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2010/03/22 Mon *お箸の国の人だもん / The Animals

20100322allabouttheanimals


なんだ。
かんだ。
言っても。

この国の。
匂いとか。
風とか。
空気が。
好きなんだろう。
合ってるんだろう。

勿論。
それだけじゃないし。
それだけが総てではないけれど。
古から。
繋がっているもの。
守られてきたもの。
受け継がれてきたもの。
そんなものに。
心惹かれる。
そんな自分がいる。

『All About The Animals』'68年リリース。
アニマルズの日本独自編集のベスト・アルバム。
寺社の境内で天狗のお面を興味深そうに眺めてるメンバーの姿が印象的です。
'65年の初来日時のオフ・ショットだと思われるのですが(裏ジャケはその時のステージ・ショットです)。
初めての日本、その極東の異国は、その文化や風土、歴史なんてものに少しは何かを感じたのでしょうか。
さて。ブリティッシュ・ビート(当時はリバプール・サウンドか)勢の中でもいち早く日本の土を踏んだこともあって。
日本での人気も相当だったとみえて。ライナーではグループ・サウンズのメンバーの間でも人気絶大とあります。
(タイガースもテンプターズもカップスもモップスも。ジュリーもショーケンもデイヴもヒロミツも好きだったのかな)
そのライブがあまりに野性的だったことから、そのバンド名がアニマルズになったと言うアニマルズです。
そのブルースやR&Bに根差したサウンドの迫力と完成度の高さはスタジオにも上手く持込まれていて。
このアルバムに収められているヒットしたシングルを中心としたナンバーの数々も実に魅力的だったりします。
ボブ・ディランがロックにシフトするきっかけとなったとも言われる「The House Of The Rising Sun」とか。
サム・クックに迫らんかとするかの「Bring It On Home To Me」とか。「Don't Let Me Be Misunderstood」とか。
特にあのブライアン・ジョーンズをして英国最高のシンガーと言わしめたエリック・バードン。
ジャケでも解る、その小柄な身体のどこにそれだけのパワーが詰まっているのかと驚かされるのですが。
バードンの熱く黒い、これぞ魂の叫びとでも言う様なその歌声はいつ聴いても、こちらまで熱くなってしまいます。
ところでこのアルバムは東芝音工の定番だったデラックス・シリーズなるベスト盤企画の中の1枚なのですが。
この日本ならではのジャケットや、こちらも東芝音工のお家芸だった赤いレコード、赤盤の珍しさゆえか。
海外で結構人気があるみたいで。海外のレコード屋さんのサイトではよく見かける1枚だったりします。

なんだ。
かんだ。
言っても。

この国の。
文化とか。
風土とか。
歴史が。
気になるんだろう。
染みついているんだろう。

勿論。
それだけじゃないし。
それだけが総てではないけれど。
古の。
かほりがするもの。
想いが感じられるもの。
変わらずに愛でることのできるもの。
そんなものに。
心奪われる。
そんな自分がいる。

上野の森の。
博物館で。
そんな。
古の息吹に触れて。
開花し始めた桜の気を見上げて。
この国に生まれて良かったかなと。

さてと。
今夜も。
白いご飯に。
熱いお味噌汁。
やっぱり。
それが一番!

お箸の国の人だもん(笑)。

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