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2010/02/14 Sun *ダメ人間な夜 / Dr. Feelgood

20100214downbythejetty


週末の夜。
日曜日の夜。
バレンタイン・デーの夜。

何を思って。
何を考えて。
何も好んで。

わざわざそこまで。
わざわざここまで。

何も思わず。
何も考えず。
ただただ好きだから。
それだけ。

弾けるリズム。
熱いビート。
御機嫌なロックン・ロール。
こぼれる笑顔。

他に何がある。
他に何がいる。

『Down By The Jetty』'75年リリース。
シンプルに。ストレートに。ソリッドに。風穴を空けてみせたドクター・フィルグッドの1stアルバム。
いや本当に。肥大化して装飾過多になっていた当時のロック・シーンに原始的な初期衝動を思い出させたと。
それがパブ・ロックであり、続くパンク・ロックだったのだと思うのですが。特にドクター・フィールグッドは。
ウィルコ・ジョンソンのギターは。そのシャープなカッティングが生み出す弾けるリズムで、熱いビートで。
余計なものを、冗長なものを。総て切り裂き、削り落としてしまったのです。痛快なことこの上無かったのです。
御機嫌なロックン・ロールの為に必要なもの、それは総てこのアルバムの中にあると言っても過言では無くて。
シンプルに。ストレートに。ソリッドに。それだけ。それだけを演って、貫き通した潔さが最高なのです。
A面頭の「She Does It Right」からB面ラストの「Bonne Moronie/Tequila」まで。何の迷いもありません。
ウィルコ、ウィルコと。勿論ウィルコのマシンガン・ギターあってこそのアルバム、ドクター・フィールグッドですが。
リー・ブリローのヴォーカルとブルース・ハープの、叩上げられた慰撫し銀の如き味わいも格別なのです。
そして。'75年という年に。あえてモノラル盤でデビューしたところに確信犯的なしたたかさも感じるのです。
それにしても。唯一ライブ・テイクで収録されている「Bonne Moronie/Tequila」の御機嫌なことったら、もう!

週末の夜。
日曜日の夜。
バレンタイン・デーの夜。

何も思わず。
何も考えず。
ただただ好きだから。
それだけで。

そこまでしてでも。
ここまできてでも。

何も思わなくていい。
何も考えなくていい。
好きなもの好きでいい。
それだけでいい。

弾けるリズム。
熱いビート。
御機嫌なロックン・ロール。
こぼれる笑顔。

他に何がある。
他に何がいる。

何もない。
何もいらない。

リズム刻んで。
ビートに痺れて。
ご機嫌なロックン・ロールに身を任せて。
グラスを捧げる。グラスを乾す。
テキーラ!
爆発する笑顔。

週末の夜。
日曜日の夜。
バレンタイン・デーの夜。

ダメ人間で。
バカな大人で。
良かったな!
悔いは無いな!
最高・・・だよね!

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