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2010/07/03 Sat *いまどこに / The Rolling Stones

20100703honkytonkwomen


いま。
いまどこに。
いるんだろうね。

いま。
いまどこを。
旅しているんだろうね。

その心は。
その魂は。
静謐な時の中で。
安らいでいるのかな。
それとも。
煌びやかな灯りの下で。
昂っているのかな。

今年も。
今日。
今夜。
あなたを思っている。

『Honky Tonk Women』'71年リリース。
ローリング・ストーンズの『Through The Past, Darkly (Big Hits Vol.2)』のフランスでの再発盤。
内容は英国ではストーンズの2枚目のベスト盤だった『Through The~』と同一となっています。
なので。「Jumpin' Jack Flash」がA面1曲目で。「Strerrt Fighting Man」がB面1曲目。
そして「Honkey Tonk Women」がB面ラストと。肝心要を必殺のナンバーで押さえている選曲がご機嫌です。
実はこの必殺のナンバーは当時は原点回帰、そして再始動のナンバーでもあったわけで。
その間に混沌としていた'66年から'67年のナンバーが散りばめられていて。その並びも絶妙だったりします。
確かにストーンズがその方向性を見失いかけていた時期だったとも思われるのですが。
そんな時代の様々な顔を見せてくれるナンバーも、またストーンズならではの魅力に溢れているのです。
「Let's Spend The Night Together」「Ruby Tuesday」「She's A Rainbow」「Sittin' On A Fence」...とか。
そしてそして。「You Better Move On」が。1stEPに収録されていたこのナンバーが敢えて選ばれていて。
そこに。共に駆け抜けて。そして独り旅立ってしまったブライアンへの他のメンバーの思いを感じるのです。
このアルバムにはブライアンの残り香が色濃く漂っているのです。確かにここに、そこにブライアンはいたのだと。
そんなアルバムをミック・テイラー参加後初めてのシングルだった「Honky Tonk Women」で締めくくって。
次へと、その先へと転がり続けることを宣言しているところにまたメンバーの強い意志も感じるのですけどね。
それにしても。『Rock And Roll Circus』の撮影中のカットが流用されているこのジャケット。
今夜は。どうしてもブライアンの姿に。その姿に目がいって。様々な思いが巡りだすのです。

いま。
いまどこに。
いるんだろうね。

いま。
いまどこで。
笑っているんだろうね。

その心は。
その魂は。
明るい陽光の下で。
繊細で穏やかな顔を見せているのかな。
それとも。
雑踏の喧騒の中で。
自信に満ち溢れた顔を見せているのかな。

今年も。
今日。
今夜。
あなたを思っている。

かって。
その息吹を。
その残像を。
その残り香を。
感じたくて。
訪ねた。
ロンドンを。
チェルトナムを。
そして。
ハートフィールドの。
あの森の。
緑と降り注ぐ陽光を。
コッチフォードファームの。
プールの青い水を。
思っている。
巡っていく。

いまどこに。

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