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2011/01/19 Wed *乗っていこう / Tony Joe White

20110119thetrainimon


その汽車に。
その列車に。
乗っていこう。

行き先は。
何処でもいい。
何処へ行こうと構わない。

真っ直ぐか。
右へ曲がるのか。
それとも左へ。

どっちにしても。
行けるのなら。
旅立てるのなら。

その汽車に。
その列車に。
乗っていこう。

『The Train I'm On』'72年リリース。
スワンプ・ロック界のエルヴィス・プレスリー(?)、トニー・ジョー・ホワイトのワーナーでの2ndアルバム。
トニー・ジョーとエルヴィスと言えば。「Pork Salad Anny」が何はさておき有名ではありますが。
このアルバムからも「I've Got A Thing About You Baby」がエルヴィスにカヴァーされているそうです。
その根底にブルースやゴスペルがある、男臭くて素朴な歌声がトニー・ジョーの魅力なのですが。
一歩間違うと、それが大味でわざとらしく。それこそベガスのプレスリーみたいになっちゃう恐れもあるかなと。
そこはジェリー・ウェクスラーとトム・ダウドの制作ですから。抜かりはなくて。
マッスルショールズの腕利きたちによるサウンドがビシッと引き締めていていい塩梅に仕上がっています。
しかし本当に。男臭くて素朴で武骨で。それが総ての様なトニー・ジョーです。
それが気に入るか入らないか。受け入れられるか入れられないか。それで好き嫌いはハッキリするかな。
たぶんに器用な人では無いので。本当にそれしかできないので。だから。はまってしまうと抜けられませんが。
で、はまってる自分としては。その男臭さと裏腹の哀愁や悲哀をも感じさせる歌声が堪らなくて。
ズブズブとその世界に引き込まれてしまうのです。だからと言って、だからこそか。頻繁に針は落としませんが。
偶にね。自分を見失いそうになるとね。思い出した様に耳を傾けて。そうだこれだよな。これに乗っていこうとね。

その汽車に。
その列車に。
乗っていこう。

行き先が。
何処であっても。
辿り着けるなら構わない。

真っ直ぐでも。
右へ曲がろうとも。
左へ曲がったとしても。

どっちにしても。
行ってしまおう。
旅立ってしまおう。

その汽車に。
その列車に。
乗っていこう。

ここに。
このまま。
ここで。
このまま。
じっとしていても。
埒が明かない。
じっちそているのは。
何より。
性に合わない。

ならば。
淀んでしまわないうちに。
見失ってしまわないうちに。
その汽車に。
その列車に。
乗っていこう。



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