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2010/08/26 Thu *あさっての方向 / The Rolling Stones

20100826betweenthebuttonsfrench


あっちの方を。
あらぬら方を。
あさっての方向を。
いつも。
見ていたらしい。

そういえば。
黒板よりも。
先生の顔よりも。
青空に浮かぶ白い雲とか。
校庭を駆けてく女の娘たちとか。
そんなものばかり。
憶えてるかな。

その頃から。
いや。
たぶん。
その前から。
あっちの方を。
あらぬ方を。
あさっての方向を。
いつも。
見ていたんだな。

『Between The Buttons』'70年リリース。
英国盤の同名アルバムと同内容のローリング・ストーンズのフランス盤。
これもフランスのデッカがそれまでのストーンズのアルバムを再発したシリーズの1枚です。
なぜジャケットがチャーリー?英国盤の裏ジャケットにチャーリーのイラストが使われてたのと関係あるのかな。
それはともかく。このジャケット好きなんですよね。いつもの角度で。実にチャーリーらしくて。
この、あさっての方向を見ながら、飄々とリズムを刻むチャーリーがストーンズの屋台骨を支えているのです。
いつも。一歩引いて。バンドを巡る諸々の喧騒から離れて。我関せずで。黙々と叩き続けてる。
そんな立ち位置を保ってる、チャーリーの存在がやはりストーンズには必要不可欠なのです。当たり前ですが。
英国盤と同一の、所謂ヒット曲を含まない渋い選曲で。これまた所謂ストーンズらしいナンバーも少なくて。
地味な、そして不思議な印象のあるアルバムですが。このなんだかもやもやとして、混沌としているところが。
英国盤リリース当時の、'67年のロンドンの空気をストレートに反映していたのかなとも思われます。
ブリティッシュ・ビートから、フォーク・ロック、サイケ、アートと。その時代の変わり目ならではのアルバムです。
ラグタイム風だったり、ヴォードヴィル風だったり。ストーンズらしくないナンバーが結構楽しかったりします。
といいつつ。やっぱり「Connection」とか「Miss Amanda Jones」と、ロックン・ロール・ナンバーが好きかな!

あっちの方を。
あらぬら方を。
あさっての方向を。
いまも。
見ているらしい。

そういえば。
資料の構成よりも。
会議の内容よりも。
今夜の献立は何にしようかなとか。
今夜はどのレコードに針をおとそうかなとか。
そんなことばかり。
考えてるかな。

あの頃から。
いや。
たぶん。
その前から。
あっちの方を。
あらぬ方を。
あさっての方向を。
いつも。
見ているんだな。

同じ方を。
見てられない。
同じことを。
してられない。
いつも。
違う方。
違うこと。
一人だけ。
そうなんだな。

それでも。
教師にあてられたら。
ちゃんと答えてたし。
それでも。
求められているものには。
なんとか応えてる。
それでも。

あっちの方を。
あらぬら方を。
あさっての方向を。
いつでも。
見ているんだな。
この立ち位置は変えられないんだな。

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