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2010/03/28 Sun *漉してみる / Eric Clapton

20100328ericclaptonuk


飽きっぽいし。
面倒くさがりだし。
なのだけど。

ちょいとばかり。
興味をひかれて。
食指を動かされて。

パスタ・ソース作りに。
凝ってたりする。
はまってたりする。

ものの本を読んで。
食材を揃えて。
刻んで。
炒めて。
煮込んで。
かき混ぜて。

それなりに。
頑張れば。
それなりの。
味にはなるもので。
悪くは無いかなと。

で、更にと。
で、まだまだと。
もう一味と。

『Eric Clapton』'70年リリース。
エリック・クラプトンの初めてのソロ・アルバム。
ヤードバーズ、ブルースブレイカーズ、クリーム、そしてブラインド・フェイスと。
輝かしい軌跡をその“神”とも称されたギターと共に歩んできたクラプトン。
その名声に高まりに比例して、自己否定や葛藤する思いが強くなってしまう性質だった様で。
エゴのぶつかり合いなどもあって。クリームはその絶頂期に解散、ブラインド・フェイスも苦衷分解と。
悩み流離うクラプトン。もうギター・ヒーローなんかやってられるかと。“神”なんかじゃないんだと。
そんなクラプトンが出会ったのが、デラニー&ボニーだった訳で。その音楽に、その連帯感に強く惹かれて。
デラニー&ボニーもまたクラプトンを受入れて。ツアー・メンバーに迎え入れて。そしてこのアルバムへと。
デラニー・ブラムレットのプロデュースで。デラニー&ボニー、レオン・ラッセル、リタ・クーリッジ、ボビー・キーズ・・・
そしてボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンと後のドミノスも揃って参加しているこのアルバム。
ここで聴かれる、熱く太く、そして濃厚でいながら余計な力の入っていないサウンドこそが。
この米国南部の香りが漂う、スワンプ・ロックこそがこの頃のクラプトンの救いであり、求めていたものだったと。
火の出る様なプレイも、派手なギター・ソロも無いのですが。それゆえの味があるなと、悪くは無いなと。
クラプトンのヴォーカルがそのサウンドに対して。あまりにも線が細いというか、弱弱しいとも言われますが。
その繊細さがいい塩梅のフィルターになって。絶妙に漉されて。ブリティッシュ・スワンプの名盤が誕生したと。
特に英国オリジナル盤のまろやかで優しい音を聴いていると、そんな思いを強くするのです。

飽きっぽいし。
面倒くさがりだし。
なのだけど。

ちょいとばかり。
上手くいったら味をしめて。
だんだんと楽しくもなってきて。

パスタ・ソース作りに。
更に一手間加えてみようと。
はまってたりする。

ものの本を読んで。
調理器具も買って貰って。
刻んで。
炒めて。
煮込んで。
かき混ぜて。

それだけじゃ。
満足できなくて。
それなりの。
味になるんじゃないかと。
試してみようと。

で、更にと。
で、まだまだと。
もう一味と。

トロトロに。
煮込んだソースを。
漉し器を使って。
ゆっくり。
じっくり。
漉してみる。

濃厚なソースも。
いいけれど。
まろやかで。
優しい。
ソースもいいんじゃないかと。

ゆっくり。
じっくり。
ゆっくり。
じっくり。
漉してみる。

さてと。
お味は。
ん!
悪くないんじゃない(笑)。

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