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2010/10/01 Fri *あの頃僕も・・・ / Eric Clapton

20101001historyofclapton


あの頃。
君は若かった。

久しぶりに。
そう。
もう。
数年ぶりに。
その街を。
訪ねる機会が。
多い日々を過ごしていて。

当然のことだけど。
変化が激しくて。
あまりの変わり様や。
それを受け入れてしまってる。
そんな自分に。
戸惑ったりもする。

そして。
そんな街角に。
ふとした瞬間に。
あの頃の。
景色が。
空気が。
甦って。
その匂いが。
過ぎって。

立ち止まる。
振り返る。

『History Of Eric Clapton』'72年リリース。
ヤードバーズからデレク&ドミノスまでの軌跡を追ったエリック・クラプトンの2枚組ベスト・アルバム。
そのヤードバーズに始まって、ブルース・ブレイカーズ、クリーム、ブラインド・フェイス・・・
デラニー&ボニー&フレンズ、ソロ、そしてデレク&ドミノスと6年間の彷徨いの様が凝縮されています。
彷徨って。このアルバムがリリースされた頃のクラプトンはドラッグ中毒で殆ど隠遁状態だったわけですが。
若くしてギター・ヒーローとなって。やれスロー・ハンドだ、ゴッドだともてはやされて。
弾きまくっていたけれど。次第にスターであることや、メンバーとのエゴのぶつかり合いに疲れ果てて。
自分は結局のところ本物のブルースマンにはなれないんだとの苦悩もどんどん深まって。
なにものかに導かれるかの如くデラニー&ボニーに出会って。米国南部の音楽に安らぎを見出して。
でも、パティへの想いは押さえきれなくなっちゃうし。デュアン・オールマンは夭折してしまうし・・・で引き籠りと。
若かったんですね、クラプトンも。そんななんやかんやがそのギターに、そのサウンドに反映されていて。
ブルース・ロックだったり、ハード・ロックだったり、スワンプ・ロックだったり。揺れに揺れてますが。
その揺れ具合が人間臭くていいんじゃないと。なんだかんだで。この頃までのクラプトンが一番好きかもです。
今のクラプトンも悪くないけど。ちょっと落ち着きすぎちゃったかなぁ・・・

あの頃。
君は若かった。

久しぶりの。
そう。
もう。
数年ぶりの。
その街を。
訪ねる度に。
その日々のそこかしこで。

当然のことだけど。
変化が激しくて。
あまりの変わり様で。
受け入れてしまうことで。
自分の中のなにかを。
見ない様にしようとしてる。

だけど。
そんな街角で。
ふとした瞬間に。
あの頃の。
時間が。
思いが。
甦って。
その匂いが。
過ぎって。

立ち止まる。
振り返る。

あの頃。
僕も若かった。

あの。
熱病に。
罹った様な。
なにかに。
憑かれた様な。
煩くて。
烈しくて。
でも。
甘かった。
優しかった。
あの日々の。
あの匂い。
その。
残り香が。
未だ消え去らない。

彷徨って。
揺れに揺れて。
そんな日々を。
共に過ごした。
あいつらは。
あの娘たちは。
どこにいったのだろう。
どこにいるのだろう。

あの頃。
僕も若かった。

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