味ければ。
得も言われず。
空にも昇る心地で。
あぁ。
どこか虹の彼方にでも。
行ってしまいそうだと。

それは。
大袈裟すぎるにしても。
味にも鮮度にも。
拘りが感じられる。
そんな。
豚が。
とても美味しくて。
とても幸せになったりする。

ポーク・ジャーキーも。
御自慢のメンチカツも。
そして。そして。
生でも食べられるらしい。
ロース、バラ、肩ロース、モモ。
さっとしゃぶしゃぶして。
もうとにかく。
美味いの美味くないのって。
いや美味いんですけどね。
本当に拘ってるんだなと。
本当に愛情を込めているんだなと。

豚も。
美味ければ。
得も言われず。
空にも昇る心地で。
あぁ。
このまま踊りながら。
御機嫌な心持ちのまま。
夜の街へふらふらと。

久し振りに。
地元で。
新しくいい店を見つけた。
心地の良い夜でした。

豚も・・・美味しいんだよなぁ。

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2009/12/22 Tue *Have you ever listened the radio? / Creedence Clearwater Revival

20091222ccrbest


ちょっとした。
事情により。
週の大半を。
窓の無い。
防音された。
そんな部屋で過ごしてる。

陽が入らずに。
音もしない。
時計もないし。
集中できて。
捗るかと思うと。
これがそうでもない。

さて。
どうしようか。

あっ!
そうだよ。

『The Very Best Of Creedence Clearwater Revival』'81年リリース。
ラジオで。CMで。今でも愛されているクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)。
前年に発売された全盛期のライブ・アルバムの好評を受けて制作された日本独自の編集アルバム。
'68年から'71年にかけてシングル・ヒットした9曲を中心とした11曲のシンプルなロックン・ロール。
もうそれだけ。ラフでタフで。スワンピーで実に御機嫌なロックン・ロール。これこそがCCRです。
今の時代にはあまりにシンプル過ぎるのか。過去の遺物扱いされたりすることもある様ですが。
とんでもない。何が素晴しいかって。シンプルなロックン・ロール以上に素晴しいものなど無いじゃないかと。
それは。恐らく今でも、そして世界中で変わることは無いよと。きっとそんな同好の士はいっぱいいて。
だからこそ。ラジオで流れ続け。CMで使われ続けるCCRで。そしてその都度に同好の士は増えているのだと。
勿論。今ではそこにいくばくかのセンチメンタルな切なさも感じられる様になっているのもまた事実なので。
それが。また。その。時にセピア色を帯びたかの如き切なさもまたCCRの魅力になってはいるのです。
「Have You Ever Seen The Rain?」なんてイントロのギターのカッティングだけで・・・泣いてまうだろう~(苦笑)。

ちょっとした。
都合により。
日の大半を。
窓の無い。
防音された。
そんな部屋で過ごしてる。

ちょっと。
秘密めいていて。
面白くはあるけれど。
静か過ぎて。
息が詰まりそうになったり。

さて。
どうしようか。

あっ!
そうだよ。

みな同じ思いだった様で。
誰が言い出したかは忘れたけど。
インター・ネット・ラジオで。
コミュニティーFMを流す様になって。
これがいい感じで。
何だか風通しが良くなって。

不思議と。
集中できるし。
会話も弾むし。
捗る。捗る。

だけれども。

あっ・・・
どうしました?

ここでこの曲は駄目だろう。
なんでですか、いい感じじゃないですか。
いや、なんだ、その。
あれ、なんか遠い目してません?
いや、なんだ、懐かしくてさ。
へぇ、これ古い曲なんですか?誰ですか?
知らないのかよ。CCRってんだよ。
いや、未だ二十代なんで。
・・・いいから早く手動かせよ。
ははっ、すいません。

あっ・・・
なんですか。

この流れでこの曲は反則だろう。
なんでですか、悪くないですよ。
いや、この流れは泣かせにきてるだろう。
あれ、何だか目が赤くないですか?
いや、なんだ、まぁ色々な。
へぇ、これも古い曲なんですね。誰ですか?
これも知らないのかよ。イーグルスってんだよ。
いや、だから未だ生まれてませんって。
・・・ちょっと手を止めろ。いいか、この曲はだな。
ははっ、楽しそうですね。

インター・ネット・ラジオで。
コミュニティーFMを流す様になって。
いい感じで。
集中できて。
捗る。捗る。
いや、だから。
捗ってますってば。
たぶん。

あっ・・・
またですか・・・

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2009/12/21 Mon *いつでも / The Beatles

20091221aharddaysnight


いつでも。
いつでもいい。

忙しい。
追われてる。
混乱してる。
どうにもこうにも。
見えてるようで。
見えていないようで。

そんな時には。
そんな時こそ。

いつでも。
いつでもいい。

集まって。
笑って。
それでいい。

『A Hard Day's Night』'64年リリース。
初めての主演映画のサウンド・トラック・アルバムでもあったビートルズの3rdアルバム。
当時の日本盤は映画のワン・シーンを用いた独自のジャケットでリリースされていました。
その映画でもひたすら疾走していたビートルズですが。アルバムも全力で駆け抜けていくビートルズです。
そのデビュー以来、ひと時も休むことなくライブに、レコーディングに、TVに、そして映画にと。
とにかく走り続けていたビートルズです。その疾走感と緊張感、そしてその昂揚感が詰まったアルバムなのです。
ある日のライブ後にリンゴが漏らした一言からつけられたと言うタイトル。そのままの生活、気分だったのかなと。
そしてそんな日々だったからこそ。この弾ける様な、はちきれる様なアルバムが生まれたのではないかと。
タイトル曲のイントロの“ジャ~ン”一発で勝負ありで。そのまま駆け抜けていく若さゆえのアルバムでもあります。
このアルバム用に書かれた曲も含めて全13曲。そのうち10曲をジョンが手掛けていて。
その充実振りに改めて。改めてこの頃のジョンの溢れんばかりの才能と意欲を感じるのです。
間違いなく。この若き、青春時代のビートルズを牽引していたのはジョンだったのです。
「Any Time At All」なんて。疾走するロックン・ロールとして、美しいラブ・ソングとして並ぶものの無い傑作です。

いつでも。
いつでもいい。

きつい。
悩んでいる。
困惑している。
どうにもこうにも。
伝わっているようで。
伝わっていないようで。

そんな時には。
そんな時こそ。

いつでも。
いつでもいい。

集まって。
笑って。
それでいい。

ここまで長かった。
まだまだ先も長そうだ。
目指すところは同じでも。
走る速度や。
走る姿勢は。
まちまちで。おのおので。

だから。
だけど。
今夜ここに。
集まって。
飲んで。食べて。
笑って。
心を一つに。思いを一つに。
例え今だけだとしても。

この笑顔。
この若いのり。
それが生まれて。
それが続けば。
なんとかなる。
うまくいく。

いつでも。
いつでもいい。
この笑顔を生み出すこと。
個人的にはそれこそが。
自分の仕事、自分なりの愛情。
それだけで。いいのだと。

契約上はそうはいかないのが。
なんともなんだけど(苦笑)。

いい笑顔だよ。
明日からも頑張っていこう!

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2009/12/20 Sun *徒なれど婀娜なり / Marianne Faithfull

20091220astearsgoby


艶やかに。
華やかに。
賑やかに。

咲き誇り。
咲き乱れ。
踊り歌い。

喧騒と悦楽に。
身を委ね。
称賛と喝采を。
身に浴びて。
羨望と嫉妬に。
身を包まれて。

艶やかなれど。
華やかなれど。
賑やかなれど。

虚ろで。
儚くて。
残酷で。

婀娜なれど徒なり。

『As Tears Go By』'81年リリース。
タイトル曲を始めとした'60年代のヒット曲や代表曲を収録したマリアンヌ・フェイスフルの編集アルバム。
(既にリリースされていた他の編集アルバムと差別化を図るためか未発表曲も2曲収録されています)
真紅のレザー・ジャケットと黒いレザー・パンツに身を包んだその姿が強烈な印象を残しますが。
その表情に宿る、一つの時代を生き抜き、生き残ってしまった・・・そんな穏かな凄味がまたなんとも言えません。
貴族の血を引き、上流階級の貴婦人としてその一生を終えることも可能であったはずのマリアンヌですが。
ご存知の様にストーンズ一派と関わりを持つことになってしまったが為に波乱万丈、流転の人生を歩むことに。
尤も。実際はストーンズのメンバー全員と“試して”からミックとつきあうことにしたなんて話もあって。
唯の綺麗で可愛いだけの、世間知らずのお嬢さんだった訳では無かった要ですが。
何にしろ。タイトル曲や『Rock And Roll Circus』でも歌っていた「Something Better」なんてのは。
今聴いても。なんとも。そのお嬢様、アイドル然とした可憐で少し悲しげな歌声に胸が、こう痛んだりして。
それが。共作者としてクレジットもされている「Sister Morphine」になると。得も言われぬ凄味が宿っていて。
またその凄味のある歌声には妖艶な色気が、婀娜が感じられて。なんとも胸が騒いだりもするのです。
僅か数年のあの時代、激動のスウィンギング・ロンドンを駆け抜けた・・・翻弄された軌跡が見えるようです。
ハッキリ言ってしまえば徒花であった'60年代のマリアンヌ。しかしながらやはりその美しさと存在感。
只者ではなくて。短くも強く、そして妖しく、やはり華やかに。咲き誇った婀娜のある花であったと思うのです。

虚ろで。
儚くて。
残酷で。

咲き誇り。
咲き乱れ。
踊り歌い。

喧騒と悦楽に。
身を委ね。
称賛と喝采を。
身に浴びて。
羨望と嫉妬に。
身を包まれて。

一瞬なれば。
夢幻なれば。
さればこそ。

艶やかに。
華やかに。
賑やかに。

徒なれど婀娜なり。

艶やかで華やかで賑やかで。
故に。
虚ろで儚くて残酷で。
その夢幻に。
その事実に。
心惑わされ、心震える。

たかが徒花。
されど婀娜のある花。
例えば。
ロートレックの描く踊り子や娼婦達に。
惹かれて止まないのです。

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2009/12/18 Fri *誰のせいでも / Keith Richards

20091218notgulty


どうも旦那。
なんだお前か。
お久しぶりで。
そうだったかな。
どうです一杯?
おっ気が利くじゃねぇか。
で、どうなんですか。
なにがどうなんだ。
いや、来年辺りどうかなと。
まぁ、ぼちぼちっとな。
ぼちぼちですか。
ぼちぼちだな。

あっ、そうだ。
なんでぇいきなり。
お誕生日おめでとうございます。
おっ、そうだったな。ありがとうよ。
6回目のぞろ目ってのはどんなもんです?
まぁ、もうここまでくるとなぁ、どうってこともねぇな。
そんなもんですかい。
そんなもんよ。
で、やっぱりこれからも?
ん?なんのことだ。
いや、だからですよ、あれですよ。
あぁ、あれか。あたり前だろう。
じゃぁ、まだまだ。
転がり続けるに決まってんだろうが。

『Not Guilty』'80年リリース。
キース・リチャーズの様々なスタジオ・セッションを集めたブートレッグ。
(何故かキース・リチャード名義になっていますが)
このタイトルとジャケットのアイ・パッチ姿のキースは手を替え品を変替え数え切れないほど使われています。
このタイトルはあれですかね。例のトロント裁判の判決を受けてブートレッグ業者が考えたんですかね。
中身の方はキースのファンであればよくご存知のもので。特に特筆すべきものでは無いのですが。
「We Had It All」とか「Let's Go Steady」とか「Nearest Of You」とかとか。お馴染のナンバーが並んでいます。
まぁ、あのキース節とでも言うべき。味のある、ヘタウマなギターとヴォーカル。それもリラックスしきってますから。
とても万人向けでとは言えず。もうキースならなにやっても許しちゃうと。なに弾いても、なに歌ってもと。
キースならではのロックン・ロールがブルースが感じられればいいんだって。そんなファンだけに価値があるかな。
個人的にはこのジャケットだけで。そこに漂うものだけで。一生ついていきますぜって人間なんで(笑)。
だってね。そのギター、その歌。そしてその佇まい。これ以上のものがこの世のどこにあるって言うのでしょう。
キースに魅せられて。キースの虜になって三十数年。完全に道を踏み外していますが何の悔いもありません!

ところで旦那。
なんでい。
時には思い出したりするんですかい?
なにをだよ?
いや、その。ブライアンさんのこととか。
ブライアン、そんな奴もいたなぁ。
そんなもんですかい。
馬鹿野郎。お前には解んないんだよ。
す、すいません。
まぁ、いいやな。古い曲をこう、なんだよ。
なんですかい。
「No Expectations」なんて爪弾いてると、不意にな、そのなんだ。
もう一杯いきますか。
あぁ、解ってるじゃねぇか。

あっ、そうだ。
なんでぇいきなり。
テイラーさんが今年来てたんですよ。
おっ、そうかい。元気でやってりゃいいやね。
正直テイラーさんとはどうだったんですかい?
そりゃぁ、どうもこうも。どうにもこうにもだな。
なんなんですかそりゃ?
一緒に組んでな、弾いてみなきゃ解らないだろうな。
そりゃ、そうでしょうけど。
ただなぁ、上手かったよ。抜群に上手かった。
ですよね。今でも上手いですもんねぇ。
あぁ、ただ問題はそれだけじゃないってことだ。
深いですねぇ。もう一杯いきましょう。
なんだ、悪い奴じゃないなお前も。

で、ロニーの兄貴なんですけど。
まぁ、しかたあんめぇ。
しかし40歳以上も歳の差があってねぇ。
なんでぇ、そっちの話かい。
流石と言うか、羨ましいと言うか。
・・・
あっ、すいません。で、兄貴とは。
そりゃ、あれだよ。ほら、あの。
もう、今更聞くまでも無かったすかね。
だから。お前も知ってるんだろう。あれだよ。
二人とも下手糞だが・・・
二人揃えば最強だってな・・・言わせるんじゃねぇよ。
いま、照れました?
馬鹿野郎、からかってんのか。
ささ、もう一杯。
やっぱりお前、悪い奴だな。

旦那。
悪いっていうなら。
そのギターで。
その佇まいで。
その沁みついた。
その匂いたつ。
ロックン・ロールで。
ブルースで。
人を魅了して。
人を惑わせて。
道を踏み外させた。
そんな旦那の方が。
よっぽど。
悪い。
罪深い・・・

なんてね。
ロックン・ロールに。
ブルースに。
出会わなかったら。
魅了されなかったら。
惑わされなかったら。
道を踏み外してなかったら。
面白くもなんともない人生だったろうから。
感謝してますよ。
旦那。
本当にね。

それに。

感じたのは。
痺れたのは。
選んだのは。
自分だからね。
誰のせいでもありゃしない・・・ってね。

旦那は。
悪くない。
旦那は。
無罪ですね、やっぱりね。

キースの旦那。
66回目のお誕生日。
おめでとうございます!
これからも。
一生ついていきます!

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2009/12/17 Thu *時は来たれり・・・ / The Rolling Stones

20091217timeisonourside


時は来たれり。

どうよ。どうよ。
おっ、なかなかに。
集まりがいいじゃない。
顔触れはと・・・
狙った辺りが来てるかな。

さぁ。さぁ。
これでグィッと引きつけて。
これでグッと胸倉掴んで。
これで懐に入ってしまえば。

こっちのもんでしょ。
巧く転がして。
巧みに運んで。
時機到来。機会拡大。
できそうだよね。

どうよ。どうよ。
さぁ。さぁ。
おっ、おっ、おっ。

時は来たれり。

『Time Is On Our Side』'83年リリース。
'81年の全米ツアーの模様を収録したローリング・ストーンズの2枚組ブートレッグ。
所謂ラジオ・ショー音源から編集されたアルバムで2回の放送から選ばれた9公演での18曲が聴けます。
オフィシャルの『Still Life』に収録されている10曲は総て同じ公演での演奏が選ばれているとか。
要はダブってる訳ですが。敢えてそれを狙ったのかなと言う気がしないでもないのですが。
オフィシャルは当然の様に編集やオーヴァーダビングが加えられているので。違いを探してみたくなったりとかね。
パンクの波もものともせず、キースの裁判による最大の危機もどうにかこうにか乗り切って。
俺たちの時代だ。時は来たりたと。とにかく元気で明るく、健康的で陽気で活きのいいストーンズが楽しめます。
難点を言えば。放送されなかったらしいので仕方ないのですが。キースの「Little T&A」が聴けないことかな。
まぁ、ラジオ・ショーが基ネタなので音質は悪くは無いのですが。歓声がオフ気味で臨場感には欠けるとか。
編集が雑だとか。詰めの甘さはありますが。それは言っても仕方の無いことですからね。
オフィシャルでこのツアーの完全版をリリースしてくれればとも思いますが。まぁ、映画が残ってからいいかな。
今にして思えば。このツアーから会場もスタジアム中心になって。選曲的にもオール・タイム・ベスト的になって。
ロック界一の大物、超越的な存在としての世間的な位置付けが明確になったのかなとも思われます。
その意味ではタイトル通りに、やはり時はきたりたと。時代をも味方につけたツアーだったのかもしれません。

時は来たれり・・・
のはずだったのに。

どうなの。どうなの。
あっ、なんなんだよ。
面白くもなんともないじゃない。
顔色はと・・・
白けちゃってるかな。

あら。あれ。
これでグィッと引きつけて。
これでグッと胸倉掴んで。
これで懐に入ってしまえば。

こっちのもんだったのに。
巧く転がせたのに。
巧みに運べたのに。
時機到来。機会拡大。
できるはずだったのに。

どうなの。どうなの。
あら。あれ。
あっ、あっ、あっ。

時は来たれり・・・
のはずだったのに。

時はきたれりと。
時を味方につけようと。
その仕掛けはしたのに。
そのお膳立てはしたのに。

時は来たれり・・・
のはずだったのに。

やれやれ。
そろそそろ。
自分でリングに上がらなきゃ・・・かな。

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2009/12/16 Wed *遊びをせんとや / The Rolling Stones

20091216getyeryaya40th


遊びをせんとや。

何のために。
生まれてきたのかって。
生きているのかって。
ここにいるのかって。

そうだな。
それは。
飲んで。食って。
笑って。愛して。
そして。
なによりも。

遊ぶため。
このひと時を。
この一瞬を。
思いっきり楽しむため。
限りなく喜ぶため。
遊ぶため。

遊びをせんとや。

『Get Yer Ya-Ya's Out! 40th Anniversary Deluxe Edition』'09年リリース。
'70年にリリースされたローリング・ストーンズのライブ・アルバムの拡大版。
'69年の全米ツアーからマディソン・スクウェア・ガーデンでのテイクを中心に編集されたこのアルバム。
ストーンズのライブ・アルバムの中でも屈指の名盤であることは疑う余地も無く。個人的にも大好きなので。
ストーンズの未発表テイクが追加され。前座のB.B.キングやアイク&ティナ・ターナーのライブも収められて。
ようやく当初ストーンズが考えていたのに近い形式で聴けるようになったのは素直に嬉しいなと思います。
アナログ3枚組も含むボックス・セットで手に入れたのですが。ブックレットも大きくて綺麗でいい感じです。
どうしても未発表だった5曲が気になるところですが。既発表の10曲がね、改めてやっぱりいいなと思います。
3年ほどツアーを休んでる間に環境が大きく変わって。会場も観客も。求められるものも変わって。
対応する為にミック・テイラーを新たに迎えて。ギター2本の絡みでサウンドに厚みを加えて引っ張っていこうと。
そんな思惑があったかなとも思えて。結構丁寧で緊張しながら新たな世界へと踏み出た感じがあります。
それでいて。ちっちゃく固まってしまうわけでなく。ラフでタフなグルーヴを生み出しているところが凄いなと。
キースとテイラーの絡みがもう既に絶妙で。互いの、そして聴衆のツボを実に巧みに突いてくるのです。
なんですかね。勿論本気で渡り合ってるんですけど。そこに程よい遊び心があるってところでしょうか。
逆に言うと。ロックン・ロールなんて遊びもね。遊ぶ時には本気でなきゃ駄目だってことかなとも思うのです。
未発表だった「Prodigal Son」と「You Gotta Move」ではキースのリゾネイター・ギターのシンプルさが素晴しく。
「Under Mt Thumb」「I'm Free」「(I Can't Get No) Satisfaction」にもラフでタフでルーズなグルーヴがあって。
'60年代中期のナンバーにここで、新たな息吹が吹き込まれていたことが明らかになったりするのです。
やはり。この時のツアーが今に繋がるストーンズのライブの原点なんだなと。いや、やっぱり最高です。

戯れせんとや。

何のために。
あがいているのかって。
しがみついているのかって。
転がり続けるのかって。

そうだな。
それは。
見て。聞いて。
触れて。求めて。
そして。
なによりも。

戯れるため。
このひと時を。
この一瞬を。
思いっきり楽しむため。
限りなく喜ぶため。
戯れるため。

戯れせんとや。

なんで。
そこまで。
そうまでして。
何のため。

遊ぶため。
戯れるため。
本気で。
そう本気で。

遊びをせんとや。
戯れせんとや。

それだけじゃないだろう。
それだけじゃいられないだろう。
だから。
だからこそ。

本気で。
そう本気で。
遊ぶんだ。
戯れるんだ。

このひと時。
この一瞬。
今夜も。
本気なんだよね(笑)。

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2009/12/13 Sun *届いたよ / Jeff Beck Group

20091213jbgorange


今年も。
いつもの様に。
届いたんだ。
あぁ、もうそんな頃なんだな。
嬉しいな。元気なんだな。

毎年のことではあるけれど。
バタバタで。公私とも忙しくて。
心も体も追われて。なんだか駆け回って。
ほんとうに慌しい日々だけど。

でも。
そうさ。
今日。
届いたんだ。
この重み。この香り。
さぁ、さっさと開けて。
さぁ、ちゃんと感謝して。
さぁさぁ。
剥いちゃおう。頬張ろう。

『Jeff Beck Group』'72年リリース。
そのジャケットから『Cosa Nostra Beck-Ola』のアップルに対してオレンジと称される、
所謂第2期ジェフ・ベック・グループの2ndアルバムにしてラスト・アルバム。
あのスティーヴ・クロッパーをプロデューサーに迎えてメンフィスに出向いて録音されています。
その人選、その場所に。この時期のベックならではの拘りを。ソウルへの強い憧憬と好奇心を感じます。
もともとモータウン・サウンドとかが好きだったと言うベック。ソウルフルなリズム、ファンキーなうねり。
そんなものをバックに、伸びやかに艶やかに。なによりも嬉々としてプレイするベックがここにいます。
自身の交通事故によりティム・ボガート、カーマイン・アピスとのバンド結成が頓挫してしまって。
代替として結成されたみたいな話が定説となってる第2期ジェフ・ベック・グループではありますが。
実はかなり早い時期からベックがソウルに傾倒していたらしいことを考えるとメンバーの人選も含めて。
かなり方向性も明確になった上で。周到な計画の下でスタートしたバンドだと思えるのですが。どうなのかな。
とにかく。味わい深くて濃厚で、甘味もちゃんとあるソウルフルなサウンドと。
その上を、その中を鮮やかに切り裂きながら弾きまくる、飛び回るベックのギターとの相性が抜群なのです。
どの時期のベックが好きかはその時々で変わるのですが。ここ何年もこのアルバムは愛聴盤だったりするのです。
録音時には落ち着いた演奏を求めるクロッパーと飛ばしまくるベックが衝突してこともあったとのことですけどね。
それとやはりマックス・ミドルトン。マックスのジャズの香り溢れるキーボードも実にいい感じではあります。

今年も。
いつもの様に。
届いたんだ。
あぁ。忘れかけてたけど。
暮れるんだね。何とか過ごせたね。

毎年のことではあるけれど。
バタバタで。公私とも忙しくて。
それでも。基本的には。毎日笑って過ごした。
それなりに楽しい日々だったかな。

そして。
そうさ。
今日。
届いたんだ。
この味わい。この甘味。
さぁ、じっくり味わおう。
さぁ、たっぷり味わおう。
またまた。
剥いちゃおう。頬張ろう。

今年も。
バタバタと。
忙しく。
追われて。駆け回って。慌しく。
でも。
毎日笑って。楽しく。
過ごせたんだねと。

差し向かい。
送られてきた。
蜜柑を。
剥きながら。
頬張りながら。

ちょっと落ち着いて。
ちょっと振り返って。
今年も。ここ何年かの如く。
いい感じ。

ありがとう。
届いたよ。

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2009/12/12 Sat *Jumpin' Shoes / Rick Derringer

20091212allamericanboy


新しいスニーカーを。
買ったんだ。
シルヴァーのハイ・カットで。
シューレスはグレーに取り替えて。
もうさぁ、凄くカッコいいんだ。

夜になっちゃったり。
雨が降っちゃったり。
なかなかおろせなくて。
我慢できずに部屋の中で履いたりして。

でも。
そうさ。
今日。
おろしちゃうんだ。
履いちゃうんだ。
さぁ、しっかり締めなおして。
さぁ、しっかりと踏みしめて。
くりだそう。駆けだそう。

『All American Boy』'73年リリース。
シルヴァーのジャケットと手袋が印象的なリック・デリンジャーの1stソロ・アルバム。
このアルバムからシングル・カットされた「Rock And Roll Hoochie Koo」の日本盤も同様のジャケットなのですが。
そこには“驚異の銀色手袋ギタリスト”と謳われています・・・何が驚異なのかよく解りませんが。
さて。ウィンター・ファミリーの参謀役として、またソングライター、ギタリストとして八面六臂の活躍で。
更に遡ればマッコイズでの活動でも知られてていたリック。まさに満を持してのソロ・デビューだった訳で。
気合十分に弾けまくっています。ハードに、ポップに。時にファンキーにメロウに、ソウルフルに。
弾けながらも、ハードに弾きまくりながらも。軽やかにジャンプして、ステップを踏んでみせるリックです。
インストだろうが。カントリー調のナンバーだろうが。その軽やかさについつい惹き込まれてしまうのですが。
やっぱり。何と言っても。必殺のロックン・ロール・ナンバー、「Rock And Roll Hoochie Koo」のカッコ良さ。
それに尽きるかな。もう。イントロを耳にしただけでゾクッときて。飛跳ねてしまいます。駆けだしてしまいます。
「Jump,Jump,Jump」なんて御機嫌なタイトルのナンバーもあって。それがまたソウルフルでいいんです。

新しいスニーカーだね。
いいでしょう。
シルヴァーなんて珍しいね。
ほらシューレスだけグレーで。
拘ってるね。お洒落だよね。

褒められていい気分。
飛跳ねたくなっちゃって。
見せびらかしたくなっちゃって。
街角から街角へと足どり軽く。

ほら。
そうさ。
今日。
おろしたんだ。
履いちゃったんだ。
さぁ、しっかりと踏みしめて。
さぁ、しっかりと弾みをつけて。
くりだそう。駆けだそう。

飛跳ねよう。
飛跳ねるんだ。
身も心も。

新しいスニーカー。
御機嫌なんだ。
カッコいいんだ。
さぁ。
このまま。
師走を駆け抜けよう。

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2009/12/11 Fri *友あり / Free

20091211highway


友あり。
遠方では無いけれど。
無いのだけれど。

なかなか。
集うのは難しくて。

忙しいしな。
それぞれに。
世界もあれば。
事情もあるし。

まぁ。
それはそれで。
致し方ない事で。
それはそれで。
元気でいるって事で。

それでも。
この季節に。
なんとか。かんとか。
やりくりしてでも。
集いたいと。
そんな。
友あり。

『Highway』'70年リリース。
前作『Fire And Water』から僅か半年のインターバルでリリースされたフリーの4thアルバム。
そのペースにいかに当時のフリーが期待されていたか、また勢いがあったかが表れている気がします。
内容もその期待に違わず、勢いのままに。フリーらしい重心の低い、そして入魂のサウンドが素晴しいなと。
よく知られる様に。この時点でメンバーの平均年齢は20歳そこそこ。アンディ・フレイザーなんて未成年です。
それでいて。この重さ、渋さ。そして得も言われぬ色気。勿論、若さゆえの弾ける感覚もあって。はぁ、凄いなと。
凄いんです。好きなんです。ただあまりにも若くしてそこまで到達してしまって。しかも商業的にはいまいちで。
故にプレッシャーからか。メンバー同士の関係もおかしくなったりして。崩壊へと向い始めてしまうのですが。
惜しいなと。もっとマネージメントがしっかりしてたり。冷静に助言できる人物がいれば違ってたのになとか。
結果的にあまりにも短命に終わってしまったフリー、それが、そのことが口惜しくてならないのです。
このアルバムでも「The Stealer」なんて。なんでシングルが売れなかったのか不思議なくらいカッコいいし。
「Be My Friend」とか「Love You So」なんて。その情感、その叙情。胸締め付けられて、掻き毟られて。
そう言えば。以前にリリースされていたフリーの映像を集めた作品では夭折したポール・コゾフを偲んで。
コゾフの歴史をコラージュした映像が作られていて。そこで流れていたのが「Love You So」でした。
ポール・ロジャースやフレイザーの最近のインタビューを読んでもコゾフに対する愛情をひしひしと感じますし。
ロジャースとフレーザー、そしてサイモン・カーク。互いを尊敬し、今もそこに特別な何かを感じている様ですし。
今はそれぞれの道を歩いているメンバーの変わらぬ友情を思うと。やっぱりフリーはねぇ・・・切ないなぁ。

友あり。
本当に偶にしか。
偶にでしかないのだけれど。

だからこそ。
集うのは楽しくて。

それぞれの。
世界があっても。
事情もあっても。
ちょっとおいといて。

まぁ。
それはそれで。
無理してることもあったり。
それはそれで。
気持ちの表れでもあったり。

そうして。
この季節に。
なんとか。かんとか。
やりくりしつけて。
集えたねと。
そんな。
友あり。

飲んで。
語って。
笑って。
それだけ。
本当に。それだけ。

それだけで。
そこ互いの。
音が聴こえる。
歌が聴こえる。
空気の震える様が見える。
そんな友あり。

それぞれの道を歩いていても。
そんな友あり。

で。
やりくりできなかった。
集えなかった。
あいつはどうしてやろうかね(笑)。

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2009/12/10 Thu *言ったじゃない / Chicken Shack

20091210aceptchickenshack


言ったじゃない。

これでいいって。
これで行こうって。
これで進めようと。

言ったじゃない。
何度も話して。
何度も確認して。
それで結構ですって。

言ったじゃない。

今更。
変えたいって。
止めたいって。
無理ですって。

決めるのは。
やるのは。
あんた達だから。
好きにすればいいけれど。

言ったよなぁ。

『Accept Chicken Shack』'70年リリース。
スタン・ウェブ率いるブリティッシュ・ブルース・バンド、チキン・シャックの4thアルバム。
サヴォイ・ブラウン同様にメンバー・チェンジの激しかったチキン・シャックですが。
このアルバムは前作と同じ4人のメンバーで制作されて。息も合ってるかなと。
その証って訳でも無いでしょうが。ブルースのカヴァーは無く。全曲がオリジナルとなっています。
頑固一徹なブルース職人みたいなウェヴのギターがチキン・シャックの魅力ではあるのですが。
このアルバムに聴ける緩急も豊かで、R&Bの香りもする余裕のあるサウンドもまたいいかなと。
レコーディング帰りにどこぞのパブで撮ったみたいなジャケットでウェヴも柔和な笑顔をみせていますし。
ところが。ところが。このアルバムを最後にウェヴ以外の3人には脱退してしまうのです。
しかもよりによって。ライバル(?)サヴォイ・ブラウンに加入、『Street Corner Talking』を制作したりして。
流石に。それは無いんじゃないのと。残されたウェヴがかわいそうじゃないとか思ったりもするのですが。
いや、このアルバムの一体となった感じとか。ジャケットから。ウェヴはこの面子で続けたかったのかなとか。
一緒にやるって言ったじゃない。受諾(accept)したじゃない。なんて勝手にウェヴの心中を慮ったりしてね。
故に。メンバー・チェンジ後の次作、『Imagination Lady』が怒りのあまりにハード・ロックになったのかなとかね。

言ったじゃない。

その日は空いてるって。
その日なら大丈夫ですって。
その日に集まりましょうって。

言ったじゃない。
何度もメールして。
何度も確認して。
それで結構ですって。

言ったじゃない。

今更。
埋まっちゃいましたって。
他の日にしましょうって。
しかも候補日が少なくて。

誘ったのは。
会いたがってるのは。
俺達だから。
何とか調整はするけれど。

言ったよなぁ。

あっちでも。
こっちでも。
決まったはずなのに。
決めたはずなのに。
修正とか。
変更とか。

仕事だから。
調整はしてみるし。
仕事じゃないから。
何が何でも調整するけど。

言ったことは。
覚えておこう。
守るようにしよう。

あまり人のことは言えないんだけどさ・・・
言ったじゃない(苦笑)。

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2009/12/09 Wed *そういうことも / Foghat

20091209energized


風邪ひいちゃったり。
思うように進めなかったり。
モチベーションが下がっちゃったり。
堂々巡りから脱け出せなかったり。
理不尽だと知りながら言い出せなかったり。

いらいらで。
もやもやで。

空気が澱んで。
雰囲気が沈んで。
未だ。それでも。
笑っていられる。
余裕はあるけれど。
あるけれど。

ここらで。
一回。一発。
そういうことも。
あってもいいかもね。
やってもいいかもね。

『Energized』'74年リリース。
電撃のフォガット、そのハード・ブギーが炸裂する3rdアルバム。
とにかく。ブルース・ロックをベースとしたブギー、そのハードに弾ける様が総てのフォガットです。
その典型がアルバムの冒頭を飾る必殺のナンバー「Honey Hush」です。カッコいいのなんのって。
まぁ、確かに。某有名曲と同じリフで。パクリと言えばパクリですが。そんなことは小さなことだと。
そう思わせてしまう。それほどの衝撃がこのナンバーを支配している超絶的なスピード感にはあるのです。
元々はサヴォイ・ブラウンのメンバーだったロンサム・デイヴ等が中心となって結成されたフォガットです。
その体内には黒く熱いブルース・ロックの血が流れています。その血の滾りにこちらの体も熱を帯びるのです。
でもって。どんどんハードに加速するものですから。終には血も沸騰して。血沸き肉踊ろうってものです。
単純と言えばあまりに単純ですが。時にはそんな単純なブギーを浴びる様に聴いて充電したくなるのです。
何とはなしに。何となく。澱んでるかな、沈んでるかな。そんな時にはそういうことも必要なのです。

風邪もぶっ飛ぶんじゃないかな。
それなりに進んじゃったりもして。
モチベーションも高くなってくるかも。
堂々巡りも終りにできたりして。
理不尽なことも聞き流せるようになったりね。

いらいらも。
もやもやも。

空気を入換えて。
雰囲気を変えて。
未だ。それでも。
笑っていられる。
余裕のあるうちに。
解消してしまおう。

だからこそ。
一回。一発。
そういうことも。
あってもいいかもね。
やってもいいかもね。

それじゃ。
早速。
調整して。
根回しして。
計画して。
集って。

電気入れよう。
活力つけよう。
そうしよう。

で。やっぱり。
焼肉な訳ね(笑)。
美味しい店にしような!

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2009/12/08 Tue *あたり前過ぎて / John Lennon

20091208shavedfish


あたり前過ぎて。

気にも留めたことも無く。
毎日。毎晩。
家へ帰って。
一緒に晩御飯を食べる。

仕事が早く終わったら。
お気に入りのスーパーに寄って。
肉とか魚とか野菜とか調味料とか。
買って抱えて。
作ってもらったり、作ったり。

気が向けば。
ワインでも。日本酒でも。

気にも留めたことも無く。
毎日。毎晩。
家へ帰って。
一緒に晩御飯を食べる。

あたり前過ぎて。

『Shaved Fish』'75年リリース。
そのリリース後に約5年間の主夫の時代に入ることになったジョン・レノンのベスト・アルバム。
今では数多くリリースされているジョンのベスト・アルバムですが生前にリリースされたのはこのアルバムだけで。
タイトルは削り節のことで。裏ジャケに削り節のイラストがあったり。内袋が日の丸のイメージだったりと。
当然の様に。オノ・ヨーコの影響を感じさせる日本風味に溢れていたりもします。
'69年から'75年までのシングルのA面のナンバーが収録されていて。初めてアルバムに収録されたナンバーも。
生前にリリースされただけあって。変に偏ったり、意図を感じさせる選曲がなされていなくて。
ロックン・ローラーとしてのジョンにもあたり前に触れられる、感じられるのがいいなと思います。
(だいたい「Cold Turkey」を収録していないベスト・アルバムが存在していることが間違ってると思うのですが)
あの日まで。ジョンの歌声を聴くことは日常で、あたり前過ぎて。当然このアルバムにも何度も針を落として。
その頃は特に意識もしなかったのに。悲しいことだけど。この季節にジョンの歌声を意識することが多くなって。
このアルバムのラストの「Happy Xmas (War Is Over)~Give Peace A Chance」を耳にする度に。
来るはずだった日々と失われてしまった日々を思い。あたり前の日々が失われたことの重さを痛感するのです。

あたり前過ぎて。

気にも留めたことも無く。
毎日。毎晩。
家へ帰って。
一緒に晩御飯を食べる。

キッチンに立ったなら。
パスタを茹でたり。やきそばを炒めたり。
偶には鶏肉と九条葱と油揚げで。
卵を落として。削り節を振りかけて。
そんな饂飩にしてみたり。

気が向けば。
ワインでも。日本酒でも。

気にも留めたことも無く。
毎日。毎晩。
家へ帰って。
一緒に晩御飯を食べる。

あたり前過ぎて。

あたり前過ぎる日々の。
気に留めることも無いことの。
幸せを噛締めつつ。

あたり前の。
あたり前過ぎた。
日々の。人の。人々の。
失われたことの。
重さを思うのです。

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2009/12/06 Sun *ついてるね、のってるね / The Kinks

20091206ukijive


ついてるだけで。
それがついてるだけで。

頬が緩んで。
目尻が下がって。
思わず笑みが毀れて。

嬉しくなってくる。
楽しくなってくる。
心が軽くなって。
心が浮き立って。

訳も無く。
訳なんか無く。
もう。それだけで。
よく見えてしまう。
よくなってしまう。

ついてるだけで。
それがついているだけで。

『UK Jive』'89年リリース。
胸ポケットのユニオン・ジャックのチーフも粋な、このジャケットだけでいいなと思えるキンクスのアルバム。
やっぱりね。ユニオン・ジャックが一番似合うバンドはキンクスかなと。いや、ザ・フーもいい勝負なんだけどと。
キンクスに、ユニオン・ジャックが象徴する英国の香りを感じたり、求めるのは自分だけでは無いと思うのですが。
そこはキンクス、レイ・デイヴィスですから。このジャケットもタイトルもそんな思惑を、英国趣味を茶化してるかな。
それでもね。このジャケット。やっぱり粋だな、センスがいいなと思うんですけどね。あ、タイトルもね。
中身はいつものキンクスで。ちょっと捻くれて癖のあるロックン・ロールが痒いところに手が届いて癖になります。
アルバムの頭を飾る「Aggravation」の性急なビートにのせられたら、もうそのまんま。引き込まれてしまいます。
そうそう。このアルバムにはデイヴ・デイヴィスのナンバーが1曲しか収録されていないのですが。
CDには3曲収録されていて。この頃からアナログ盤からCDに主流が移ったんだなと。そんな事を感じたりも。
で。裏ジャケではなんとユニオン・ジャックが燃やされてたりもするんですけど。なんてことだと。
何故かユニオン・ジャックが大好きな自分としては憤慨しつつも。それでも。どうしても。やっぱり。
キンクスはその佇まいにも音にも。ユニオン・ジャックがピッタリだなとしみじみしつつ、のってしまうのです。

ついてるだけで。
それがついてるだけで。

触れずにはいられなくて。
目が離せなくなって。
思わず溜息を吐いて。

苦しくなってくる。
切なくなってくる。
胸が締めつけられて。
胸が高鳴りはじめて。

訳も無く。
訳なんかいらず。
もう。それだけで。
よく思えてしまう。
よくなってしまう。

ついてるだけで。
それがついているだけで。

だって。
それだけで。
いいのだから。
それだけで。
カッコ良いのだから。
それだけで。
大好きなのだから。

ユニオン・ジャックが。
ついているだけで。
それだけで。
気分も違うのだから。

また新たに手に入れて。
さっそく身につけて。
切ないほどに軽やかに。

ついてるね、のってるね。

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2009/12/05 Sat *発射できないなんて / Kiss

20091205lovegun


わかってる。
わかってるさ。
わかってないだろうって。
そうかもしれない。
いや、わかってる。
わかってるんだけど。
わかりたくないんだ。

軽率だよな。
分別が無いよな。
大人気も無いかな。
諦めが悪いよな。

でも。でも。でも。

今も変わらない。
この思い。
この昂ぶり。
この焦がれる気持ち。
この痺れる様な感覚。

あぁ。

発射できないなんて。

『Love Gun』'77年リリース。
自らも'70年代のバンドのピークを記録したと認めているらしいキッスのアルバム。
キッスならではの重量級でありながら軽快で単純明快なR&Rがこれでもかと並んでいます。
あまりにも単純明快すぎて。捻りも何も無いとも言えますが。まぁ、それこそがキッスですからね。
それに単純明快に徹する、ってことが実は難しかったりもするので。そこも流石キッスってとこですね。
ただあまりに売れっ子で忙しすぎたのか。全曲フェード・アウトってのは些か手抜きかもなんて思ってましたが。
実はこの頃から各メンバーのエゴが強くなって。各自が曲を持ち寄る様になって共作は1曲も収められて無くて。
レコーディングでも全員が揃ってる曲が無かったりと。そんな確執の萌芽が影響していた様です。
まぁ、タイトル曲を始めとするキッスならではのR&Rの素晴しさ、そこにはその影も感じられないんですけどね。
「Then She Kissed Me」なんてカヴァー曲にはキッスのポップな出自を感じることもできたりします。
余談ですが。ストーンズの『It's Only Rock'n Roll』を意識したとも思われるジャケットのエロティックな雰囲気とか。
わかり易過ぎるタイトルとか。これも子供騙しと言えばそうなのですが。騙されてドキドキした覚えがあります。

わかってる。
わかってるさ。
わかってないだろうって。
そうかもしれない。
いや、わかってる。
わかってるんだけど。
わかりたくないんだ。

堪えなきゃならない。
わきまえなきゃいけない。
大人にならなきゃならない。
諦めなきゃいけない。

でも。でも。でも。

あの頃と同じ。
この思い。
この昂ぶり。
この焦がれる気持ち。
この痺れる様な感覚。

あぁ。

発射できないなんて。

わかってる。
わかってるさ。
だから隠して。
だから偲んで。
だから秘して。
そして忘れて。

でも。でも。でも。

あぁ。

発射できないなんて(笑)。

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2009/12/04 Fri *すっぴん / 沢田研二

20091204stripper


すっぴん。

素顔のままで。
何も飾らず。
何も構えず。
心のままに。

何は無くとも。
何があっても。

慌てず。
騒がず。
いつものことだよと。
なんとかなるよと。
笑って。踊って。

すっぴん。

素のままでいられる。
素のままでいてくれる。
そんな相方がいる。
そんな幸せを。

『S/T/R/I/P/P/E/R』'81年リリース。
エキゾティクスを率いての第一弾となった沢田研二、ジュリーのアルバム。
お馴染の早川タケシによるデザインで艶かしいジャケットも妖しさ満点でいいなと思います。
(ちなみにこちらが所謂、裏ジャケです)
井上堯之バンドとのジュリーも好きでしたが、エキゾティクスとの相性も最高だったよなと。
ロンドン録音だからって訳では無いでしょうが。ブリティッシュ・ロックン・ロールの香りが漂っていて。
やっぱりジュリーにはどこか妖しく、刹那的なロンドンが似合うよなとも思うのです。
ロックパイルのビリー・ブレムナーやスクィーズのポール・キャラックなんてパブ・ロックな面子も参加していて。
これがピリッと効いていて。ジュリーの人選だったとしたら流石だな、わかってるなとかもね。
まぁ、なんと言うか。素直に自然に好きなロックン・ロールを歌ってるって雰囲気があって。
その意味ではタイトル通りに“すっぴん”のジュリーを感じられるアルバムなのかもしれません。
それにしても「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」はカッコ良いなぁ。'80年代のジュリーのヒット曲どれも好きなんですけど。
やはり「TOKIO」と並ぶのはこの曲かなぁ。またライブで聴きたいな、一緒に歌いたいな。

すっぴん。

素顔のままで。
何も飾らず。
何も構えず。
心のままに。

何は無くとも。
何があっても。

慌てず。
騒がず。
いつものことだよと。
なんとかなるよと。
笑って。踊って。

すっぴん。

素のままでいられる。
素のままでいてくれる。
そんな相方がいる。
そんな幸せを。

そんな相方が。
いつも。いまも。
隣にいてくれる幸せを。
そんな相方と。
なんでも話せる。
なんでも聞ける。
なんでもやれる。
なんでも笑える。
そんな幸せを。

その幸せを。
今日も。今夜も。
この先もずっと。
すっぴんで感じていたいのです。

誕生日おめでとう!
これからもジュリー追っかけようね!

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2009/12/03 Thu *そこに / The Rolling Stones

20091203whosstandingintheshadow


もう一年。
もう一年なんだな。

冷たい雨の中。
駅に向って歩く。
頭の中で。
あいつらの歌が鳴っている。
あいつらの歌が聴こえてる。

信号で立ち止まる。
人込みの中。
ふと。
振り返る。
いま。
そこに。
その中に。
いなかったか。
立っていなかったか。

いるはずもないのに。
会えるはずもないのに。

探してしまう。
求めてしまう。

まだ一年。
まだ一年なんだ。

『Who's Standing In The Shadow ?』'83年リリース。
ローリング・ストーンズのデッカ時代の音源からカヴァー曲ばかりを集めた日本独自の編集アルバム。
「Have You Seen YourMother,Baby,Standing In The Shadow ?」を捩ったタイトルがなんとも。
『Rolling Berry's』なんてチャック・ベリーのカヴァー曲ばかりを集めたアルバムもありましたが。
まぁ、本当に日本のロンドン・レコードは何でもありだったのでしょうね。まぁ、それを買う方も買う方だけど。
改めて聴くと。チャック・ベリーやウィリー・ディクソンなんてのは当然と言えば当然って感じですが。
バディ・ホリーからデイル・ホーキンス、モータウンもあればコースターズにドリフターズと。
キースやミック、ブライアンも色々聴いてたんだなと。そんなストーンズの若き日々を想像したりもして。
ラジオに耳を傾け、シングル盤に針を落として。一心に耳を傾け、ギターでコピーを繰返してとかね。
何だか。自分達がストーンズが大好きで。一心に聴いて。カヴァーしようと必死になってっのと重なるかななんて。
とにかく。若きストーンズの思い。もうロックン・ロールやブルースやR&Bが三度の飯よりも好きで、大好きで。
とにかく。それらを演りたい、歌いたい、伝えたい。それだけでいい。それだけがいい。その熱さが伝わるのです。
そして。どの曲からもストーンズならではの“黒さ”が既に伝わってくるのが流石だなと、いいなと思うのです。
こんなアルバムまで買って。今でも聴いてるなんて。おいおいと。そこまで好きなのかよと・・・
好きですからね、大好ですからねストーンズ。いまもいつも。仕方ないでしょ。それでいいでしょ。ねぇ。

もう一年。
もう一年なんだな。

冷たい風の中。
家に向って歩く。
頭の中で。
あいつらの歌が鳴っている。
あいつらの歌が聴こえてる。

信号で立ち止まる。
人込みの中。
ふと。
振り返る。
いま。
そこに。
その影に。
いなかったか。
笑っていなかったか。

いるはずもないのに。
会えるはずもないのに。

探してしまう。
求めてしまう。

まだ一年。
まだ一年なんだ。

その姿。
その笑顔。
いま。
そこに。
その影に。
立っていただろう。
そこで。
その影で。
笑っていただろう。

あいつらの歌が聴こえるだろう。
あいつらは未だ歌ってるんだぜ。
もう一度。
一緒に聴かないか。
一緒に口ずさまないか。
もう一度。

もう一年。
まだ一年。

俺と同じで。
俺よりも。
あいつらが。
好きで。大好きで。
ロックとブルースが。
好きで。大好きで。
そんなあの人の。
姿を。笑顔を。
探してしまう。
求めてしまう。

ちくしょう。
会いたいなぁ。
飲みたいなぁ。
ちくしょう・・・

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2009/12/01 Tue *いちばん大事なもの / RCサクセション

20091201feelsobad


師走。
押詰まって。
追われて。
駆け出して。

それでも。
そんな時でも。
変わらないものがある。

そうさ。
一人でここにいるわけでも。
一人でここまで来たわけでもない。
だけど。だから。
それがどうした。
それだからなんだ。

邪魔するなら。
役に立たないなら。
押しつけるなら。
支配したいなら。

何処かへ行けよ。
他でやってくれよ。

俺には関係ない。
俺の知ったこっちゃない。
俺は動かせない。
俺を変えることはできない。

それだけ。

『Feel So Bad』'84年リリース。
なんともくだらなくて、そして痛快なジャケットも強烈な印象を残すRCサクセションのアルバム。
中身の強烈さ、痛快さはそれ以上で。レコード会社や事務所とのトラブルがその背景にあると言われてますが。
その怒りの矛先はそこに止まらずに。この社会そのものに向けられているかなとも感じられるのですが。
自らは何もしないで、手を汚さないで、言葉ばかり飾り立てて美味しい汁だけ吸ってる奴とか。
自らを根拠も無しに特別視して、独りよがりの優越感に浸って他人を管理、支配することを喜んでる奴とか。
自ら考えること、思うことを放棄して。流されて巻かれて。ただただ衆を頼んで騒いでるだけの奴とか。
そんなどうしようもない奴等の姿を曝して、そのどうしようもなさを許容してる社会の欺瞞をも暴き出してるなと。
それが同時に。痛快で痛切なロックン・ロールとして堪らなく魅力的なのがRCの、清志郎の凄さなんだなと。
「自由」を「うるせえ!」を聴く度に。快哉を叫んで。そうさ負けてたまるかよと背中を蹴飛ばされる思いに駆られ。
そして。あまりにも切ない「夢を見た」に。そこまでして。怒り、戦い守るべきもの、失ってはいけないもの。
いちばん大事なものの、儚く脆く、それが故の胸掻き毟られるほどの愛しさを感じて。心震えるのです。

年末。
また一年が行き。
また一年がやって来る。
過ぎゆく。流れゆく。

それでも。
どんな時でも。
変わらないものがある。

そうさ。
身に覚えがないわけでも。
きれい事だけでここに辿り着いたわけでもない。
だけど。だから。
それがどうした。
それだからなんだ。

邪魔するなら。
役に立たないなら。
押しつけるなら。
支配するなら。

潰すことも厭わない。
断ち切ることも躊躇わない。

俺には構うな。
俺に近づきすぎるな。
俺に指図をするんじゃない。
俺を変えることはできない。

それだけ。

いちばん大事なもの。
俺が俺でいること。
俺が俺であること。
俺を俺でいさせてくれるもの。
俺が俺であることを信じさせてくれるもの。

それだけ。

それだけの為に。
生きている。
それだけの為なら。
戦える。
どんなリスクを負っても。
どんな手を使っても。
守っていく。

いちばん大事なもの。
それだけ。

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2009/11/30 Mon *忘れた頃に / Leon Russell

20091130leoninjapan


探してた。
ずっと。
探してた。
いつも。
心に留めて。

あそこでも。
ここでも。
あっちでも。
こっちでも。

もう。
長い間。
探し続けてた。
探して。探して。

あまりにも。
長い間。
出会えなくて。
忘れてしまった。

なのに。
忘れた頃に。
あっ!

『Live In Japan』'74年リリース。
前年11月8日の日本武道館での公演で収録されたレオン・ラッセルのライブ・アルバム。
3枚組の『Leon Live』を前年にリリースしたばかりだったので1枚もので、日本のみのリリースとなったとか。
それでも敢えてリリースされたところに当時の、初来日当時のレオンの人気の程が窺えます。
総勢11名のシェルター・ピプルを従えてのライブの熱気と高揚感は今更多くを語る必要もありませんが。
レオンの目指していたのは、そのルーツにも通じるゴスペルだったのだなと言うことを改めて感じさせられます。
聖歌隊を、そして信者を支配し導く新譜の如きレオンの姿がありありと目に浮かぶのです。
観客が高く昇れば昇るほど、興奮の渦に巻き込まれれば巻き込まれるほど。
煽り導きながらも、クールに微笑んでいたであろうその姿に、導師としてのレオンの凄味を感じたりもします。
『Leon Live』には未収録の「Tight Rope」とかメドレーの一部ですが「A Song For You」が聴けるのも嬉しいかな。
このアルバム。存在を知ったのはもう20年近く前ですが。探しても探しても目にすることも出来なくて。
流石に忘れて。諦めて。そうしたら先日偶々、ついでに覘いたレコ屋のエサ箱の片隅から現れたのでした。
そんな出会いがあるからねぇ、レコ屋巡りはなかなか止められないのです。本当に。

待っていた。
ずっと。
待っていた。
いつも。
心に引っ掛ってた。

来るかな。
来ないかな。
来るのかな。
来れないのかな。

もう。
長い間。
待ち続けてた。
待って。待って。

あまりにも。
長い間。
答えが無くて。
諦めてしまった。

なのに。
諦めた頃に。
あっ!

流石に。
疲れを隠せない月末。
ちょっとばかり。
萎えてしまいそうな月曜日。

忘れた頃に。
諦めて頃に。
現れた。
届けられた。
嬉しい便り。

忘れた頃に。
忘れた頃だから。
胸の奥の何処かが。
ほっと温かくなる。

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2009/11/28 Sat *阿修羅の憂鬱 / The Rolling Stones

20091128stonesstorytwo


なんでお前だけ。
そうだお前だけ。
そうだそうだお前だけ。

目立つんだよ。
もて囃されるんだよ。
もててるんだよ。

そ、そんなこと無いって。

ある。
そう。ある。
うん。ある。ある。

・・・

展覧会もお前の名前だし。
お前だけ特別な立ち位置だったし。
お前だけグッズも多くて。
お前だけフィギュアもあって。
それも即日完売で。
プレミアまでついてるって。
どういうことなんだよ。

ど、どうって言われても。

どうなんだよ。
そう。どうなんだよ。
うん。どうなんだよ。
えっ、阿修羅どうなんだよ。

・・・

『Stones Story Part Two』'81年リリース。
'72年か'73年か。グラムなメイクのミック・ジャガーが1人目立ってるローリング・ストーンズの編集アルバム。
オランダ独自にデッカ音源を編集したシリーズの第2集で、所謂ヒット曲などを含まない選曲となっています。
オランダ版の『More Hot Rocks』ってところでしょうか。かなり通好みで渋いナンバーが選ばれていて。
この辺りはオランダならではの嗜好なんてものもあるのかなとも考えてしまいますが。どうなんでしょうか。
このシリーズ第3集までリリースされた様で。ジャケットは総てこのギンギラのミックだったりします。
そもそもデッカ音源なのに年代が合ってないじゃないって話なのですが。まぁ、これは結構ある話だったりして。
日本のキング・レコードが毎年の様にリリースしていたベスト盤にも'70年代の写真は頻繁に使われていました。
で、そのキング・レコードでもこのアルバム同様にミック1人が目立ってるジャケットの編集アルバムが多くて。
どころかミックしか写ってないジャケットってのも結構あったりして。おいおいそれは無いだろうと思うのですが。
まぁ、考えてみれば。その昔は一般的にはストーンズ=ミックだったんだろうなと。
特にこの日本ではストーンズの存在そのものがメジャーになったのもこの20年くらいの話しだしなと。
ヴォーカリストで、常にバンドのフロントに立ってたミックに耳目が集中するのは海外でも一緒だったのだろうしと。
なにぶん自他共に認めるキース派の自分としては面白くないところもあるのですが。まぁ、許してやるかと。
キースも、ギターも持たずにステージに出てく自信は無い、ミックは凄いよみたいなこと言ってたし。
(最近はそんなキースもギターを持たずに1曲歌い上げちゃったりしてますけどね・・・まったく)
まぁ、他のメンバーは別に気にも留めずひがみもしなかったでしょうが。時代を感じさせるジャケットではあります。

いつもお前だけ。
そうだお前だけ。
そうだそうだお前だけ。

人気者なんだよ。
上野に行っても。博多に行っても。
奈良に帰ってきてもさ。

そ、そうかなぁ。

そうだよ。
そう。そう。
うん。うん。うん。

・・・

中央で前面で視線を独占ってか。
左斜め後ろが定位置だったのにさ。
八部衆は皆で1つだって。
抜け駆けはしないって約束だったのに。
1人だけアイドル気取りかよ。
追っかけまでいるらしいじゃん。
で、どうするんだよ。

ど、どうって言われても。

どうするんだよ。
そう。どうするんだよ。
うん。どするんだよ。
えっ、阿修羅どうするんだよ。

・・・

三面六臂の美しい姿。
愁いと哀しみを感じさせる表情。
凛とした立ち姿。
カッコいいもんなぁ仕方ないよなぁ。

などと。
上野で魅せられて。
奈良まで追っかけた身としては。
阿修羅の弁護でもしたくなったりして。

五部浄、沙羯羅、鳩槃荼、乾闥婆、
迦楼羅、緊那羅、畢婆迦羅。
まぁ、そのくらいで許してやれよ。
阿修羅がかわいそうじゃないか。

なんて。
馬鹿げた空想を巡らせつつ。
阿修羅像の美しさをまた思い出したりして。
あぁ、フィギュア、欲しかったなぁ(笑)。

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