« 2011/01/23 Sun *降臨 / Angel | トップページ | 2011/01/26 Wed *どこまでも / Mountain »

2011/01/25 Tue *ピッカピカに / Aerosmith

20110125rocks


この原石。
鈍い光を放ち。
微かな手応えのある。
この。
いまは。
ただの石くれ。

どう削ったら。
どう磨いたら。
どう整えたら。
どう転がしていったら。
輝きを放つのか。
確かな手応えをもつのか。

この原石。
前にして。
今はただ。
真っ直ぐな眼差しと。
熱い思い。
それしか持たぬ者達。
それもまた。
原石。

『Rocks』'76年リリース。
ジャケットに描かれた5個のダイヤの如く、今もその輝きを失わないエアロスミスの4thアルバム。
'70年代の、ジョー・ペリーが脱退するまでのエアロスミスの魅力はその危うさ、チンピラっぽさで。
その“いけない”感じにどうしようもなく魅せられて、その怪しい輝きに惹きつけられたので。
どうにも復活後の、特に'90年代以降の大物感漂うエアロスミスってのには未だに違和感があったりして。
やっぱり、こう。黒光りする様な、触れたら切れそうな危険な匂いを身に纏っていてこそのエアロスミスだと。
その危険な匂いが一番漂っていた、そのいけない妖しさがピッカピカに光り輝いていたのがこのアルバムかなと。
前作の『Toys In The Attic』までにあった軽さ、それもまた魅力ではあったのですが。
このアルバムでは同じ様に躍動しながらも、強靭になったというか、鋼の強さをも身につけたというか。
スティーヴン・タイラーのシャウトも、ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードの生み出すリフも。
トム・ハミルトンとジョーイ・クレイマーの叩き出すうねりとリズムも。その総てがしなやかでいて、強烈で。
ここにエアロスミスのロックンロール、エアロスミスのハード・ロックが一つの高みに登りつめたかなと。
原石が削られて、磨かれて。ついに不滅の輝きを放つに至ったのだと。凄いよなと。
そして。このアルバムに限ったことではありませんが。その歌詞がまた、いやらしくてねぇ、最高です!

この原石。
鈍い光を放ち。
微かな手応えのある。
この。
いまは。
ただの石くれ。

どう削ってみせる。
どう磨いてみせる。
どう整えてみせる。
どう転がしてやろうか。
飛びっきりの輝きを与えよう。
他には無い手応えを掴もう。

この原石。
前にして。
今はただ。
真っ直ぐな眼差しと。
熱い思い。
それしか持たぬ者達。
それもまた。
原石。

その眼差しに。
その思いに。
その原石の。
魅力に。
匂いに。
賭けてみよう。
その危うさを。
信じてしまおう。

この原石。
この石くれ。
ピッカピカに。

なるといいな。
してくれよ。
してみよう。



web拍手 by FC2

|

« 2011/01/23 Sun *降臨 / Angel | トップページ | 2011/01/26 Wed *どこまでも / Mountain »

002 American Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/50733997

この記事へのトラックバック一覧です: 2011/01/25 Tue *ピッカピカに / Aerosmith:

« 2011/01/23 Sun *降臨 / Angel | トップページ | 2011/01/26 Wed *どこまでも / Mountain »