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2010年8月

2010/08/22 Sun *夏なんだな / ザ・ハイロウズ

20100822lobster


夏なんだな。

そうさ。
あの頃は。
あの日々は。
夏だったんだな。

日の出とともに。
飛び起きて。
夕暮れまで。
遊びまわってた。

泥んこになって。
膝すりむいて。
赤チン塗って。

草野球。
狙うのはホームランだけ。
自慢の自転車で。
隣の町の大きな池まで。
幻の池の主を狙って。
寄り道。
駄菓子屋でアイスを買って。
裏山に作った。
秘密基地で作戦会議。

夏だったんだな。

『ロブスター』'98年リリース。
あの松本人志、松ちゃんの書き下ろしイラストがジャケットを飾っているハイロウズの3rdアルバム。
うん。そうです。ハイロウズです。好きだったんです。ヒロトとマーシー、なんてカッコいいんだろうと。
うん。そうなんです。同年代なので。そうなんだよ、解るぜって。その世界や感覚を共有できて。
うん。でもね。どうしたら。こんな歌が書けるんだろう、こんな歌が歌えるんだろうって、嫉妬したりもして。
うん。だってね。これやられちゃったら、これ聴いちゃったら。もう何にも言えないじゃんってね。
何も言えないくらい、ヒロトとマーシーの描き出す世界、ヒロトとマーシーのロックン・ロールは大好きなんです。
特にこのアルバムはハイロウズのアルバムとしては個人的には一番好きかもしれません。
この明るさ、この強さ、そしてこの切なさ。まごうことなきロックン・ロールが鳴り続けています。
歌詞もメロディーも、ジャケットやインナーにも。終わることのない夏のイメージがあって。それがまた堪らなくて。
針を落とせば、いっつも。むやみに明るく楽しくなって。間違いなく力づけられて。そしてちょっと感傷的に。
あぁ、夏だったんだなと。そして今も。未だ夏なんだなと。今も。未だ続いているんだなと。
「不死身のエレキマン」「千年メダル」「真夜中レーザーガン」...そして「夏の地図」...そうだよな。
大人のフリしてる場合じゃないし、6月と9月にはさまれたのが夏じゃないんだよな。そうなんだよな。

夏なんだな。

そうさ。
あの頃は。
あの日々は。
夏だったんだな。

日の出とともに。
飛び起きて。
夕暮れまで。
走り続けていた。

汗だくになって。
腹ペコだけど。
どこまでも行けそうで。

草野球。
三振ばっかりしてたけど。
自慢の自転車の。
チェーンが外れて手も顔も真っ黒で。
釣れるのはカエルやザリガニばっかりで。
帰り道。
駄菓子屋で会ったあの娘にドキドキして。
秘密基地に帰っても。
顔は真っ赤で。胸も早鐘の様で。
でもそれだけだったけど。

夏だったんだな。

未だ。
ホームランは打ててない。
未だ。
池の主を釣り上げていない。
未だ。
あの娘にちゃんと伝えてない。

未だ。
夏なんだな。

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2010/08/21 Sat *日本の夏、日本の四季 / スピッツ

20100821kachofugetsu


この国には。
移り変わる。
美しい季節があって。
その自然や。その文化や。
その匂いを。その風を。
大切にして。慈しんで。
何よりも。楽しんで。

そんなことを。
そんな日々を。
意識なんかしなくても。
ごくごく普通に。
過ごしてきたんだなと。
何よりも。楽しんできたんだなと。

だから。

二人で。
浴衣に着替えて。
雪駄を、下駄を履いて。
この街の。
この夏を楽しもう。

夏祭り。

『花鳥風月』'99年リリース。
スピッツの裏ベストともいえる編集アルバム。
このアナログ盤は10インチの2枚組仕様の限定盤で、CD同様の全11曲が収められています。
シングルのB面曲、未発表曲、インディーズ時代の曲、そして他アーティストへの提供曲のセルフ・カヴァーと。
当初のタイトルは『裏街道』ってのが候補になっていたそうで。そんな裏道を歩むことになった。
陽の当たらない、けれど愛おしい数々の作品を表に出そうとしたメンバーの思いの強さを感じます。
裏ったって。そのクオリティは半端じゃ無くて。スピッツならではの切なさ、美しさに溢れていて。
更には表では見られない。多様で、ちょっとばかり危ない顔も垣間見えたりもするのです。
辺見えみりが歌ってた「流れ星」とか、PUFFYの「愛のしるし」とか。やっぱり流石と思わせられるし。
「猫になりたい」とか「おっぱい」とか「鳥になって」とか。胸の奥のどこかをキュツと掴まれてしまうのです。
そして。安易なベスト盤のブームに背を向けて。このアルバムを自ら編集して世に問いかけた。
メンバーの毅然とした姿勢にもまた、その心意気に思わず共感してしまうのです。
尤もメンバーの意思に反して、同じ年にリリースされたベスト盤、『RECYCLE 』も素晴らしくはあるのですけど・・・
そして。そして。この美麗なジャケット。CDでも初回限定盤はブック仕様の特殊ジャケットでしたが。
やっぱりここは。10インチとはいえ大きなアナログ盤で持っていたいところです。

この国の。
移り変わる。
美しい季節が好きで。
その自然や。その文化や。
その匂いを。その風を。
大切にしたい。慈しんでいたい。
何よりも。楽しんでいたい。

そんなことを。
いつからか少し意識して。
日々を過ごす様になって。
それでも普通に。
それが普通であることを。
何よりも。楽しんで生きたいなと。

だから。

二人で。
浴衣に着替えて。
雪駄を、下駄を履いて。
この街の。
この夏も楽しもう。

夏祭り。

いいね。いいね。
日本人だもんね。
浴衣で、雪駄で、下駄で。
日本の夏だよね。

こんな感じで。
偶には和装で。
こんな歩調で。
夏から秋へ。
秋から冬へ。
冬から春へ。
そしてまた・・・

日本の四季を愛おしく思う。
日本の夏の夕暮れでした。
花鳥風月。
日本人に生まれて良かったな。

なんだか。
最近の日本は亜熱帯になってしまったみたいで不安ではありますが・・・

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2010/08/18 Wed *風の中 / ローザ・ルクセンブルグ

20100818rosa


風が吹いていた。
その風を追って。
その風に追われて。
風の中。

あの頃。
あの日々。
わけも解らず。
ただ焦れて。
ただ怒って。
走っても。
叫んでも。
辿り着けなくて。
手に入らなくて。

見えなくなって。
聞こえなくなって。
このままじゃ。
感じられなくなりそうで。
膝を抱えて。
しゃがみこんでたら。

風が吹いていた。
その風を追って。
その風に追われて。
風の中。

『ローザ・ルクセンブルグⅡ』'86年リリース
その活動期間の短さ故に、今では知る人ぞ知る存在になってしまったローザ・ルクセンブルグ。
そのローザ・ルクセンブルグの稀代のカッコ良さが如何なく発揮された2ndアルバム。
リリース時の帯に、“ぼくのロックは世界一”とのキャッチ・コピーがあって。看板に偽りなしで。
極上の、最高級のロックン・ロールがここに確かにあったんだなと。今も思わされるアルバムです。
ロックで、フォークで、サイケで、ファンクで、そしてソウルで。その総てが今も凄い存在感で迫ってきて。
抒情的なその歌詞、生々しく艶かしい歌声、重厚でタイトなサウンド、キレて弾けるリズム・・・
どんと、玉城宏志、永井俊充、三原重夫の個性が溶け合い、鬩ぎ合い、ギリギリのところで。
そう化学反応を起こして、表面張力の限界まで膨れ上がった様な奇跡の瞬間がここにあるのです。
ここには確かに風が。その瞬間にしか吹かないような風が吹いていたのです。吹き抜けていたのです。
できれば。この最高の、奇跡の状態でもう少し走り続けてほしかったなと、そう思ったりもするのですが。
ここがもう限界だったのかなとも。もう、どんとも。そして他のメンバーも一つの枠の中には収まりきれなくて。
このアルバムが最後のスタジオ・フル・アルバムとなって。それぞれの道を歩みだしていくのです。
今、「橋の下」を聴くと。そうなんだよなと。もう、どんとはいないんだなと。もうその歌声を聴けないんだなと。
今更ながら思い溢れてしまいます。今だからこそ。また、その風に吹かれてみたいよなと。

風が吹いていた。
その風を追って。
その風に追われて。
風の中。

あの頃。
あの日々。
遠く離れて。
霞んでいく。
薄れていく。
あの焦がれも。
あの怒りも。
消えてしまったのか。
まだ辿り着いていないのに。
まだ手に入れていないのに。
走るのを止めたのか。
叫ぶのを止めたのか。

見えなくなって。
聞こえなくなって。
このままじゃ。
感じられなくなってしまうのに。
忘れたつもりで。
忘れてしまおうと。
しゃがみこんでたら。

風が吹いていた。
その風を追って。
その風に追われて。
風の中。

まだ。
何処かで。
何処かの街で。
その街角で。
その川辺で。
その橋の下で。
風が吹いている。
もう一度。
その風を追って。
その風に追われて。
風の中。

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2010/08/17 Tue *金脈探して / Free

20100817tonsofsobs


何度も。
何度も。
歩いて。
上って。
訪ねて。
探して。

微かではあるけれど。
見えてはいるのだけど。
感じられはするのだけど。
それなりの。
手応えもあるのだけれど。

未だ。
見つからない。
辿り着かない。
探し当てられない。
それでも。
確かに。
兆しはあるのだから。

何度も。
何度も。
歩いて。
上って。
訪ねて。
探して。

『Tons Of Sobs』'69年リリース。
その制作時においてメンバーは全員10代だった、フリーの1stアルバム。
確かにポール・ロジャースの歌声には若さを感じさせて、全体的に初々しさは残っていますが。
もうこの時点で既に。あの独特のタメと、あのテンポがあって。フリーならではの味わいは十分に発揮されていて。
ブルース・ロックの枠には収まりきらない、単なるハード・ロックにもなり得ない。唯一無二の魅力があって。
本当に末恐ろしき10代だったんだなと。今更ながらその事実に吃驚して、感動したりもします。
アルバート・キングの「The Hunter」と、ブルース・クラシックである「Goin' Down Slow」のカヴァーも素晴らしく。
この2曲にはブルース・ロックとして聴いた場合のフリーの魅力が凝縮されているかなとも思いつつ。
他のオリジナル・ナンバーには存外にキャッチーなところもあって。そこらにもメンバーの溢れる才気を感じます。
そして。ポール・コゾフのギター。ギターが泣いていて。その泣き声が。その溢れ出す感情、激情が。
これでもかと胸を揺さぶるのです。フリー時代のコゾフとしてはこのアルバムが一番ギターを弾いてるかな。
プロデューサーのガイ・スティーヴンスはアルバムの仕上がりのあまりの素晴らしさに感激して。
山ほどポンド札を稼げるぜ!と叫んだとか。それでこのタイトルになったんだとか。
もう、それこそ光り輝く金脈を探し当てた様な気分だったんだろうなと。まぁ、解る気もしますが。
ジャケットのイメージから無数のすすり泣く声って感じもあるのですが。これはコゾフのギターに囚われ過ぎかな。

何度も。
何度も。
語って。
考えて。
描いて。
画いて。

微かではあるけれど。
見えてはいるのだけど。
感じられはするのだけど。
それなりの。
手応えもあるのだけれど。

未だ。
語り尽くせない。
考えが及ばない。
描いたものが描ききれない。
それでも。
確かに。
兆しはあるのだから。

何度も。
何度も。
語って。
考えて。
描いて。
画いて。

何度も。
何度も。
歩いて。
上って。
訪ねて。
探して。

大きくは無くても。
山ほどでは無くても。
探し当てたいなと。

外したら。
見つからなかったら。
すすり泣いてみようかな(笑)。

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2010/08/16 Mon *胸につけてる / The Artwoods

20100816artwoods


胸につけてる。
マークは・・・

好きなもの。
譲れないもの。
守りたいもの。
それは。
人それぞれで。
そこに。
その人の顔が。
その人の思いが。
その人の生き方が。
あって。

そんなものの。
拘りが薄いほうが。
そんなものへの。
思いが弱いほうが。
そんなもの。
無いほうが。
生きやすいのかもしれないけれど。

胸につけてる。
マークは・・・

『Art Gallery』'66年リリース。
ターゲット・マークも誇らしげな、モッズ・グループであるアートウッズの1stにして唯一のアルバム。
ロン・ウッドの兄であるアート・ウッズを中心に。ジョン・ロードやキーフ・ハートリーと。
後にブリティシュ・ロック・シーンにその名を馳せるメンバーを擁して。モッズ達の熱狂的な支持を得ていたとか。
ジョンのオルガンを中心に。粋でクールに熱いサウンドに。当時のロンドンのクラブで。
アートウッズの演奏に合わせて踊り狂っていたであろうモッズ達の姿が浮かんできたりするのです。
モッズのフェイヴァリットだったソウル・ナンバーを。独自の解釈でカヴァーしているナンバーが中心なのですが。
このちょっと捻くれたセンスが実にカッコ良かったりします。好きで、憧れて。でもただコピーしてるだけじゃないと。
その拘り、その思い、その矜持。ターゲット・マークはだてじゃないぜと。その心意気が好きなのです。
それにしても。あのディープ・パープルでのプレイから考えると、ジョンのルーツとしては意外な感もあるのですが。
ディープ・パープルを引退してからはブルース・アルバムなんかもリリースしているジョンですから。
やはり当時の英国ではみんなソウルやブルースの洗礼を受けたんだなと、改めて感じたりもするのでした。

胸につけてる。
マークは・・・

好きなもの。
譲れないもの。
守りたいもの。
それは。
人それぞれだけど。
そこにこそ。
その人の顔が。
その人の思いが。
その人の生き方が。
あるから。

そんなものだから。
拘り続けてる。
そんなものだからこそ。
思い込んでいる。
そんなものが。
無かったら。
生きていられないほどに。

胸につけてる。
マークは・・・

どこで会っても。
いつ会っても。
どんな格好をしていても。
胸につけてる。
マークはただ一つで。
マークが輝いていて。
その拘り。
その思い。
その矜持。
熱く伝わってくる。

そんな人が好きだったりする。

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2010/08/15 Sun *この建物、この街並み / Led Zeppelin

20100815physicalgrafty


この建物。
この街並み。
いつから。
いつまで。

紀行ものでも。
音楽ものでも。
なんでもいいのだけれど。
テレビで海外の。
例えばヨーロッパの。
そうロンドンなんかの。
風景を目にすると。

いつも。
気になることがある。
いいなと思うことがある。

如何にも。
古そうな。
歴史のありそうな。
建物が。
街並みが。
遺っていて。
それだけでは無くて。
今も使われていて。
息づいていて。
空気や、風や、人までも。
そのままにそこにある様で

『Physical Graffiti』'75年リリース。
自らのレーベル、スワン・ソングからの第一弾、そして初の2枚組となったレッド・ツェッペリンのアルバム。
'73年の全米ツアーで疲れ果てて。ジョン・ポール・ジョーンズの脱退騒動まで起きたらしいのですが。
どうにかこうにか再集結して。レコーディングを開始して新たに作られ録音されたナンバーが8曲だったとかで。
その8曲だとアルバム1枚には収まらないし、2枚にするには足りないしと。さて、どうしようかと。
そこで昔作ったナンバーを改めて録音したり、昔のアウト・テイクも引っ張ってきて手を加えたりして。
全15曲というボリュームのこのアルバムが誕生したのでした。という訳なので統一感には乏しいかと思いきや。
これがまぁ、さすがツェッペリンで。その圧倒的な存在感で一気に聴かせてしまうのですから、見事なものです。
ハード・ロックとか、ヘヴィ・メタルとかでは括れないのがツェッペリンの魅力で。このアルバムでも。
実に多彩な、様々な表情を見せてくれるのですが。それら総てがやはり重厚な存在感で迫ってくる辺りが。
その存在感こそが、実はハード・ロックかも知れないななどと思ったりもします。やっぱり凄いなと。
特に「Trampled Under Foot」「Kashimir」と続く辺りは、聴く側も体力いるかなって感じです。半端じゃ無いから。
制作にかなり手間取ったらしい、歴史を感じさせる建物の窓をくり抜いた凝ったジャケットも印象的ですが。
この実際にニューヨーク(だったかな?)にあった古いアパートをモデルにしたジャケットに開けられた窓。
その窓の数だけの表情、物語を、歴史に負けない存在感で描いてみせているツェッペリンなのです。

この建物。
この街並み。
いつから。
いつまで。

この道を。
この街並を。
小さいころから馴染みのある。
この一角を偶にぶらぶらと歩くと。
例えば角を曲がった瞬間に。
目の前の一角が一変した様な。
風景を目にすると。

いつも。
気になることがある。
いいなと思うことがある。

如何にも。
古そうな。
歴史のありそうな。
建物が。
街並みが。
変わっていく。
それだけでは無くて。
そこにあった。
息づいていた。
空気や、風や、人までも。
消えてしまった様で。

歴史の違い。
文化の違い。
生活の違い。
解ってはいても。

いつかの日。
あの異国で。
その街並で。
その一角で。
何故か感じた。
何故か震えた。
あの懐かしさ。
あの優しさ。
それが。
何故かここでは。
何故かだんだんと。
感じられなくなっていく。
薄れていく。
それがどこか寂しくて。

この建物。
この街並み。
その一つ一つ。
その一軒一軒。
その窓から。
表情や気配が。
消えていってしまう様で。
妙に寂しい夕暮れ時でした。

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2010/08/13 Fri *少しだけ、あと少しだけ / Janis Joplin

20100813kozmicblues


少しだけ。
あと少しだけ。

頑張ってみる?
やってみる?
ほんとうに。
少しだけ。
あと少しだけ。

もう週末だし。
今週は結構働いたし。
今週も変わらず暑かったし。
今週は結構人にも会ったし。
今週も変わらず暑かったし。

それにね。
13日の金曜日だから。
さっさとね。
終わりにして。
引き上げて。
休みたいけれど。

少しだけ。
あと少しだけ。

『I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama !』'69年リリース。
ジャニス・ジョプリンの実質的な2ndアルバムにして初のスタジオ・アルバム。
あのモンタレーでオーティス。レディングのステージを最前列で陶然として見つめていたジャニス。
ソウルに、そのエモーショナルな歌声に傾倒し、耽溺していたジャニス。
自分もオーティスの様なバンドを従えて、オーティスの様に歌いたい、ソウル・レビューで歌いたい。
思い込んだら一筋、とことんのジャニスです。ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニーとは別れて。
理想のサウンドを追い求めて新たにホーン・セクションをも含んだ新しいバンドを結成して。
そのコズミック・ブルース・バンドを従えての念願のソロ・アルバムがこのアルバムだったわけです。
尤も。テクニシャン揃いのメンバー達の奏でるサウンドが綺麗過ぎる、かっちりし過ぎてるとの評もあって。
また致し方ないことですが、ビッグ・ブラザー~ほど一体感のないバンドにジャニスがストレスを感じたりと。
必ずしも好評ばかりでなく、総てが順調だった訳でもなかった様ですが・・・それがどうしたと。
思いを込めた、理想のサウンドをバックに歌うジャニスの歌声。その歌声の前ではやはり言葉を失います。
確かにアレンジが甘過ぎたり、ジャニスの歌もやや大人しく纏ってしまっているナンバーもありますが。
ジャニスの自伝の如き「Kozmic Blues」、ジャニスのフェイバリットだった「Little Girl Blue」...
その切ないと言うにはあまりに痛切に胸に沁み込んでくる歌声を耳にすると、いつも心穏やかではいられません。
そして。「Try (Just A Little Bit Harder)」の。その力強さ、その聴く者を鼓舞しないではおかない力強さは。
まさに。憧れのオーティスの「Try A Little Tenderness」に通じるものさえあるのではないかと思うのです。
その。もう少し頑張ってみようよって歌詞が、結局はジャニスが自分に向けて歌っていたんだろうなと。
そんなことを考えてしまうと。また哀しくはなってしまうのですけどね。
余談ですが。このアルバムの米国オリジナル盤はなかなかに迫力のある太い音がします。
音質、音圧と言うと英国オリジナル盤にばかり注目しがちですが。時に、米国オリジナル盤も侮れません。

少しだけ。
あと少しだけ。

挑戦してみる?
試してみる?
ほんとうに。
少しだけ。
あと少しだけ。

もう随分たったし。
ここまで結構自分も動いたし。
ここまでも変わらず熱かったし。
ここまで結構人も動かしたし。
ここまでも変わらず熱くいられたし。

それにね。
もうお盆だからね。
さっさとね。
終わりにして。
引き上げて。
休みたいけれど。

少しだけ。
あと少しだけ。

手にしたいのなら。
抱きたいのなら。
楽しみたいのなら。
笑いたいのなら。

少しだけ。
あと少しだけ。
やってみるのも悪くはない。

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2010/08/12 Thu *そこに山があるから / Mountain

20100812mountain


なぜ登るのか?
そこに山があるから。
なぜ登らねければならないのか?
そこに。
その頂に目指すものがあるから。

てなわけで。
登らなきゃならないんだけど。
そう簡単ではない様で。
思ってたより。
嶮しそうだし。
難しそうだし。

そこまでして。
登るかね・・・とも思うけど。
まぁ。
パートナーもいるし。
サポーターもいるし。
なによりも。
ここで止めたら。
面白くないからね。
さてと。
またルートを探ってみますかね。

『Climbing!』'70年リリース。
『勝利への登攀』なる邦題がつけられていたマウンテンの1stアルバム。
マウンテンと言えばロック界の人間山脈(?)巨漢ギタリスト、レズリー・ウェストと。
クリームのプロデューサーでもあった策士フェリックス・パパラルディが手を組んで生まれたバンドですが。
その出会いとなったウェストのソロ・アルバムが実質的なマウンテンの1stアルバムだったとも言えますが。
やはりウェスト、パパラルディにコーキー・レイング、スティーヴ・ナイトと役者が揃って正式に4人編成となった。
その初めからマウンテンのアルバムとして制作されたこのアルバムからその登攀の歴史が始まったと。
A面1曲目「Mississipi Queen」の痺れる様なカッコ良さ、そのリフを耳にした瞬間にそう感じます。
続くドラマティックな「Theme For Imaginary Western」の完成度も高く。山が動いた、その瞬間がここにあると。
そのサウンドの中心は勿論、ウェストのギターなのですが。アルバム全体の完成度の高さ。
なによりもアルバム、そしてバンドのコンセプトを考え、描き、語り、構築したパパラルディのプロデュース能力。
クリームを超える、そしてマウンテンならではの高みへ登りつめる為のルートがその頭の中にあったんだろうなと。
改めてその才気に感服します。だからこそただのハード・ロックに収まらない多彩な魅力がそのサウンドにあると。
いや、ただのハード・ロックとしても十分にカッコ良い、カッコ良過ぎるくらいなんですけどね。
パパラルディ夫人、ゲイル・コリンズによるジャケットのなんとも言えない雰囲気も好きなんです。
(後年、パパラルディはそのコリンズに射殺されてしまうのですけどね・・・)

なぜ登るのか?
そこに山があるから。
なぜ登ろうと思ってしまうのか?
そこに。
その頂からの光景を目にしてみたいから。

てなわけで。
登り続けようと思ってはいるんだけど。
そう単純ではない様で。
考えてたほどには。
感じたものが、受け止めたものが。
返ってこないし、動き出さないし。

それでもまだ。
登るかね・・・とも思うけど。
まぁ。
コンセプトは悪くないし。
アプローチも間違いではないし。
なによりも。
ここで止めたら。
楽しめないからね。
さてと。
別のルートも探してみますかね。

まだまだ。
嶮しいけれど。
曲がりくねっていそうだけれど。
ただいま。
登攀中。

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2010/08/11 Wed *真夏の夜の夢 / J. Geils Band

20100811nightmares


真夏の夜。
夢を見て。
夢に魅せられて。
夢の中。
漂って。
彷徨って。

真夏の夜。
今夜も。
真夜中過ぎ。
明け方近く。
夢の中。
何処へ。何を。

『Nightmares...And Other Tales From The Vinyl Jungle』'74年リリース。
最強のB級バンドにして、最高のロックン・ロール・バンドだったJ.ガイルズ・バンドの6thアルバム。
先ずは何てたってA面1曲目の「Detroit Breakdown」の、そのキメまくりのカッコ良さ。
“デトロイト・ブレイクダウン、ザ・モーター・シティ・シェイクダウン~♪”ときたもんだ。どんなもんだいと。
J.ガイルズ・バンドのアルバムはどれも結構A面1曲目がカッコ良くて。解ってるなって感じなんですけど。
決まり具合ではこのナンバーか『Bloodshot』の「(Ain't Nothin' But A) House Party」が双璧かな。
で、アルバム頭から全開で。そのまま黒くタフでファンキーなビートのままに突っ走って実にご機嫌なのです。
決して巧いバンドじゃなくて、洗練されてもいないけど。それ故の心意気、それ故の匂いが堪らないのです。
黒光りする、粋がってカッコつけたロックン・ロール。これって簡単にできそうで、実はできなくて。
そんなロックン・ロールをキメまくるJ.ガイルズ・バンド、これで惚れなきゃ男が廃るってもんじゃないですか。
こんなロックン・ロールを聴いたなら。真夏の夜の悪夢も、ご機嫌な夢になっちまうってなもんです!

真夏の夜。
夢を見て。
夢に魅せられて。
夢の中。
浮いて。
流されて。

真夏の夜。
今夜も。
眠りに落ちながら。
目覚めを迎えながら。
夢の中。
何処だ。誰だ。

真夏の夜。
毎夜の如く。
夢の中。
漂って。
彷徨って。
見たことある様で。
どこか歪んでて。
何処へ。何を。
浮いて。
流されて。
会ったことある様で。
どこか謎めいてて。
何処だ。誰だ。

真夏の夜。
今夜も。
夢の中。
妙に生々しくて。
妙に意味ありげで。

真夏の夜の夢・・・

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2010/08/10 Tue *今年の夏は / Blue Cheer

20100810bestofbluecheer


今年の夏は。
胸まで熱い。
どころじゃなくて。
頭の先から。
足の爪先まで。
熱い・・・いや暑い。
朝から。夜まで。
暑い・・・いや暑苦しい。

どうにかならないか。
どうにかしてくれ。
どうにもならないなら。
どうにでもしてくれ。

いろんなことが。
いろんな思いが。
あるはずの夏なのに。
あっていいはずの夏なのに。
このまままじゃ。
ただただこの暑さだけが。
残ってしまいそうで。

いやんなっちまいそうだぜ。
今年の夏は。

『Louder Than God The Best Of Blue Cheer』'86年リリース。
ハードで、へヴィで、なによりラウドなバンドだったブルー・チアーのベスト・アルバム。
'71年に解散したブルー・チアーですが。'85年に再結成されていて。それを受けて編集されたのだろうと。
'68年の1stアルバムから'70年の4thアルバムまでの4枚のアルバムからのナンバーから構成されています。
アルバム・タイトルにある様にラウドなアメリカン・ハード・ロック・バンドの元祖の一つとして位置づけられますが。
サイケデリック・ムーブメントの影響が顕著なナンバーやアート・ロックを思わせる側面も見せたりもします。
しかし。何と言っても本領はその暑苦しいまでのラウドなサウンドなのは間違いがなくて。
その本領が如何なく発揮されたのがご存知「Summertime Blues」だったわけです。
エディ・コクランを始めとして。古今東西数限りないヴァージョンが存在する「Summertime Blues」なのですが。
その暑苦しさ、凶暴さ、暑さを助長する点においてはこのブルー・チアーのヴァージョンが一番でしょう。
ラウドなサウンドに負けない、ディッキー・ピーターソンのヴォーカルの迫力がまた、余計にねと。
夏バテが顕著な暑い夏には、却って。この「Summertime Blues」を浴びる様に聴いてみたくなるのです。
その「Summertime Blues」を含む1stアルバムがピークだったとの声もあるブルー・チアーですが。
その時点でメンバーは19歳から20歳だったのだとか。それであの暑苦しさ、凶暴さとは恐れ入るしかないなと。

今年の夏は。
胸まで熱い。
どころじゃなくて。
何処にいたって。
何処に行ったって。
熱い・・・いや暑い。
何時でも。何時になっても。
暑い・・・いや暑苦しい。

どうにかできないか。
どうにかできるだろう。
どうにもできないなら。
どうにでもしてくれ。

いろんなことが。
いろんな思いが。
あったはずの夏なのに。
残ってていいはずの夏なのに。
このまままじゃ。
ただただこの暑さだけが。
残ってしまいそうで。

いやんなっちまいそうだぜ。
今年の夏は。

There ain't no cure for the summertime blues~♪

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2010/08/07 Sat *土曜日の夜は / Lynyrd Skynyrd

20100807nuthinfancy


土曜日の夜は。
やっぱり。ちょっと。
特別だったりする。
何かが違うし。何かが異なるし。
金曜日の夜とも。
日曜部の夜とも。
同じじゃなくて。そうなんだ。
土曜日の夜にしか。
感じられないものもある。
楽しめないものもある。

だから。
やっぱり。ちょっと。
特別な楽しみとかは。
少し奮発して美味しいものでもとか。
ちょっとあらたまって予約してなんてのは。
金曜日の夜でも。
日曜日の夜でも。
違うんだな。駄目なんだな。
土曜日の夜だから。
感じられるものがある。
楽しめるものがある。

『Nuthin' Fancy』'75年リリース。
オールマン・ブラザーズ・バンドと並ぶサザン・ロックの雄、レーナード・スキナードの3rdアルバム。
オールマン・ブラザーズ・バンドと並ぶと書きましたが、確かに存在感や影響力ではそうなのですが。
レーナード・スキナードはどうも他のサザン・ロック勢とはちょっと毛色と言うか志向が異なる感じがあって。
一つはそのメロディーが実にキャッチーで、時にはポップと言ってもいいほどで親しみやすいところで。
もう一つは明らかにハード・ロック、それもブリティッシュ。ハード・ロックの影響下にあるところで。
フリーとか、実はウィッシュボーン・アッシュにも通じるかなとも思わせるへヴィーさがあって。
その二つが見事に融合したのがアルバム冒頭の「Saturday Night Special」だったりするのです。
映画にも使われて代表曲の1つとなったこのナンバー。土曜日の夜に拳銃をブッ放す殺人者の歌ですが。
土曜日の夜の訳の解らない昂揚感を実にへヴィーに、そしてキャッチーにきめていて。もうこれしかないと。
これぞレーナード・スキナードってくらいで。スリリングなイントロからドラマティックなクライマックスまで最高です。
「Whisky Rock-A-Roller」なんてのも。もうタイトルからしてご機嫌で。流石はレーナード・スキナード。
酒と、ロックン・ロールと、お姉ちゃんと、旅から旅への生活が俺たちの総てだぜって、憧れてしまうなぁ(笑)。
カントリー・バラードを思わせるナンバーもあるのですが、やっぱりヘヴィーでキャッチーなナンバーが好きです。

土曜日の夜は。
やっぱり。ちょっと。
特別だったりする。
気持ちが違うし。足取りも異なるし。
金曜日の夜よりも。
日曜部の夜よりも。
浮き立ってるし。軽やかだし。
土曜日の夜にしか。
感じられないものがある。
楽しめないものもある。

だから。
やっぱり。ちょっと。
今夜の特別な楽しみも。
ちょっとあらたまって予約なんかしちゃった。
発奮した甲斐のあった美味しい食事とお酒なんかは。
金曜日の夜でも。
日曜日の夜でも。
違うんだな。駄目なんだな。
土曜日の夜だから。
感じられるものがある。
楽しめるものがある。

土曜日の夜は。
やっぱり。ちょっと。
特別なのです。
まっとうな職人さんによる。
まっとうで丁寧な仕事。
季節の食材が活きた天麩羅。
食事の邪魔をしないお酒。
土曜日の夜だから。
いっそう。
心に体に沁みたのでした。

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2010/08/05 Thu *深く愛したものは / Derek And The Dominos

20100805layla


深く愛したものは。
深く罰せられる。

だとしても。
だからこそ。
愛してしまう。
愛せざるを得ない。

理由など無く。
理屈など抜きで。
訳も解らず。
導かれるが如く。
惹かれて。
魅せられて。
焦がれて。
落ちる。
堕ちる。

深く愛したものは。
深く罰せられる。

だとしても。
だからこそ。
生まれるものがある。
生まれてこざるを得ないものがある。

『Layla And Othe Assorted Love Songs』'70年リリース。
エリック・クラプトンが新境地に辿り着いたデレク&ザ・ドミノスの唯一のスタジオ・アルバム。
ギター・ヒーローの座に疲れて。ザ・バンドやデラニー&ボニーに惹かれて、魅せられて、憧れて。
デラニー&ボニー&フレンズの一員としてツアーに参加、デラニーのプロデュースでソロ・アルバムを制作して。
米国南部に、スワンプ・ロックに恋して、恋に落ちて、ズブズブと深みにはまっていったクラプトン。
そんなクラプトンのもとにボビー・ホイットロックが転がり込んで、意気投合して曲作りが始まって。
デラニー&ボニー&フレンズ繋がりでカール・レイドルとジム・ゴードンも合流して。バンドが出来上がって。
トム・ダウドをプロデュースに迎えたフロリダでのレコーディングにはデュアン・オールマンも参加して。
ソングライティングで、オルガンで、なによりもその熱く激しいヴォーカルでクラプトンを鼓舞するホイットロック。
南部のグルーブで弾けるレイドルとゴードンの強力なリズム隊。そしてクラプトンを刺激するデュアンのギター。
個性の異なるクラプトンとデュアン。互いに共鳴し合って、溶け合って。その化学反応、対話が素晴らしくて。
そんな最高なバンドの、最高のひと時を逃さずに捉えたダウドがいて。やはりそこには奇跡があったのかなと。
そして。その奇跡を生み出したのが。道ならぬ恋に、叶わぬ恋に身も心も焦がしていたクラプトンの。
どうしようもない。どうにもできない。深い思い・・・深い、深すぎる愛だったのかなとか。
どうしようもない。どうにもできない。それが全身全霊でこのアルバムに、「Layla」にクラプトンを向かわせて。
向き合わざるを得なかったからこそ、とんでもない奇跡の様な、アルバムに、ナンバーになったのだろうと。
そしてその深さ故に。その後数年間(実は今でもかな)その奇跡の後遺症に苦しめられたのかとも。
多分に感傷的に過ぎるかもしれませんが。それぐらいね。やっぱり。このアルバムは素晴らしいと思うのです。

深く愛したものは。
深く罰せられる。

だとしても。
だからこそ。
愛してしまう。
愛せざるを得ない。

理由など無く。
理屈など抜きで。
訳も解らず。
導かれるが如く。
惹かれて。
魅せられて。
焦がれて。
落ちる。
堕ちる。

深く愛したものは。
深く罰せられる。

だとしても。
だからこそ。
生まれるものがある。
生まれてこざるを得ないものがある。

それが幸せなのか。
それが望むものなのか。
それが祝われるものなのか。
誰も知らない。
誰にも解らない。
それでも。
それだけの思い。
それだけの思いを抱けるのならば。
それだけの思いに囚われるのであれば。
その奇跡をひと時だけでも。
手にできるのならば。
それでもいいのではないかと。

深く愛したものは。
深く罰せられる。

深い罰を恐れぬものだけが。
深く愛せるのかもしれない。

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2010/08/04 Wed *美しくて、エロティックで、甘くて / The Allman Brothers Band

20100804eatapeach


美しくて。
エロティックで。
そして。そして。
なによりも。
甘くて。

そんな。
甘美な。
それが。
あれが。
好きだったりする。
偶に。
稀に。
どうしようもなく。
欲しくなったりするのである。

『Eat A Peach』'72年リリース。
変則的な2枚組となったオールマン・ブラザーズ・バンドの4thアルバム。
あの『At Filmore East』で一躍トップ・バンドの仲間入りを果たしたオールマン・ブラザーズ・バンド。
その『At Filmore~』のプロデユーサー、トム・ダウドの下でスタジオ・アルバムのレコーディングに着手するも。
直後に“スカイ・ドッグ”、デュアン・オールマンがバイク事故で他界してしまいます。
野太く豪快なスライド・ギターでまさしく天駆けるが如くにバンドを高みへと導いていたデュアン。
その突然の悲劇、喪失のダメージはいかばかりっだだろうかと。それは計り知れるものではないのですが。
残ったメンバーはレコーディングを続行。そのデュアン抜きのナンバーも含むこのアルバムを完成させたのです。
A面がそのデュアン不在の3曲。B面とD面が『At Filmore~』のアウトテイクの「Mountain Jam」で。
C面にの『At Filmore~』のアウトテイク1曲と'71年6月の同じくフィルモアでのライブが1曲。
そしてデュアン存命時のレコーディングからの3曲となっています。デュアンの追悼の意が感じられる編集です。
追悼しながらも前進し続ける意思がデュアン不在の「Ain't Wastin' Time No More」などにはあって。
そのナンバーも含めて後続のサザン・ロックの礎ともなった大らかで豪快でどこか甘いサウンドにも惹かれます。
惹かれます、惹かれますが。やはりデュアン存命時の、しかもライブにどうしようもなく魅せられてしまうのです。
奔放に自由に伸びやかに。どこまでも、どこまでも高く昇りつめていこうとしている様な、そのギター。
いつまでも聴いていたいと。どこまでもついていきたいと。それはとても甘美な誘惑で。逆らい難いのです。

美しくて。
エロティックで。
そして。そして。
なによりも。
甘くて。

そんな。
甘美な。
それに。
あれに。
惹きつけられる。
誘われる。
偶に。
稀に。
そうなったら。もう。
逆らうことなどできないのである。

その美しい表情を。
愛でて。
そのエロティックなラインを。
撫でて。
その甘やかな香りを。
吸い込んで。
その纏っている薄衣を。
剥いて。

もう。
我慢できない。
さぁ。
一思いに。
いや。
じっくりと。
味わおう。

戴きものの桃が。
ことのほか美味しくて。
桃源郷にでも誘われるほど。
とても幸せなひと時でしたとさ(笑)。

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2010/08/03 Tue *あの遠い日 / 井上堯之

20100803watermind


あの遠い日。

あの日も。
あの遠い日も。
こんなに熱かったのかな。
こんなに眩しかったのかな。
こんなに焦がれていたのかな。

あの日は。
あの遠い日は。
奴らがいて。
歌ってた。踊ってた。
走ってた。叫んでた。
その熱気に魅せられて。
その輝きにたじろいで。
そして。そして。
焦がれて。

あの遠い日は。
どこへもいかずに。
あの日の。
思いは。
あの日抱いた思いは。
いまもここにある。

『Water Mind』'76年リリース。
ザ・スパイダース、PYG、そして井上堯之バンドで活躍していた井上堯之。
その堯之さんの初めてのソロ・アルバム。キャリア十数年にして遂にその全貌がと。
レコード会社も力が入っていた様ですが。堯之さん自身も大それたこと・・・なんてライナーに記しています。
昨年の引退宣言まで。その黎明期から日本のロック界を支えてきた名ギタリストの堯之さんですが。
やはり一番印象に残ってるのはPYGであり、そのメンバーによる井上堯之バンドかなと。
沢田研二、ジュリーをバック・バンドとして(と言うよりはバンドとして一体になってかな)支え続け。
そのジュリーや、萩原健一、ショーケンの関わったドラマや映画の音楽を手掛けてと。
あの時代が。あの時代の、あの日の匂いが濃厚な'70年代の堯之さんのギターが、音楽が好きなのですが。
このアルバムにもその匂いが漂っていて。あの時代の、あの日の自分を、そして奴らを思い出すのです。
奴ら、熱くて眩しくて。憧れだったジュリー、ショーケン、水谷豊、岸田森・・・
そうなんだな。いつも。カッコ良くて、切ない堯之さんのギターとメロディがそこにはあったんだなと。
このアルバムにはショーケンが参加していたり、ジュリーに捧げた「Just A Man」なるナンバーがあったりと。
聴きどころも多いのですが。やはり「一人(I Stand Alone)」が聴けるのがもう何と言っても堪らないなと。
あの《傷だらけの天使》の最終回で、あの夢の島のシーンで流れていたあまりにも切なく、哀しいあのナンバー。
(TVで流れたヴァージョンを歌っていたのはデイヴ平尾で、シングル盤もリリースされていた様です)
岸部修三(現:一徳)作詞、そして堯之さん作曲によるこのナンバーを耳にするだけで。
途端に。あのシーンが、あの修と亨が、そしてあの日の、あの日に抱いた思いが鮮明に甦るのです。

あの遠い日。

あの日に。
あの遠い日に。
感じた熱さも。
眩しかったものも。
どうしようもない焦がれも。
忘れはしない。
消えはしない。

あの日を。
あの遠い日を。
熱くしていた。
輝かせていた。
奴らが。
歌ってた。踊ってた。
走ってた。叫んでた。
その後姿を追い続けて。
その軌跡を辿り続けて。
そして。そして。
焦がれ続けて。

あの遠い日は。
どこへもいかずに。
あの日の。
思いは。
あの日抱いた思いは。
いまもここにある。

あの遠い日。

永遠に追いつけなくて。
永遠に憧れ続けて。
最高のカッコ良さと。
最高の情けなさと。
どうしようもない切なさと。
どうにもならないもののあることと。
それでもいまここにあることと。

あの遠い日の。
あの熱気に。
あの輝きに。
魅せられたまま。
焦がれたまま。
僕は未だ。
あの遠い日の続きを生きているんだ。

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2010/08/02 Mon *いつかの夏の日 / 仲井戸麗市

20100802thenakaidoreichibook


いつかの夏の日。

あの夏も。
あの夏の日も。
こんなに暑かったのかな。
こんなに眩しかったのかな。

あの夏は。
あの夏の日は。
君がいて。
一緒に歩いて。遊んで。
一緒に飲んで。笑って。
あの熱気の中。
あの光の中。

あの夏は。
どこへ消えてしまったんだろう。
あの夏は。
もう戻ってこないんだろう。

『The Nakaido Reichi Book』'85年リリース。
仲井戸麗市、チャボの初めてのソロ・アルバム。
その苛立ち。その優しさ。その切なさ。RCとはまた別の顔を見せてくれるチャボ。
いつまでも、今でも。少年時代を。その日々に出会ったものを。その日々に憧れたものを。
その日々に好きになったものを。いつも。今も。大切に。愛しんで。抱きしめているチャボです。
このアルバムには。そんなチャボが一番ストレートに表れてる、描かれてるかなと思います。
夏だったり。夜だったり。生意気なティーンエイジャーだったり。可愛いガールフレンドだったり。
月が優しく照らしてくれるドライブだったり。二人だけの秘密だったり。ちょっと危ない遊びだったり。
そんな僕らも大好きで、大切にしていたものが。チャボによって奏でられ、歌われているのです。
そして。そんな大好きで大切なものを壊そうとするもの、押しつぶそうとするものに対する怒りもね。
そんな怒りと。怒りの果てのやるせなさも。身を切られるほどに共感できたりするので。
このアルバムは。もう抱きしめてしまいたいくらい大切な、宝物の様な1枚だったりするのです。
特に。ジャケットや、「ティーンエイジャー」「One Night Blues」「さらば夏の日'64 Aug.」のイメージからか。
夏の日に聴くと。その熱気と光に輝く時間と、やがて消え去るその輝きを思って。何とも言えなくなるのです。

いつかの夏の日。

あの夏を。
あの夏の日を。
いつまでも憶えているのかな。
いつになっても思いだすのかな。

あの夏を。
あの夏の日を。
君がいて。
一緒に歩いて。遊んでだ。
一緒に飲んで。笑った。
あの熱気の中。
あの光の中。

あの夏は。
どこかへ消えてしまっても。
あの夏は。
もう戻ってこなくても。

野外のライブで熱中症になりかけて。
慌ててビールを飲み続けてたら酔っぱらって。
まともに歩けなくなって。
笑いながら歌いながら真夜中の街を徘徊して。
ロック・バーのカウンターで熱く語って。
朝陽と共に眠りについたのに。
目覚ましかけて飛び起きて。
一日中レコード屋を梯子して、漁って。
これ、見つけましたよって。
とびっきりの笑顔で自慢してた君。

いつかの夏の日。

あの夏を。
あの夏の日を。
いつまでも憶えているんだ。
いつになっても思いだすんだ。

あの夏の。
あの熱気の向こうから、
あの光の向こうから。
また君が現れる気がして。
僕は未だ。
いつかの夏の日の中にいるんだ。

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2010/08/01 Sun *天まで届け / Stevie Ray Vaughan And Double Trouble

20100801theskyiscrying


今夜。
このメロディー。
このギター。
この思い。
羽ばたいて。
天まで届け。

繋がって。
転がって。
転がり続けて。
ここまできたんだ。
出会ったから。
背中を蹴飛ばされたから。
受け止めてくれたから。
こうしてここにいるんだ。

今夜。
天まで届け。

『The Sky Is Crying』'91年リリース。
レイ・ヴォーンの死後、最初に編集されたスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブルのアルバム。
編集は兄であるジミー・ヴォーンによるもので。その痛切なまでの思いが込められているかの様に。
膨大に残されていた未発表のアウト・テイクから厳選された珠玉のナンバーが収められています。
初登場で全米10位を獲得して、その後プラチナ・レコードも獲得したと記憶しています。
それくらいに。この不世出のギタリストを、ブルース・マンを。皆が惜しんだのです、愛していたのです。
なぜボツにしたのか解らない、それほどの名演揃いで。ブルージーに伸びやかに響くギター。
そのギターを耳にする度に。失われてしまったものの大きさに呆然となってしまうのです。
エルモア・ジェイムスの代名詞でもあったタイトル・ナンバーを始めとしてどのナンバーも素晴らしいのですが。
やはり「Little Wing」が。ジミ・ヘンドリックスが遺した2分30秒にも満たない儚くも美しいあのナンバーを。
7分超のインスト・ヴァージョンにアレンジして、伸びやかなギターを奏でるレイ・ヴォーン。
そのフレーズに、そのメロディーに。まさに天まで届けと込められたレイ・ヴォーンの魂と思いを感じるのです。
いささか感傷的に過ぎるかも知れませんが。天へと羽ばたいていくレイ・ヴォーンの姿まで見える様でもあり。
正直。いつ聴いても。鼻の奥がツーンとなって、目頭に涙が滲んでしまうのです。あぁ、なぜ天は・・・とね。
個人的に様々な思いと結びついたナンバーになっているからかも知れませんが。

今夜。
このメロディー。
このギター。
この思い。
羽ばたいて。
天まで届け。

あの笑顔。
あの声。
合わせた拳の熱さ。
握った掌の暖かさ。
思い溢れて。
見上げれば。
優しく背中を押されて。
だからまだまだ続けていくんだ。

今夜。
天まで届け。

天の上の。
あなたの誕生日に。
今夜。
駆けつけてくれた皆の。
リクエストを届けてくれた皆の。
メッセージを送ってくれた皆の。
そして酔いどれた俺の。
この思い。
羽ばたいて。
天まで届け。

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2010/07/31 Sat *今宵も何処かの街角で / Jim Price

20100731jimprice


今宵も。
何処かの街角で。

何処かから。
やってきた。
バンドが。

ご機嫌な。
サウンドを。
弾き出す。
ビートを。
叩き出す。
ロックン・ロールを。
きめてくれる。

今宵は。
この街角で。
この店で。
さぁ、どうだい。
準備はできたかい?
心構えはできたかい?

今宵も。
何処かの街角で。

『Sundego's Travelling Orchestra』'72年リリース。
テキサス出身のホーン奏者、ジム・プライスの2ndアルバム。
スワンプ・シーンから現れて、デラニー&ボニー、ジョー・コッカー、ジョージ・ハリスンのアルバムに名を連ねて。
そしてなによりもローリング・ストーンズの『Sticky Fingers』、『Exile On Main St.』、『Goats Head Soup』と。
そしてそのツアーへの参加で著名なジム、如何にも南部男ってそのむさ苦しさ(失礼)が堪りません。
内容もそのルックスそのままに実にスワンピーなサウンドでその筋が好きな自分にはこれまた堪りません。
盟友であるボビー・キーズを含む5人編成のバンドで、乗りの良いナンバーから、ソウル・バラードまで。
南部の香りを漂わせつつ様々な表情も見せてくれるアルバムですが。総てがジムのオリジナル・ナンバーで。
ソング・ライターとしての才能も半端じゃ無かったんだなと。アレンジもジム自身によるものだし。
更には本業のホーン以外にも、キーボードや、そして何よりその歌声がなかなかに素晴らしくて。
その思わぬマルチ・プレイヤー振りに驚かされてしまうアルバムでもあります。いや、これは凄いでしょ。
流石は様々なセッション、そして旅から旅への過酷なツアーで鍛えられた腕はだてではないってことですね。
ロンドン録音のせいかどうか。ちょっとポップなところもあって。そのさじ加減もいい塩梅です。
殆ど知られていないアルバムで。中古盤屋でも投げ売りされてたりしますが。もったいないなと。
デラニー&ボニーとか、ストーンズ、『Exile On~』とかが好きならば、絶対に聴いて損はしないアルバムです。

今宵も。
何処かの街角で。

何処かから。
やってきた。
バンドの。

弾き出す。
サウンドを。
叩き出す。
ビートを。
ご機嫌な。
ロックン・ロールを。
浴びる為、楽しむ為に。

今宵は。
この街角で。
この店で。
準備は万端。
心構えもばっちりで。
さぁ、始めよう。

今宵も。
何処かの街角で。

何処かから。
やってきた。
バンドと。
何処かから。
集まってきた。
奴らが。
ご機嫌な。
ロックン・ロールで。
そのパワーで。
熱くなる。
盛り上がる。
一つになる。

たぶん。
そんな一夜が。
そんなひと時が。
大好きで。
かけがえがなくて。

バンドは旅を続けてる。
僕らはやってくるのを待っている。

今宵も。
何処かの街角で。

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2010/07/30 Fri *憧れて、流されて / Creedence Clearwater Revival

20100730bayoucountry_2


そこではないから。
そこにはいないから。
憧れて。
夢みて。
想像して。
創造して。

そこではないので。
そこにはいないので。
抱いた憧れが。
見た夢が。
想像した世界が。
創造してしまったその世界が。

それこそが。
総てであると。
確かなものであると。
強く。
頑なに。

『Bayou Country』'69年リリース。
『驚異のニュー・ロック・サウンド/クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル登場!』・・・
なんとも大袈裟な邦題がつけられていたクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)のアルバム。
内容はオリジナルの2ndアルバムと同一ですが、何故かA面とB面がそっくり入れ替わっています。
ジャケットもオリジナル盤の裏ジャケットが表ジャケットとして使われています。
しかし。それにしてもニュー・ロック・サウンドですか。う~ん、確かにある意味では新しかったのかな。
フラワーだ、サイケだ、アートだってのの反動としてシンプルでタフなロックン・ロールを引っ提げて。
颯爽とカリフォルニアから登場したのですから。そうなんです。CCRってカリフォルニアのバンドだったんですね。
泥臭いサウンドにヴォーカル、ラフでルーズな塩梅が見事なリズム、その地名や生活を描いた歌詞とか。
どう聴いても、どう見ても米国南部のバンドにしか思えないんですけどね。スワンプの匂い濃厚ですし。
CCR、ジョン・フォガティはきっともう米国南部の音楽が、もう大好きで大好きで。でもよそ者だしなと。
ストレートに表現することには迷いもあった筈で。実は1stアルバムではその嗜好も抑えられていたのですが。
それが一挙に爆発したのがこのアルバム、そして大ヒットした「Proud Mary」だったのですが。
ここらには同じ様によそ者でありながら鮮やかに米国南部を描いて見せたザ・バンドの影響もあったかなと。
そしてCCRが素晴らしいのはその描き方が頭でっかちにならずに、ちゃんと肉体性を伴っていたことで。
だからこそ。憧れと夢の産物である、想像された世界がちゃんと創造されて、そこにきちんと存在していて。
その匂いに、堪らなくやられてしまうのです。「Proud Mary」口ずさみながらミシシッピー河を下ってみたいなとね。

そこではないから。
そこにはいないから。
憧れて。
夢みて。
想像して。
創造して。

そこではないので。
そこにはいないので。
抱いた憧れが。
見た夢が。
想像した世界が。
創造してしまったその世界が。

それこそが。
総てであると。
確かなものであると。
強く。
頑なに。

だから。
そこへ。
その世界へと。
流されて。
流されて。
何処までもと。
その大河を。
下っていきたいと。

いられないから。
手に入らないから。
だからこその。
ものがある。

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2010/07/28 Wed *現在、過去、そして・・・ / Geroge Harrison

20100728bestofgeorge


現在、過去、そして・・・

いま。
ここで。
考えてる。
思ってる。
そうなんだよなと。
そうなることもあるんだよなと。
ああでもない。
こうでもない。
いま。
ここで。
考えを。
思いを。
巡らせている。

なのだけれど。

『The Best Of George Harrison』'76年リリース。
本人に何の相談もなくEMIが勝手に編集してしまったらしいジョージ・ハリスンのベスト・アルバム。
A面がビートルズ時代のジョージのナンバー、B面がソロになってからのナンバーと言う構成で。
大胆と言うか。幾らなんでもこれではジョージのプライドが許さないだろうと。実際に怒ってたらしいですし。
リンゴ・スターのベスト・アルバムだって全曲ソロになってからのナンバーですからね、当たり前だけど。
まぁ、当時はリンゴのほうが商業的には成功を収めていたのは事実ではありますが。
そんなゴタゴタを抜きにして聴けば。選ばれているビートルズ時代のナンバーもみな素晴らしいし。
ソロになってからのナンバーもジョージらしいポップなセンスと繊細さが同居していて、こちらも魅力的だし。
「Something」「Here Comes The Sun」「While My Guitar Gently Weeps」から。
「My Sweet Lord」「Give Me Love (Give Me Peace On Earth)」「You」までが1枚のアルバムで聴けてしまう。
ジョージの過去から現在まで。現在も過去も(駆け足ではありますが)聴くことのできるアルバムではあります。
そして。ここでEMIから受けた屈辱をバネに(?)、自ら設立したダーク・ホース・レコードでは。
'89年に素晴らしい(勿論ビートルズ・ナンバーを含まない)新たなベスト・アルバムをリリースするに至った。
そんなジョージの未来の姿までも思いながら聴くと、また新たな思いが胸に迫ったりもするのです。

現在、過去、そして・・・

ふと。
そこで。
考えてる。
思ってる。
そうだったよなと。
そんなこともあったんだよなと。
ああだったよな。
こうでもあったよな。
ふと。
そこを。
考えて。
思って。
彷徨っている。

なのだけれど。

ひょんなことで。
繋がるはずのなかった。
過去と現在に橋を架けることになりそうで。
現在と過去が互いに干渉を受け始めて。
ここなのか。
そこなのか。
あやふやになったり。
そこがあって。
ここがある。
だとするならば。
この先はと。

現在。
過去。
そして。
未来。

何かが変わった。
何かが変わろうとしている。

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2010/07/27 Tue *圧力 / Queen

20100727queengreatesthits


ブシュッ。
ブシュッ、ブシュッ。
ブッ、ブッ、ブッシュッワーッ。

凄い音だねぇ。
凄い蒸気だねぇ。
まるで。
間欠泉みたいだねぇ。

凄い勢いだねぇ。
凄い圧力だねぇ。
これで。
美味しくなるんだろうねぇ。

ブシュッ。
ブシュッ、ブシュッ。
ブッ、ブッ、ブッシュッワーッ。

この圧力で。
この圧力の下で。
美味しく、美味しく。
ご飯が炊きあがる。

『Gratest Hits』'81年リリース。
今ではいったい何枚出てるんだって感じのクイーンのベスト・アルバム、その最初の1枚です。
まぁ、例えば『Queen Rocks』みたいにハード・ロック・ベストみたいに特別な編集意図があるものは別として。
ベスト・アルバムとしてはやはりこの初期から中期にかけてのナンバーを集めたこのアルバムが好きかなと。
各国毎にヒットしたナンバーも、好みも違うとのことで。なんでも7種類の選曲が異なるヴァージョンがあったとか。
今回載せている日本盤は当然の様に「Teo Toriatte (Let Us Cling Together)」を含んでいるのですが。
もう1曲実は「Under Pressuer」、デヴィド・ボウイとの共作&共演となったこのアルバムも日本盤独自収録で。
なぜならば欧米ではシングル盤でリリースされていたこのナンバー、日本ではリリースされずに。
このアルバムで初めてお目見えして。その後にアルバムからのカットという形でシングル盤が出たのでした。
フレディー・マーキュリーとボウイの美学が火花を散らし、その魅力が見事に融合しているのですが。
たぶんアルバムの目玉にしたかったのでしょうね。そんなこんなで全17曲収録でトータル約60分と。
アナログの限界にまで詰め込まれていて。これでもかってくらいクイーンの魅力が味わえるのです。
勿論、素晴らしいオリジナル・アルバムの数々を聴いてこそではありますが。ここに凝縮されているのもまた。
その次から次へとヒット・ナンバーを連発した、言わば大衆芸能としての匂いが濃厚なところも。
それもやはりクイーンの魅力なのです。全曲知ってるし、ついつい一緒に口ずさんでしまうし。
恐らくは熱心なクイーン・ファンでなくても、どこかで耳にしたことのあるナンバーばかりだと思います。
DJでもこのアルバムから回すことが良くあるのですが、見事なくらいに受けます。クイーン、恐るべしです(笑)。

ブシュッ。
ブシュッ、ブシュッ。
ブッ、ブッ、ブッシュッワーッ。

凄い音だったからねぇ。
凄い蒸気だったものねぇ。
ほんと。
間欠泉みたいだったねぇ。

凄い勢いなんだろうね。
凄い圧力だったんだろうね。
これで。
美味しくないわけがないよね。

ブシュッ。
ブシュッ、ブシュッ。
ブッ、ブッ、ブッシュッワーッ。

その圧力で。
その圧力の下で。
美味しく、美味しく。
炊き上がったご飯。

新しい炊飯器の。
圧力釜の。
類まれな。
その美味しさに。
ますます。
家ご飯が好きになりそうで。
ますます。
家ご飯の種類も増えそうで。

こんな圧力ならいいかなと。
こんな圧力だけだったらいいのにねと(苦笑)。

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2010/07/26 Mon *Oh ! Mick / The Rolling Stones

20100726carol


まったくもって。
敵わないと言うか。
ほんと凄いなと言うか。

感謝してるし。
期待してるし。
頼りにしてるし。

いなかったら。
辞められたら。
匙を投げられたら。

そう考えただけで。
ぞっとする。
考えたくもない。

他のメンバーだけじゃ。
続いてないし。
動き出しそうもないし。
纏まるものも纏まらなそうだし。

『Carol』'70年リリース。
英国での1stアルバム、『The Rolling Stones』と同内容のローリング・ストーンズのフランス盤。
'70年代に入ってフランスのデッカがそれまでのストーンズのアルバムを再発したシリーズの1枚です。
内容に関してはいまさらどうこう言う必要もなく。聴くなら英国オリジナルのモノラル盤ではありますが。
このシリーズはどれもジャケットが綺麗で、ブックレットも丁寧な仕事でなかなかいいんですよね。
『Not Fade Away』とか『Beggars Banquet』とか『Honkey Tonk Women』とかもね。
で、どうですか。このミック・ジャガー、ミック社長のアップは。少々肌荒れが目立ちますが(苦笑)。
やっぱりカッコいいし、いい男だなぁと、悔しいけれど逆立ちしても敵わない、足元にも及びませんね。
自他ともに認めるキース派の自分ですが。やっぱりミックは凄いなと。特に'70年代半ば以降かな。
どう考えたって。ミックがいなかったらストーンズ終わってたし、続いてなかったし、ここまでにはなってないなと。
そりゃぁ、ストーンズのサウンドの核は、肝はキースだけど。ギター弾く以外のこと考えないし、やらないし。
おまけに薬であっちの世界にしょっちゅういっちゃうしじゃね。ミックが社長として牽引せざるを得ないやねと。
キースには絶対に真似できないね。まぁ、そこがキースの魅力で、いいところで、大好きなんだけど。
おっとミックの話でした。ヴォーカリストとしてのミックには時に“黒さ”が足りないかな、なんて思う時もあるけど。
実は敢えて戦略的にそうしてるのかなって感じもあって。このアルバムとか初期のアルバムを聴いてると。
十分に“黒さ”もあればキースに負けず劣らずのブルース・マニアっぽいとこもあって、好きなんです。
それにしても。このジャケット。久し振りにじっくり見たけど。うん、カッコいいね。

まったくもって。
敵わないと言うか。
ほんと凄いなと言うか。

感謝してるし。
期待してるし。
頼りにしてるし。

いなかったら。
辞められたら。
匙を投げられたら。

そう考えただけで。
ぞっとする。
考えたくもない。

他のメンバーだけじゃ。
続いてないし。
動き出しそうもないし。
纏まるものも纏まらなそうだし。

と、言うことで。
何かと気苦労も多いかとは思いますが。
ミック社長あってのストーンズです。
ようやくの感もある、'70年代ストーンズ発掘プロジェクトも好評ですし。
ここはひとつ。
来年あたりですね、他のメンバーのお尻を蹴っ飛ばしてですね。
再び転がり始めるなんて計画をされても宜しいんじゃないかと。
どうかひとつ。
宜しくお願いいたします。
本当にお願いしますよ。
オー、キャロルじゃなくて
オー、ミックってなもんです(笑)。

そうそう言い忘れるところでした。
ミック社長、お誕生日おめでとうございます。
ますますのご活躍を信じております。
それでは!

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2010/07/25 Sun *佇んで / Donnie Fritts

20100725wehaditall


佇んで。
ただここに佇んで。

真夏の日曜日。
なんでもない日曜日。
なにもおこらない日曜日。

時の流れからも。
人の流れからも。
離れて。
隔てて。

街の賑わいからも。
世の蠢きからも。
離れて。
隔てて。

佇んで。
ただここに佇んで。

『Prone To Lean』'74年リリース。
アラバマ出身のシンガー・ソング・ライター、ドニー・フリッツ。
クリス・クリストファーソンのバンド・メンバーとしても知られるドニーの1stアルバム。
'60年代から様々なアーティストへの楽曲提供で、知る人ぞ知る存在だったドニーです。
気心の知れたマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオの名うての面々がバックをつとめたこのアルバムでも。
その手によるメロディがじんわりと心に沁みてきます。素朴と言えば素朴、地味と言えば地味なのですが。
米国南部の熱気や、土埃、吹き抜けていく風まで感じられそうなスワンピーなサウンドをバックに。
ドニーの何と言うか、あまりにヘタウマなヴォーカルを繰り返し聴いていると、じっくりとじんわりと。
世界の儚さ、侘び寂び、悲しくて切なくて、でも少しだけ可笑しくてと。そんななんやかやが思われて。
そんななんやかやが。そんな特別でもなんでもないなんやかやが愛しく思えてきたりもするのです。
揺るいっちゃ緩いんだけど。でもそれでいいんじゃないかと。それだからいいんじゃないかと思えるアルバムです。
「We Had It All」なんて美しくも悲しいラブ・ソングなんて。やっぱり地味だけど珠玉の名曲かなと。
様々なカヴァーがあるみたいですが。あのキース・リチャーズも好きらしく、歌ってたりします。
オフィシャルでは無くて様々なブートレッグで聴くことができますが。キース・ヴァージョンもいいんです。
まぁ、ヘタウマってことで言えばどっちもどっちだからな(苦笑)。しかし流石キース、いいセンスだなと。
で、ドニーですが。このジャケット。この佇みかた。なかなかこうはいかないでしょう。この味は出せないでしょうと。
なんかね。それだけでね。このアルバムが、ドニーが好きになってしまうのです。
今も活動しているドニーですが。このアルバムからの36年間でリリースしたオリジナル・アルバムは3枚だけで。
そのいくらなんでもマイ・ペースに過ぎるだろうってタイム感もですねぇ、好きなんですね。

佇んで。
ただここに佇んで。

真夏の日曜日。
なんでもない日曜日。
なにもおこさなかった日曜日。

時の流れからも。
人の流れからも。
少し逸れたところで。
ただ眺めていた。

街の賑わいからも。
世の蠢きからも。
少し外れたとこから。
ただ伺っていた。

佇んで。
ただここに佇んで。

そんな一日の。
過ごし方が好きだ。
そんな一日を。
過ごせることが幸せだ。

このまま。
佇んだままで。
いつまでも。
それでも構わないんだけどなぁ・・・

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2010/07/24 Sat *アイスクリーム、ユースクリーム / Tony Joe White

20100724icecream


アイスクリームである。

二人とも。
二人揃って。
寒い季節の生まれで。
暑いのは苦手だし。
甘いもの。
冷たいもの。
好きなので。

やっぱり。
アイスクリームを。
あれもいいね。
これもいいねと。
さんざん悩みながら。
さんざん贅沢いいながら。
買ってきて。
こうして食べている。
幸せである。

アイスクリームである。

『Home Made Ice Cream』'73年リリース。
数年前に新譜を出して、来日もしてと健在ぶりを示していたスワンプ・ロッカー、トニー・ジョー・ホワイト。
そのトニー・ジョーが'70年代初期に在籍していたワーナーでの3枚目で、通算では6枚目のアルバム。
トニー・ジョーと言えば渋いヴォーカルとずぶずぶでファンキーでスワンピーなサウンドが魅力なのですが。
トム・ダウドをプロデューサーに迎えてナッシュビルで録音されたこのアルバムは意匠が異なっていて。
まぁ、その渋い歌声は変わらないのですが。サウンドは随分と大人しいと言うかシンプルで。
ホーン・セクションとか、ストリングスとか、コーラス隊とかの派手な装飾は一切無しで。
アコギやドブロ・ギターを中心とした本当にシンプルなサウンドをおそらくは最低限の編成のバンドが奏でてます。
言わばシンガー・ソング・ライターとしてのトニー・ジョーにスポット・ライトを当てたアルバムでしょうか。
このアルバムに収められているナンバーは総てトニー・ジョーによるオリジナルなのですが。
確かにシンプルだからこそ。その歌声と、そしてその楽曲の良さがストレートに伝わってきます。
流石はエルビス・プレスリーやブルック・ベントンのヒット曲の作者だけのことはあります。渋くて味があってね。
こういう歌声、サウンド、メロディー・・・こんなアルバムがある、こんなロッカーがいる。なんか幸せかなと。
タイトル・ナンバーが爽やかでさえあるインストだったりして。そんな意外性もいいかな。
1曲目がまんま、ジャニス・ジョプリンの某ナンバーなのはご愛嬌といったところでしょうか。そっくりです(笑)。
(ジャニスのそのナンバーもアルバムの1曲目だったな・・・)

アイスクリームである。

二人とも。
二人揃って。
夏バテ気味で。
だからこそ熱いものも。
いいけれど。やはり。
甘いもの。
冷たいもの。

やっぱり。
アイスクリームを。
これも美味しいね。
こんな食べ方もいいよねと。
いろんな味のものを。
少しアレンジも加えたりして。
楽しみながら。
こうして食べている。
幸せである。

アイスクリームである。

刺激的である。
その甘さに。
その冷たさに。
そして。
発見した新たな味わいに。
喜んで。
感激して。

アイ・スクリーム(I Scream)で。
ユー・スクリーム(You Scream)で。
幸せである!

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2010/07/23 Fri *王様気分で / Red Warriors

20100723kingsrockandrollshow


どんなもんだいだと。
どうだって。こうだって。
関係ないぜと。
任せておけよと。
迷いはしないし。
お構いなしだぜと。

まぁ。
偶にはね。
今夜一晩だけでもねと。
誰にも負けないぜ。
誰に何も言わせないぜと。
それでどうだと。

王様気分に。
なってみる。
王様気分で。
かましてみせる。

『1988 King's Rock 'N 'Roll Show -Live At Seibu Stadium-』'88年リリース。
レッド・ウォーリアーズの4thアルバムにして初のライブ・アルバム。
タイトル通りに西武球場でのライブで収録されたのですが。
そのライブが行われたのが'88年7月23日、22年前の今日だったりします。
観に行ってたんですよね。そう。このアルバムの歓声の中には俺の叫びも入ってるんだよな(笑)。
しかし。22年前って・・・なんだかついこの間の様な気がしてたんだけどななんてね。
ちょっと事情があって。最近その当時の日々を思い出せる場所や人達との繋がりがまた濃くなってきていて。
ついつい。あの頃はよく聴いていたよなと。レッド・ウォーリアーズのアルバムに針を落とす機会が増えていて。
このアルバムを聴きながら。雨だったよなとか。西武球場遠かったよなとか。あの娘は未だ聴いてるかなとか・・・
まぁ、なんだかんだと思い出されて。感傷に浸って。切なくなったりもして。そうか時は流れてるんだな(苦笑)。
切なさと言えば。俺はダイアモンド☆ユカイの。ユカイの如何にもロックン・ローラーなカッコよさと同時に。
いやそれ以上に。時折垣間見える繊細さや、切ない感じが好きでもあったので。だから。
実は2ndアルバムの『Casino Drive』までが大好きで。3rdアルバムの『King's』からはちょっとなと。
いくらなんでも行き過ぎだろうと。力入り過ぎだろうと。無理し過ぎ、芝居し過ぎだろうと。寂しかったのですが。
でも。そうなんです。それだけ振り切ってしまわないとやってられなかったんだろうなと。やはりそこには。
変わらないユカイがいるんだなと。そう思うと微笑ましくもあって。まぁ、ドラマティック過ぎるのも嫌いじゃないしと。
「King's Rock 'N' Roll」とか「Royal Straight Flash R&R」とか。よう歌うわと笑いながら快哉を叫んでしまうのです。
1枚じゃ物足りないし。編集も雑だし。完全版で・・・今更出るわけはないだろうな。

どんなもんだいだと。
どうだって。こうだって。
関係ないぜと。
指図は受けないぜと。
これしかできないけど。
これで転がり続けるぜと。

まぁ。
偶にはね。
今夜一晩だけでもねと。
誰にでも叫び続けてやるぜと。
誰にも邪魔させないぜと。
それでどうだと。

王様気分に。
なってみる。
王様気分で。
かましてみせる。

そうでなきゃ。
やってられない。
やっていけない。
くたばりゃしないぜと。

だから。
今夜は。
今夜一晩だけは。
さぁ。
ちょっといいワイン頼んで。
ちょっと高級な焼肉食べよう。

王様気分で(笑)。

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2010/07/22 Thu *夢うつつ / The Street Sliders

20100722sleepwalker


寝苦しい。
冷房かけて。
なんとか。
眠りに落ちるけど。
タイマーが切れると。
暑くて。蒸して。

夢うつつ。

半ば目覚めて。
半ば夢の中。
ぼんやり。
ふらふら。
ふわふわ。
くらくら。

夢うつつ。

『夢遊病』'85年リリース。
初のロンドン録音を行ったストリート・スライダーズの4thアルバム。
初めて針を落とした時の違和感を今でもありありと思い出せて。うん。今聴くとそれ程でもありませんが。
当時は随分と洗練されてお洒落になって・・・軽くなったかなと。これはどうなんだろうと。
尖って尖って。グッと腰の落ちたロックン・ロールがスライダーズだよなと思ってたので。ちょっとなぁと。
このアルバムを携えての日比谷野音でのライブが自分にとっては初めてのスライダーズの野音だったのですが。
その時も。前年の渋公でのスライダーズのがカッコ良かったよなと。そんな印象だったりもしました。
(一緒に行った当時のバンド仲間のギタリストは、それ以来ファン辞めちゃったし・・・)
ただ。そうは言いつつも。結構繰り返し聴いてはいて。そうすると。何と言うか。アルバム・タイトル通りの。
ぼんやり。ふらふら。ふわふわ。くらくら。そんな漂う様な浮遊感や虚無感みたいなものに嵌ってしまって。
「Let's Go Down The Street」とか、蘭丸の歌う「天国列車」なんてなかなかいいじゃんって。
そうそう結局は「Time Is Everything To Me」なんてのはカヴァーしたんだったな。ボロボロだったけど(苦笑)。
確かに軽いと言えば軽くて。物足りなくはあるのだけれど。この軽さが次作『天使たち』に繋がっていて。
ポップなスライダーズが弾けたんだなと。尤も最初からスライダーズにはポップな要素はあったと思いますが。
そのポップになったスライダーズもわりと普通に受け止められたのは、このアルバムがあったからなのかな。

霞んでる。
日差しと熱気で。
なにもかも。
汗を拭って。扇子で扇いで。
それでもビルの谷間は。
暑くて。蒸して。

夢うつつ。

半ば目覚めて。
半ば夢の中。
ぼんやり。
ふらふら。
ふわふわ。
くらくら。

夢うつつ。

いい夢も。
いやな夢も。
混じりあって。
寝てても。
起きてても。
いつも。どこでも。
寝てるのか。
起きてるのか。
夢うつつ。

寝ても。
覚めても。
うつつ無し。
なんだか。
一日中。
毎日。
夢遊病。

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