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2010/02/19 Fri *苔むしてたまるか / The Rolling Stones

20100219gathersnomoss


腹に落ちたわけでも。
納得したわけでも。
ましてや。
満足しているわけでもない。

でもまぁ。
どうしようもないことも。
致し方ないことも。
時と場合によっては。
あるもんで。

これ以上。
止まっても。
関わっても。
何も与えられない。
何も得られない。
何より。
思いが届かない。

であれば。
綺麗さっぱり。
引き上げて。
片をつけて。
また次へと。
また次の場所へと。

転がっていこう。

『A Rolling Stone Gathers No Moss』'77年リリース。
オリジナル・アルバム未収録ナンバーや別テイクなどを集めたローリング・ストーンズの2枚組編集アルバム。
恐らく今では様々なCDなどで聴くことの出来るナンバーやテイクばかりだとは思いますが。
リリースされた当時はこのアルバムで初めて耳にできたナンバーやテイクに興奮させられたものだったのです。
何たって。英国盤や米国盤のシングルどころかアルバムも今みたいに容易に入手できる時代でもなく。
ましてや街に輸入盤を扱っているレコード屋すらなかった田舎のガキにとっては本当にありがたかったのです。
有名なジェレッドー・マンコーウィッツによるこのジャケットだってこのアルバムで初めて目にしたのでした。
そうです。英国版の『Out Of Our Heads』も、『December's Children』も日本ではリリースされて無かったのです。
そんな日本独自のリリース状況をも踏まえた痒いところに手の届く選曲がなされていたので。
「She Said Yeah」とか「Look What You've Done」とか「Gotta Get Away」なんて辺りが新鮮だった記憶が。
他にも「I Want To Be Loved」も「Stoned」も歓声の無い「Fortune Teller」もこのアルバムで初めて聴いたかな。
グィロの入っている「Poison Ivy」とか、ピアノ・イントロ付きの「We Love You」なんてのは間違いなく初めてで。
久し振りに聴いても。この2曲は新鮮で。何だか初めて耳にした時の驚きまで蘇ってきそうでした。
そんなに頻繁に針を落とすアルバムではありませんが。ストーンズも自分も転がってきたんだな・・・なんてね。

たぶん。いつまでも。
腹に落ちないだろうし。
納得もできないだろうし。
満足できなかった苛立ちは残るだろうし。

それでも。
どうしようもないってことを。
致し方ないってことを。
時と場合によっては。
呑込んで。

これ以上。
振り返らない。
応えない。
与えられるものもあるけれど。
得られるものもあるけれど。
どうしても。
思いが実らない。

であれば。
綺麗さっぱり。
振り切って。
落とし前をつけて。
また次へと。
また次の世界へと。


転がっていこう。

転がり続けよう。

こんなところで。
これくらいのことで。
足止めくらってたまるか。
立ち止まっていられるか。

苔むしてたまるか。

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