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2010/05/05 Wed *俺を殺すにゃ / Michael Bloomfield

20100505itsnotkillingme


俺を殺すにゃ。
刃物は要らぬ。

肉体的にも。
精神的にも。
決して。
タフなどではなくて。

わりと。
些細なことで。
ダメージ受けたり。
落ち込んでみたり。

ところが。
どっこい。
ダウンしたり。
寝込んだりまではいかなくて。
どっかで。
なんとかなる。
なるようになると。
開き直ってて。

たいがい。
大丈夫だろうと。
たいてい。
一晩寝れば。
なにもしなくても。
回復してたり。
忘れてたり。

そんなんで。
自分のことに関しては。
そうかんたんに。
そんなんじゃ。
くたばらないぞと。
構えていられるのだけど。

『It's Not Killing Me』'69年リリース。
ポール・バターフィールド・ブルース・バンドの一員として鮮烈なデビューを飾り。
エレクトリック・フラッグを経て。アル・クーパーとの共演で一躍時代の寵児となった。
そんなマイケル・ブルームフィールドの初めてのソロ・アルバム。
ブルームフィールドと言えば、なにはなくともブルース。その凶暴さと繊細さが同居したギター。
時に火花を吹き、時に泣きまくるそのプレイがなにより素晴しくて。それでヒーロとなったのですが。
このアルバムでは実になんというか肩の力の抜けた(抜けまくった)リラックス振りが印象的で。
スワンプ・ロックの香り漂うナンバーもあれば。カントリー・タッチなナンバーもあって。
ギター・ヒーローとしてのブルーム・フィールドを期待して針を落とすと拍子抜けするかもなのです。
ただ。恐らくは元来が。ブルースに止まらずに広く深く、様々な音楽を好む人だったんだろうなと。
そう考えると。その素朴で繊細な(そして少し複雑な)ブルームフィールドの素顔が見えるようで。
なかなかに味わい深く、愛しく感じられ。特にB面なんて実にいい感じに沁みてくるのです。
タイトル、そしてこの内容。ギター・ヒーローに祀り上げられることを拒否して。
そんな熱病なんかに惑わされないぞと、そんなんじゃくたばりゃしないぜって。そんな意地も感じたりします。

俺を殺すにゃ。
刃物は要らぬ。

肉体的にも。
精神的にも。
決して。
タフなどではないけれど。

わりと。
自分のことならば。
受け流せるし。
なんとかなってしまう。

ところが。
どっこい。
ダウンしたり。
寝込んだりするのが。
自分じゃなくて。
誰かさんだと。
なにがなんだかって。
泡を食ってしまって。

たいがい。
どうしようもなくなって。
たいてい。
こっちがダメージ受けてしまって。
なにもできなくなって。
立ち尽くしてしまったり。
訳も無くウロウロしてしまったり。

そんなんで。
自分のことに関しては。
そうかんたんに。
そんなんじゃ。
くたばらないぞと。
構えていられるのだけど。
誰かさんのことに関しては。
からっきしだらしなくて。
構えてなんかいられなかったりする。

どっちが。
弱ってるのよ。
風邪ひいてるのよ。
それじゃ。
わからないでしょ。

なんて言われても。
もう。どうしたらいいんだろうって。

俺を殺すにゃ・・・

自分の弱点は。
間違いなく。
我が相方なのですね(苦笑)。

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