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2010/01/06 Wed *真紅に燃える / Cactus

20100106cactus


窓の外。
ビルも。
雲も。
夕陽に染まって。
紅く煌めいて。
綺麗だな。

綺麗・・・なんだけど。
その色が。
あまりにも。
紅さ過ぎて。
深過ぎて。
妖し過ぎて。

訳も無く。
訳も解らず。
胸の奥で。
何かが騒ぎ出す。
何かが始まる。
何かが変わる。
何かが動き出す。

真紅に燃える。
空の下で。

『Cactus』'70年リリース。
真紅な夕陽(朝陽?)を背景に屹立するサボテン(Cactus)が象徴的なカクタスの1stアルバム。
ティム・ボガートとカーマイン・アピスという最強のリズム隊を中心に結成されたカクタス。
バニラ・ファッジに在籍していたボガートとアピス。ジェフ・ベックやロッド・スチュワートと組むはずでしたが。
ベックの自動車事故によってご破算になって。仕切りなおして他のギタリストとヴォーカリストを探し出して。
このなんとも豪快、痛快なハード・ロック・バンドの誕生となりました。まぁ、怪我の功名かなとも。
基本はブルージィーなハード・ロックなのですが。なにしろ最強のリズム隊がエンジンなので。
その馬力、突破力は生半可ではありません。砂漠の乾いた空気を震わせ、砂塵を巻き上げて突進していきます。
あまりに猪突猛進、真直ぐすぎる嫌いはありますが。それすらも力技でねじ伏せてしまうのがカクタスです。
このアルバムに針を落とすと。いつも訳も無く、訳も解らず、胸が騒ぎ出して。ゾクゾクする感覚に揺さぶられます。

窓の外。
ビルも。
雲も。
夕闇に包まれて。
紅から暮へと。
更けていく。

夕闇・・・なんだけど。
その紅が。
その残像が。
鮮やか過ぎて。
深過ぎて。
妖し過ぎて。

訳も無く。
訳も解らず。
胸の奥で。
騒ぎ出した何かが。
何かが始まる予感が。
何かが変わる予兆が。
動き出した何かが。

真紅に燃える。
瞼の裏で。

囁き続けて。
呟き続けて。
やがて。
叫びを上げる。

その叫びに。
震えて。
慄いて。
でも。
痺れてもいて。

やがて訪れる。
訪れるであろう。
何かを。
待ち望んでもいたりする。

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