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2010/10/17 Sun *授けられしもの / Argent

20101017indeep


もし。
授けられなかったら。
賜わることがなかったら。
もし。

いま。
ここに。
それが。
そのものが。
なかったら。

ここで。
笑っていない。
泣いてもいない。
語ったり。
馬鹿言ったり。
笑いあったり。
出会っていない。
繋がっていない。

そもそも。
ここにいない。
ここまで辿り着いていない。

そんなものが。
確かにある。

『In Deep』'73年リリース。
ゾンビーズのメンバーだったロッド・アージェントを核に結成されたアージェント。
そのロッドのキーボードを中心としたプログレッシブでジャズの香りも漂うサウンドと。
後にヒット・メーカーとして名を馳せるラス・バラードのポップでキャッチーなメロディの共存。
それこそが、アージェントの個性であり魅力で。それが最大限に発揮されたのがこのアルバムかなと。
前作まではわりとゾンビーズの残り香が濃厚で。次作からはロッドのプログレッシブな嗜好が強くなっていて。
ロッドとラス、この2人のバランスが最良の状態になって、ちょうど均衡が保たれたのがこのアルバムだと。
その中でも。アルバム冒頭の「God Gave Rock And Roll To You」、この曲こそがアージェントだと。
ラスによる珠玉のメロディーを、ロッドの壮麗なアレンジが彩った時、畢生の名曲となったのです。
そして。後にキッスによってカヴァーされ。今ではロック・アンセムとなっているのです。
その素晴らしさは。まさにその瞬間に。何かがラスに、ロッドに授けられたのかなと思うほどなのです。
アルバムそのものもいいのですが。やっぱり「God Gave Rock And Roll To You」に尽きるかな。

もし。
授けられたのなら。
賜わったものならば。
もし。

いま。
ここに。
それが。
そのものが。
あることで。

ここで。
笑っていられる。
泣くこともできる。
語る言葉があり。
馬鹿を言えたり。
笑いあえたりできる。
出会いが生まれて。
繋がりが広がって。

そもそも。
ここにいる。
ここまで辿り着いた。
それも。
そのものが。
あるから。

そんなものが。
確かにある。

だから。

もし。
授けられたのなら。
賜わったものならば。
もし。

そのことに感謝しよう。
その幸せを噛み締めよう。

ロックン・ロールが。
ここにある。
ロックン・ロールは。
今夜も。
ここにあるんだ。

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001 British Rock」カテゴリの記事

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今夜のセットリストです。

001. Real Love/John Lennon
002. You've Got To Hide Your Love Away/The Beatles
003. Norwegian Wood/The Beatles
004. I Can't Explain/The Who
005. I'm Not Like Everybody Else/The Kinks
006. Bus Stop/The Hollies
007. I Go To Pieces/Peter And Gordon
008. Yeah Yeah/Georgie Fame
009. Be My Baby/The Ronettes
010. Venus/The Shocking Blue
011. Star Star/The Rolling Stones
012. She's So Cold/the Rolling Stones
013. Detroit Rock City/Kiss
014. Sweet Emotion/Aerosmith
015. Fat Bottomed Girls/Queen
016. It Wouldn't Have Made Any Difference/Todd Rundgren
017. Lucy In The Sky With Diamonds/Elton John
018. Telegram Sam/T.Rex
019. House Of The Rising Sun/Geordie
020. Rockin'(All Nite Long)/Funny
021. Breakfast In America/Supertramp
022. The Rose/Bette Midler
023. Thunderbirds Theme/Barry Gray
024. 遠いふるさとへ/PYG
025. ス・ト・リ・ッ・パ・-/沢田研二
026. 6番目のユ・ウ・ウ・ツ/沢田研二
027. ロックンロール・ウィドウ/山口百恵
028. 横浜いれぶん/木之内みどり
029. 恋のミッドナイト・D.J./山下久美子
030. 銃爪/世良公則&ツイスト
031. 闘牛士/Char
032. ベイビー!逃げるんだ。/RCサクセション
033. い・け・な・いルージュマジック/忌野清志郎+坂本龍一
034. デイ・ドリーム・ビリーバー/ザ・タイマーズ
035. アキユマ(やすらぎ)/コンディション・グリーン
036. If You Can't Rock Me~Get Off Of My Cloud/The Rolling Stones
037. Wild Hoses/The Rolling Stones
038. Something/The Beatles
039. Revolution/The Beatles
040. Surrender/Cheap Trick
041. My Sharona/The Knack
042. The Stranger/Billy Joel
043. More Than A Feeling/Boston
044. Shooting Star/Bad Company
045. Hot Legs/Rod Stewart
046. Fooled Around And Fell In Love/Elvin Bishop
047. In memory Of Elizabeth Reed/The Allman Brothers Band
048. Radio Ga Ga/Queen
049. God Gave Rock And Roll To You/Argent
050. (I Can't Get No) Satisfaction(Flashpoint ver.)/The Rolling Stones

いつものことながら。
'70年代のFMみたいだなと。
やっぱり、中学生から高校生の頃に聴いてたラジオとか、
同じころ友達と貸し借りしてたレコードとか。
そういったものの影響って大きいんですね。

017、019、021、026、027、041、043...なんてナンバーで会話が盛り上がっちゃいました。
マスターも遊びにきてくれた仲間や皆さんも、そして自分も同世代ですからねぇ。
同じナンバーを似た様な空気や風の中で聴いてるし。それぞれの思い入れがあったりするし。
酔っぱらいながら、そんな話をするのがね、好きなんです。

投稿: TAC | 2010-10-20 20:11

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