« 2010/03/06 Sat *目覚めさせて / Jimi Hendrix Experience | トップページ | 2010/03/08 Mon *胸騒ぎ、大騒ぎ / Slade »

2010/03/07 Sun *午後の紅茶を / 沢田研二

20100307juliesecond


日曜日。

少し寝坊して。
寝惚け眼で。
珈琲を淹れたら。
材料を確認して。
調味料も確認して。
揃えて。並べて。

レコードを選んで。
針を落としたら。
キッチンに立って。
下拵えをして。
フライパンを片手に。
じっくりと。

火を止めて。
レコードを裏返して。
味見をして。
加減を整えたら。
盛りつけて。
声をかける。

ランチにしようか。

『Julie Ⅱ』'72年リリース。
ロンドンで録音された沢田研二、ジュリーの2ndソロ・アルバム。
1stアルバムは未だタイガース在籍時代のリリースでしたので、このアルバムが実質的な1stアルバムかとも。
ある港町に流れ着いた少年の物語となっていて。所謂コンセプト・アルバムともなっています。
ブックレットもその物語に沿ったものとなっていて。若く美しいジュリーがその少年を演じています。
若く瑞々しいジュリーの歌声は。そんな物語を語るのにとても相応しくて自然と引き込まれてしまうのです。
甘く、そしてとても切ない物語の雰囲気には。何故かロンドンと言う、異国の街での録音が合ってるなと。
そのロンドン・オリンピック・サウンド・スタジオ・オーケストラが奏でるサウンドにも酔いしれてしまうのですが。
憧れの倫敦ですからね。オリンピック・スタジオではストーンズも録音してたしなとか。
そんな英国の、倫敦の香りに包まれたかのジュリーの歌声に、かの日のかの街を思い出したりもするのです。
「許されない愛」もこのアルバムの流れの中で聴くと、その歌詞の意図するところがより鮮明になるのですが。
小学生の頃から、意味も良く解らず歌ってたので。今更ながらそうだったのかと。なるほどなと。
この曲だけは馴染があり過ぎて。倫敦の香りは感じられなくて。それだけが残念だなと。勝手なもので(苦笑)。

日曜日。

少し遅いランチ。
休日だからと。
新しいメニューに。
ちょっとだけチャレンジして。
味付けにも一手間かけて。
凝って。拘って。

レコードを選んで。
針を落としたら。
テーブルに座って。
乾杯をして。
フォークとスプーンで。
ゆっくりと。

食べ終わって。
レコードを裏返して。
余韻を楽しみながら。
歌声に抱かれながら。
なにがいい?
目が問いかける。

紅茶にしようか。

日曜日。

平和で。
幸福で。
気だるい午後。
あの歌声。
あの香り。

英国の。
倫敦の。
香りを感じながら。
思いを馳せながら。

午後の紅茶を。
味わおう。
楽しもう。

|

« 2010/03/06 Sat *目覚めさせて / Jimi Hendrix Experience | トップページ | 2010/03/08 Mon *胸騒ぎ、大騒ぎ / Slade »

005 Japanese」カテゴリの記事

016 沢田研二(ジュリー)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2010/03/07 Sun *午後の紅茶を / 沢田研二:

« 2010/03/06 Sat *目覚めさせて / Jimi Hendrix Experience | トップページ | 2010/03/08 Mon *胸騒ぎ、大騒ぎ / Slade »