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2010/11/02 Tue *忘れはしない / Red Warriors

20101102casinodrive


忘れはしない。

忘れられるわけがない。
忘れていなかった。
変わってはいない。
変わるはずもなかった。

こうして会うのは。
こうして飲むのは。
こうして語るのは。
随分と久し振りで。
こんな夜が。
来るなんて。

思ってもいなかったけど。
会ってみれば。
飲んでみれば。
語ってみれば。

忘れられるわけがない。
忘れていなかった。
変わってはいない。
変わるはずもなかった。

あの日々。
あの時間。
あの思い。
まるで。
昨日の様に。昨夜の様に。

『Casio Drive』'87年リリース。
レッド・ウォーリアーズの最高傑作たる2ndアルバム。
異論もあるでしょうが。間違いなくバンドとしての勢いが一番あったし、何よりも楽曲のクオリティも高いしと。
シャケ自らも何かのインタビューで、このアルバムで極めちゃったから次が辛かったと語っていた記憶も。
ゴージャスでカッコ良くて。エロティックで調子に乗ってて。そしてロマンティックで。そしてそして切なくて。
レッド・ウォーリアーズの魅力が総て詰まっていて。レッド・ウォーリアーズに求めるものが総てそこにあってと。
「Casino Drive」「Morning After」「John」「Monkey Dancin'」「Foolish Gambler」「Wine & Roses #2」と。
この頃のシャケとダイアモンド☆ユカイはまさに絶好調で、向かうところ敵なし状態だったと思われるのです。
特に「John」以下の4曲が並ぶB面なんて。今考えても、とんでもないなと。これ以上は確かに厳しいかなと。
豪快で、傲慢で、華やかでと。「Casino Drive」や「Monkey Dancin'」「Wine & Roses #2」を表の顔とすると。
「Morning After」「John」「Foolish Gambler」の優しさ、危うさ、脆さが裏の顔とも言えて。そのバランスが。
このアルバムでは絶妙だったかなと。この後は、あまりにも表の顔ばかりを強調、演出し過ぎた感もあります。
個人的に。社会に出て右も左も解らないままに走り出して。こっちでぶつかり、あっちでぶつかりの日々で。
滅茶苦茶だったけど、なんだか毎日が興奮状態で。もがいたり、躓いたりしながら転がっていた頃に。
出会ったアルバムだったりもして。いや、本当に滅茶苦茶で大変だったけど。毎日が面白かったその数年の。
記憶に直接繋がってもいて。また今でも。忘れられない、変わらない思いを呼び覚まされるアルバムなのです。

変わりはしない。

変われるわけがない。
変わっていなかった。
忘れてはいない。
忘れるはずもなかった。

こうして会うまでは。
こうして飲むまでは。
こうして語るまでは。
随分と久し振りで。
どんな夜に。
なるんだろうかと。

不安もあったけれど。
会ってしまえば。
飲んでしまえば。
語ってしまえば。

変われるわけがない。
変わっていなかった。
忘れてはいない。
忘れるはずもなかった。

この会話。
この時間。
この思い。
まるで。
あの頃の様に。あの夜の様に。

十年。
二十年。
確実に時は流れて。
確実に歳を重ねて。
でも。
忘れはしない。
変わりはしない。
滅茶苦茶な日々を。
共に過ごし。
その時間の中で。
ちゃんと向き合ってきた。
だから。

忘れはしない。
また今夜から。
続きを始めよう。

旧友に再会し。
旧交を温めて。
忘れていなかったことが。
変わっていなかったことが。
幸せな夜でした。

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