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2010/04/25 Sun *舞い降りてくる / Jimi Hendrix

20100425cryoflove


暖かで。
明るい。
休日の昼下り。

街を眺められる。
窓の大きな。
陽差し込む。
席に座って。

とりとめのない。
会話を楽しみながら。
とりとめのない。
思いを追いながら。
少し遅めの。
ランチを楽しんでいる。

何かが。
舞い降りてくる。

『Cry Of Love』'71年リリース。
ジミ・ヘンドリックスの死後最初に編集されたアルバム。
アルバム・タイトルは'70年に行われたツアーの名称から採られていて。
ジミが構想していたという『First Rays Of The New Rising Sun』なるアルバム。
そのアルバムに収められたであろうナンバーを10曲集めて編集されています。
今ではその『First Rays Of ~』と名づけられたアルバム、そして更に新たなアルバムも編集されていて。
このアルバムの役目は終わったかのように語られることが多いのですが。
確かに。新たなテイクが発見されたり、音質が改善されたりはしていて。それはそれで魅力的なのですが。
所詮。どのアルバムにもジミの意思は反映されていない・・・ジミの不在は変わらないわけで。
そうすると。このジミの存在、そしてその喪失が生々しかった時に編まれたこのアルバムにも意義はあるかなと。
僅か10曲、アルバム1枚に凝縮されたが故の密度の濃さがあって。勿論未完成ではあるのですが。
それもまた加工されていないジミの思いがそのまま届けられるかの如き手触りもあって。
昔からごく自然に(一部未完のまま届けられた)ジミからの最後のメッセージとして受止めてきたのです。
「Freedom」「Ezy Ryder」の痺れる様な激しさ。そして本当に何かが舞い降りてきそうな「Angel」の。
その美しさ、その儚さ。そこにある漂うような、包まれるような、そして身を切られるような至福の瞬間。
ジミの世界はまだまだ、どこまでも飛んでいく、広がっていく可能性を秘めていたのだなと、今更ながらに。

暖かで。
明るい。
休日の昼下り。

街を眺めながら。
庭を散策したり。
坂道を下ったり。
手を繋いで。

いつもの二人の。
会話を楽しみながら。
お互いにいつもの。
笑顔が毀れてしまう。
少し長めの。
散歩を楽しんでいる。

何かが。
舞い降りてくる。

暖かで。
明るくて。
そんな街の片隅に。
そんなひと時に。
キラキラと。
フワフワと。
何かが。
舞い降りてくる。

美しくも。
儚くて。
脆くて。
それでも。
手を伸ばしてみる。
掴んでみる。
包まれてみる。

甘く。
切なく。
身を切られるような。
至福の瞬間が。
いま。
ここに。
舞い降りてくる。

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