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2010/09/20 Mon *その出会い / The Flying Burrito Bros.

20100920theguildedpalaceofsin_2


その出会い。

交差することも。
なかったかもしれない。
すれ違うだけで。
何もなかったかもしれない。
出会うことなど。
なかったかもしれない。

でも。
なぜか。
出会って。
結びつけられて。
溶け合って。

その出会いが。
あったから。

生まれたもの。
育まれたもの。
消え去らないもの。
刻まれて。
抱きしめて。

いま。
ここに。
いま。
ここで。
こうしてる。

『The Guilded Palace Of Sin』'69年リリース。
バーズを脱退したグラム・パーソンズが結成したフライング・ブリトウ・ブラザーズ(FFB)の1stアルバム。
おそらくはカントリー・ロックの礎にして最高傑作として語り続けていくだろうアルバム。
パーソンズの美学が如何なく発揮され、その世界が余すところなく描かれているアルバム。
カントリーとロック、そしてサザン・ソウル。交差するだけ、すれ違うだけで終わったかもしれないもの。
それを出会わせて、結びつけて、溶け合わせて。今までになかったものをここに生み出しているのです。
自らの求める、奏でるものをコズミック・アメリカン・ミュージックと呼んでいたというパーソンズです。
カントリーにロックの息吹を吹き込んで、新しい時代の風を感じさせ、サザン・ソウルの香りも漂わせています。
危うく脆く、妖しく。そして切ないパーソンズのヴォーカルがそれらを歌う時、唯一無二のものとなっているのです。
その強烈な個性故に、2ndアルバムを最後にFFBも脱退(解雇だったとも)してしまうパーソンズですが。
パーソンズを失ったFBBが平凡なバンドになってしまったことを思うと。やはり、その個性、その美学が。
生んだもの、育んだもの。それは、掛替えのないもの、そして消え去らないものだったんだなと。
そして。そのパーソンズとキース・リチャーズの出会いが生んだもの、育てたものもまた同様であることは。
そのことは、ストーンズの『Exile On Main St.』にしっかりと刻まれているんですよね。

その出会い。

交差することも。
なかったかもしれない。
すれ違うだけで。
何もなかったかもしれない。
出会うことなど。
なかったかもしれない。

でも。
なぜか。
いや。
きっと。
導かれて。
出会って。
結びつけられて。
溶け合って。

その出会いが。
あったから。

生まれたもの。
育まれたもの。
消え去らないもの。
刻まれて。
抱きしめて。

いま。
ここに。
いま。
ここで。
こうしてる。

その出会いが。
あったから。

これからも。
ここに。
これからも。
ここで。
こうしている。

そう。
その出会い。
その結びつき。
その溶け合い。
忘れない。
繋げていく。
渡していく。

だから。
続けているよ。
続けていくよ。

その出会い。

改めて。
感謝して。
手を合わせて。
涙こらえて。
微笑んで。
じゃぁ、またねと。
また会いに来るよと。

竹林の向こう。
その風の中。
その笑顔を。
その声を。
感じながら・・・

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