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2010/04/27 Tue *サインは・・・ / Humble Pie

20100427ontovictory


サインは・・・
サインは何だろう?

勝つのと。
負けるのと。
どっちがいいかって。
そりゃまぁ。
負けたくはないかなと。

勝ちたいんだよねって。
負けなきゃいいかなと。
それじゃ駄目だろうって。
そうかもしれないが。
どうしてもとか。
なにがなんでもとか。
ではなかったりもして。

サインは・・・
サインは何だろう?

『On To Victory』'80年リリース。
再び勝利を、栄光を求めたスティーヴ・マリオットにより再結成されたハンブル・パイ。
ジェリー・シャーリーは参加したもののグレッグ・リドリーとデイヴ・クレムソンには参加を見送られて。
新たにボビー・テンチら新しいメンバーを加えて制作されたその“新生パイ”の1stアルバム。
(テンチが参加したのは殆ど録音が終わった後だったとの説もある様ですが・・・)
相変らず黒くソウルフルに歌い上げ、ハードにシャウトするマリオット。そのパワーは冒頭から全開で。
あの腰を落として脚を広げて。ギターを握り締めて仁王立ちするその姿が浮かんできて。それだけでいいと。
そう思う・・・前に感じて。身体が反応してしまうのです。何と言ってもマリオットが歌ってるんですから。
勿論、解散前の超小型原子炉とも称された姿に比べれば、その破壊力や燃焼度は低いのですが。
それは幾分にも。リドリーとクレムソンの不在によるバンドとしてのパワー・ダウンや時代によるものであって。
マリオットの、その歌声自体は何も変わっていないと。そこにこのアルバムの存在する意味があると。
まぁ、要はマリオットの歌が聴けるそれだけでいいと。個人的には本当にそれだけでいいのです。
恐らくマリオットも。実のところ。栄光だとか何だとかはどうでも良くて。心のままに歌えれば良かったのかなと。
いま少し自己分析とか自己管理の能力があるか。もしくは優秀なブレーンでもついていれば。
このアルバムだってもっと素晴しいものになってたかも知れないし、その後の道も異なっていたのでしょうが。
商業的な成功から見放されようと、パブ・サーキットが主戦場になろうと。激しく楽しく歌い続けたマリオットです。
その遺された歌声に、いまもいつまでも精神までも震わさられる。それだけでいいのだと思うのです。

サインは・・・
サインは何だろう?

勝つ側と。
負ける側と。
どっちに立ちたいかって。
そりゃまぁ。
負ける側は遠慮したいかなと。

勝ちにいくんだよねと。
負けずに引ければいいかなと。
それじゃ駄目だろうって。
そうかもしれないが。
そこまでしてとか。
なんでもかんでもとか。
ではないんだるな、たぶん。

サインは・・・
サインは何だろう?

サインはV・・・
じゃないんだな。
サインはV・・・
なら喜ばれるのかも知れないけど。

勝つとか。
負けるとか。
じゃなくて。
ただただ。
やっていたい。
続けていたい。
そんな。
立ち位置が。
あってもいいと思うのだけど。

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