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2010年10月

2010/10/27 Wed *このまま / Affinity

20101027affinity


このまま。
一気に。
過ぎ去ってしまうのか。
変わってしまうのか。

このまま。
一気に。
なんの断りもなしに。
無かったことになってしまうのか。

おかしい。
どこか。
おかしい。

あの。
透き通る様な。
深まる様な。
輝きを。
静けさを。
感じれらなのか。
触れられないのか。
味わえないのか。

このまま。
一気に。
冬になってしまうのか。

『Affinty』'70年リリース。
キーフによる幻想的で幽玄なジャケットが美しいアフィニティの唯一のアルバム。
紅一点であるリンダ・ホイールの力強く伸びのある歌声と、リントン・ナイーフの感でるオルガンを核に。
ジャズとブルース、そしてトラッドをいい感じに融合させた独自の世界を創りあげています。
熱く激しいサウンドを聴かせながら。どこか端正な佇まいや、どこかへ消えていきそうな透明感もあって。
そこに漂うブリティッシュ・ロックの、英国の香りがまた堪らなかったりするのですが。
ジャケットのイメージもあってか。個人的には空気が透き通り、景色が深みを増す様な。
そんな晩秋に、その日々に針を落としたくなるアルバムなのです。なのですが。だから。
ちゃんと季節が予定通りに移り変わってくれないと困るのです。いきなり飛ばされては困るんだけどなと。
晩秋の一日に。その香りと光を楽しみながら、思いながらリンダの歌声に包まれたいのですからね。
ローラ・ニーロの「Eli's Coming」とかボブ・ディランの「All Along The Watchtower」のカヴァーも素晴らしくて。
(シングルだった「Eli's Coming」はオリジナル盤には含まれていなくて。再発盤のみの収録ですが)
特に「All Along The Watchtower」はあのジミヘンのヴァージョンに勝るとも劣らない程の魅力があります。

このまま。
黙って。
行ってしまうのか。
その座を明け渡してしまうのか。

このまま。
黙って。
なんの挨拶も無いままで。
素通りして去って行ってしまうのか。

おかしい。
どうにも。
おかしい。

あの。
燃える様な。
鮮やかな。
彩りを。
美しさを。
感じれらなのか。
触れられないのか。
愛でられないのか。

このまま。
黙って。
冬になってしまうのか。

このまま。
夏から冬へ。
それは。
ちょっと。
かなり。
おかしいだろう。

晩秋よ。
少し。
頑張ってみないか?

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2010/10/26 Tue *共同戦線 / Hill・Barbata・Ethridge

20101026lagetaway


共に。
手を携えて。
共に。
狙いを定めて。
その獲物を追って。

共に。
頭をひねって。
共に。
知恵を絞って。
その獲物を求めて。

考えるところ。
思うところ。
求めるところ。
それぞれに。
違っていて。
それぞれが。
探ってもいて。

それでも。
同じ獲物であるから。
共に。
戦えればいいねと。
組めればいいねと。
共同戦線。

『L.A. Getaway』'71年リリース。
L.A.のシーンでのセッション活動で名を馳せていたジョエル・スコット・ヒルが。
元タートルズのジョニー・バーバータ、元フライング・ブリトー・ブラザーズのクリス・エスリッジと。
共同戦線を張ったバンド、ヒル・バーバータ・エスリッジの1stにして唯一のアルバム。
ジャケットのヒルの長髪に髭に。アンプの上にはビールにウイスキーに煙草にと。
もうそれだけで期待を持たせてくれるのですが。その期待に違わず。実に熱く、泥臭くと。
もうズブズブの、極上のスワンプ・ロックを聴かせてくれます。特にギター&ヴォーカルのヒル。
実は西海岸出身らしいのですが。いや、嘘でしょうってくらいに。南部の匂い濃厚な歌声だったりします。
その人脈を生かして。レオン・ラッセル、ドクター・ジョン、ブッカー・T、ブラックベリーズも参加していて。
ヒルを中心に。熱く豪快に。そしてちょっと大雑把に(笑)。ゴスペルの如く盛り上がってくれたりもしています。
ワン・ショット契約というか、そもそもセッション的な意味合いも強かった様でラフなサウンドなのですが。
それでいて。カヴァーもオリジナルも。見事にこのバンドの色に、ヒルの色に染め上げられてるなとも感じます。
結構プロダクションはしっかりりていて。ラフなサウンドも計算した狙いだったのかもとか。十分に熱いですけどね。

共に。
網を張って。
共に。
狙いを定めた。
その獲物を追い込んで。

共に。
頭を回転させて。
共に。
知略を尽くして。
その獲物を追い詰めて。

考えるところ。
思うところ。
求めるところ。
それぞれに。
違っていて。
それぞれが。
探ってもいて。

それでも。
同じ獲物であるから。
共に。
戦えればいいねと。
組めればいいねと。
共同戦線。

ラフで。タフで。
でも。
緻密に計算して。
巧みに操って。
共同戦線。

そこに。
熱い思いがあるならば。
それもまた。
無駄にはならない。
面白い。

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2010/10/24 Sun *この夜も / Leon Russell

20101024onibi


今日。
今夜。
この夜。

冷たい雨の。
せいでなく。
慌しかった日々の。
せいでもなく。
それらの。
せいだけでもなく。

遠出もせず。
夜遊びもせず。
ささやかな予定も。
見送った。
そんな。
この夜。

『Will O' The Wisp』'75年リリース。
『鬼火』なる邦題で知られるレオン・ラッセルのシェルターでの最後のアルバム。
レオンと言えば、スワンプ・ロックの親玉であって。その範疇で語られることが多く。
勿論、そのことに異論はなく。南部の香りが濃厚な数々のアルバムが素晴らしいのは言を待たないのですが。
実はその前からTV番組の音楽監督や、数々のヒット曲の裏方としても活躍していたので。
そもそもが。そのソングライターとしての才能はなにもスワンピーなサウンドでなくても発揮されるわけです。
そんなレオンのソングライターとしての、そしてヴォーカリストとしての魅力がストレートに伝わってくるのは。
このアルバムの様にスワンプ・ロックの時代の後に製作されたアルバムだったりするのかもしれません。
特にこのアルバムには「Bluebird」「Lady Blue」とレオンのキャリアのなかでも有数の名曲が収められていて。
そのメロディーの美しさ、そしてレオンの情感のこもった歌声に、ハッと胸を突かれる瞬間があるのです。
決して派手でもなく、声高でもなく。全体としては冷たい雨が静かに降り続ける夜の様な雰囲気なのですが。
タイトル通りに。夜のしじまの向こうから聞こえてくる何か、漂ってくる何かを思わせる、感じさせるアルバムです。

今日も。
今夜も。
この夜も。

降り出した雨の。
せいでなく。
薄い膜の様な疲れの。
せいでもなく。
それらの。
せいだけでもなく。

閉じこもり。
夜遊びする気も。
誘いに乗ってみる気すらも。
起きてこなかった。
そんな。
この夜も。

その夜の。
しじまの。
向こうから。
聞こえてくる。
漂ってくる。
伝わってくる。
誰もの。
誰かの。
気配を。
吐息を。
思いを。
感じてる。

それは。
何故か。
懐かしくて。
温かくて。
優しくて。
故に。
危うくて。

この夜も。
しじまの。
向こうを。
感じてる。
思ってる。

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2010/10/23 Sat *離れていても / Don Nix

20101023gonetoolong


離れていても。

今夜。
・・・に限ったことではないが。
会いたかったり。
話したかったり。
飲みたかったり。
ただ。
気になっていたり。

今夜。
・・・に限ったことではないが。
遠かったり。
都合が合わなかったり。
連絡を忘れてたり。
連絡を忘れられてたり。
そんな。
事情が重なったりもして。

なかなか。
会えなかったりもする。

ただ。
離れていても。
隔たってはいない。
そう。
信じてる。

『Gone Too Long』'76年リリース。
スワンプ・ロッカーとして、ソングライターとして、プロデューサーとして名を馳せたドン・ニックス。
そのドンがマッスル・ショールズやメンフィスだけでなく、イギリスとかフランスにまで足を延ばして。
というか流離って。流離いながら録音したナンバーを集めて発表された4thアルバムです。
元々はマーキーズのメンバーで。その後スタックスでプロデューサーになって。
シェルターに移ってからはソングライターとしても活躍して、自らもシンガーとしてデビューして。
その後もエレクトラ、再びスタックスと移籍しながらアルバムを発表しつつ。一座を率いてレビューを行ったり。
ベック・ボガート&アピスのプロデュースをしたりと。どうにも忙しいというか落ち着かないというか。
そんなドンですから。スタックスからの前作発表後も落ち着くことなく、また流離ってと。
そんな旅の途中、路上で書き上げた、歌い続けたナンバーを。あの甘い声で熱いサウンドに乗せて歌ってますと。
いつもながらの甘く切ないメロディーと、その熱いサウンドと、ゴスペルを思わせるコーラスの相性も抜群で。
遠く、遠く離れているけど。帰ろうと、あの故郷へ帰ろうと頑張ってるんだ・・・なんて歌われると堪りません。
離れていても、信じているんだぞと。隔てったなんかないんだぞと。そんな思いが胸に募ってくるのです。
ほんとう、ドンのアルバムはどれも素晴らしいのですが。悲しいくらいに知る人ぞ知るなんですよね。
このアルバムはジョージ・ハリスンの精神的な導きによって制作されたってクレジットがあって。
ストーンズの「Backstreet Girl」のカヴァーがまた実にスワンプしてていいんですけどね。

離れていても。

いつも。
・・・そんな時ばかりじゃないけど。
会いたかったり。
話したかったり。
飲みたかったり。
ただ。
気になっていたり。

いつも。
・・・そんな気分の時に限って。
遠かったり。
都合が合わなかったり。
連絡を忘れてたり。
連絡を忘れられてたり。
そんな。
事情が重なったりもして。

なかなか。
会えなかったりもする。

ただ。
離れていても。
隔たってはいない。
そう。
信じてる。

いろいろな場面で。
いろいろな時間に。
いろいろな縁で。
出会ったのだから。
いろいろあるから。
いろいろが重ならない時もある。
いろいろが重なる時もある。

だから。
離れていても。
隔たってはいない。
そう。
信じてる。

信じてるんだ。

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2010/10/22 Fri *寸前 / The Rolling Stones

20101022flashpoint


もう。
ギリギリ。
もう。
止められない。
もう。
溢れちゃう。

その。
寸前。
その。
一歩手前。
その。
ギリギリ。

ここで。
擦ったら。
引火して。
爆発して。
崩壊して。

そんなところで。
堪えてる。溜めている。
そんなところで。
楽しんでいる。

『Flashpoint』'91年リリース。
'89年~'90年にかけてのワールド・ツアーで収録されたローリング・ストーンズのライブ・アルバム。
この時のツアーでようやく念願の初来日を果たしたストーンズ。その日本公演からの音源も収録されています。
もうあの来日から20年も経ってしまったのかと。そうなんだと。なんだか懐かしくもありますが。
仕事を放り出して徹夜で並んでとか。朝刊積んだトラック追っかけてとか。大変だったけど楽しかったなと。
東京ドーム10回公演のうち、5回しか観れなかったけど。なんとかかんとか初日のチケットは手に入れて。
もう何日も前から興奮しっぱなしで。まさにフラシュポイント(爆発寸前、一触即発)で。ギリギリで。ドキドキで。
「Continental Drift」が流れてきた瞬間に立ち上がって絶叫してて。「Start Me Up」だぁぁぁぁ・・・
次に記憶があるのは「Midnight Rambler」の間奏でのミックがキースの肩に手をかけてのツー・ショットだったと。
あぁ、世界最強のツー・ショットを観てるんだと。涙が溢れて止まらなかったんだよなと。
このアルバムに針を落とす度に思いだすのです。だから「Midnight Rambler」が入ってないのが残念だなと。
かなりオーヴァーダビングが施されていたり、ミックスが綺麗過ぎて臨場感に欠けたりと。
ライブ・アルバムとしては物足りない面もあるのですが。あの初来日公演の、初日の記憶のお蔭で。
今も。あの引火寸前の、爆発寸前の待ちきれない思いをも呼び起こすことができるアルバムとなったのです。
スタジオ録音の新曲2曲はいらなかったかなとは思いますが。その分「Midnight Rambler」をってね(笑)。

そう。
ギリギリ。
そう。
止めておいたら。
そう。
溢れ出しちゃう。

その。
寸前で。
その。
一歩手前で。
その。
ギリギリのところで。

いま。
擦ってみたい。
引火させて。
爆発させて。
崩壊させて。

そんなところで。
堪えてみる。溜めてみる。
そんなところを。
楽しんでみる。

解ってる。
出会ったら。
触れ合ったら。
間違いなく。
何かに。
火がついて。
爆発する。
何かが。
溢れ出して。
決壊する。

解ってる。
だから。
今しばらくは。
この爆発寸前の。
この一触即発の。
状態を。
思いを。
楽しんでいよう。

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2010/10/21 Thu *捲土重来 / Joe Jackson

20101021looksharp


これは。
もしかして。
ひょっとして。
なにかの縁かも。

これが。
もしかすれば。
ひょっとすれば。
チャンスなのは確かで。

これが。
あの話と似てるのは。
あの場所から届いたのは。
なにか繋がってるかも。

ならば。
注意深く。
慎重に。
でも。
一気呵成に。
ビッシビッシと。
進めよう。

『Look Sharp !』'79年リリース。
ジャケットの鋭さ、カッコ良さが強烈な印象を与えるジョー・ジャクソンの1stアルバム。
初めてこのアルバムを目にした時。あまりのカッコ良さにジャケ買いをしただけでは済まずに。
似た様な靴を探し求めて。なんとかそれらしいのを買って履いてたりもしました(笑)。
それくらい強烈だったのですが。勿論、アルバムそのものも素晴らしくて。針を落とした瞬間にノック・アウト。
シャープなロック・アンド・ロールをビッシビッシと連発できめていて。最初から最後まで総てがカッコ良くて。
粋がって、尖がって。ちょっとひねくれて。その性急さ、その蒼さが。もう堪らなくて。
冒頭の「One More Time」からラストの「Got The Time」まで。こっちも一緒に全力疾走で駆けぬけてました。
そうそう。裏ジャケのジョー・ジャクソンの指を突き立てた写真が悪そうでひねくれてそうでこれまた最高です。
アルバムごとにその音楽性を大きく変えていったジョーですが。どうもこのアルバム以外はしっくりこなくて。
いや、このアルバムがあまりに自分にはピッタリ合いすぎていたんだな。その後は疎遠になってしまって。
なんたって。ロックは嫌いだなんて発言までしてましたからね。失望のあまり、このアルバムも手放して。
随分長い間忘れてたんですけどね。先日ふとした切っ掛けでどうしても聴きたくなって。我慢できなくなって。
探して探して。手に入れて。もう針を落とした瞬間にやっぱりカッコいいな、最高だなと。
まぁ、ジョーと違って。こっちは未だに粋がって、尖がって、ひねくれて、蒼いままだからかもですけどね。

これが。
もしかして。
ひょっとして。
なにかの縁なら。

これは。
もしかじゃなくて。
ひょっとすればじゃなくて。
チャンスは確実にものにしよう。

これが。
あの話と似てるのも。
あの場所から届いたのも。
千載一遇にしてしまおう。

ならば。
注視して。
巧妙に。
でも。
一気呵成に。
ビッシビッシと。
決めてしまおう。

まだまだ。
こっちは。
俺たちは。
折れてなくて。
粋がって。
尖がって。
蒼いままで。

だからこそ。
ここで。
逃さないで。
もう一度。
捲土重来。

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2010/10/20 Wed *蜂の一刺し / The Police

20101020reggattadeblanc


チクッとね。

一瞬でいい。
その一撃が。
誰かの。
胸に。心に。
刺さったらいいなと。

おっ。
いいじゃん。
面白いじゃん。
あれっ。
なんだっけ。
なになになんですかって。

そんなふうに。
少しでも。
感じてくれたら。
動いてくれたら。
それだけで。
いいんだよなと。

『Reggatta De Blanc』'79年リリース。
ホワイト・レゲエを意味するタイトルを冠せられたポリスの2ndアルバム。
実はそのキャリアも年齢も。当時隆盛を極めていたパンク・ロック勢とはかけ離れていたポリス。
パンクの意匠を纏ってシーンに現れたのは勿論共感もあったものの多分に戦略的であったと。
今では周知のことで。メンバー自身も当時はわざと下手くそに演奏してたんだとか言ってたりもしますが。
それは兎も角。ポリス、そしてこのアルバムが与えてくれた刺激、衝撃は忘れがたいものがあります。
そのエネルギー、スピード、怒りの表情はパンクでありながら。それだけに止まらないリズム、ビート。
なんだろう。なんだかわからないけど。なにか違うよなと。それが刺激的で。それにやられて。
それがレゲエのリズムだったと。レゲエとロックの絶妙に融合したリズム、ビートだったんだと。
後に解って。凄いなと。そして。それはポリスだから、あのメンバーだからできたんだなと。
スティング、スチュアート・コープランド、アンディ・サマーズのキャリアに裏打ちされたテクニック故だったんだなと。
そして。だからこそこのアルバムはパンクの範疇を越えて、今でも輝き続けているんだなと。
解散後の、妙に訳知り顔で歌うようになった(?)スティングに対する興味は無くなってしまったのですが。
今でもこのアルバムの刺す様な、チクッとくる様な尖がっていたスティングはカッコいいなと思います。

チクッとね。

一瞬でいい。
その一撃が。
誰かの。
胸を。心を。
揺さぶれたらいいなと。

おっ。
いいじゃん。
面白いじゃん。
あれっ。
こうくるんだ。
こんなのもありなんだなぁって。

そんなふうに。
少しでも。
受け止めてもらえたら。
反応してもらえたら。
それだけで。
いいんだよなと。

チクッとね。
蜂の一刺し。

今夜も。
少しは。
刺さっただろうか。
揺さぶれただろうか。

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2010/10/19 Tue *予算は如何ほど? / The Kinks

20101019lowbudget


予算は如何ほど?

はいはい。
なるほど。なるほど。
それは対応しないとですね。
期限はいつまでですか?
それは結構タイトですね。

はいはい。
なるほどなるほど。
それもできればいいなと。
できれば、でいいんですか?
それも必須なんですね。

いや。
大丈夫ですよ。
できると思いますよ。
いや、できますよ。
この世界、できるっちゃできるんですよ。
ただし。

予算は如何ほど?

『Low Budget』'79年リリース。
なんだかアン・ルイスみたいな(?)ジャケットがらしくないキンクスのアリスタでの3枚目のアルバム。
アリスタ移籍以降はソリッドでハードなロックン・ロールに回帰して全米ではセールスも上々で。
にも関わらず。短期間、低予算でのレコーディングだったらしく。なんでも1週間で録音されたんだとか。
それに対する皮肉を込めたタイトルとジャケットなのかななんて勘繰ったり。レイ・デイヴィスですからね。
アリスタ時代のキンクスはあまりにシンプルでハード過ぎるだろうと。あまり評判はよろしく無いようですが。
いや、このロックン・ロール・バンドしてるキンクスも悪くは無いだろうと。結構好きなんですよね。
このアルバムに伴ってのツアーで収録された2枚組ライブ・アルバム『One For The Road』の充実ぶり。
そこに当時のキンクスのライブの素晴らしさが表れているのですが。その中核をなしていたのが。
実に6曲も収められているこのアルバムからのナンバーで。如何にもライブ映えする感じになっていて。
そのシンプルでストレートで。ビッシビッシくる辺りは同時期のストーンズの『Some Girls』にも通じてたりして。
これはキンクスの、レイのパンクへの回答なんて側面もあったのかもとかも思ってしまいます。
そう。短期間でも。低予算でも。気合と根性と魂とセンスがあればご機嫌なロックン・ロールはやれるのです。

予算は如何ほど?

はいはい。
なるほど。なるほど。
それだけで。その金額で。
対応できないかと?間に合わないかと?
それは結構ハードですね。

はいはい。
なるほどなるほど。
それだけしか。出せないけれど。
あれも譲れないし。これも外せないと?
それは変わらないんですね。

いや。
大丈夫ですよ。
できると思いますよ。
いや、できますよ。
この世界、できるっちゃできるんですよ。
ただし。

予算は如何ほど?

いや。
考えるし。
工夫はするし。
いろいろ手はうちますけどね。
予算が予算だってこと。
憶えておきましょうね。
ものには限度とかね。
それなりにってね。

気合と根性と。
魂とセンスがあっても。
超えられないものはあるからなぁ。

こいつはさ。
ロックン・ロールをやるのとはわけが違うんだよねぇ・・・

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2010/10/17 Sun *授けられしもの / Argent

20101017indeep


もし。
授けられなかったら。
賜わることがなかったら。
もし。

いま。
ここに。
それが。
そのものが。
なかったら。

ここで。
笑っていない。
泣いてもいない。
語ったり。
馬鹿言ったり。
笑いあったり。
出会っていない。
繋がっていない。

そもそも。
ここにいない。
ここまで辿り着いていない。

そんなものが。
確かにある。

『In Deep』'73年リリース。
ゾンビーズのメンバーだったロッド・アージェントを核に結成されたアージェント。
そのロッドのキーボードを中心としたプログレッシブでジャズの香りも漂うサウンドと。
後にヒット・メーカーとして名を馳せるラス・バラードのポップでキャッチーなメロディの共存。
それこそが、アージェントの個性であり魅力で。それが最大限に発揮されたのがこのアルバムかなと。
前作まではわりとゾンビーズの残り香が濃厚で。次作からはロッドのプログレッシブな嗜好が強くなっていて。
ロッドとラス、この2人のバランスが最良の状態になって、ちょうど均衡が保たれたのがこのアルバムだと。
その中でも。アルバム冒頭の「God Gave Rock And Roll To You」、この曲こそがアージェントだと。
ラスによる珠玉のメロディーを、ロッドの壮麗なアレンジが彩った時、畢生の名曲となったのです。
そして。後にキッスによってカヴァーされ。今ではロック・アンセムとなっているのです。
その素晴らしさは。まさにその瞬間に。何かがラスに、ロッドに授けられたのかなと思うほどなのです。
アルバムそのものもいいのですが。やっぱり「God Gave Rock And Roll To You」に尽きるかな。

もし。
授けられたのなら。
賜わったものならば。
もし。

いま。
ここに。
それが。
そのものが。
あることで。

ここで。
笑っていられる。
泣くこともできる。
語る言葉があり。
馬鹿を言えたり。
笑いあえたりできる。
出会いが生まれて。
繋がりが広がって。

そもそも。
ここにいる。
ここまで辿り着いた。
それも。
そのものが。
あるから。

そんなものが。
確かにある。

だから。

もし。
授けられたのなら。
賜わったものならば。
もし。

そのことに感謝しよう。
その幸せを噛み締めよう。

ロックン・ロールが。
ここにある。
ロックン・ロールは。
今夜も。
ここにあるんだ。

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2010/10/16 Sat *スッキリしない / The Who

20101016directhits


スッキリしない。
結果云々じゃなくて。
どうにも。こうにも。
スッキリしない。

やっぱり。
ダイレクトに。
外野のフェンスを直撃する様な。
誰がどう見たってヒットだろうって。
そういった。
結果も経過もハッキリしてるほうが。
スッキリするだろう。

ことに。
勝負事なのだから。
誰が勝ったのか。誰が負けたのか。
誰が一位で。誰が一位になれなかったのか。
ハッキリしてなきゃ駄目だろう。
なのに。
その経過や結果がスッキリしないかもしれないなんて。

ダイレクトに。
スッキリさせてくれないか。

『Direct Hits』'68年リリース。
いかにも時代を感じさせるポップ・アート的なジャケットが印象的なザ・フーのベスト・アルバム。
英国では初めてのベスト・アルバムで契約関係で「My Genration」などは収められていないものの。
『Tommy』発表前のシングルA面のナンバーが7曲収められていて初期のフーの軌跡が凝縮されていると。
尤も。シングルだけがフーの魅力ではないので、当たり前ですがオリジナル・アルバムを聴くべきですけどね。
でも当時としてはこのアルバムに初めて収められたシングル・ナンバーが多くて重宝したのでないかと思います。
そのうちの1曲がストーンズを支援してカヴァーした「The Last Time」だったりします。これもカッコいいんだな。
で、フーってのは捨て曲や駄作が無いので。このアルバムでもどのナンバーも、そりゃそうだよねっていう。
ご機嫌で、カッコ良くてね。アルバム・タイトル通りにフーの魅力にダイレクトにやられるってもんなのです。
「I'm A Boy」「Pictures Of Lily」「I Can See For Miles」「Substitute」「Happy Jack」ですからね。
もう至極明快で。ダイレクトで。ハッキリ、スッキリで。いやぁ、気持ちがいいってもんです。これでいいんです。

スッキリしない。
結果云々じゃなくて。
どうにも。こうにも。
スッキリしない。

やっぱり。
ダイレクトに。
シーズン通して一番勝率の高かった。
そのリーグを制したチームが出るべきだろう。
そういった。
結果も経過もハッキリしてるほうが。
スッキリするだろう。

ことに。
勝負事なのだから。
勝てなかったのに。制することができなかったのに。
二位でも。三位でも。負けたのに。
訳の解らない敗者復活で6勝すればいいって。
ハッキリしてないだろう。駄目だろう。
ほんとうに。
その経過や結果がスッキリしてなくてもいいのかよ。

ダイレクトに。
スッキリさせてくれないか。

ペナントレースはなんだったんだ。
リーグ優勝ってなんなんだ。
ペナントを制した、優勝したチーム同士が。
戦って、争うのが。日本一を決めるのが。
日本シリーズじゃないのか。
リーグを制することができなかったのに。
訳の解らない短期決戦に勝ったら。
日本シリーズに出れるって。
それで万が一、日本一になっても。
それが本当の日本一なんだろうか。
ペナントレースで負けてるんだぜ。

スッキリしない。
クライマックス・シリーズなんてなくていい。

まぁね。
この時期になっても。
虎さんの、阪神の試合を観れるのは嬉しいけどさ。

でもね、スッキリしない・・・よなぁ。

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2010/10/15 Fri *訊くんじゃないよ / Graham Parker And The Rumour

20101015howlinwind


これで何回目かな。

あの時とあの時と。
それで今回だから。
都合三回目ってことか。

毎回毎回。
同じことの繰り返しで。
またやっちまったかと。
だからこうなる前にと。
まぁ、その度に思うんだけど。

思うんだけど。
すぐに忘れてしまって。
見直したりとか。
注意したりとか。
しないから。
同じことの繰り返しになるんだな。

そこまで分かってて。
なぜなおさない?なぜそうしない?

そんなこと。
訊くんじゃないよ。

『Howlin Wind』'76年リリース。
熱く力強く歌心のあるグラハム・パーカー、腕利きのつわものが集まったルーモアを率いての1stアルバム。
パブ・ロック・シーンが生んだ最高のR&Bシンガーともいえるパーカーのヴォーカルはどこまでも激しくて。
そんなパーカーを落ち着いたオーソドックスな演奏で懐深く支えるルーモアがまた実にいい具合で相性も良くて。
その幸福な出会いが生んだものがいかに充実していたか、光り輝いていたかがよく解るのです。
確かに決して先鋭的でもなく、突っ走るものでもなく。言わば古典的とも言えるR&BやR&Rをやっている。
でも、そのR&BやR&Rに魂込めて、血を通わせることができる、そのことがどれほど素晴らしいことかと。
パーカーの歌声には聴く者の胸ぐらを掴んで迫ってくる迫力と、胸の奥まで沁み込んでくる優しさと。
そのどちらもが何の違和感もなく同居していて。時に鼓舞され、時に慰撫されてしまうのです。
「White Honey」「Gypsy Blood」「Back To Schooldays」「Soul Shoes」と収められているナンバーも名曲揃いで。
中でもやはり、「Don't Ask Me Questions」が。このレゲエ・ビートで奏でられるナンバーが強烈で。
そのビートに乗せて、ひたすら繰り返されるパーカーの叫びに、心震わされて、体動かされるのです。
その切迫感と、どうしようもない苛立ちと、負けてたまるかという意思。それが胸を熱くするのです。好きなんです。

これで何回目かな。

あの時とあの時と。
それで今回だから。
都合三回目ってことか。

毎回毎回。
同じことの繰り返しで。
またやっちまったかと。
こんどこそ駄目かなと。
まぁ、その度に観念するんだけど。

観念するんだけど。
今回もなぜか助かってしまって。
よかったなと。
なんとかなるんだなと。
なっちゃうから。
同じことの繰り返しになるんだな。

そこまで分かってて。
なぜなおさない?なぜそうしない?

そんなこと。
訊くんじゃないよ。

反省とか。
後悔とか。
縁がないんだから。
三歩歩いたら。
忘れちゃうんだから。
訊くんじゃないよ。

て、言い訳してきたんだけど。
最近は本当に。
三歩歩いたら。
忘れちゃうんだよなぁ・・・

だから。
訊くんじゃないよ。
勘弁してよ(苦笑)。

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2010/10/14 Thu *こんな手、そんな手、どんな手でも / Dr.Feelgood

20101014brilleaux


なんで。
どうして。
なぜ。
どうしたら。

何の理由も無く。
ファイルが開けない。
そんな馬鹿な。
何も特別なことしてないし。
何も間違ったことしてないし。

そんな目で見られても。
そんなこと言われても。
俺にだってわかるかよ。
俺が一番知りたいよと。
ふくれてみたくもなるが。
ふて腐れてみたくもなるが。

時間がない。
なんとしてでも。
復旧させなければ。
さてさて。
こんな手。
そんな手。
どんな手でも。
使える手は何でも使おう。

『Brilleaux』'86年リリース。
スティッフでの1枚目、通算では14枚目となるドクター・フィールグッドのアルバム。
リー・ブリロー以外のオリジナル・メンバーは既に去って。ギタリストは4代目のゴードン・ラッセル。
一般的にはあまり話題にもならず、評価も低いこの頃のドクター・フィールグッドですが。
そこはしたたかでしぶといブリローです。かって金銭的に支援していたらしいスティッフに移籍して。
心機一転とばかりに、いつも通りのドクター・フィールグッド、ブリロー節を聴かせています(笑)。
そう結局のところ、ブリローがあの濁声で歌って、ハープを吹けば。それでいい、それしかできないってことで。
ただ、それをやる為には。ビートの聴いたタイトなサウンドでR&Bやブルースに根ざしたロックをやる為には。
どんな手でも使うぞという根性、使える手は何でも使ってしまおうという根性は並大抵では無くて。
そう簡単には諦めない。メンバーだって探すし、レコード契約だって取るし、何でもやるぞって。
そんなブリローのパブ・ロック魂、芸人魂こそが実はドクター・フィールグッドだったのかとも思うのです。
まぁ、確かにウィルコ・ジョンソンやジッピー・メイヨーがいた時代のアルバムの方がカッコいいんだけど。
「Play Dirty」なんてナンバーを決められちゃうと。まぁ、ブリローがいればいいかなって思ってしまうのです。
だから。ブリローのいない今のドクター・フィールグッドはさすがに違うだろうと思うのです。

なんで。
どうして。
なぜ。
どうしたら。

何の前触れも無く。
開けなくなったファイル。
そんな馬鹿な。
ウィルスにも感染してないし。
ファイルが破損してるわけでもないし。

なんかしたんじゃないかって。
なんか間違えたんじゃないかって。
俺はなんにもしてないよと。
俺が一番頭にきてるんだよと。
ふくれてみたくもなるが。
ふて腐れてみたくもなるが。

時間までに。
なんとしてでも。
復旧させてやろう。
さてさて。
こんな手。
そんな手。
どんな手でも。
使える手は何でも使おう。

ファイル名を変えてみる。
拡張子を変えてみる。
元ネタのファイルからもう一度。
変換してみる。張り替えてみる。
ログアウトして。シャットダウンして。
もう一度やってみる。
こんな手。そんな手。どんな手でも。
ちょっといけない手も試してみる。
・・・
無反応。
諦めるわけにはいかないけれど。
えっ。なんだって?
バグ?バグなの?バグっ!!

だったら。
最後の手は。
もう一度。
最初から作り直し・・・
どんな手も使うけど。
この手だけは。
この手を使う破目だけには。
陥りたくなかったなぁ(苦笑)。

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2010/10/12 Tue *めんたい / サンハウス

20101012uchoten


美味い。
旨い。
もう。
とにかく。
美味い。
旨い。

その土地にしか。
その街にしか。
ないものがある。
生まれないものがある。
育たないものがある。

いくら。
世の中が変わって。
どこでも。いつでも。
同じものが。
手に入るようになったって。
そう言うけれど。

その土地の。
その街の。
空気とか。
風土とか。
思いとか。
やっぱり違うんだよなと。

なので。
ちゃんと。
その土地で。その街で。
訊いて。教えてもらって。
その土地で。その街で。
手に入れたものは。
格別なんだよなと。

それにしても。

美味い。
旨い。
もう。
とにかく。
美味い。
旨い。

『有頂天』'75年リリース。
元祖めんたいロック、サンハウスの1stアルバム。
元祖どころか。サンハウスがいなかったら。めんたいロックは生まれることは無かったかも。
とんでもない影響力があったんだろうなと。シーナ&ザ・ロケッツから遡った後追い組としては想像するしかなく。
それにしても。'75年にこれですかいと。ブルースでありながらビート・ロックでもあって。
古かったんだか、新しかったんだか。パブ・ロックやパンクにも通じるからその点では新しかったのか。
なんだか録音があまり良くなくて。そこには時代を感じるけど。サウンドそのものはちっとも古びてないし。
このリズム、このいやらしいまでの粘り気・・・それでいて醒めているクールさもあって。これは堪らないなと。
鮎川誠、誠ちゃんのギターと柴山俊之、菊のヴォーカル。この2人が組んだ時のドライブ感と迫力。
それはやっぱり奇跡だよなと。よくぞまぁ、出会ってくれたもんだと思うしかなく、その様が羨ましくもあったりして。
全然、足元にも及ばなかったけど。まぁ、その昔バンドなぞを少しはやってて。歌ってたりしてて。
その頃は、菊のヴォーカルとその詩に、そのセンスに滅茶苦茶憧れて影響されまくってたので。
今でもサンハウスを聴くと。胸がざわついて血が騒いだりするんだな。「レモンティー」が唯一の十八番だったし。
「キングスネークブルース」「風よ吹け」「ロックンロールの真最中」「ミルクのみ人形」「スーツケースブルース」・・・
どれも最高で、ご機嫌で。好きなので。いや、本当に好きなので。ならば叶うことならばと。
いつか。サンハウスが生まれた、育った街で。その空気や風土や思いの中で聴いてみたいな、観てみたいなと。
たぶん、それは格別だろうなと。やっぱりライブはそのバンドが生まれたところで観るのが一番だろうなと。

美味い。
旨い。
もう。
とにかく。
美味い。
旨い。

その土地にしか。
その街にしか。
ないものがある。
生まれないものがある。
育たないものがある。

いくら。
世の中が変わって。
どこでも。いつでも。
同じものが。
手に入るようになったって。
そう言うけれど。

その土地の。
その街の。
空気とか。
風土とか。
思いとか。
やっぱり違うんだよなと。

なので。
ちゃんと。
その土地で。その街で。
訊いて。教えてもらって。
その土地で。その街で。
手に入れたものは。
格別なんだよなと。

それにしても。

美味い。
旨い。
もう。
とにかく。
美味い。
旨い。

今回。
買って帰ってきた。
このめんたいは。
この辛子明太子は。
一味も二味も違って。
格別で。
ほんと。
毎日食べても美味い、旨い。
これだけで他のおかずはいらない。
やっぱりねぇ。
その土地で。その街で。
手に入れないと駄目なんだよね。

それにしても。

美味い。
旨い。
もう。
とにかく。
美味い。
旨い。

そこらの。
デパートやスーパーには無くて。
それがいいんだけど。
通販はあるらしく。
主義には反するだけど。
これだけ。
美味いと、旨いと。
その土地で。その街で。
作られて送ってくるんだから。
いいんじゃないかと。
既にその気になっていたりするのです(笑)。
だって、本当に・・・

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2010/10/11 Mon *緊急警報 / コンデイション・グリーン

20101011conditiongreen


緊急警報。

サイレンが鳴り響く。
ランプが点滅を繰り返す。
危険。危険。
接近中。接近中。
警報が。
緊急警報が発令された。

危ない。
危ない。
もうこれ以上。
近づかないほうがいい。
深入りしないほうがいい。
惹きつけられて。
魅せられて。
離れられなくなる。
帰れなくなる。

だから。

緊急警報。

心の中で。
緊急警報が発令された。

『Life Of Change』'78年リリース。
沖縄出身のハード・ロック・バンド、コンディション・グリーンの1stアルバム。
同じ沖縄出身の紫は今でも偶にその名前を目にしたり耳にしたりしますが。
コンディション・グリーンはねぇ、もうすっかり忘れ去られてしまったかの様でありますが。
凄かったんだよなぁ、カッコ良かったんだよなぁと。正直、久しぶりに針を落として改めてそう思ったのですが。
当時も決してメジャーで騒がれたバンドではなかったのですが。たまたま目にしたロック雑誌がプッシュしていて。
そのグラビアが強烈で。鶏を殺したり、蛇(ハブ?)を食いちぎってたり・・・これだけじゃゲテモノだけど。
ギターのシンキがヴォーカルのカッチャンに肩車されてギターを弾きまくってるのがカッコ良くて。
(そうそう。だから猪木と清志郎の肩車を観た時に、あっ、コンディション・グリーンだって思ったのでした・・・)
音を聴く前から。なんだかその危うさ、妖しさ、カッコ良さに惹きつけられて、魅せられて。
やばいんじゃないかと思いつつも。アルバム買ってみたら、もうこれが。ハードでヘヴィーでファンキーで。
ごちゃまぜで訳わかんないけど、脳天ぶん殴られましたってくらいの衝撃を受けたのでした。
特にシンキのギター。ブルースがベースだと思いますが、ファンキーでもあって。半端なくエモーショナルで。
ちょっと制御不能になってしまいそうなところも含めて、あのトミー・ボーリンのソロ・アルバムを思いだしたりも。
唯一のインストは何故か演歌ぽかったりもしますが・・・そのギターにはCharに通ずるものもあるかも。
とにかく。もし聴いたことが無ければ一聴をお勧めします。危うく、妖しく、カッコ良く、艶っぽくてご機嫌です。
アナログはとっくに廃盤だし。随分前に奇跡的にCD化されてたみたいだけどそれも入手困難らしいです。
この米軍の緊急警報から名づけられたらしいバンドのアルバムが置いてあるロック・バーは信用していいです。
そんな素晴らしい店があるのかって?少なくとも一軒知ってますけどね。いいお店ですよぉ!

緊急警報。

サイレンが鳴り響く。
ランプが点滅を繰り返す。
危険。危険。
接近中。接近中。
警報が。
緊急警報が発令された。

危ない。
危ない。
もうこれ以上。
近づかないほうがいい。
深入りしないほうがいい。
惹きつけられて。
魅せられて。
離れられなくなる。
帰れなくなる。

だから。

緊急警報。

心の中で。
緊急警報が発令された。

好きなものは好きで。
好きなら好きで大好きで。
ずっと好きで。もっと好きで。
その矜持。その拘り。その頑なさ。
似てるんだな。
あの人と。そして・・・

だから。
好きで。
危うさに。
妖しさに。
カッコ良さに。
惹きつけられて。
魅せられて。
離れられなくなる。
帰れなくなる。

だから。

緊急警報。

心の中で。
緊急警報が発令された。
緊急警報を発令した。
緊急警報を発令せざるを得なかった。

だってさぁ。
海を越えては。
毎晩通えないじゃん・・・

また。
いつか。
必ず。
その扉を開けようっと!

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2010/10/10 Sun *毎日 僕 眠れない・・・ / 沢田研二

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毎日。
眠れない。

正確には。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない。

日々。
いろいろ起きるし。
いろいろ考えるし。
いろいろままならないし。

だからこそ。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない。

まして。
週末。連休。
日常を離れて。
ちょっと遠くまで。
空を飛んで。
海を越えて。
ここまで。
来たんだ。

そうさ。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない。
楽しくて。
嬉しくて。
眠ってる暇なんかありゃしない。

『ローヤル・ストレート・フラッシュ3』'84年リリース。
沢田研二、ジュリーのベスト・アルバム・シリーズ、ローヤル・ストレート・フラッシュの第3弾。
『ローヤル・ストレート・フラッシュ2』リリース後に発表されたシングルA面の7曲を収録して。
その『~2』にも収録されていた「ス・ト・リ・ッ・パ・-」と「TOKIO」を再度収録。
更に『ローヤル・ストレート・フラッシュ』からも「サムライ」と「勝手にしやがれ」を再度収録して。
そして何故か懐かしい、「あなたへの愛」でしめくくられています。選曲に苦労の跡がと言うか無理があるかも。
リリースされたのが3月なので「どん底」までしか収録されてなくて。もしこれがあと半年待ってであれば。
「渡り鳥はぐれ鳥」も、「AMAPOLA」もと。ポリドール時代最後のシングルA面2曲も収録できたのでしょうが。
翌年にはナベプロから独立してレコード会社も移籍してますからね。そのあたりの契約の事情もあったのかな。
そんな選曲的な疑問はありつつも。相変わらずジュリーのヒット曲がこれだけ並ぶと壮観で痛快ではあります。
「麗人」も「お前にチェックイン」も「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」も。華やかで妖しくてカッコ良くて、大好きなんです。
「晴れのちBLUE BOY」「きめてやる今夜」「どん底」の頃にはセールス的には下降線を辿ってたけれど。
どの曲も好きだったので。なんで売れなくなったんだろうって不思議に思ったものでした。カッコ良いんだけどなぁ。
ジュリーの華やかさ、妖しさ、カッコ良さ。煌びやかな様は自分にとっては憧れの非日常的世界の象徴でした。
今夜のライブでも、「ス・ト・リ・ッ・パ・-」「お前にチェックイン」「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」なんてのが聴けて。
大喜びで一緒に歌いながら、相変わらずジュリーに憧れてる自分を自覚したりするのでした(笑)。

毎日。
眠れない。

正確には。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない。

いろいろ起きる。
いろいろ考える。
いろいろままならない。
日々そんなもの。

だからこそ。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない。

まして。
週末。連休。
日常を離れて。
思い続けた街へ。
空を飛んで。
海を越えて。
会いに。
来たんだ。

そうさ。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない。
楽しくて。
嬉しくて。
眠ってる暇なんかありゃしない。

憧れの人を追いかけて。
相方と二人。
空を飛んで。
海を越えて。
ご機嫌なライブを楽しんで。
美味しいものもいっぱい食べて。
久しぶりに再会した。
大切な人と。
飲んで笑って。
新しい素敵な出会いもあって。
夜を明かして。

毎日。
僕。
眠れない。
眠りたくない。
眠ってなんかいられない!

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2010/10/09 Sat *拝啓 / Original Soundtrack

20101009imagineost


拝啓。

いつも。
命日にばかり。
語りかけてる気がして。
そうだよなと。

偶には。
あなたの。
誕生日に。
語りかけてもいいよなと。
そんな気もして。

詮無いことだけど。
どんな70歳になってたんだろうと。
失われてしまった30年。
その30年で。
何を歌ってくれただろうか。
何を語ってくれただろうか。
何を示してくれただろうか。

どうやって。
背中を蹴飛ばしてくれただろうか。

『Imagine』'88年リリース。
同年に公開されたジョン・レノンの自伝的ドキュメンタリー映画の2枚組サウンドトラック・アルバム。
今でも。この映画のことはよく覚えていて。今ほど様々な映像や情報が氾濫してなかった時代だから。
この映画で初めて目にした映像や、初めて知った事実が多くて。そしてなによりも。
そうか、こんなジョンの映画が作られちゃったんだ。やっぱり、ジョンはもういないんだなって。
そのことを。それは当然のことではあったのだけれど。その事実を目の前に突き付けられた気がして。
改めてとんでもない喪失感を味あわされたのだけど。あの頃は未だ10年経ってなかったんだなと。
それがもう30年。生きていれば今日はジョンの70歳の誕生日だなんて。そうなんだなと。
想像もできないけど。どうだったんだろうな。ジョン、70歳になった気分は?って空に向かって訊いたりしてね。
アルバムとしては、ビートルズからソロまで21曲収録されていて。入門編としては便利ってことなのかな。
でも、ジョンに対して入門編もなにも無いよな。ちゃんとオリジナル・アルバムも聴けよなって。
そりゃ、俺だってこのアルバムも含めてジョンの編集アルバムやベスト・アルバムはいろいろ持ってるけどさ。
それはシングル盤でしか発売されてなかった曲をまとめて聴きたいとかさ、そういうこともあるからで。
間違っても、このアルバム、この手のアルバムだけで済ますなよなと。それだけは言っておきたいかな。
だいたい。まぁ、映画の狙いもあったかもしれないけど。このアルバムの選曲は“きれい”過ぎるかなと思うし。
ただ、「Real Love」だけは。このアルバムでしか聴けない。このジョンのデモ・ヴァージョンが好きだけど。
後年、他のメンバーが手を加えたビートルズ・ヴァージョンよりも全然いいなと、ほんとうにそう思うけれど。
(尤も。このデモは「Boys And Girls」と呼ぶべきもので。「Real Love」ってのはそれを改作したものらしいけどね)

拝啓。

いつも。
幾つで亡くなったのか。
そればかりが心に刺さってた。
そうなんだ。

だから。
あなたの。
年齢を越えてまで。
生きるなんて考えもしなかった。
生きられるとも思ってなかった。
そうなんだ。

あなたでさえ。
40年。
自分が。
それを越えてくなんて。
その先までいくなんて。
そうなっても。
なにもないんじゃないかと。
なにもできないんじゃないかと。
そうだったんだ。

そして。
越えてしまった。
いまも。

詮無いことだけど。
どんな70歳になってたんだろうと。
失われてしまった30年。
その30年で。
何を歌ってくれただろうか。
何を語ってくれただろうか。
何を示してくれただろうか。

どうやって。
背中を蹴飛ばしてくれただろうか。

そんなことを。
考える。
そんなことを。
思ってる。
そんなことを。
訪ねてる。

でも。
まぁ。
たぶん。
それなりに。
なんとか。かんとか。
越えてからも。
生きている。
転がってる。
なにもなくはなく。
なにもできなくはなく。
ささやかだけど。
楽しい時間があって。
大切な人たちもいて。

だから。
まぁ。
40歳を過ぎて。
50歳、60歳、70歳・・・
なんてのも。
なんとかなるかもと。
悪くはないかもと。
あなたが体験できなかった。
年齢を重ねていくのも。
ただただ年齢だけだけど。
あなたを越えていくのも。
しかたないし。
ひょっとして。
いいのかもと。
今夜。
大切な人たちと。
楽しい時間を過ごしながら。
ふと思ったりもするのです。
いいのかな。

敬具。

追伸。
でも。
未だに。
迷ったり、惑ったり、悩んだり、落ち込んだり・・・
そんな時は。
背中を蹴飛ばしてください!
超えられはしないから。

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2010/10/08 Fri *道はいくつか / The Jimi Hendrix Experience

20101008electricladylandjp


道はいくつか。
あるはずなのに。
道はいくつも。
あったはずなのに。

どこで。
迷ったのか。
いつ。
間違えたのか。

いまも。
迷っているようで。
いまだに。
辿り着けないままいるようで。

どこかに。
この先まで。
ずっと先まで。
見渡せる。
見通せる。
塔でもないものかと。

誰だ。
その塔の上で。
薄ら笑いを浮かべて。
見張っているのは。
誰なんだ。

『Electric Ladyland』'68年リリース。
3rdアルバムにして、ジミ・ヘンドリックスの生前に発表された最後のスタジオ録音アルバム。
2枚組の全編に亘って、ジミの頭の中で鳴っていた、描かれていためくるめく世界が展開されています。
このアルバムはジミ本人は嫌っていたという英国盤のジャケットで知られていますが。
その魅力的な(笑)ジャケットは当時の日本ではいささか刺激が強いとでも問題になったのか。
日本盤はこの独自のジャケットとなりました。紫(?)のけむりに包まれてるのもどうかと思いますが(苦笑)。
ちなみに。英国盤のジャケットはインナーにしっかり見開きで載ってるんですけどね。
このアルバムの素晴らしさ、凄さも今更語るまでもないですね。未だにこの世界を超えたアルバムなんてね。
実際のところ、ほとんどないんじゃないかと思うのですが。どれだけのアイデア、どれだけのエモーション。
そしてそれを形にしてしまう、創りあげてしまうことのできてしまう、その様はまさに天才だなと思うのですが。
これでも、まだジミ本人は納得してなかった、もっともっとその先を見ていた、先が見えていたんでしょうからね。
そのギターは兎も角、歌には自信がなかったらしいジミですが。例えば「All Along The Watchtower」なんて。
そのギターと歌声がとても高いレベルで均衡しているからこそ、普遍的な輝きを今も湛えているんだと思います。
このカヴァーはボブ・ディランのオリジナルを遥かに凌駕していると、個人的にはずっとそう感じてるんですけどね。

道はいくつか。
あるはずなのに。
道はいくつも。
あったはずなのに。

なんで。
迷ったのか。
なぜ。
間違えたのか。

いまも。
迷いは去らなくて。
いまだに。
行き先を探し続けている。

どこかに。
この先まで。
ずっと先まで。
見渡せる。
見通せる。
塔があったはずなんだと。

誰だ。
その塔の上でも。
見つけられなくて。
探せなくて。
立ち尽くしているのは。
誰なんだ。

誰だって?
そんなことは。
塔に上るまでもない。
顔を確かめるまでもない。
それは。
自分に決まってる。

呼んでいる。
呼ばれているのに。
迷ってる。
探し続けてる。
辿り着けない。
そんな夢を。
時どき見るんだよな。
そんな夢を見た時は。
妙に覚えてるんだよな。

ちょっとばかし。
不味いかね。
惑わされない歳は。
過ぎちまってるんだけどなぁ(苦笑)。

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2010/10/07 Thu *その一瞬に / Todd Rundgren

20101007helloitsme


その一瞬に。
その瞬間に。
思いを込めて。
総てを込めて。

ギュッと。
濃縮されて。
凝縮されて。
その濃度の濃さは。
その純度の高さは。
あまりにも。

言葉を費やさずとも。
多くを語らなくても。
一言もなくたって。
その一瞬が。
その瞬間が。
見間違いで。幻で。
ないならば。

『Hello It's Me』'74年リリース。
なんともグラマラスでカッコいいジャケットが最高なトッド・ラングレンの日本編集アルバム。
あの稀代の傑作2枚組アルバムである『Something/Anything?』を勝手に1枚に編集してしまったという。
ほんとに何でもありだったんですね、当時は。まぁ、暴挙というか。ここまでやれば快挙といってもいいのかな。
この素晴らしすぎるジャケットのせいもあってか、一部ではコレクターズ・アイテムとして高値がついてるとか。
確かに。このジャケットは最高、素晴らしすぎて。それだけで価値があるかなとも思うのですが。
中身だってね。もう。そりゃぁ、選り抜きの、25曲から選びに選んだ10曲だけが収録されているのですから。
この1枚に。トッドの魅力がギュっと濃縮されていて、凝縮されていて。もう堪らないってなもんだったりします。
トッドが2枚組で表現したかったコンセプトとかはですね。まぁ、当然ながらここでは崩壊してるのですが。
「I Saw The Light」「It Wouldn't Have Made Any Difference」「Hello, It's Me」「Coudn't I Just Tell You」...
切なさと哀愁漂う、甘美なトッドのメロディー・メイカーとしての才が遺憾なく発揮されたナンバーだけを集めて。
聴くことができる、この40分間は。あまりにも魅惑的で、魅力的で。それこそ、一瞬にも感じられてしまって。
やはりここまでくれば快挙だったなと。これはもう媚薬なんじゃないかと思うくらいなのです。これもありだなと。
実をいうと、その、なんですね。『Something/Anything?』より針を落とす機会が多いかな・・・ごめんなさい(笑)。

その一瞬に。
その瞬間に。
思いを込めて。
総てを込めて。

ギュッと。
濃縮された。
凝縮された。
その濃度の濃さに。
その純度の高さに。
もうなにも。

言葉などいらない。
語るものなど何もない。
一言も耳にしたくはない。
その一瞬が。
その瞬間が。
見間違いで。幻で。
ないならば。

その一瞬に。
その瞬間に。
思いを込めて。
総てを込めて。

ギュッと。
濃縮された。
凝縮された。
それを。
魅惑的で、魅力的な。
それを。
受け止めよう。

あとは。
見間違いでないことを。
幻でないことを・・・ね。

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2010/10/05 Tue *いいとこみせろって / Elvin Bishop

20101005struttinmystuff


いいとこみせろって。
みせてみろって。

確かに。まぁ。
ここのところ。
あまり。
みせてないかも。
それはそうなんだけど。

いいとこみせろって。
みせてみろって。

確かに。まぁ。
そろそろここらで。
少しは。
みせてみようかって。
そう思わないでもないけれど。

そんな気になる。
そんな気にさせてくれる。
そんなものが。
無いのもまた。
確かだったりもする。

『Struttin' My Stuff』'76年リリース。
ポール・バターフィールド・ブルース・バンドで世に出たエルヴィン・ビショップ。
アル・クーパーとのセッションを経て自らのバンドを率いてのソロ活動へ乗り出して。
順調にアルバムを発表し続けて。カプリコーンに移籍してのこのアルバムでは油が乗りきってるなと。
エルヴィンと言えばブルースに根ざしたギターが何と言っても聴きものなのですが。
カプリコーン時代はその枠に収まりきらず。実にファンキーなサウンドを聴かせてくれたりもするのです。
おそらくは。ファンキーに弾けるこの明るさも、本来エルヴィンがもっていた“いいとこ(Stuff)”だったのかなと。
特にこのアルバムではエルヴィンならではのブルース臭さとと明るいファンキーさのバランスが絶妙かなと。
あのテンプテーションズの「My Girl」なんてのもカヴァーしてますが。その弾けぶりがご機嫌です。
でもってあの「Fooled Around And Fell In Love」なんてミッキー・トーマスが歌う甘いバラードまであって。
このアメリカでも日本でもヒットしたナンバーがなんの違和感なく収まっているところもまたいいんじゃないかと。
「恋に狂って」なんて邦題も良かったですが。突然、訳が分かんないけど恋に落ちちゃって、さぁ、大変・・・
なんて感じは原題のほうが感じが出てるんじゃないかと思います。さて。恋におちたら、いいとこみせなきゃね!

いいとこみせろって。
みせてみろって。

確かに。まぁ。
そろそろここらで。
少しは。
みせておかないと。
いけないんだろうけれど。

いいとこみせろって。
みせてみろって。

確かに。まぁ。
ここのところ。
あまり。
みせてみようなんて。
そう思わなかったんだけれど。

そいつは。
どうあんだろう。
そんな気にさせてくれるのかな。
それほどの。
ものなのかな。
かなり怪しかったりもする。

だからさ。
街角で。
すれ違ったら。
振り返っちゃって。
思わず後追いかけて。
恋に落ちてしまいそうな。
そんな魅力的な女の娘みたいな。
そんな。
話だったらね。

なにがなんでも。
いいとこみせようって。
そんな気になるんだけどね!
そんな。
話はそうは無いんだよなぁ(苦笑)。

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2010/10/04 Mon *本気でなきゃ / Janis Joplin

20101004janisgiftpack


本気でなきゃ。

つまんないじゃん。
楽しめないじゃん。
ガツンときてくんないと。
手応えないし。
真面目に受け止められないし。

どうせなら。
揺さぶられたいじゃない。
心を。
焦がしたいじゃん。
魂を。

そうなんだ。
たかが遊び。
たかが音楽。
たかが酒。
だからこそ。
本気でなきゃ。
本物でなきゃ。

面白くないじゃん。

『Gift Pack』'73年リリース。
CBSソニーのお家芸だった日本独自編集によるベスト・アルバムのシリーズ。
ギフト・パックと題された2枚組ベスト・アルバム・シリーズのジャニス・ジョプリン編です。
今日が40回目の命日だったジャニス。未だこの頃はその死も記憶に新しかったのではと思われます。
ライナーにつづられた、ジャニスへの届かなかった、そして諦めきれない思いを込めた文章も生々しくて。
不世出のジャニスというシンガーを、歌い手を、唯一無二の存在を失った喪失感が如何ほどであったかと。
改めてそのことを感じさせてくれます。2枚組、全23曲のその素晴らしさは今更語るまでも無いかなと。
いつ針を落としても。いつ聴いても。ジャニスの本気の、本物の歌声に心揺さぶられ、魂焦がされるのです。
40年、未だにジャニスを超えるシンガーは出てきていません。いや、はなから求める方が無理ってものかと。
だってね。いま。この時代に。ジャニスみたいに本気で歌うことを誰も、世界も求めていないものね・・・
さてと。ジャケットに写ってるサザン・カンフォート。ジャニスが大好きだったリキュール。
ジャニスも飲んでた、それだけの理由で一時期自分も愛飲してました。甘くて、そして強くて。
その強さが好きだったのですが。いつの間にかボトルも変わって。そしてアルコール度数も低くなって。
時代の流れかもしれませんが。それはどうなのと。それじゃ本気を感じられないじゃん、本物じゃないじゃんって。
なんだろうな。なんだかね。それでいいのかなって。物足りなく、寂しく感じてしまうのですが、変ですかね。
余談ですが。ジャック・ダニエルズもここ20年で5度ほど低くなってるんですよね、やっぱり駄目だよなぁ・・・

本気でなきゃ。

つまんないじゃん。
楽しめないじゃん。
ガツンときてくんないと。
手応えないし。
真面目に受け止められないし。

心を。
思いきり。
揺さぶられたいんだ。
魂を。
思いきり。
焦がしたいんだ。

たかが遊び。
そうなんだ。
たかが音楽。
そうなんだ。
たかが酒。
そうなんだ。
そうだから。
本気でなきゃ。
本物でなきゃ。

面白くないじゃん。

物足りないじゃん。
寂しいじゃん。
本気でなきゃ。
本物でなきゃ。
駄目じゃん。

古い奴だと思われようが。
実際、古い奴だけど。
そうさ、古い奴だから。
本気を。
本物を。
やっぱり、今でも。
求めてしまうのです。

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2010/10/02 Sat *秋祭り / Stone The Crows

20101002stonethecrows


秋である。
祭りの季節である。

地元とも言える。
商店街でも。
ささやかではあるけれど。
祭りがあるという。
身内が踊るという。

どんなものかと。
それこそ。
何十年ぶりに。
秋祭りなんてものを。
覗きに出かける。

小さな町の。
小さな商店街の。
その道路に。
露店が並んでる。
焼き蕎麦やたこ焼きの匂い。
ステージでは催し物。

案山子がシンボルらしく。
学校やらサークルやらが。
作った様々な案山子が並んでる。
コンテストで競うらしい。

賑わい。
ざわめき。
秋の風。
秋祭り。

『Stone The Crows』'70年リリース。
スケアクロウ、案山子のイラストが印象的なストーン・ザ・クロウズの1stアルバム。
英国のジャニス・ジョプリンと呼ばれたマギー・ベルを擁したストーン・ザ・クロウズ。
ギタリストはあのアレックス・ハーヴェイの実弟であるレス・ハーヴェイだったりします。
ブルースをベースにして。ハードでプログレッシブなサウンドを聴かせるストーン・ザ・クロウズ。
そのサウンドを従えたマギーの熱く力強いヴォーカルがなんといっても魅力的です。
ブルージーでソウルフルで・・・しかし1stアルバムですから、やや硬い感じがサウンドにはあって。
その硬さ、青さが如何にも、この頃の英国のハード・ロックぽかったりもして微笑んでしまいます。
ビートルズの「Fool On The Hill」のカヴァーなんてのはなかなか渋くてカッコ良いです。
B面を丸々使った大曲は意欲的ではありますが、ちょっと力み過ぎで、流石に時代を感じさせますが。
まぁ、こういった大曲に挑むってのも。あの頃はお決まりというか、お約束ではあったんでしょうけどね。
出来れば。アルバム全体をブルージーでソウルフルで、コンパクトでと。まぁ、贅沢な要求ですけど。

秋である。
祭りの季節である。

地元とも言える。
商店街での。
ささやかで暖かい。
祭りをそぞろ歩きしながら。
身内の踊りも楽しみながら。

そうだったよなと。
それこそ。
何十年ぶりの。
秋祭りなんてものを。
存外に楽しんでいる。

小さな町の。
小さな商店街の。
その道路に。
露店が並んでる。
焼き蕎麦やたこ焼きの匂い。
ステージでは催し物。

シンボルの案山子たち。
学校やらサークルやらが。
作った様々な案山子たちも。
祭りを楽しんでいる。

賑わい。
ざわめき。
秋の風。
秋祭り。

これで。
ほんとに。
やっと。
秋だよね。

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2010/10/01 Fri *あの頃僕も・・・ / Eric Clapton

20101001historyofclapton


あの頃。
君は若かった。

久しぶりに。
そう。
もう。
数年ぶりに。
その街を。
訪ねる機会が。
多い日々を過ごしていて。

当然のことだけど。
変化が激しくて。
あまりの変わり様や。
それを受け入れてしまってる。
そんな自分に。
戸惑ったりもする。

そして。
そんな街角に。
ふとした瞬間に。
あの頃の。
景色が。
空気が。
甦って。
その匂いが。
過ぎって。

立ち止まる。
振り返る。

『History Of Eric Clapton』'72年リリース。
ヤードバーズからデレク&ドミノスまでの軌跡を追ったエリック・クラプトンの2枚組ベスト・アルバム。
そのヤードバーズに始まって、ブルース・ブレイカーズ、クリーム、ブラインド・フェイス・・・
デラニー&ボニー&フレンズ、ソロ、そしてデレク&ドミノスと6年間の彷徨いの様が凝縮されています。
彷徨って。このアルバムがリリースされた頃のクラプトンはドラッグ中毒で殆ど隠遁状態だったわけですが。
若くしてギター・ヒーローとなって。やれスロー・ハンドだ、ゴッドだともてはやされて。
弾きまくっていたけれど。次第にスターであることや、メンバーとのエゴのぶつかり合いに疲れ果てて。
自分は結局のところ本物のブルースマンにはなれないんだとの苦悩もどんどん深まって。
なにものかに導かれるかの如くデラニー&ボニーに出会って。米国南部の音楽に安らぎを見出して。
でも、パティへの想いは押さえきれなくなっちゃうし。デュアン・オールマンは夭折してしまうし・・・で引き籠りと。
若かったんですね、クラプトンも。そんななんやかんやがそのギターに、そのサウンドに反映されていて。
ブルース・ロックだったり、ハード・ロックだったり、スワンプ・ロックだったり。揺れに揺れてますが。
その揺れ具合が人間臭くていいんじゃないと。なんだかんだで。この頃までのクラプトンが一番好きかもです。
今のクラプトンも悪くないけど。ちょっと落ち着きすぎちゃったかなぁ・・・

あの頃。
君は若かった。

久しぶりの。
そう。
もう。
数年ぶりの。
その街を。
訪ねる度に。
その日々のそこかしこで。

当然のことだけど。
変化が激しくて。
あまりの変わり様で。
受け入れてしまうことで。
自分の中のなにかを。
見ない様にしようとしてる。

だけど。
そんな街角で。
ふとした瞬間に。
あの頃の。
時間が。
思いが。
甦って。
その匂いが。
過ぎって。

立ち止まる。
振り返る。

あの頃。
僕も若かった。

あの。
熱病に。
罹った様な。
なにかに。
憑かれた様な。
煩くて。
烈しくて。
でも。
甘かった。
優しかった。
あの日々の。
あの匂い。
その。
残り香が。
未だ消え去らない。

彷徨って。
揺れに揺れて。
そんな日々を。
共に過ごした。
あいつらは。
あの娘たちは。
どこにいったのだろう。
どこにいるのだろう。

あの頃。
僕も若かった。

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2010/09/30 Thu *あの人と僕だけが / Dave Mason

20100930alonetogether


あの人と僕は。
知っている。

この状況が。
どういうものなのか。
どうするべきなのか。
知っている。

そもそも。
お互いに。
ここまで来るには。
ここに至るまでには。

それなりの。
知識も。技術も。
知恵も。技量も。
蓄えてきてるから。
知らないほうがおかしい。

問題は。
あの人と僕しか。
いないってことで。
そっちにはあの人。
こっちには僕。

あの人と僕だけが。
知っている。

『Alone Together』'70年リリース。
名曲「Feelin' Alright」を置き土産に(?)トラフィックを脱退したデイヴ・メイソン。
そのメイソンが英国を離れて米国に渡って。デラニー&ボニーやレオン・ラッセルなどなど。
スワンプ・ロック勢の協力の下に製作した初めてのソロ・アルバム。
英国と米国南部、スワンプ・ロックの邂逅と言うと。どうもエリック・クラプトンが先駆けで功労者ってことですが。
ところが実際には。メイソンとグラム・パーソンズの交流がきっかけで。メイソンがデラニー&ボニーと知りあって。
その音楽に衝撃を受けて。ジョージ・ハリスンやクラプトンに紹介したってのがどうやら真実の様ですが。
兎にも角にも'69年には録音を終えていたらしいこのアルバム、その素晴らしさ、実りの豊かさ。
英国的な陰り、メイソンならではの叙情を湛えたメロディーと米国南部の泥臭さ、スワンピーなサウンドと。
その双方の絶妙なさじ加減、塩梅での融合が実になんとも美しくて、温かくて、切なくもあって。
クラプトンの初めてのソロ・アルバムに勝るとも劣らぬブリティッシュ・スワンプの名盤なのです。
契約を巡るゴタゴタで。先に製作しながらもリリースが遅れた為に、クラプトンの二番煎じ的扱いもされて。
いまやその知名度の差は如何ともしがたいのですが。絶対に忘れてはならないアルバムだと思います。
「Only You Know And I Know」「World In Changes」「Look At You Look At Me」...
ギタリスト、シンガー、そしてソングライターとしてのメイソンの実力が遺憾無く発揮されているアルバムなのです。

あの人と僕は。
知っている。

この状況が。
どうにもならなくても。
どうにかしなければいけないと。
解っている。

そもそも。
お互いに。
ここまで来るには。
ここに至るまでには。

伊達や酔狂で。
修羅場も。
土壇場も。。
超えてきたわけではないから。
解らないほうがおかしい。

問題は。
あの人と僕しか。
いないってことで。
そっちにはあの人。
こっちには僕。

あの人と僕だけが。
解っている。

甘い。
魅惑的な。
秘め事だったら。
それでいいのだけれど。

そんな。
艶やかな。
溺れたくなる様な。
話ではないからね。

しつこく。
しぶとく。
二人以外にも。
知らせていかなきゃ。
解らせていかなきゃ。
いけないんだよなぁ。

長いおつきあいになりそうですねぇ(苦笑)。

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2010/09/29 Wed *倒れた・・・かな? / The J. Geils Band

20100929bestofjgeilsband


倒れた・・・かな?

ようやく。
とうとう。
当たった。
命中した。
かな?

ようやく。
とうとう。
狙い通りに。
はまった。
かな?

鮮やかに。
音を立てて。
飛び散って。
一本残らず。
倒れてくれた。
かな?

『Best Of J. Geils Band』'79年リリース。
EMIへの移籍を受けて古巣となったアトランティックによって編集されたJ.ガイルズ・バンドのベスト・アルバム。
たったの9曲で。それだけでJ.ガイルズ・バンドの総てを聴かせようなんてのはまぁ、無理な話ではありますが。
粋に、伊達に。黒光りしていたアトランティック時代のJ.ガイルズ・バンドの魅力の一端には触れられるかな。
何と言ってもその真骨頂を収めた2枚のライブ・アルバムから三分の一を占める3曲も選ばれてるし。
内一曲はロック史上に数多くあるインスト・ナンバーの中でも一際カッコいい「Whammer Jammer」だし。
「Southside Shuffle」「(Ain't Nothin' But A)House Party」「Detoroit Breakdown」と。
スタジオ・テイクも必殺の3曲が選ばれてるしと。一応、押さえるところは押さえてるかなって感じではあります。
最初期のブルージーなナンバーが1、2曲あっても良かったかなとも思いますが。それは贅沢ってことで。
それにしても。いつ聴いてもカッコいいな、ご機嫌だなと。特にピーター・ウルフとマジック・ディック。
ウルフのヴォーカルとディックのブルース・ハープ。どっちも強力ですが一緒になるともう何とも言えなくて。
やっぱりねぇ、一緒にやってほしいよなぁ。なんならセス・ジャストマンは抜きでもいいからさぁ・・・
いやジャストマンだけが悪いわけじゃないんだろうけど。そのポップ・センスが全開になってしまう前の。
このアトランティック時代の、確かにどこか決め手には欠けるのかもしれないけど。それでも。
カッコ良くてご機嫌で。粋で伊達だった。そんなJ.ガイルズ・バンドが本当に大好きなんですよねぇ。
実際、ジャケットと違ってストライク~って感じじゃなくて。何故か勝負どころじゃいつもスプリットが出ちゃって。
倒せば勝てるぞって、その一投で。狙ったとこにいくんだけど、どうしても一本残ってしまう・・・
そんなイメージがJ.ガイルズ・バンドにはあるのですが。だからいいんだよなぁと思ってしまうのです。

倒れた・・・かな?

もう。
いい加減に。
当たった。
命中した。
かな?

もう。
いい加減に。
狙い通りに。
はまった。
かな?

鮮やかに。
音を立てて。
ドミノの様に。
一本残らず。
倒れてくれた。
かな?

このタイミングで。
このストーリーで。
このエピローグで。
ならば。
たぶん。
きっと。

倒れた・・・かな?

そりゃ。
まぁ。
ここまでの。
道程を思えば。
きれいに。
倒れていてほしいんだけど。
その実。
これから先の。
楽しみの為には。
一本ぐらいは・・・
なんて、思ったりもして。

素直になれなくてね(苦笑)。

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2010/09/26 Sun *マイ・ホーム・タウン / Delaney & Bonnie

20100926home


マイ・ホーム・タウン。

故郷。
ふるさと。
それって。
生まれたところなのかな。
生まれて育って。
親も親戚もいる。
その街じゃなきゃ駄目なのかな。
そこじゃなきゃいけないのかな。

心安らぐところ。
落ち着いていられるところ。
息苦しくないところ。
妙に力まなくてすむところ。
なによりも。
自分が自分でいられるところ。

それって。
そこって。
別に。
生まれてもいないけど。
育ってもいないけど。
いま。
こうしている。
この街じゃ駄目なのかな。
ここでもいいんじゃないのかな。

『Home』'69年リリース。
あのソウルの名門であるスタックスで制作されたデラニー&ボニーの1stアルバム。
デラニー&ボニーと言えばエレクトラ移籍後の『Acceept No Substitute』で俄然注目されることになるのですが。
それ以前にスタックスでこのアルバムの冒頭にも収められた「It's Been A Long Time Coming」がヒットして。
そのまま順風漫歩に活動を続けられるはずだったのですが。そうなるはずだったのですが。
アルバム・リリース前に行ったライブも好評だったのですが。その好評だったライブが躓きのきっかけで。
何故か?デラニー&ボニーが白人だったから。ソウルフルでエモーショナルで素晴らしい、素晴らしいけど。
でも歌ってるのは白人だった。人種差別が激しかった時代です。この事実は非常に重たくて。
スタックスの支持層だった黒人の聴衆、そしてラジオ局のDJ達はどうしてもその事実を受け入れられなかった。
キング牧師が暗殺されたりもして。時代が許さなかったのです。デラニー&ボニーはスタックスを追われて。
アルバムの発売も完成から1年以上遅れて『Acceept No~』の後塵を拝することになってしまったのです。
勿論スタックスにはブッカーT&ジ・MGズもいたし。このアルバムでもバックをつとめているのですが。
それでも去らなければならなかったと。デラニー&ボニーの失意は如何ほどだったっかと思うと胸が痛くなります。
何故ならば。ここで聴かれるのは、ここにあるのは紛れもなく本物のソウルだったからに他なりません。
あまりにも、愛しすぎたが故、追い求めすぎたが故、本物過ぎたが故の悲劇だったのです。
肌の色の違い、それだけで。安息の地を追わることになったデラニー&ボニー。確かにもう古い話なのですが。
今も、この世の中から。有形無形の差別が消えていないこと、これからも消えないであろうこと。
そのことを思うと。ここで聴ける、ここにある音楽の、歌声の素晴らしさがとても愛おしく思えてならないのです。

マイ・ホーム・タウン。

故郷。
ふるさと。
それって。
誰が決めることなのかな。
普通はそうだから。
皆、そういうものだから。
自分で決めちゃ駄目なのかな。
一人一人が選んじゃいけないのかな。

心安らぐところ。
落ち着いていられるところ。
退屈しないところ。
何故か惹かれてしまうところ。
なによりも。
自分が自分でいられるところ。

それって。
そこって。
別に。
違うのかもしれないけど。
普通じゃないのかもしれないけど。
いま。
こうしている。
この街じゃ駄目なのかな。
ここでもいいんじゃないのかな。

マイ・ホーム・タウン。

ここで眠ってもいいんじゃないのかな。

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2010/09/25 Sat *仲間たち / Ronnie Wood

20100925slideonlive


知り合い。
知人。
いや。

友だち。
友人。
う~ん。

同士。
同志。
それもなぁ。

仲間。
そうだな。
そんな感じかな。
仲間なんだよな。

ロック仲間。
ロック馬鹿仲間。
ははっ。
それが一番ぴったりだ。

他には。
殆ど共通点も無くて。
普通なら出会うことも無いだろうに。
ロックが縁で。
出会って。つるんで。繋がって。
それだけなんだけど。
それがとっても心地よくて。

仲間たち。
俺と仲間たち。

『Slide On Live』'93年リリース。
前年にリリースした『Slide On This』に伴うツアーで収録されたロン・ウッド、ロニーの2枚組ライブ・アルバム。
ニュー・ヨークのリッツや、ボストン、そして日本公演からは武道館での音源が収録されているのだとか。
詳細なクレジットが無いのでどのナンバーが武道館で収録されたものかが不明なのが、ちょっと残念かなと。
そうなんです。その武道館公演の客席には自分もいたので。ちょっと気になったりするのですね。
チャック・リヴェールやバーナード・ファウラー、そしてフェイセス以来の盟友であるイアン・マクレガン、マックと。
気心の知れたメンバー、いや仲間たちと共に、実にご機嫌なライブを繰り広げてくれたロニーです。
このアルバムには、そのご機嫌で、楽しいロニーと仲間たちならではのライブの模様が見事に捉えられています。
ちょっとラフでファンキーで、なにより陽気なロニーの魅力が十二分に発揮されているのです。
『Slide On This』からのナンバーは4曲で。他のソロ・アルバム、フェイセス、ストーンズのナンバーもあって。
この時点でのロンのキャリアの集大成みたいな感じもあります。フェイセスのナンバーが3曲もあって。
ここらはマックが参加しているからかなと。マックのピアノやキーボードも相変わらず見事に転がってます。
これでヴォーカルがロッドだったらって。それじゃフェイセスになっちゃうか(笑)。それはともかくとして。
1stソロ・アルバムの邦題『俺と仲間』じゃないですけど。やっぱりロニーには仲間が似合うというか。
気心の知れた仲間たちに囲まれて楽しそうに弾いてるのが、実にしっくりくるんだなと改めて思うのでした。
勿論ストーンズが一番でしょうが。ストーンズの時は未だに緊張してるかな、遠慮してるかな、なんてね(笑)。

知り合い。
知人。
いや。

友だち。
友人。
う~ん。

同士。
同志。
それもなぁ。

仲間。
そうだな。
そんな感じかな。
仲間なんだよな。

ロック仲間。
ロック馬鹿仲間。
ははっ。
それが一番ぴったりだ。

他には。
殆ど共通点も無くて。
普通なら出会うことも無いだろうに。
ロックが縁で。
出会って。つるんで。繋がって。
それだけなんだけど。
それがとっても心地よくて。

仲間たち。
俺と仲間たち。

偶にしか。
会わなかったり。
連絡がなかったり。
でも。
どこかで。
心に留めていて。
気にかけていて。

何かあれば。
何もなくてもなんだけど。
会って。
会話が弾んで。
笑顔が弾けて。
思いが溶け合って。

何かあれば。
何もなくてもなんだけど。
メールが届いて。
その気遣いに。
心安らいで。
笑顔が目に浮かんで。
思いが伝わってきて。

仲間たち。
俺の仲間たち。

好きなんだよなぁ。

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